ソードアート・オンライン 〜死神の剣士たち〜   作:地上絵

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まあまあの進み具合です。


Ⅳ 大鎌とギルド

省略部分のあらすじー

 

あの後4人は基本的にクロム&アミ、キリト、アスナの3組で行動。2層、3層、4層のボスのパーティー時のみ4人で戦った。

3層ではクロムとアミがギルド作成に成功。

5層到達時にエギル達とアルゴを加え11人になっていた。

現在の攻略層は5層。エギル達は攻略、キリトとアスナは妖精クエスト、クロムとアミは5層高難易度クエストのボス攻略のクリア間近に、それぞれいるのだった…

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

アミ「はぁ…あとちょっと!」

 

クロ「駆け抜けるぞ!」

 

クロムとアミはモンスターの横を高速で走り抜け、vターンしてもう一度。

その度にモンスターのHPバーがほんの1ドットほど減る

このゲーム始まってからずっとこの戦闘スタイルだ。

駆け抜けて剣を滑らせる、隙あらばスキルを叩き込む。

おかげで、体力は滅多に減らない。

 

クロ「挟み撃ちでスキル!」

 

アミ「了解‼︎」

 

 

 

 

 

 

[Congratulation!!]

 

クロ「ふぅ…終わったか」

 

アミ「今回はしんどかったね」

 

クロ「クエスト終わらせるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

NPC「おぉ!大釜を取ってきてくれたのか!

礼をやらんとな…」

 

[クエスト<新しい大釜>をクリアしました]

 

NPC「礼は、このうちに代々継がれてきた技を教えてやろう」

 

…技?なんの話だ?と首を傾げつつ出てきたウィンドウを見る。

 

[エキストラスキル大鎌を手に入れました]

 

なんのギャグだ。…え?

 

クロ「⁉︎ エキストラスキルなんて初めてだなこの系統のクエスト」

 

エキストラスキル。ある条件を満たすことで出てくるスキル。まさか、高難易度クエストがキーだとは。

 

アミ「そもそも体術しか知らないけどね、エキストラスキル」

 

クロ「大鎌…さっきのドロップ品の中にあったな」

 

使い道がわからないのが1番困るが今回はわかりやすかったな。

 

アミ「使う?」

 

クロ「使うだろ。どうせだから熟練度上げつつ攻略行くか」

 

アミ「頑張ろう!」

 

その日中に熟練度150にいった。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

週一で行われるギルド内の定例会議(ミーティング)

そこでは、普段ばらばらに行動しているがゆえの情報交換が主な内容だった。

今日も例外なく、キリト&アスナの妖精クエストの途中経過、エギルパーティーの最前線攻略、といつもどうりの会議だった。が、流石に高難易度クエストには全員驚かざるを得なかった。

 

キリ「エキストラスキル大鎌⁉︎聞いたこと無いぞ」

 

アル「あった気はするナ。体術と一緒に情報が回ってた。あの時は誰も見つけられなかったんダ。まさか高難易度クエストだとは思ってなかったヨ」

 

同感。ていうか、下手したら、誰も取れなかったかもしれないな。

 

アス「毎回思うんだけど、なんで高難易度クエストって2人しかやろうとしないの?」

 

アル「クエストボスの特殊攻撃は一撃必殺だからナ。わざわざやりに行く奴はいないヨ。しかもあのボス受けたパーティーの一番高いLVに合わせられるからマージンもへったくれもないんダ」

 

実は、俺らも1層で、クリアした後にアルゴから聞いたときには、流石に驚いた。

 

アス「よくそんなのやる気になるわね」

 

クロ「ようは当たらなければいいんだろ」

 

キリ「確かにクロム達なら簡単かもな」

 

クロ「じゃあ、今日のミーティングはこれで終わり。

各自明日のボス戦に備えて準備しとけ。…解散!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

5層ボス戦前

 

リンド「行くぞ‼︎」

 

最近は最前線3ギルドのリーダーがローテーション式で指揮官になっていた。

 

全員

「「「「「「おおぉぉぉ!」」」」」」

 

扉を開けると同時に作戦通りに俺とアミで突っ込む。

が、作戦と違うことが1つ。

 

クロ「アミ!行くぞ‼︎」

 

アミ「了解‼︎」

 

現在装備しているのはいつもの片手剣ではなく大鎌だった。

 

クロ「サイススピン用意!」

 

大鎌スキル低位全方位技サイススピン

実は、ボス部屋に突っ込むのは雑魚掃除が目的だ。

敏捷と筋力がトップの俺らに、武器が買えないがために結構な攻撃力を誇る大鎌。さらに不意打ちのクリティカルによって、大ダメージ。

 

アミ「やぁ‼︎」

 

クロ「雑魚一掃!」

 

ほぼ全員を1撃で倒した。ここしばらくのボス戦のセオリーだ。隠蔽+敏捷で、雑魚掃除。

 

リン「ボス行くぞ‼︎」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜1時間後〜〜〜〜〜〜〜

 

[congratulation‼︎]

 

アス「ふう」

 

 

 

リンド「クロムさん。それはなんだい?」

 

クロ「エキストラスキル大鎌。

この層の高難易度クエストの報酬。

帰れば情報が回っているはずだ」

 

リンド「それでも、君は敏捷特化型だろ。両手武器なんか持てるのか?」

 

ようやく違和感に気づいたか。

と、言うことでギルド資金を稼ぐ。

 

クロ「アルゴ!その辺で聞いてるんだろ!あの情報を100コルまで落とす!聞きたいやつに教えてやってくれ!」

 

あくまでも、ギルド資金稼ぎだ。断じて、自分で説明するのが面倒くさいわけではない。

 

これで、俺は早々に6層へ。

階段を上がっているとキリトが追いついてきた。

 

 

キリ「どうするんだ?これから。」

 

クロ「いつも通り好きにしろ。次のミーティングは来週だ」

 

キリ「了解」

 

それだけでキリトは戻っていく。

ついでにリンドにいつもどうりに言う。

 

クロ「アクティベートはそっちに任せる」

 

リンド「ああ」

 

 

 

6層へついてアミが確認をとってきた。

 

アミ「じゃあ、いつも通り?」

 

クロ「ああ、行くぞ」

 

メッセージが届いた。

 

アルゴメッセージ『わかった』

 

クロ「珍しく遅いな」

 

 

 

 

クロ「さて、向こうが主街区だからこっちか。」

 

アミ「今回は何が出るのかな?」

 

クロ「さあな。何せ誰も知らないんだ。」

 

と30分程度、急ぎぎみで、目的の場所へ。?をつけたNPCを見つけた。

 

NPC「君たちはもしかして村からの支援かい?」

 

クロ「ああ」

 

NPC「ここまで結構あるからもっと遅くなるかと思ったよ。」

 

クロ「まあ、6〜7キロは離れてるかもな」

 

NPC「具体的な内容なんだが、この畑の南に大量の大型モンスターがいて困ってるんだ。そいつらはボスの臭いのするところには近寄らないらしい。そのボスから臭い袋を取ってきてくれ」

 

[クエスト<モンスターを追い払え>を受けますか?]

 

YES

 

 

NPC「よろしくな‼︎」

 

 

クロ「珍しく簡単そうだな。とりあえず街へ行くぞ」

 

アミ「3時間歩く?10分で走り抜ける?」

 

クロ「大鎌スキルも育てたい。歩くか」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

大鎌スキル熟練度300になったが、まあここからが上がりずらいからな。全武器300以上の経験上。

 

アミ「ふぅ…」

 

クロ「結構上がったな」

 

前からアルゴが走ってきた。多分アルゴの最速で。

 

アル「ちょうどよかった、大変ダ。」

 

クロ「何があった」

 

アル「クロっち達は自分がどう呼ばれているか知ってるカ?」

 

クロ「知らないが…」

 

そもそもほとんど人とは会わないし。

 

アミ「それがどうかしたの?」

 

アル「実は、クロっちとミーちゃんは『死神コンビ』って呼ばれててクロっちは『柴色の死神』ミーちゃんは『蒼色の死神』って呼ばれてるんダ。もともと呼ばれてたのに今日の大鎌にレアアイテム騒ぎダ。どうなるかわかるだロ」

 

クロ「ああ、本格的に死神に近くなった上に人の倍強いとなればチート扱いは間違いない。その上、ビーターことキリトをギルドに入れてるとなればチートギルドとして非難されるってとこだろ」

 

まあまあ予想どうり。

 

アル「それもあるんだけどネ…逆もあるんダ。このギルドに入ればトップに立てる、チートが使えると思うプレイヤーが大勢いてネ…とても手に負えないんダ」

 

…は?

 

なるほど、今は嫉妬より命が大事ってか。

 

クロ「アルゴ、全員召集してくれ」

 

アル「そう言うと思ってタ。もう仮ギルドホームに召集済みダ」

 

アミ「流石!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

仮ギルドホームで、

 

クロ「よし、じゃあ緊急会議だ。わかってると思うけど今回の会議は結果がある程度決まってる。つまり…」

 

面倒なことになった。

 

キリ「全員入れるか、全員拒否か」

 

アス「あと数人だけ入れる方法も有りかな」

 

クロ「ああ、その3択だろう」

 

個人的には、全員断りたい。今だってギルドマスターとかそろそろ降りたいのに誰も代わってくれない状態なのに。

 

アル「でも、今わかってるだけで150人弱いるんダ。選ぶのはきついんじゃないカ?」

 

アルゴの意見はもっとも。だが…

 

クロ「そんなことも無い。1人につき20人みればいいんだろ。いっそデュエルでもさせるか?」

 

エギ「それは危険なんじゃないか?」

 

アミ「それなら時間かかるけどこの11人を順番に全員倒せた人だけ入らせるとか?」

 

あれ?嫌な流れになってきた気がする。

 

クロ「待て。全員、数人だけ入れることに賛成なのか?」

 

エギ「ああ、仲間はいた方がいいだろ」

 

おいおい。まあ賛成多数ならしょうがない。そうなると面倒だ。

なら、楽な方を選ぶ。

 

クロ「じゃあいっそ全員入れたほうがいい気がする。時間かけたくないし。でもバランスは取りたい。あと、絶対、チートなわけじゃないのは当然確認する。そんなとこか?」

 

ていうか選ぶの面倒。しかも、全員入れれば俺一人では操りきれないからここの誰かに押し付けられる。

 

アル「じゃあオレっちは連絡係だナ」

 

エギ「それもそうだな」

 

 

こうして、アインクラッド最大のギルドになった




次回 竜使いと鍛冶屋
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