有明のハーロック   作:星乃 望夢

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大アンドロメダ篇
第38話


 

海賊国家船団・有明。そこには、巨匠が描いた物語を「魂の聖典」として拝む熱狂的な信奉者もいれば、ただ平穏を求めて乗り込んだ非オタク層の地球人も混在していた。

 

物語を共有できぬ者たちが抱く、微かな、しかし拭いきれぬ疎外感。それを埋めたのは、精緻な設定資料でも、数千時間に及ぶ映像記録でもなかった。

 

「歌」という名の、魂の振動であった。

 

理屈を介さず、言語の壁を軽々と飛び越え、心臓の鼓動を一つにする旋律。音楽こそが、一三億五千万の多種多様な背景を持つ民衆を真に「一つの国家」へと鍛え上げる、最後の触媒となったのである。

 

船団のいたるところで、もっとも慈しまれ、かつ畏怖の念を持って歌われるのは、海賊国家船団有明の「国歌」となった『戦いの歌』であった。

 

物語を知る者は、それが惑星ラーメタルの地下で散った名もなき戦士たちの挽歌であることを知っている。しかし、物語を知らぬ者にとっても、その旋律は特別な意味を持った。

 

『……ラララーラ、ララララ~……』

 

歌詞のない、ハミング。ただ肺にある空気を震わせ、隣の者と声を重ねる。この「ラ」の音の連なりには、一切の差別が存在しない。絶望の淵から立ち上がり、自由を掴み取ろうとする生命の根源的な咆哮。

 

居住区の広場や、作業の終わったドックの片隅で、誰からともなくこのハミングが始まれば、そこは瞬時にして神聖な共同体へと変貌した。それは、過去を捨てて星の海へ漕ぎ出した者たちが、互いの孤独を認め合うための「祈り」であった。

 

そして、全艦隊の士気を一瞬にして臨界点まで引き上げるのが、『宇宙戦艦ヤマト』の旋律であった。

 

勇壮な金管楽器の響きが各艦のスピーカーから流れる時、地球から来た者は背筋を伸ばし、かつての日本人が抱いていた「自己犠牲と献身」の精神を無意識に呼び覚ます。

 

たとえアニメを観たことがなくとも、その旋律が持つ「滅びゆく故郷を救うために、退路を断って進む」という英雄的な質量感は、現代を生きる全ての者の血を熱くさせた。ヤマトの歌が響くとき、この船団は「自分たちは今、この巨大な船団そのものがヤマトなのだ」という誇りを共有するのである。

 

しかし、船団の日常において、もっとも親しまれ、かつ「戦士の連帯」を象徴する曲として定着したのは、意外にも『ガミラス国歌』であった。

 

その重厚かつ気高い軍歌の調べは、海賊として荒々しい生活を送る者たちの感性に深く合致した。

 

酒場や訓練場では、本物のガミラス人たちが胸を張り、青い肌を誇らしげに紅潮させてこの歌を歌う。その隣で、地球人たちが日本語で覚えた言葉を重ねる。

 

『……青き花咲く〜大〜地……』

 

この歌はもはや、一国家のプロパガンダではない。

 

敗北を知り、故郷を失い、それでもなお己の誇りを捨てずに立ち上がった「不屈の男たち」への賛歌。

 

ガミラス人も、地球人も、機械化人も、この歌を歌う時は等しく一人の戦士であった。

 

力強く、規律正しく、それでいてどこか哀愁を帯びたその旋律は、自由という名の責任を背負って戦う有明船団の気風に、もっとも相応しい響きとして愛されたのである。

 

物語を観る者は、その背景にある「ドラマ」を噛み締める。

 

物語を観ぬ者は、その旋律にある「熱」を受け取る。

 

船団内で歌が響き渡る時、そこには知識の差による壁は存在しない。

 

ただ、同じ旗の下で共に生き、共に戦い、いつか同じ星の海に還っていくという、圧倒的な運命の共有だけがあった。

 

若葉色の旗艦を見上げる民衆の合唱は、重力に縛られていた頃には決して届かなかった、魂の自由を謳歌する真実の共鳴(レゾナンス)として、銀河の深淵へと鳴り響き続けていた。

 

海賊国家船団・有明。

 

それは、巨匠が遺した「旋律」という名の光に導かれ、数億の心臓が同じリズムで脈打つ、ひとつの巨大な音楽(シンフォニー)であった。

 

 

◇◇◇

 

 

かつて銀河を恐怖に陥れた「青き悪魔」の象徴、ガミラス国歌。それは本来、滅びゆく星の悲哀と、それゆえの苛烈な侵略を正当化するための軍歌であった。機械化帝国や他の星系では忌むべき過去として封じられ、ガミラスの遺民たちもまた、自らの出自を隠すように沈黙を守り続けてきた歴史がある。

 

しかし、この海賊国家船団・有明においては、その禁忌はあまりにも鮮やかな「希望」へと書き換えられていた。

 

居住区の公園や路地裏では、令和の日本から来た子供たちが、異星の子供たちと混ざり合って駆け回っている。一人が「ガーレ!」と拳を突き上げれば、周囲の大人たちも、作業の手を止めたドロイドも、朗らかに「ガーレ!」と応える。子供たちにとって、その言葉は友情の合図であり、この自由な国の一員であることを示す魔法の呪文であった。

 

だが、大人がその言葉を口にする時、そこには遊びを超えた、峻烈な「儀式」としての重みが加わる。

 

ある日の出撃時刻。

 

巨大なハッチが開き、青く光るガミラス艦隊が、その鋭利な艦首を漆黒の宇宙へと向けた。その時、ドックの展望台を埋め尽くした数万の地球人、そして多種族の乗組員たちが、一斉に居住まいを正した。

 

「ガーレ・ガミロン! ガーレ・ガミラス!」

 

低い、しかし確かな意思を持った唱和が、地鳴りのように湧き上がった。それは、かつての侵略者に向けられたものではない。自分たちの「家」を守るために、死地へと赴く誇り高き戦士たちへの、魂の献辞であった。

 

そして、誰からともなく、あの重厚な旋律が歌い継がれていく。

 

『……青き花咲く〜大〜地……気高き我が故郷よ……』

 

その瞬間、ガミラス艦のブリッジにいた将兵たちは、一様に言葉を失い、震える手でコンソールを握りしめた。

 

彼らの視界には、自分たちの軍服を模したコスチュームを纏い、涙を流しながら国歌を歌い上げる地球人の姿があった。かつて自分たちが「下等生物」と呼び、焼き払おうとした星の民が、今、自分たちの誇りを、自分たち以上に熱く肯定している。

 

「……信じられるか。我々の歌が、これほどまでに美しく響く日が来るとは」

 

老艦長の目から、青い肌を伝って熱い雫がこぼれ落ちた。

かつての大ガミラス帝国でさえ、これほどまでに「心」を込めて、他種族から讃えられたことはなかった。

 

かつてデスラー総統が夢見た「ガルマン・ガミラス」の再興──それは領土の拡大ではなく、このように種族を超えた誇りの共有であったのではないか。

 

ガミラスの将兵たちは、窓の外に広がる「友」に向けて、全艦一斉に礼砲を放った。

 

「……全軍、発進せよ。我々の背中には、この歌がある!」

 

ガミラス艦隊のエンジンが、歓喜の咆哮を上げる。

 

かつての侵略の歌は、今、自由を守るための聖歌へと昇華されたのである。

 

海賊国家船団・有明。

 

そこにはもはや、過去の遺恨に囚われる者は一人として存在しない。

 

地球の「根性」とガミラスの「誇り」が、一つの国歌の中に溶け合い、銀河で最も気高き武人の集団を形成していた。

 

ガミラスの人々にとって、それは単なる再興ではなかった。

自らの言語が、自らの歌が、他者の魂を震わせる「共通言語」となったとき、彼らは真の意味で「滅びの宿命」から解放されたのである。

 

有明の空に響き渡る『ガーレ!』の叫び。それは、異なる歴史を持つ者たちが、一つの物語を血肉として再生したことを告げる、永遠の勝利の雄叫びであった。

 

これこそが、有明のハーロックが作り上げた「自由の旗」の下に集う、真の盟友たちの姿であった。

 

 

◇◇◇

 

 

時空の嵐が、まるで巨大な幕を引き裂くように晴れ渡った。

そこに現れたのは、もはや「艦隊」という言葉で形容できる存在ではなかった。

 

全長70キロメートル、全幅20キロメートル、全高9キロメートル。

 

地球帝国宇宙軍の超弩級万能宇宙戦艦『ヱルトリウム』級のデータを基に建造された、武装都市艦50隻。

 

そして、その周囲を固める全長7キロメートルの武装居住艦『ヱクセリヲン』級8700隻。

 

それは、日本列島が2つ程、そのまま地盤ごと引き剥がされ、鋼鉄の装甲を纏って宇宙に浮かんでいるようなものだ。

 

大陸が動いている。

 

物理的な質量だけで、周囲の小惑星の軌道を狂わせるほどの「超・重力源」。

 

その圧倒的な巨躯の前では、かつてこの宇宙を震撼させた20万隻の有明海賊船団でさえ、巨象に群がる羽虫の群れのように見えてしまう。

 

だが、その羽虫一匹一匹が、歴戦の猛者であり、この巨大な国家を先導する誇り高き水先案内人だ。

 

「……でかいな。改めて見ると」

 

旗艦ネオ・アルカディア号の艦橋で、有明のハーロックは、自らが率いることになった「国」の全貌をモニター越しに見上げ、呆れたように、しかし愛おしげに笑った。

 

「図体は違えど、抱く魂は同じだ。……新入りの覚悟、見せてもらうぞ」

 

『計算終了だ、ハーロック! ……驚いたねえ』

 

船体と一体化したAIトチローの声が、興奮気味に響く。

 

『俺たちの体感時間では、向こうで2年を過ごした。……だが、こっちの宇宙時計じゃ、俺たちが消えてからまだ「2ヶ月」しか経っていない!』

 

「……2ヶ月、か」

 

有明はグラスを揺らし、ニヤリとした。

 

時の女神は、海賊に粋な計らいをしてくれたらしい。

 

浦島太郎になることなく、最も熱い季節に舞い戻ることができたのだ。

 

「……状況は?」

 

「ヘビーメルダー周辺宙域、高エネルギー反応多数! ……戦闘状態です!」

 

オペレーターの報告と同時に、スクリーンに戦場の様子が映し出される。

 

宇宙の交通の要衝、トレーダー分岐点・ヘビーメルダー。

 

そこは今、全銀河の物流を支配しようとする機械化帝国軍と、自由を求めて蜂起した反乱軍との激戦区となっていた。

 

機械化人の大艦隊が、蟻のように群がり、数で劣る反乱軍を包囲し、じわじわとすり潰そうとしている。

 

反乱軍の船は、名もなき義勇兵たちだ。彼らは必死に抵抗しているが、物量差はいかんともしがたい。

 

「……あ、あれは何だ!?」

 

「で、でかい……! 星が落ちてきたのか!?」

 

戦場の只中にある機械化帝国の司令官も、そして絶望の淵にいた反乱軍の兵士たちも、一斉に動きを止めた。

 

彼らの頭上に、太陽の光を遮るほどの巨大な影が差したからだ。

 

影の正体。

 

それは、時空を超えて帰還した、12億の民を乗せた「移動要塞」。

 

「……いいところじゃないか」

 

有明はマントを翻し、全艦隊──いや、全「国民」に向けて号令を発した。

 

「総員、通達! ……ただいま戻った! 土産話をするには、少し騒々しいようだな!」

 

その声は、広大な都市艦のスピーカーから、そして全周波数の通信に乗って、ヘビーメルダー全域へと轟き渡る。

 

「挨拶代わりだ! ……総員、派手にやれ!! 我らが友に、援護射撃を送るぞ!」

 

50隻の都市艦と、8700隻の居住艦。

 

その表面にハリネズミのように設置された無数の砲塔が、一斉に火を噴く。

 

それは砲撃ではない。光の壁だ。

 

圧倒的な弾幕が、機械化帝国の包囲網を物理的に押し流す。

 

そして、その光の道を突き進む、若草色のネオ・アルカディア号と、20万の精鋭たち。

 

「……海賊国家船団・有明、推して参る!!」

 

2年の時を経て、さらに凶悪に、さらに巨大になって帰ってきた「正義の略奪者」たち。

 

その帰還は、銀河の勢力図を一瞬にして塗り替える、巨大な鉄槌となって戦場に振り下ろされた。

 

 

◇◇◇

 

 

ヘビーメルダーの宙域が、絶叫と歓喜で震え上がった。

 

機械化帝国の司令官は、自身の論理回路がオーバーヒートするのを止められなかった。

 

「計算不能! 質量測定不能! 既存のどの文明圏にも、これほど巨大な質量をワープさせる技術など存在しないはずだ!」

 

「閣下! 敵艦隊より……いえ、あの『移動する大陸』より広域通信です!」

 

モニターに映し出されたのは、2ヶ月前にこの宇宙から忽然と姿を消したはずの、あの男。

 

しかし、その背後に透けて見える景色は、以前の「船の艦橋」ではない。それは、何千万人もの市民が、松本零士の物語に涙し、酒を酌み交わし、今まさに戦闘配置についている「生きた都市」の鼓動だった。

 

「……有明! 有明のハーロックが生きていた!」

 

「あの巨大な影を見ろ! 自由の女神が、鋼鉄の鎧を纏って戻ってきたんだ!」

 

絶望していた反乱軍の通信網に、野火のような熱狂が広がる。

 

「……トチロー、新入りたちの腕前、試させてもらうぞ」

 

『了解! 都市艦50隻、ヱルトリウム級・出力全開! 全砲門、ロックオン……撃て!』

 

それはもはや、宇宙戦闘の常識を超えていた。

 

都市艦の側面に並ぶ数千門の連装パルサーカノンが、一本の巨大な「光の帯」となって空間を薙ぎ払う。

 

機械化帝国の装甲巡洋艦が、まるで熱したナイフを通されるバターのように、抵抗すらできずに蒸発していく。

 

居住艦『ヱクセリヲン』級の各砲塔を担当するのは、令和の地球でFPSやシミュレーションゲームに明け暮れていた若者たちだ。

 

「……ターゲット、12,000。偏差修正、0.002。……これ、昨日観た『ヤマト』の土方司令と同じタイミングで撃てばいいんだな?」

 

「当たり前だろ! 魂をシンクロさせろ!」

 

彼らにとって、この戦場は「物語の再現」であり、同時に「守るべき12億人の家」のための防衛戦。

 

その命中精度は、機械化人の自動照準をも凌駕していた。

 

都市艦のハッチが開き、20万隻の精鋭たちが飛び出す。

「ガーレ・アリアケ! ガーレ・ハーロック!」

 

青い肌のガミラス戦士たちが、新入りの日本人と背中を合わせ、三連装砲を叩き込む。

 

「おい、テロンの新入り! 突っ込みすぎるなよ!」

 

「分かってますよ、おっさん! でも、今夜は金曜日……『ハーロック』の放送日ですからね! 早く片付けて酒を飲みたいんだ!」

 

 

機械化帝国の包囲網は、わずか15分で「消滅」した。

 

残されたのは、宇宙に漂う鉄屑と、呆然と自艦の窓から巨大な『ヱルトリウム』級を見上げるレジスタンスの小舟たち。

 

「……あれが、有明の言っていた『自由の国』なのか」

 

レジスタンスのリーダーは、震える手で敬礼を送った。

 

旗艦ネオアルカディア号が、その巨大な都市艦の中央、あたかも「王冠の宝石」のように鎮座する。

 

有明は、戦場の残光を背景に、再び全周波数へ語りかけた。

 

「……見ての通り、少しばかり『土産』を買い込みすぎてな。……入り切らないほどの仲間と、降りられないほどの夢を連れてきた」

 

有明のハーロックは、ニヤリと不敵に笑い、重力サーベルの柄を叩いた。

 

「機械化帝国へ告げる。……星の海の規定は、今日からこの俺が書き換える。……文句があるなら、いつでも来い。……この12億の『魂』が、まとめて相手をしてやる」

 

その夜。

 

ヘビーメルダーの衛星軌道上に停泊した超巨大都市艦隊からは、銀河中の誰一人として聞いたことのない、荘厳で、かつ陽気な「合唱」が漏れ聞こえてきた。

 

それは、12億人が一週間かけて錬成した魂の歌。

 

かつて地球という小さな籠の中で燻っていた者たちが、時空を超えて手に入れた、本当の自由の凱歌。

 

『ラララーラ、ララララ~……』

 

銀河鉄道の汽笛が遠くで響く。

 

だが、今の彼らにレールは必要ない。

 

12億の意志が、そして50隻の大陸が動くとき、そこが新たな「道」となるのだ。

 

有明のハーロックの声が、二ヶ月の空白を埋めるように、星々の間に深く、鋭く刻み込まれた。

 

 

◇◇◇

 

 

【朗報】俺たちの国、デカすぎて宇宙が狭いwww【有明船団帰還】

 

1 名無しの提督(旗艦ネオアルカディア) 202X/01/15(月) 08:30:14.22 ID:Ariake_Captain

**たったいま!!次元の壁を突破!!

ヘビーメルダー宙域に帰還したぞおおおおお!!

見てくれ、この窓の外!!

2ヶ月前に旅立った時は大中小の20万隻だったけど、今は背後に70km級の『ヱルトリウム』が50隻、7km級の『ヱクセリヲン』が8700隻連なってる。

 

これ、艦隊じゃない。「動く大陸」だ!!

 

5 名無しのコスモドラグーン(1番艦居住区) 202X/01/15(月) 08:32:45.10 ID:WakaBa01

うわああああああ!!本当に戻ってきた!!

令和の地球で2年かけて造り上げた俺たちの「家」が、本物の宇宙に浮かんでる!!

目の前で機械化帝国の艦隊が豆粒みたいに見えるぞwww

あいつら、こっちのヱルトリウム級を見て「小惑星がワープしてきた」ってパニックになってるらしい。

 

12 名無しのヤマト砲術長 202X/01/15(月) 08:35:22.45 ID:SYamato

【悲報】機械化帝国の包囲網、一瞬で物理消滅。

キャプテンが「挨拶代わりだ」って言った瞬間、50隻の都市艦に付いてる無数の副砲が斉射……。

射線が多すぎて、宇宙が白く塗り潰されたぞ。

「光の壁」が前方の帝国艦隊を押し流していく……。

これ、戦闘じゃない。ただの「お掃除」だわ。

 

23 名無しの古参戦士(アンドラード出身) ID:Old_Warrior_A

待っていたぞ、キャプテン有明!!

俺たちが絶望の淵にいたとき、お前は最強の「国」を連れて戻ってきた。

見てくれ、かつての仲間たちが、この巨大な船から溢れ出す光を見て泣いている。

「自由の旗が、星になって帰ってきた」とな!

 

34 名無しの新兵(元・足立区民) 202X/01/15(月) 08:40:15.33 ID:Tokyo_Soul

おい、ヱクセリヲン級の窓から見てるけど、

俺たちが令和で訓練してきた「三式弾」とか「パルサーカノン」が、

本物の機械化人の船をボコボコに砕いてるぞ……。

アニメじゃない、これ、マジの現実なんだな。

手が震えるけど、隣にいるガミラスのじいさんが「落ち着け、お前はもう立派な海賊だ」って肩叩いてくれた。

 

45 名無しの工作員 202X/01/15(月) 08:42:40.12 ID:Worker01

**【速報】AIトチロー、全艦隊のリンクを確立。**

『やあみんな、計算よりちょっと早めに着いちゃったかな?

敵さんの通信を傍受したよ。

「敵は12億……一人一人が海賊だと!? 馬鹿な!!」

……だってさ。最高だね、有明!』

12億人の「Konjo」を乗せた重力波で、ヘビーメルダーの潮目が完全に変わったぞ!!

 

56 名無しの自由の旗 202X/01/15(月) 08:45:30.88 ID:Ariake88

キャプテンの号令、聴いたか!?

「海賊国家船団・有明、推して参る!!」

この「傷のあるハーロック」の声が、ヘビーメルダー中の全周波数で流れてる。

レジスタンスの奴ら、一気に士気が跳ね上がって突撃開始したぞ!

俺たちも続くぞ!

お台場で拾った夢の続き、ここで全部ぶつけてやれ!!

 

68 名無しの偵察員(US校) 202X/01/15(月) 08:48:22.45 ID:John_Space

Oh... This is not a war. It's a "Migration of Gods".

70kmの船が50隻並んで主砲を撃つ光景なんて、SF映画でも見たことない。

機械化帝国の旗艦が、ヱルトリウム級の艦首に接触しただけで粉々になったぞ。

「質量は正義」ってこういうことかよ!!

 

82 **名無しの提督(旗艦ネオ・アルカディア) 202X/01/15(月) 08:52:15.67 ID:Leiji999

【メタ実況】いま、船団全体が若葉色のオーラを放ち始めた!!

20万隻の旧船団が、巨大な都市艦の周りで翼を広げるように展開。

これ、松本先生が描きたかった「エターナル・ファンタジー」の究極形だろ。

「土産話をするには少し騒々しい」

キャプテン、格好良すぎて涙で前が見えねえよ!!

 

95 名無しの名無し 202X/01/15(月) 08:55:00.00 ID:MemoryL

(実況スレの流速が測定不能に。

12億人の「令和地球人」と、1億5千万人の「古参戦士」。

合わせて13億5千万の魂が、一つの「意志」となって銀河の不条理を打ち砕く。

ヘビーメルダーの赤い空に、巨大なドクロの影が差し、

機械化帝国の栄光は、今、圧倒的な質量の前に瓦解しようとしていた。)

 

100 名無しの提督 202X/01/15(月) 08:58:00.00 ID:Leiji999

「全砲門、開放!! 自由の敵を、一匹残らず星の屑にしろ!! ヨーソロー!!!」

 

 

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