Fateの現パロだと思ったら全然ヒロアカだった。   作:ぜひもないよね!

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試験内容がきついと思った。

転生者として手に入れたチート特典─なら、もっと強いのをよこしてほしかったというのが本音。

 

 

受験当日。母さんから鍛えられた結果としてある程度の戦闘は出来るようになった。お墨付きとしては大分怪しいけれど、仮にも軍神である。

 

「私が2割出しても勝てませんし…うん、これくらいまで行けば入試には受かるでしょう!」

 

ちなみに個性のほうは検証した結果、沖田さんと組めばまあ強い。サポート特化と言わんばかりの性能で母さんから「サイドキック用の個性ですね」と断言された。

 

(沖田さんとペアの受験なら確実にいけたんだけどなぁ…)

 

そんなことを嘆いていてもしょうがない。A会場と書かれた紙と律儀に駅と出発時間が書かれたメモを持って出発する。

 

遅刻で受けられませんでした…なんて、そんなベタな展開は嫌だからな。

 

 

 

 

 

「受験内容はほぼ同じ、と」

 

原作で見たときと殆ど変わらない説明と変わらない注釈。変化している点があるとするなら近くに爆豪がいるくらいか。

 

(よろしくなんて言えるほど仲良くないし…というかそんなことしたら絶対に反発するし…)

 

個性込みでなんか子どものまま大人になったみたいにしか思えん。一番タフとのことだったのでこいつの周りに近づいたら爆破に巻き込まれそうで怖い

 

(ったく、最初以外はほぼ関わらないからいいけどやばそうな人多くない?なんかやばそうなリリィとかいるんだけど)

 

しかも下手な個性の使い方をしたらこの街もどき全部壊れそうなくらいには範囲で作用する人が多そうな気がする。

 

「なるほど…確かに個性は工夫して使わないといけないな。少なくとも被害は最低限に抑えないと」

 

母さん含めたヒーローの基本理念に『市民を傷つけないこと』がある。建物が壊れないように調整できる個性が少なさそうな気がするこのグループなら受かりそうだ。

 

(つっても油断はできないんだよなぁ…)

 

無個性と思われてたからなのかここかもしれないけど、倒せなきゃクリアできないことには変わりはない。

 

「スタート」

 

教師の小さな声を聞いた瞬間、個性を発動させる─わけではなく、近くの建物に避難する。押し出し相撲になるより先に自分の用意がしっかりできる環境で整えたい。

 

(というか見られたら困るからなぁ…)

 

場合によっては禁断兵器もコピーできるけれど、今できるのは数種類しかない。

 

投影(トレース)開始(オン)

 

周囲に誰もいないので丁寧に作れるし、下手に邪魔されて妙なミニノブが作られることもない。一瞬で作れるようになるにはまだ練習が足りない。

 

 

 

 

 

「─姫鶴一文字*1

 

試し斬りせずとも武器の性能は充分。母さんがもともと使っている槍と長刀を握り、屋上からロボットの場所に狙いを定める。

 

(─見つけた)

 

母さんに学んだ体術で狙いまでの道筋を通り、目玉の部分のみを狙って一突き。3ポイントでも2ポイントでも関係ないから点を取ることだけ考え続ける。

 

「これくらいなら余裕ですよ…っと」

 

槍をくるくる回して相手の急所を突く。関節がわかりやすい分可動する範囲がわかりやすくていい。

 

(一応体力は温存しておいたほうがよさそうだしなぁ…)

 

「バッグ・DAN・ジョー!ギャハハ!」

 

なんか視界の端でVチューバーよろしく赤と白の髪の毛した女の子が爆破しているけど…放置したほうがいいだろうな、うん。

 

どっかで見たことがあるような気がしないでもないけど襲われているわけてもなさそうだし。

 

倒しながら移動を続けていると、突如として横から妙な声が。

 

『ガオー』

 

「気が抜ける見た目してるなぁ…」

 

大きな大きな虎を模した戦車─ビルの間から出てきてたし約50メートルくらい。あれだ、秦のところであったエセボーダーみたいなやつ。確か炎を出すんだっけな。

 

傍目から見ているとガオーの合図で地面のポイント持ちの機械をぶっ壊した。あーあ、ポイント取れないやんけ。

 

(…待てよ。あの大きさで放置したらまずくね?)

 

慌てて側面に出っ張っている足場用の突起まで走り、頂上へと駆け上がる。0ポイントだからってデカすぎんだろ加減しやがれ。

 

「他の受験生への指示…は、やめとくか…」

 

そんなことしてもミスったら危険なだけだし何よりもまずこれを壊すことを第一にしないといけない。

 

「ということでぐさっとね」

 

えいやっと槍を装甲に引っかけ、虎の頭目掛けて体ごと跳躍。その回る勢いで思いっきり叩きつければ粉砕である。

 

キャタピラも動きを止めたしぶっ壊れたとみなしてよさそう。

 

(ふぅ…とりあえずこれで落ちることはないだろ)

 

まあもし落ちたのならそれまでということである。緑谷くんも壊してたし派手じゃなきゃセーフでしょ()

 

『終了だ。各自その場から動かずに待機しろ。治療する先生が来る』

 

「ちょうど終わったのか…合格点は何点なんだっけな?」

 

原作の緑谷がやっていたらしい60点は最低でも越えていればいいのだけど。

 

そんなことを思いつつ、俺は試験を終えて家に帰った。

*1
私の武器ですよ!ずっと持っているやつです!




道具をイメージで数分だけ複製する魔術。投影する対象が『剣』カテゴリの時のみ、ランクは飛躍的に跳ね上がる。この『何度も贋作を用意できる』特性から投影した宝具を破壊・爆発させる事で瞬間的な威力向上を行う。

正議の味方っぽいね。

インターンどうしよう?

  • ランサー&アサシン
  • ライダー&セイバー
  • アーチャー&キャスター
  • フォーリナー&フォーリナー
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