Fateの現パロだと思ったら全然ヒロアカだった。   作:ぜひもないよね!

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オールマイトとやるっぽい。

母さんとやらないだけマシっぽい。きっと、メイビー。

 

 

「ということでマスター君だけはオールマイトたちと単騎で戦ってもらうよ」

 

「…あの、色々省略してません?まだテスト終わった直後なんですけど」

 

ゴミみたいな運動制限があるせいで余計きつい期末テスト終了後…の、昼。終わった開放感の後に校長から呼び出された俺は唐突にオールマイト戦が始まることが決まった。

 

「あの、他の人は…」

 

「キミの個性なら他の人がいないほうが効率的なのさ!それともキミの母親との耐久戦のほうがいいかい?」

 

「…オールマイトでお願いします」

 

相性的にはオールマイトより母さんのほうが本当にきつい。なんで飛び道具全部狙ったら当てられなくなるんだよいい加減にしろ。

 

(つってもなぁ…よくよく考えたらオールマイトも理不尽って意味じゃ変わらないんだよ…)

 

母さんは不思議なパワーで当たらないけどオールマイトは風圧でなぎ払ってくる。行動そのものがわかりやすいパンチやキックだけなのが救いと言えるべきか。

 

「じゃあ早速移動しようか!」

 

 

 

 

 

 

フィールドは市街地。遮蔽物もあるしある程度逃げの選択肢が取れるような感じだ。

 

(絶対に無駄としか言えない対策なんだよなぁ…ヘラクレスとおんなじくらい強いし…)

 

普通に考えてみればビーストの相手と同じくらいには勝てる気がしない。犯罪率をいるだけで下げる平和の象徴…なんで一人でやらなきゃいけないんだか。

 

「勝利条件はなんですか?」

 

『制限時間の15分間を逃げ切ること、教師役を捕まえること、範囲外に逃げることなのさ!今いるところがスタート地点。入ってきたところがゴールだからそこを目指してもいい』

 

「…なるほど」

 

つまるところ今から鬼ごっこが始まると。オールマイト相手にどこまで粘れるか…ってところかねえ。

 

(今んところ策は作ったけれどどう左右するか。この程度の行動なら気づかれる可能性があるもんなぁ)

 

開始の合図と共に爆音が鳴り響いて建物が崩壊していく。こちらへの牽制と移動を兼ねた行動だろう─派手すぎるのも考えものなのだが。

 

「まあ動きますかねえ、っと!」

 

新選組直伝の刀さばきで瓦礫の雪崩を細切れにし、その勢いのままだいたい足くらいまで覆った鎧をオールマイトの目前へと進める。

 

「少年の個性!確かに素晴らしいが近距離では弱いだろう!?」

 

爆発するかのような轟音と共に照準のあった大砲の弾から麻酔弾まで多種多様な弾を混ぜて飛ばす。殆どが当たらないがなんら問題はない。

 

オールマイトが寄ってきた瞬間に距離をとってビルで死角を作成する。想定通りの答えを出してこないオールマイトならやることは確定だ。

 

「正面突破しかないんだよなぁ!」

 

当然仕掛けどうこうを無に帰す圧倒的な暴力。何重にもした鉄の盾で凌ぐのが精一杯だとはいえ、力比べをやっているわけではないので力点をずらせばよい。

 

「ま、煙幕を使うのもお許しあれ!」

 

ぽーいと上から捨てた煙幕弾をオールマイトは片腕で吹き飛ばしながら鎧へとラッシュ。重く速く広く多く。本来ならば耐えきることが到底できないものだが、別のところからそれを出す。

 

「なるほど!考えたなヒーロー…だがその程度じゃ止められない!!」

 

鎧が壊れて中身がないことへの驚愕。そこに機敏になった薄い鎧が横から強襲し、オールマイトの背中を打ちつける。

 

(やっぱこれじゃあ厳しいか…?)

 

殴り合いはオールマイトは一撃で武器を粉砕する都合上こちらに圧倒的な不利だ。タイムリミットまで打ち合うなんてとてもじゃないができない。

 

そんな考えをしていると鎧がメキメキと砕ける。咄嗟に大きく飛び退き、路地裏でまた鎧を作る。今回は逆にひたすら頑丈になることを意識した重すぎる鎧だ。

 

「おいおいどうした少年!耐えてばかりじゃ勝てるわけないだろう!?」

 

オールマイトの呼びかけには応じず、スパイクのついた盾をバリケードにして更に腰を落とす。単なるスマッシュから守る形だ。

 

(これで乗ってくれたら勝ちなんだけどなぁ…)

 

瞬間、遠くから聞こえる爆発する花火の音。内部のかさ増しにはちょうどよかったし、近くの民家への被害も少ない。

 

「ここまで策が当てはまるとは思わなかったけどねぇ…ゲームクリアだ」

 

ゲートをくぐり終える。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…で、どうだい?今は正面戦闘を避けていたけど…」

 

「オールマイトとバカ正直にやり合う人なんていないじゃないですか」

 

大真面目にやっていたことを挙げるとしたら、単純に鎧を操ってそこにいたように見せかけただけだ。

 

(いやまあケリュドラも似たようなことをこれより難しい感じでやってたらしいしなぁ…)

 

チェスの駒の動かし方と同じように自分の投影したものを動かすのはバカみたいに難しい。

 

「中にロボット入れといて遠隔で操作してヤバくなったら投影を消す…結果的にドローン飛ばして確認してましたし想像以上に焦りましたよ」

 

ちなみに万全を期して空中の敷地として認められるギリギリまで飛ばしたし、最初の攻撃だけは自分の力でなんとかしたから余計に鎧=俺という図式が出来上がったのだろう。

 

「普通に戦うなら先手を狙いにいけない時点で捕縛しないほうがいいとのことらしいので」

 

母さんから『自分が死ぬかもしれない相手に手加減して死ぬなんてことはしないでください』と言われているし、普通に命の取り合いで紳士協定なんてのを持ち出したら死ぬに決まってる。

 

「なるほど、確かに理には適っていることだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

では次だ

 

……は?

インターンどうしよう?

  • ランサー&アサシン
  • ライダー&セイバー
  • アーチャー&キャスター
  • フォーリナー&フォーリナー
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