Fateの現パロだと思ったら全然ヒロアカだった。   作:ぜひもないよね!

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ショッピングモールって厄ネタだと思った。

「でもショッピングモールってFGОで触れられとったかの?」

 

「一昨年の夏イベントで触れられてましたねぇ…あ、そこの桜餅と塩大福2個ずつください」

 

「ん〜…動くの面倒だしみんなでお家帰ろ?マスターの家ならこっから近いしいいじゃん…」

 

「あ、せっかくなので地域のビールを買いましょう。赤いビールもあるんですね…」

 

久しぶりに見たけどなんでこっちいるん「私が来たよ」

 


 

ショッピングとか外に出ることって碌なことが起きないっぽい。

 

 

 

試験が終わって数日後。全員で林間合宿に行くことが決まったので買いものをしに行くことになった。

 

(すげー厄ネタの気配がするんだけどな…)

 

ちなみにちょくちょくセレブが混ざっているので金銭感覚がトチ狂いそうになっている。八百万は困ったからで全種類買おうとするな。

 

「あ、水着買いに行きませんか?せっかくの夏ですし海で遊びましょうよ!」

 

沖田さんの水着…見てみたいし流れを作って乗っかることにすれば皆やってくれるだろう。

 

「じゃあ一回別れるか。はやく選ばねぇと他のもん決める余裕がなくなるし1時間後にここな」

 

フードコートに集まらせることを決めるとまばらに散っていく。なお沖田さんはトトトと駆け寄ってこちらの裾をつまんでくる。

 

「(せっかくですしそれぞれが似合いそうな水着を買って交換にしません?)」

 

「(面白そう、乗った)」

 

沖田さんの水着に悩んだら再臨で着ていたのを持ってくればいいのでそんな気にしない。最悪えげつない装備でもなんとかなるからいいや。

 

(投影で別のもん…ああいや、服は微妙なんだっけ?)

 

構造がややこしいからか作れた記憶がない。防具も武器の一種と考えれば投影できるだろうか。

 

(まず水着選びか)

 

個性に深く考える余裕はない。推しに合うようにピッタリの色の水着を探すか何かしよう。

 

 

 

 

「…って思ってたんだけどなあ」

 

─衆目あれども罪過は動く。

 

どこかで言われたようなそんな一文を思い出してついため息が口から出る。こんな堂々とナニカしでかす連中なんて早々いないと高を括っていたほうが悪いか。

 

(…助けるべきかねえ)

 

メイド服を来て軽くあしらっている女性とナンパしようとしている男性。今にも追い払いそうな雰囲気を感じるがためらっているのを見るに事情があるのだろう。

 

「…なんだよ、正義マン気取り。今やってる最中だから黙ってくれない?」

 

すっと目を細めてこちらのことを睨む。怖気づくことを目的にしたものに対しては同等の返しをしたほうがよさそうだ。

 

「いやはやさ、メイド服を着せたのは俺なんだけど。言葉の意味がわかんないザコ猿は黙ってもらってもいい?」

 

意味不明な言葉どうしの応酬だが、選んでくれたのは俺のほう。おどおどしているとは思えない速さで彼女はすっと体をこちらへと押しつけてきた。

 

「…お願い」

 

後ろに冷たい硬い─鉄が軽く当てられる感覚がある。なんでドスの刀持って振り払うことをしないのか、これはわかろうとしたら間違いなく命の危機に晒されるだろう。

 

(男の3歩後ろを歩く女に刺し殺されるのは流石に嫌なんだよなぁ…)

 

その殺意の目線を気にしないように目の前にいるナンパ野郎に立ち向かう。

 

「んじゃさ、チェイテピラミッド姫路城って何?」

 

「は?」

 

わからないだろうことを言って混乱させた後、この前教わった攻撃を背後に回って行う。母さんからYAMAの中で教わったとある拳法、あと沖田さんの個性の使い方を含めて考えた小技。

 

ま、発勁なんですけどね。

 

「恐ろしく遅い手刀、俺でなくても見えんだろ…」

 

愚痴りながら目の前のチャラ男に肉薄。ゴミのような悪臭が鼻に入ってくる前に蹴りで意識を奪う。母さんがある程度形になったと言ってくれるものを耐えられたら困る。

 

あっけなく頭から崩れ落ちた後、目の前のメイドさんが近づいてくる。

 

「ありがとう、マスター。やってくれると信じてた」

 

「…んん?」

 

おちついて頭の中で目の前のメイドさんをちゃんと見る。至って普通のひざまで覆うクラシカルスタイル。手元に持っている刀…刀?

 

(メイドってまさか…)

 

そうやって考えると顔が明らかに見たことのある顔にしか見えない。なんなら気づいてるかなチラッチラッの気配を感じる。

 

「マスター。メイドはいりませんか?」

 

隠す気もないと言わんばかりにボンと小さな爆発音。小さく煙を出した後に見えていたのは紛れもなく時空の裂け目から出てきたときと同じアフロヘアー。

 

「えっ、と」

 

口にするのに詰まったのを見たからか、体をよじらせて互いに息が当たる距離まで近づかれる。

 

(マズイマズイこの状況見られたら色々と終わる…!!)

 

咄嗟に体を捻って背負い投げ。落ちたときについでに猫も落ちてきた。ここまで来て認めないのは流石におかしい。

 

「言ったでしょ。私、しつこいんだって」

 

ニコッと笑う姿に間違いようがない。

 

幕末四大人斬り、そして沖田総司との戦闘を行ったぐだぐだサーヴァント。

 

 

「マスター。サーヴァント、河上彦斎」

 

「やっと、捕まえた」

 

インターンどうしよう?

  • ランサー&アサシン
  • ライダー&セイバー
  • アーチャー&キャスター
  • フォーリナー&フォーリナー
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