天馬くんの親戚に転生しました!シードやってます! 作:西山希龍
「監督。次の試合俺とジオを出せ」
「「ええ!?」」
「あわわ。ついに来たんだ……雷門サッカー部を潰せっていう指令が……」
「お前たちを試合に?」
「監督!ダメです!ジオは兎も角剣城はシードですよ!?」
「いやオレもシードなんだけど……」
「試合に出したら、間違いなくオレ達の邪魔をします!」
無視された……
「そうです!どうせフィフスセクターの指示通りになるような試合にするに決まってます!……百歩譲ってジオならいいですが剣城はまずいです!」
「おい、ジオてめぇなんで連中からそんなに好感度高いんだ。」
「知らないですよ……」
「いいだろう……お前たちには試合に出てもらう」
「あんたがどういうつもりかは知らないが、俺たちは好きにやらせてもらう。話はそれだけだ。行くぞ」
「オーライ!」
「何故です!監督!剣城を出したらオレ達は負けます!本気で勝利を目指すんじゃなかったんですか!?」
「勝利を目指すからこそ剣城と木野を出す。」
と監督と神童先輩が言い争う声が聞こえたが、今回は何もしなくてもいいだろう
試合まではシードとして仕事をしなければ、剣城先輩の書類を手伝ったせいで俺の分の書類は終わっていないし
「……先輩?どうしました?……ってあれは天馬?」
「見てみろ、あいつまたスピードが上がったぞ。だがオレがあいつを潰すと二度とサッカーは」
先輩が急に止まって見ろと言われて、河川敷のグラウンドを見ると練習する天馬と信介がいた
「先輩、天馬のことは気にしないでください」
「ジオ……!?てめぇ、従兄弟が二度とサッカーできなくてもいいのか……!?」
「もしそれで潰されるのならそこまでの覚悟だったということ、フィフスセクターに逆らう以上あいつも覚悟してることでしょう。先輩は優一さんのことだけ考えてください」
「……っ悪い」
練習が終わった天馬達が帰ろうとしたので、俺と先輩も帰ろうと思い立ち上がると俺たちに気づいた天馬がこちらへと走ってきた
「おーい!剣城!ジオ!もしかして練習に来たのか!」
「はァ?」
「だってお前たちも明日の試合でるんだろ?」
「天馬……俺たちが仲良くサッカーをすると思ってるのか?」
「それは分かんないけどジオも剣城もサッカーは好きだろ?」
「あのなぁ、好きとか嫌いとかじゃなくて俺たちは……」
「オレがサッカーが好きだと……?くだらねぇ。何度言えば分かる、サッカーなんてくだらねぇんだよ!俺もジオも!仕事だからやってるだけだ!」
「まだそんなこと言うのか?サッカーはくだらなくなんかない!お前にだってあるだろ?ガムシャラにボールを追っかけて、それだけで楽しくてワクワクして……そんなサッカーをしてた頃とか!」
「……先輩?」
天馬の言葉を聞いて考え込んだと思いきや先輩は急に激昂した
「お前、ムカつくんだよ!そうやって自分の考えを押し付けて、周りがどうなるかなんて考えていねぇ!誰かを犠牲にしてまでサッカーがしたいのか!?他人のせいでサッカーができなくなる、そんな苦しみを知ってんのか!!!?」
「本当のサッカーがしたいってそんなにいけないことなのか……?」
「うるさい……!」
「先輩落ち着いて……!天馬お前今日の所は帰れ。」
「剣城じゃあなんで剣城はサッカーしてるんだよ!」
「うるせぇよ!今日の所は帰れって言ってるだろぉ!?ほら先輩。飯、飯食いに行きましょう!奢りますよ!」
飯を食って機嫌を直してくれた先輩と一緒に優一さんの見舞いに行くことになった
「一応お見舞いに雷雷軒のチャーシュー包んでもらいましたけどいいんです?」
「兄さんは肉好きだぞ?兄さんごめん遅くなって、今日はの調子は…………」
「ぐっ……動け!動け!どうして動かないんだ俺の足……。頼む昔みたいに動いてくれ……もう一度フィールドに立たせてくれ!!……夢だったんだよ、世界のフィールドに立つのが。今だってサッカーが大好きなんだ……。
あきらめきれないんだよ……。サッカーが……大好きなんだ……。」
「兄さん……何を悩んでいたんだ。オレの望みは決まっていたじゃないか。フィフスセクターに入ったあの時から。」
「京介にジオくん来ていたのか?」
「……兄さん、オレが必ず手術代を作る。だから世界のフィールドにはオレじゃなく、兄さんの足で行ってよ。」
「……京介?」
「ちょっ!?先輩!?すいません優一さん!失礼します!またお見舞いに来ますね!これチャーシューです!」
「あっ!ジオくん!………病院じゃチャーシューは食べられないんだけど、冬花さんに頼んで冷凍しといて貰うか……?」
くそっ!万能坂戦まで行かなかった!これ以上書くと2000超えるから次書きます!
他の作者さんのは恋愛要素あるけどジオくんに恋愛要素いる?
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いる
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いらない
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任せる