Fateの現パロだと思ったら全然ヒロアカだった。   作:ぜひもないよね!

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「あと2話くらいで終わらせてください!じゃないと沖田さん出れないじゃないですか!」


盤上のDICE

 

 

「ハハッ!悪魔じゃなくて悪かったなマスター!」

 

 

ディアブロ─もとい、ロキ。アルターエゴらしい堂々とした姿に手元から出し始めている紫の煙。真名解放もあって異常なまでに冴えた才能は、さぞかし他の人を嘲笑うほど綺麗だろう。

 

「まずはテメエの救出だよ、アホマスター!」

 

「…せめて助ける対象を丁重に扱え…マスターに傷がつくだろう…!」

 

とはいえロキが来てくれたお陰で戦局は好転した。見てわからないがケリュドラは狼狽し、わかりやすく直線的なポーンの石像だけが飛んでくる。

 

「避ける?迎撃する?正解は…模擬刀の先制攻撃!」

 

「もう既に後攻だってのアホんだらぁ!」

 

チェスを模した駒を叩き切り、ロキとハイタッチ。模擬刀を唐突に作っていることについてもまあ、そういうものとしか言えない。

 

(つーか個性が明らかに多彩なんだよなぁ…なんやこいつ、聖杯を中に入れてる俺よりチートやんけ)

 

なまぬる〜い視線を向けられてもどこ吹く風。トリックスターであるロキの本分であるかのように、その手には何があるのかわからない。

 

「…ボクの支配はもう進んでいる。ルールブレイカー以外の解除方法はない」

 

「いや、イレイザーヘッドの抹消「ムダだ」」

 

「そもそも抹消は相手を『直接見る』ことによって成立する個性。ボクの個性は遠隔だし、儀式に関しては個性の範囲外だ」

 

つまり喰らった時点で敗北のクソゲーなのかよ。フォーリナーふざけんな。

 

(つっても無策でロキともあろう神がつっこむのかね…?)

 

そんなことはないと思ってもトリックスターはそれくらいならやりかねない。ケリュドラみたいに理詰めに動くわけではない─例えるなら、弾正とかそんな感じだろう。

 

「まあまあ、この世界によっちゃいけるって!どっかの頭おかしい連中から聞いたんだけどさ、そこのケリュドラってやつの意識を刈り取ればいいんだろ?」

 

「…いいや、そうなる前に時間切れも近い。セカンドプランと行こうか」

 

ケリュドラが片手を掲げて指示を飛ばすと、全速力で彼女と俺の体が接近する。

 

足の筋肉を限界まで酷使させれば、沖田総司と変わらない敏捷性。そしてその先にいる少女へと勢いよくぶつかることになる。

 

「…まあ、始めては乱暴にしたくなかったが仕方がない」

 

そんな諦めた声が囁かれ、そのまま白と黒のみの床へと緑髪が視界を埋め尽くす。

 

(何をする気だ…?)

 

押し倒した、と小さな罪悪感を感じると共に彼女の行動がわからない不快感と困惑が脳裏を奔る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュッ。

 

ピチャピチャと水音が鳴り、ついで酸素がなくなったような息苦しさ。蹂躙されるような多幸感と脳が麻痺を起こすほどの甘ったるい味。

 

プハッと軽い音が鳴っても思考は上手く動かない。目の前の少女の薄い微笑みに対して何も返さない俺はさぞかし滑稽に映っただろう。

 

そのまま2度3度と繰り返され、ようやく事態を認識した。既に上下は逆転しており、手荒な真似をすれば傷ついてしまう。

 

「動くな。このまま抱きしめさせろ」

 

女王の言葉に従い、体から力が抜けていく。ふわりと柔らかくいて苛烈な匂いが鼻の奥深くの神経を揺さぶり、どれだけ手の中の少女が愛おしいかを実感させられる。

 

「ふふ、よかった」

 

魅了されているのだろうと冷静な部分からの声が酷く遠い。ピコンピコンとゲームのような無機質な音が頭に彼女の声と共にすっと入ってきて─

 

 

 

 

 

汝はアルターエゴにして今を生きるもの(イッツ・ワンダー・トリック)

 

 

 

 

 

「─あっっぶね!?あのさ、俺にも宝具ってもんの使い道くらいは選ばせてよ!」

 

気がつけば後ろにプレス機がある状態でロキが目の前に。明らかに焦っているくせして声音は全て余裕そうだ。

 

「ふうむ…ならまあ、固有結界を解除しようか。必要な目的は達せたしこれ以上命を取り合うのもバカらしい」

 

パチン、と。

 

降参(サレンダー)があっけなく決まったかのように、視界がブラックアウトする。勝ちはどちらか、わかることもないまま─

 

「また会おう、マスター。今度は夢ではなく、現実でな?」

 


 

 

『幕間の物語【盤上のDICE】をクリアしました。アルターエゴ「ロキ」のプロフィールが解放されました』

 

『確認しますか?』

 

 

プロフィール

 

かつての世界を終わらせた者─その共通点においてのみ、トリックスターはこの世界へと降り立った。サーヴァントとしてダウンサイズするに当たっても、自分自身の霊基の格を殆ど落としていない。

 

「……あぁ、ピエロとして踊ってやるよ」

 

なお、当人はバレていないと思っている。

 

 

絆レベル1で解放

 

身長/体重:156cm・44kg

出典:???

地域:???

属性:混沌・悪   性別:男性

 

「えー?隠さなきゃいけなくね?別にマスター以外にバラすつもりは微塵もないからセーフってことで!」

 

 

 

絆レベル2で解放

 

どこかの世界においても、遠く離れた星にあったとしても本質が変わらない『数少ない神』の一人。他のクラスへの適性はフォーリナー、ムーンキャンサー、フェイカー、プリテンダー。

 

また、七騎士クラスにおいてもキャスターやアサシンなど幅広い。

 

「あ、これは外側の人格のせいでアルターエゴが多いだけだからね。必要とあらば他のクラスでもいけるぜ?」

 

絆レベル3以降で解放

 

ロキとしての性格に合っているピエロの仮面を被り続けているが、お面を一々外すのが面倒だと思うトリックスター。改善するために顔の半分を晒して自分の感情をあらわにする。

 

問題は途中途中で剥がれ落ちてしまうので見た目がよくバレてしまう程度。

 

「大丈夫じゃねぇ、大問題だ!」

 

絆レベル4以降で解放

 

絆レベル5以降で解放

 

【盤上のDICE】クリアで解放

 

…ロキは己の自我に耐えうる肉体を探し、そこへと憑依してからサーヴァントとして活動している。肉体はスペースデブリとなったいくつかの人間から奪おうとしたが、そこで大いなる誤算が生じた。

 

なんとアルターエゴ「のみ」で活動していた肉体があったのだ。

 

衝撃のあまり、ロキは2割しか霊基の中に混ざれなかった。無論本来ならば神がたった一つに負けるはずがないのだが、そうなってしまったのが実際にいるのだからしようがない。

 

そのため、ロキが使用する宝具は本来ではありえない固有結界となっている。

 

 

 

「…優しい嘘ってやつだよ。俺、これでもロキちゃんの意思を受け継いだからさ」

インターンどうしよう?

  • ランサー&アサシン
  • ライダー&セイバー
  • アーチャー&キャスター
  • フォーリナー&フォーリナー
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