ALO編に入れません。
さて、どうしようか。
ディ「…じゃあ会議はここまで!各自パーティーを組んでパーティーごとの役割を決めたら解散だ!」
…罠。
今まで迷宮区に潜りっぱなしで人とほとんど会わなかった俺らにパーティー組めと。
クロ「入る枠あるか?」
アミ「まあ無かったら2人で頑張ろう」
⁇「ちょっといいか」
なんか聞こえたような…と思って振り返ると見覚えの無い柄の片手剣を背負った男に声をかけられていた。
クロ「なんだ」
⁇「いや俺もパーティーメンバーが2人しかいないから組まないかと思って。」
その男が指差した先に赤いフードのプレイヤーがいた。
こいつらコンビか?
クロ「別に構わん」
パーティー申請をされてとりあえず4人パーティーが完成した。
アミ「急にHPバーが倍に増えると結構邪魔だね」
クロ「ちなみにお前はどっちだ」
キリ「キリトだ。お前はクロムでいいんだよな」
まあ、アミなんて名前つけるのは大体女だな。
クロ「ああ、でアスナっていうのは…あのフードであってるか?」
よく考えればあっちのコンビも1瞬で名前の区別がついたな。
キリ「たぶん…俺も良く知らないんだ」
は?じゃあこいつらはソロ2人だったのか。
なるほど、俺らに声をかけてくる筈だ。
アミ「そういえばパーティーリーダーとか決めるの?」
クロ「キリトでいいんじゃないか?」
面倒くさいことは他人に任せておく。たぶん…
キリ「まあいいけど」
ディ「各パーティーリーダー集まってくれ!」
…ほらきた。
クロ「だとよ」
キリ「結局俺か…」
渋々歩いていったキリト。心の中で感謝、罵倒を同時に言っておく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キリ「悪い。取り巻きになった。」
クロ「別に構わん」
つーか、なんの謝罪だ?俺の予想だと、たぶん俺らは最終的にボスと戦うことになると思うが。
アミ「大丈夫」
アス「別に」
今思った。今回ボス戦に参加する女性プレイヤーはこの2人だけじゃないか?
キリ「じゃあ具体的な作戦なんだが、全員軽装だしスイッチとポットローテを多用して行こうと思う…
(クロアミアス)「「「スイッチ⁇ポットローテ⁇」」」
…え?まさか…」
なんか3人綺麗に揃った。
クロ「なんだそれ」
アミ「聞いたことない」
アス「知らないわ」
キリ「ちょっと待て。アスナはともかくクロムとアミはコンビなんだろなんで知らないんだよ」
それなら、ソロのキリトは何故知っている。
アミ「と、言われても…」
クロ「気になるなら、見てもらえると早いんだが」
この件については見てもらった方が早い。
と言うか、説明が面倒い。
キリ「…じゃあ実戦もかねてフィールドで教えるよ。」
アス「ちょっと待って。なんであんたたち私の名前知ってるの?」
アスナが口を挟む。
まさか、パーティー組むことすら初めてなのか。
クロ「え?目のこの辺にパーティーメンバーの名前とHPバーがあるだろ?」
アス「あ、これ…キ…リ…ト?」
キリ「それが俺だ」
クロ「俺はクロム」
アミ「アミだよ」
アス「なるほどね」
キリ「じゃあ改めてお互いの戦闘力を見てみるか」
と、言うことで4人で近くのフィールドに。
…まさか、戦闘スタイルに驚かれるとは思いもよらなかったが…
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スイッチとポットローテの2つを教わり(実質変わらないが)街に一旦戻ってきたが…
クロ「あんな戦い方もあったんだな」
正直驚いた。あんなちまちました戦闘スタイルがあるとは。みんな『命を大事に』すぎるだろ
キリ「そりゃああんなに強ければ使わないだろ」
それは、このコートのせいで……あ
クロ「……………アミ、これ話しとくか?」
パーティーメンバーくらいには教えとくべき?と思いコートをつまみながら聞く
アミ「うーん。……」
まあ今朝アルゴを騙したばっかりで気が乗らないのは確かだが…言わないのもどうかと思う。
と、いろいろ考えていると前に誰かが出てきた。
アル「あ、キー坊にクロっちたちじゃないカ…アーちゃんもいるのカ?そういえば明日のパーティーはこの4人だっけ」
今一番の悩みの種だった。噂をすれば…なんてあるが噂しなくても現れたぞ、こいつ。流石情報屋…あ、その手があったか。
キリ「ああ、」
みれば、アミも同じことが考えついたみたいだ。
クロ「ちょうどいい」
アミ「だね。話しちゃおう」
アス「?なんの話?」
当然の質問だが悪いが今は無視させてもらう。
クロ「アルゴ、時間あるか?」
アル「?クロっちどうかしたのカ?」
クロ「いや、3人に話しておきたいことがある。誰にも聞かれたくないんだがいい場所ないか?」
まあNPCになら聞かれてもいいだろうが。
アル「うーん、近場だと…キー坊の宿がいいんじゃないカ?」
宿?音筒抜けじゃないのか?
キリ「なんで最初に出てくるんだよ」
アル「なにせそこの3人は宿をとったことが無いだろうし、オレっちも宿は寝る時以外取らないからナ」
キリ「え?」
誰もそこを聞かないからとりあえず聞いてみる。
クロ「宿なんて音筒抜けじゃないのか」
キリ「いや、借りられた宿の部屋の中の音は聞き耳スキルでもあげてないと聞こえないが…クロムたちも宿借りたことないのか」
借りられた宿は音が漏れないのか。初耳だ。
アミ「存在は知ってたけど、使ったこと無いな〜」
アス「私はこの街に着いた時とりあえず借りたけど」
アル「キー坊の宿が広いしいいじゃないカ」
アミ「なんで知ってるんですか⁉︎」
それは聞かずともわかる。たぶんキリトも…
アル「βの時に話題になったからナ。第一、キー坊みたいなのの宿の場所くらいわからなきゃ情報屋の名が廃るヨ」
ほら。
クロ「やっぱりキリトもβ上がりか」
俺の一言でキリトが戸惑う
キリ「おい!アルゴ!ばれてるぞ!」
アル「にゃはは。クロっちはオレっちのことを今朝見破ったんダ。オレっちだけばれてるのは尺だからナ。」
キリ「だからって俺を売るなよ…」
それには同感。とりあえずフォローを入れておく。
クロ「大丈夫だ。スイッチ教えてもらった辺りからわかってたから」
キリ「そういう問題か?でもなんで?」
クロ「だってボス戦で組む奴がいないってことは、お前いつもソロだろ。なのにスイッチを知ってるし、慣れてた。
そんなのβぐらいしかいないだろ。
…安心しろ、あのトゲ頭の真似なんかしないから」
第一、したくてもできないだろうが。
アル「にゃはは…キー坊もやられたナ。そういえば、会議で言ってたβって誰のことだったんダ?」
クロ「あの青いのだ」
名前忘れた。ていうか聞いてなかったんだから知ってる訳ないだろう。
キリ「ディアベルか?」
よく[青いの]で分かったな。
クロ「これは完全に推測だが、俺らは会議より結構前にこの近くにいて、あいつが攻略本を手に取った時からほとんど見ていたが、あいつが来てから1度もあの本を開いてないんだ、会議以外でな。なのに固有名詞に引っかかるわけでもないし次のページの内容も見ずに言ってた。普通カタカナ固有名詞は読みにくい。たぶんβだ。」
まあキリトやアルゴのときに比べ証拠が無いが、全員、そのへんはわかってるらしい。
キリ「へぇ。じゃあ注意しとくか。
…これが俺が借りてる宿だ」
アス「え?どこにもないじゃない」
キリ「いやここだ、1晩で80コル2部屋あってミルク飲み放題のおまけ付き眺めもいいし風呂付きで…
アスアミ「「…なんですって?」」
…え?」
今、急いでいる時にアミにいってはいけない禁句が聞こえたぞ。
クロ「…あーあ」
アル「どうやらキー坊は女の心に火をつけたらしいナ」
お前の性別は?客観的に女を語ると男扱いされるぞ。
心の中でツッコミつつも、念のためアルゴに確認しておく
クロ「アルゴ、時間かかりそうだけど大丈夫か」
アル「問題ないヨ」
その後30分待たされた。
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クロ「ようやく話せる」
アミ「ごめん…」
アミの謝罪とともにアスナも頭を下げる。
クロ「…で、本題なんだが、あんたらに知っておいて欲しいことがある。」
アミ「この装備のことなんだけどね」
アル「ようやくわかるのカ」
クロ「ああ、このコートだが筋力、敏捷ステータスをどちらか一方に合わせる効果を持っている」
キリ「え⁉︎ほとんどチートじゃないか」
アル「もしかして、伝説のフレイジーコートなのカ?」
なんだその伝説。と言ってもβのときだろうな。
アミ「ある意味ではあってるかもね。フレイジーボアからドロップしたのは間違いないから。」
クロ「詳しく話すと長くなるからやめるがとりあえず話しておく。これなら極ぶりの方が強くなる」
アル「なるほどナ。それなら噂は本当だった訳ダ」
噂…?あ、両手剣振り回すやつか。
アミ「朝は嘘ついてごめんなさい」
アル「なに、大丈夫ダ。かくしたいのはわかるからナ」
情報屋のくせにあっさりすぎないか?と思い忠告を入れておく。
クロ「アルゴには、最悪の場合トッププレイヤーにだけでも伝えて欲しくて話した。その時までこの情報は売らないでくれ」
アル「わかったヨ。1000000000kで売ることにする。」
売るなと言った筈だが、こいつが情報を売らない筈がないか。
クロ「売るなよ…。まあそんな高値で買う奴はいないだろうけど。であんたらにはパーティーメンバーとして知っておいて欲しかったんだ。しばらくボス戦のたびこのパーティーは続きそうだから」
アス「そうかもね」
キリ「よし。今日は各自解散。後は明日だ」
なんかキリトがリーダーっぽいこと言って俺らを追い出そうとしている。まあ流石に帰るか…帰る?
クロ「そういえば、結局宿はどうすればいいんだ」
アミ「そういえば!」
アル「任せときナ。近くでいいとこに案内するヨ」
クロ「お願いする」
情報料を取られたのは、言うまでも無い。
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ボス戦は省略します。すみません{(-_-)}
原作と同じだと思っていてください
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ボス部屋はなんとも言えない雰囲気になっていた。
あの青いリーダーが死んだ。この事実はβテスターことキリトに八当たりするほど困惑させた。キリトは自分に矛先を向けることで、他のβテスターの安全を確保した。
あんまり良い手段ではないな。
キリ「2層の転移門は、俺が有効化アクティベートしといてやる。この上の出口から主街区まで少しフィールドを歩くから、ついてくるなら初見のmobに殺される覚悟しとけよ」
キリトは一人で2層へ行った。が、とりあえずフォローしておいてやる。PKされそうだからな。貸しを作っとけばいつか使える。
ただ、問題があるとすれば…
クロ「クスクス…」
…さっきから笑いが止まらなくなっている。
キノコを食べた覚えは無いが。
キバ「なんやあんた‼︎」
流石に急に笑う奴がいたらそっちに怒りが向く。
キリトをパクったみたいになったがこっちはリアルに笑っているから大丈夫だろ。
クロ「いや、βテスターの
全員静まり返る。なんだ、みんなわかってたんじゃないか。ふせる意味はなかったな。
ようやく理解したトゲトゲが口を開いた。
キバ「……今日は助けてもろたけど、ジブンらのことはやっぱり認められん。わいは、わいのやり方でクリアを目指す。あのビーターにもそう言っとけ」
やだ。
クロ「アミ行くぞ」
アミ「了解」
アス「待って、私も行く」
アスナがついてきた。まあ、このメンバーならすぐ追いつけるだろう。
エギ「伝言いいか?………よろしく頼む」
会議のときにβテスターをかばったエギルとやらがアスナになんか言ってた。
アス「伝えておきます」
キリトは2層に登ってすぐのところに立っていた。
キリ「……………来るなって言ったのに」
クロ「言ってない」
アス「死ぬ覚悟があるなら来い、って言ったのよ」
キリ「……そうだっけ、ゴメン」
アス「エギルさんとキバオウから伝言がある。
エギルさんは『2層のボスも一緒にやろう』って。キバオウは…」
アスナも言うのは気が引けるらしい。
アミ「『今日は助けてもろたけど、ジブンらのことはやっぱり認められん。わいは、わいのやり方でクリアを目指す。』だってさ」
流石アミ。演技がうまい。
クロ「…そういえば、このゲームにはギルド制なんてあるのか?」
ちょっとした考えでキリトに聞いてみる。
キリ「あるが…それがどうかしたか?」
なら、いっといた方が良さそうだな。
クロ「予想なんだが、たぶん俺らは近いうちにあの2つのギルドに誘われる。分断される形でな。
そこで提案なんだが、いっそ俺らでギルドを作らないか?
もちろん形だけでOKだ。そうすれば、勧誘される心配は無いしな。」
キリ「考えとく」
アス「私は賛成ね。あの人たちに勧誘されるなんて御免」
クロ「じゃあ作るだけ作っておくか。できるようになるのは何層だ?」
キリ「3層だが…」
クロ「了解。俺らの方で作っとく。連絡用にフレンド登録しとくか」
アミ「じゃあまた今度‼︎」
予想どうり、勧誘されかけたところは省略する。
次回 大鎌とギルド