狩人になりたいって言ったら思ってたのと違った   作:アウリオン

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第6話

 

 

ジンオウガ亜種

 

龍殺しの実を好む甲虫を集める習性があり、その龍属性エネルギーを使うことで尋常ならざる蛮力を発揮する。

そのエネルギーの影響か、高温や極寒の環境下でも活動できるようだ。

 

 

(蝕龍蟲とかいったな)

 

ゴアマガラとの戦いで狂竜ウイルスに感染したジンオウガはゲームの知識を絞り出し考えていた

 

(蝕龍蟲を使えば治るか?可能性はゼロではないがそもそも蝕龍蟲はどこにいる?亜種から奪う?ではその亜種はどこにいる?そもそも勝てるのか?)

 

冷静に分析する一方で知識があるとはいえ未知のウイルスとも言える狂竜ウイルスの不安からか悲観的に考えてしまう

 

(切り替えないと、とにかく可能性が有るなら手当たり次第試すしかない)

 

このままじゃらちが明かない、そう思い行動に移すことにした

 

(一つ、手当たり次第モンスターを襲う

これは消耗してウイルスにやられたらそれこそ台無しだ。モンスターとハンターでは勝手が違うかもしれない。最終手段だな。

二つ、蝕龍蟲の確保

可能性は一番高いがそもそも生息地ごわからん。宿主に関しても同じだ。そもそも亜種に勝てる保証がない。これに関しては亜種を見つけたらどこから集めているか観察する方向だな。

三つ、ウチケシノ実

確かウイルスの侵攻を遅らせるのか。だがゲームと勝手が違うから一目見ただけではわからん。あの二人のハンターと意思の疎通が出来れば分けてもらえるのかもしれないが無理だろう。)

 

可能性を考えた結果

 

(どれも難しい・・・その上憶測の範囲でしかない)

 

だけど諦めない

 

(亜種は確か氷海に出た気がするな)

 

行動しなければ始まらない

だが二つ問題が

 

(氷海ってどうやっていくんだ?)

 

場所がわからない

そして

 

(寒いの苦手なんだよな)

 

極度の寒がりなのだ

 

(まぁ、運動すれば温かくなるか)

 

問題はどうやって行くか

 

(海に出て海沿いでも歩けば着くんじゃないか?)

 

目的が決まったとたん楽観的になった

 

(よし、目指せ氷海だな。)

 

ーーーまたね!

 

("また"か)

 

(仕方がない焼いた肉も食いたいしいつか戻ってくるか)

 

後ろ髪を引かれながら旅に出た

 

 

______________________

 

 

 

 

ジンオウガはいま原生林にいた

 

 

(そういえば電気には慣れてきたみたいだな)

 

旅立ちから1週間ほど経ち強すぎる電気を克服したようだ

 

(そういえば大型と戦いでないな)

 

なぜそんなことを気にするのか

 

(戦い慣れしとかないともし亜種と戦うことになったら不味いな)

 

一重に経験不足

ただでさえ苦手な極寒の地で戦う(予想)なのだ

 

(せめて自分に合った環境では最強、位にはならないとな)

 

慣れない環境で戦う前に強くなる、だが

 

(その前にウイルスにやられたらお仕舞いだ。取り敢えず慣れる、位にして色々試さないと)

 

時間がないーーーその一言に尽きる

 

(せめて2頭は倒しておきたいな)

 

そう考えていると

 

(狙ったようなタイミングだな)

 

ガララアジャラと遭遇した

 

 

 

 

先輩ハンターside

 

 

「じゃああれ以来ジンオウガ見てないってことですか?」

 

あれから我らの団ハンターがゴアマガラを狩猟し、遺跡平原が落ち着いた後

他のハンターに聞いたり、自分でも遺跡平原に向かったがジンオウガの姿が無い

 

「ああ、俺も知り合いに聞いたりしたんだがどうも姿が見当たらない」

 

「我らの団のハンターさんは?最後に見たのってあの人と筆頭ランサーさんですよね?」

「いや、筆頭ルーキーもいたよ」

 

「あの人たちも未知の樹海を最後に見ていないらしい。

もしかしたら死んでーーー」

「死んでません!また会うって約束したんです!」

 

約束、か

 

「モンスターと約束なんざ言い出すのはお前くらいだな」

「先輩はっ!なんともおもわないんですか!?」

 

思わない、所詮あいつはモンスターで俺はハンターだ

そう言おうとしたが言葉にならない

 

「あの子は私達を助けてくれた!今回だって!我らの団のハンターさん達をたすけて!そんな子に何もおもわないんですか!?」

 

やめろ、やめてくれ

 

「あんなに楽しそうに食事もして!なのに!なのに、」

「やめろ!」

 

「たのむから、やめてくれ」

「せん、ぱい?」

「俺だって心配だ。でも俺らはハンターであいつはモンスターだ。」

「でも!」

「わかってる!わかってるさ・・・」

「・・・」

 

でも、俺らは相容れない

その筈だ

 

「私、あの子を探しに行きます」

「おい!」

「後悔、したくないんです。まだ助けてもらった恩返しもしていません」

 

モンスター相手に恩返し、か

けど何でだろうか

 

「お前一人で行って何ができる」

 

後悔したくない

 

「お前が行ったところで大型の餌だ」

 

その言葉を聞いて

 

「そもそもどこをどうやって探すつもりだ」

「そ、それは・・・」

 

俺も

 

「だから、俺もいく」

「えっ?」

 

後悔しない道を選ぼうと思った

 

 

 

ジンオウガside

 

 

 

(尻尾固いな)

 

絶賛食事中

 

 

何があったかと言えば巻き付いてきたので電気を放出したら倒せたのだ

 

(相性が良い相手に勝っても仕方がないな)

 

だが満足しない

 

(飛竜のような厄介なやつに勝って初めて進歩したと言える)

 

これから向かうのは苦手な環境なのだ、少しでも強く

 

(貪欲に、力を求めないと)

 

すると後ろからリオレイアが近づいてきた

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