Fateの現パロだと思ったら全然ヒロアカだった。   作:ぜひもないよね!

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「出させろ」

なんでもかんでも作者を脅せば「出さなきゃレイド周回させない」わかりました…


初戦からきついと思った。

 

いくらなんでも火力勝負はきついと思います。

 

 

そんなこんなでとんでもない初戦。相手は八百万なので同じ創造系の個性だ。

 

(投影と相性めちゃくちゃ微妙だよな…)

 

なんなら女子だから殴りにくい分こちらが不利とも言える。実のところタイマンのヨーイドンは個性の使いにくさから問題なのである。

 

「素手でやるしかないか」

 

拳で語るほうがまだマシ、である。超人オリオンみたいなゴリラじゃなくてもいけるいける。

 

「いや待てよ…?」

 

個人戦なら閃光弾が使えるかもしれない。

 

…どうしたもんかねぇ。

 

 

 

 

悩んだ末に─準備をさせてからぶっ飛ばすことにした。

 

(速攻で攻めるなら俺のほうが有利だろうし、何よりそっちのほうが相手の奥の手を警戒しなくていい)

 

「八百万、どっちも準備が必要なものだし一分間くれない?その間に準備しよーぜ」

 

「…受けましょう。ただし、その間に攻撃されたなら反則負け、ということで」

 

相手が要求を飲んだことを確認してこの試合の審判に確認する。

 

「…いいよな、主審?」

 

「いいわよ。セメントス、ちょっと二人の間に壁を作って!」

 

どちらにも手の内が見えない状態ならそれが一番か。こっちからしてみたら投影は一瞬で終わることのほうが多いしもう少し短くてもいいかもしれない。

 

(ん〜…面で攻撃するなら沖田さんの刀かな)

 

普通に沖田さんの刀を投影し、ついでにノッブのビームライフルも空いた手に持つ。銃剣にすると殴ったときに歪むかもしれないからね。

 

「…まあ搦め手も用意するか」

 

ついでに投げナイフを用意して牽制と万が一の事態に備える。用意してからの戦闘な分奇策がでてきてもおかしくない。

 

『始まるわよ、3.2.1…』

 

カウントが終わると同時に壁を壊して八百万に接近する。

 

「…おっと、逃げるつもりかい?」

 

「あなたの攻撃に備えられませんでしたからね」

 

明らかに危険な見た目の瓶が投げ込まれ、小さい煙が出てくる。八百万がガスマスクをしているのを見るに、煙幕ではなく痺れ薬。

 

(…ふーん…)

 

ビームライフルで撃ち落としても意味がないけど、破片の落ちた位置を理解したいので2発で仕留める。

 

「まさか1分かけてこの程度?」

 

「そんなわけ、ないじゃないですか!」

 

今度は地雷で加速した鉄板が飛んでくる。威力は加減してあるが、これで場外に飛ばすつもりだったのだろう。

 

「沖田さんの刀サマサマだぜ」

 

この程度なら母さんの槍より遅いのでなんとかなる。母さんの槍はもう受け止めれないもん。

 

「これでも格闘技を嗜んでいますので!」

 

「近接が遅いんだよ…!」

 

殴ろうとした瞬間に後ろに回り込んで全力で袈裟斬りをかます。B攻撃くらえば流石に倒れるだろう。

 

(まて、なんかおかしい…!)

 

やけに硬いと思ったら中に基盤が仕込んである。壊せるかどうか微妙なラインの厚さである。

 

「スタンガンですの。この大きさですから放電はきついですが…」

 

「感電ならいけるってことか」

 

言わんとしたことがわかったので即座に刀を弾でぶっ壊す。もちろんすぐに折れた刀を投影しなおす。

 

「ナイスな考えだったが、コレでチェックメイトだ」

 

無論今度は近づかないように距離をとって銃をつきつける。こういうときは遠距離で攻撃してくるのかもしれないけど、今の時点で動けないだろう。

 

(重いもん背負って戦闘なんざ恐ろしいことするもんだな…)

 

パシュっと最後の悪あがきのクロスボウを避け、トドメ用の麻酔弾を装填する。

 

「参りました。お強いですわね、あなた」

 

「うん。ふぅ……普通に速攻でやったほうがよかったなぁ…」

 

八百万の降参の声を聞いたのでほっと息を吐いて銃の弾を出す。というか苦戦はしなかったけど攻撃がわからないって結構神経が削られるんだな。

 

(こっちでも同じことはやってるけど…キツすぎるな…)

 

悩んでいると八百万から遠慮がちに声をかけられる。

 

「あの…すみませんが、背中のコレを壊してもらってもいいでしょうか?あなたと違って作ったものはそのままなので…」

 

「そんな重いもん作るなよ…とりあえず切断するから動くなよ?」

 

背負うときはどうしたのかを考えたけど、別に背中から作ればいいのだ。背中からめきょってできるもんね。

 

(待てよ…?今外したらどうなんだ…?)

 

頭の中で不味そうな気配を感じたが、投影した刀の斬る腕は止まらない。綺麗に八百万に傷をつけないでスタンガンの留め具を外し、そのままよいしょっとどかす。

 

「おっっも…」

 

「ひゃうん!」

 

…当然ながら彼女が奇声を上げ、体を丸くして隠すようにする。

 

(あーなるほど後ろが取れたから前も一緒に落ちちゃうのかー)

 

しょうがないのでアイアンメイデンのトゲなしバージョンで梱包して運び出す。

 

『エッホエッホミームのリスペクト!第1種目でも2位になった色男は女の子をお持ち帰りしていく!』

 

「うるせえ!必要な処置だこれは!」

 

瞬間、首元に殺気。女を男として担いでいるから─ではない。

 

もっと直接的な、『私のものなのに勝手に他の女に触れた』みたいな。

 

そんなタイプの粘ついた殺気が、熱狂した歓声の熱をよせつけないほどの悪寒をもたらした。

インターンどうしよう?

  • ランサー&アサシン
  • ライダー&セイバー
  • アーチャー&キャスター
  • フォーリナー&フォーリナー
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