ソードアート・オンライン 〜死神の剣士たち〜   作:地上絵

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データが消えました。復活できなかったので2,3話カットするかもしれません。


Ⅵ 小さな再開とギルドホーム

アインクラッド第22層

攻略直後転移門前

 

クロ「ここ景色いいな」

 

見渡す限り緑と青だった。

 

アミ「落ち着くよね」

 

キリ「…そうだ!この層にギルドホーム建てたらどうだ?」

 

エギ「賛成だ。ようやく、金も集まったしな」

 

つい最近ギルドホーム用の9億Kたまって、そろそろホームの土地を決めようとしていた。

 

クロ「そうだな」

 

アス「どうせなら、大きめにして、ギルドメンバー6、7割くらい住めるようにしたら?」

 

随分大がかりな注文だことで。

 

クロ「じゃあ早速やってみるか。幹部全員集めてくれ」

 

と言っても後3人だが。

 

アル「アイヨ」

 

キリ「じゃあとりあえずアクティベートしとくか」

 

あ、今回の高難易度クエストはしばらくお預けか。

と思っているうちにキリトが転移門に手を触れた…瞬間に誰かが転移してきた。

 

キリ「うぉ!」

 

キリトがびっくりして倒れた。転移してきたプレイヤーをみると

 

リズ「あ、ちょっと急ぎ過ぎた?」

 

ちょっと前にアスナが連れてきた鍛治部隊長リズベットと

 

シリ「キリトさん大丈夫ですか?」

 

22層からめでたく後方支援部隊長になるシリカだった。

 

キリ「ああ、ビクっただけだ」

 

アル「ゴドブリーは来れないらしいナ。決まったのには逆らわないだとヨ」

 

まあ、育成部隊は忙しいだろう。

 

クロ「そうか。じゃあ端的に言う。ここにギルドホーム建てないか?」

 

シリ「賛成です!こんな綺麗なとこだし…」

 

リズ「私も賛成ね」

 

アル「オレっちも賛成ダ」

 

クロ「じゃあ全員賛成でいいな。じゃあ要望なんかないか?」

 

キリ「訓練場は必須だろ」

 

アミ「レストランやらショップも幾つか用意しておけば?」

 

アス「さっきも言ったけど、ギルドメンバーが住む場所も欲しい」

 

エギ「全プレイヤー用の宿もいいかもな」

 

アル「デカイ掲示板も欲しいナ」

 

シリ「普通の休憩所も作るんですか?」

 

リズ「全員一斉にできる鍛治場も欲しい」

 

口々に上がるギルドホーム要望。広さと資金を考えるても…

 

クロ「その程度ならできるな。じゃあ買ってくる」

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

丸半日立ってようやく完成したギルドホーム。

幹部だけでよくこんなに早く終わったな。

 

アミ「完成〜‼︎」

 

クロ「かなり広いな」

 

エギ「デカイのに景観を壊してない。木造は当たりだな」

 

キリ「どうする?全ギルドメンバー集めるか?…()()

 

キリトが皮肉たっぷりにいってくる。…まあキリトは人一倍動かしたからな。

 

クロ「団長はやめろ。…そうだな、パーティーといこうか。アルゴ、全員に回してくれ。今夜はギルドホーム完成パーティーだ!」

 

アル「よし来た。すっごく面白そうだナ」

 

同感。でも、少し準備が必要だな。

 

クロ「アスナ、裁縫部隊に軽く装飾させてくれ。キリト、アミ、エギルは部隊に連絡、食材を集めるの手伝ってくれ。シリカとリズもついていって。中層部隊(ゴドブリー)にも頼むつもりだ」

 

早口にいろいろと言ったが、大丈夫か?

 

アミ「こういう時、クロムをリーダーにして良かったと思う」

 

アミが余計なことを言っていた。こいつの料理は激辛にしておくか。

 

アス「確かに…?」

 

キリ「はははは…」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

[アミside]

夜、総勢200人のパーティーが始まる。

 

クロ「さーて、宴の始まりだ‼︎」

 

ホールは、大金かけただけあって、200人+テーブルを置いても余裕があった。

 

全『『『『『『うぉぉ…‼︎』』』』』』

 

アミ「宴て」

 

私のツッコミにキリトが笑う。

 

キリ「はははは…クロムなりの盛り上げなんじゃないのか?

…そういえばクロムが感情的になるとこ見たこと無いな」

 

あーあ、とうとう気づかれたな〜。

 

アス「そういえば、ボス戦でも、気合いは入れてても感情的に攻撃していることないよね」

 

クロムとは、話ても構わないって決めたし良いのかな?

 

アミ「ちょっとリアルの話になるんだけど…」

 

シリ「聞いて見たいです!」

 

アス「興味あるわ」

 

リズ「ちょっとくらいマナー違反は許されるでしょ。今日は」

 

まあいいっか。

 

アミ「あのね…クロムも私も孤児院育ちなの。最初は別々の孤児院だったけど、小2の頃私の居た孤児院がなくなって、引き取り手のいなかった私はクロムのとこに移された。それで、中3の時、同じところにひきとられたの。

それで、本題なんだけど、もともとクロムは生まれつき感情を外に出さなかったらしいの。で、そんなだったから小学校に入学してすぐ、上級生に狙われて、ストレス発散の相手にされたらしい。

…そんな時に私が転校して、クロムと仲良くなって…それを見た上級生が私も狙って…結局小学校の時は2人とも暴力、暴言の嵐の中だった。……卒業するときには2人ともいつの間にか臨死状態に耐性が出来てた。…ついでにクロムはもとからほとんどない感情をさらに隠すようになって、それを見かねた先生がいろいろ言った結果、クロムには逆効果で人の怒りは全部自分に向くように仕向けるようになったの」

 

なんか空気が重くなっちゃった。

 

シリ「……ごめんなさい。変なこと聞いちゃって」

 

エギ「1層ボス部屋のフォローも…」

 

エギルさんに質問される。

 

アミ「本人的には、いつも通りにやっただけって感じみたい」

 

アル「ずいぶんすごいいつもだナ」

 

ゴド「その割には、アミ副団長はよく笑っているではないか?」

 

あ、今クロムの話しかしてないっけ。

 

アミ「それも生まれつき。私の場合は演技することを覚えたぐらいかな。小学校高学年の時演技力で近くに住んでる有名なプロの劇団の団長から相当褒められたくらい」

 

まあ、護身用に身につけたやつで仕事する気にならなかったから拒否したけど。

 

リズ「それ相当すごいことじゃない!」

 

シリ「本当に聞いてよかったんですか?」

 

シリカが心配して聞いてくる。

 

アミ「大丈夫。どうせいつか言うことになるってクロムも言ってたから……今じゃなかったかもだけど…」

 

アス「ううん、大丈夫。聞けて良かった。ありがとう」

 

話は終わったけど重い空気は変わらなかった。

しばらく、無言で食事しているとクロムが近づいてきた。

 

 

 

クロ「なんかあったのか?

………まさかアミ、よりにもよって今話したんじゃないだろうな?」

 

流石クロム。鋭い。とりあえず何も答えない。

…まあばれると思うけど。

 

キリ「俺らが頼んだんだ」

 

クロ「まあいいけど。…そんなことより今は狂ったらどうだ?」

 

よかった。怒られなくて。

 

キリ「それもそうだな」

 

リズ「あんた狂うの⁉︎」

 

キリ「んな訳あるか」

 

じゃあ今の発言は…?

 

アス「…良かった…」

 

アスナは胸をなでおろしてる。どんだけ心配だったの?

 

キリ「なんだそれ⁉︎」

 

クロ「クスクス…」

 

アミ「面白そうだね〜」

 

 

アル「クロっち、そろそろダ」

 

アルゴが時間を見てクロムに声をかけた。

なんだろう?

 

クロ「ああ」

 

キリ「どうかしたか?」

 

クロ「いや、どうやら同盟を組みたいギルドがいるそうだから話を聞きに」

 

クロムの話によると、相手が今日じゃないとダメだとか。

 

キリ「へぇ、頑張れ」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

[クロムside]

 

クロ「全員ちょっと聞いてくれ‼︎たった今、同盟ギルドが出来た。ギルド『風林火山』だ‼︎」

 

ちょっと開けただけで結構盛り上がっていた。何があった。

 

全『『『『『『イェーッ‼︎』』』』』』

 

クラ「どうも、このたび同盟を組ませていただいたギルド『風林火山』のリーダー、クラインです。この…」

 

堅苦しい挨拶が始まりそうだったから先に封じる。

 

クロ「はい、挨拶おしまい!自己紹介+交流兼ねてパーティーの続きだ‼︎」

 

と一通り挨拶を済ませた風林火山のメンバーは幹部のテーブルにくる。

 

 

 

キリ「クライン⁉︎」

 

クラ「キリト⁉︎噂は本当だったんだな」

 

クロ「知り合いか?」

 

クラ「ああ、チュートリアル前に色々教えてもらったんだ」

 

なるほど。

 

クロ「なるほど」

 

キリ「悪いな、あの時は置いてっちまって」

 

クラ「いいんだよ」

 

クロ「さーて、料理足さなきゃな」

 

ギルドホーム完成パーティー(通称宴)は翌日まで続いた…




次回 軍撤退と新しい攻略組
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