推し(ナギサ)の弟に転生したんで曇らせを阻止します。   作:只のナギサ推し

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皆さん。新年、あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いいたします!!(なお元日の次の日投稿)

それとこの前評価見たら一次的に赤バーになってんですよね。(その後オレンジバーになりましたけど)

なんだったらお気に入り160人まで増えてました。そこまで需要が…
これかりも頑張っていきます!!

と言うわけで今回は番外編でお正月回です。
本当はナギサが2年生の頃のお正月回を書こうと思ったんですけど、どうしてもとある人物を出したくなったので…ネタバレになるかもしれませんが許してください…

因みに今回は最終編が終わり、アビドス編3章も終わった後のお話になります。

その為、まだ本編に出て来てないキャラが出るかも?

と言うわけで、今年も「推し(ナギサ)の弟に転生したんで曇らを阻止します。」をよろしくお願い致します。


番外編 「姉ちゃんとのほのぼの回」
番外編その1 「姉ちゃんと過ごすお正がt(((「私もいるじゃんね☆」「忘れないでいただきたい」


カチコチと時計の音がなる。

部屋は静かなまま。

そんな静かな部屋で、俺は姉ちゃんとコタツに入っていた。

 

「寒い…」

 

「凄い分かる…」

 

今日は12月31日、年末だ。

そして今いるのは桐藤家の姉ちゃんの部屋。今日はここで年を越そうと思う。

 

「姉ちゃんミカンいる?」

 

「あ、じゃあお願い」

 

ナギサの頼みとなれば断る理由がない。そうして、俺はかなり高いミカンの皮を剥いていく。ついでに自分のも剥く。前世ではこんな高いミカン食うことなかったからな…高級ミカンやぞ高級ミカン!!

というかナギサって、俺と2人きりの時だけ敬語じゃなくなるんだよな…至福。

そんなことを思ってると、部屋の扉が開いた。

 

「やっほーナギちゃん!!ナギト!!遊びに来たよ!!」

 

「ミカ、静かにしたまえ。今何時だと思ってるんだ?」

 

「何時なの?」

 

「10時半ですよ…」

 

扉を開けて現れたのはミカとSexySeia*1姉ちゃんの友達で、生徒会長メンバーでもある。

姉ちゃん(俺も)がセイアとあったのは2年前。桐藤家は代々トリニティの生徒会長を務める家であり、ミカとセイアはそうなのか知らんけど*2姉ちゃんは小学生の頃にミカと接触し、セイアとはティーパーティー関連で高校生になって接触した。

 

「ミカさん流石に静かにしてください…あ、姉ちゃんミカン剥けたよ」

 

「ありがとうナギト」

 

「あ、私もほしー!!というかミカン持ってきたんだけど…」

 

「ミカのミカンってか?」\\ツクテーン//

 

盛大にダジャレが決まった。*3

 

「………寒いな…」

 

「つまんない」

 

「余計部屋が寒くなった気が…」

 

「あれー?」

 

盛大に滑った?

 

「そんなことよりも、寒いからコタツ入らせて?」

 

「あ、どうぞ」

 

「では失礼して…」

 

そう言い、ミカとセイアがコタツに入る。こんな時の為に大きいコタツ用意しといて良かったー!!

 

「やはりコタツは至福だな…」ホカホカ

 

「この瞬間が幸せなんだよねー」ヌクヌク

 

思ったけどコタツでヌクヌクしてるミカとセイア見るの初めてなんじゃね?セイアとは去年あったばかりだしミカに関してはまだ小さかったって事もあって一緒に年越したことないからな…これでも超お金持ちの家だからね?

ハッキリ言って可愛い。このお姫様とキツネ、新鮮すぎだろおい。

 

「あ、ナギトー私のミカンも剥いてー」

 

「私のも頼むよ」

 

「はいはい、分かりましたよー」

 

今度はミカとセイアの分のミカンも剥く。思ったけどここまで2人と親しく接することが出来るのって友達だけなんだと思うんだよな…だって先生になったら絶対に恋愛対象として見られるから、性癖対象として見られるから。別に好きになってくれるのが嫌なわけじゃないんだよ?でも先生だとここまで「友達ッ!!」って感じで接せないと思う。

 

「はい剥けましたよ」

 

「ありがとー」

 

「恩に着る」

 

やっぱりSexySeiaの喋り方独特だなおい…

流石、あのスイーツ哲学のナツと不思議な言い回しを瞬時に解することができ、無言で通じ合うことが可能なセイアさんだ。

 

「ナギト、年越しまで後何分ですか?」

 

「後1時間…時間進むのはや」

 

友達や好きな人と話すと、つい時間を忘れてしまう。さっき2人が来たばっかだと思うのにもう30分たっちゃったよ。

思えばいろいろあった…エデン条約に、空が赤くなった…「あまねく奇跡の始発点編」。

 

それに、あの人と出会ったことも。

 

それらを乗り越えて、皆で新年を迎えることができた。

 

「思えば今年もいろいろあったなー」

 

「まぁ…そうだね…」

 

「暗くならないでくれ」

 

「でも一番印象に残ってるのは、アレだよね」

 

「空が赤くなったあの日ですか?」

 

「そうそう」

 

「そういえば、あの子は来ないのかね?」

 

「来る予定ではある」

 

「会った時は本当にビックリしましたよ」

 

「だよねーまさか、反転した????に合うなんて…」

 

「俺もビックリした。????には、辛い目見てほしくなかったから…」

 

空が赤くなったあの日。俺は…いや、俺達は、とある人物に出会った。

その者の元の姿をと考えるのなら、反転したその者の姿はだった。

その者は、「縲檎剪縺励?阪r蜿ク繧翫?∫羅莠コ繧?羅莠コ縲∫イセ逾樣囿螳ウ閠??螳郁ュキ閠」から、「闍ヲ逞帙r蜿ク繧、全ての人間を滅する破壊者」へと変わってしまった。

更に驚いたことは、シロコ*テラーとは知り合いではなかったらしく、それ即ちシロコ*テラーがいた世界とも違う、3つ目の世界から来た存在だった、ということ。

 

なんだったらシロコ*テラー曰く、「私よりも強かった。一瞬で間合いに詰められて、殴られたかと思ったらいつの間にか壁に叩きつけられてた」と言わせる程の強さを持っていた。まぁ反転してるからか…

 

そう頭の中で思いながら、今年を振り返ってると…

 

「失礼します…」

 

「あ、やっと来た」

 

「遅いよー!!」

 

噂をすれば…反転した????がやって来た。

俺達は温かく迎える。しかし、当の本人はオドオドしている様子。俺達は、落ち着かせる為に取り敢えず「座って」と、????に言った。

 

「ミカン食べる?」

 

「あ、じゃあ…貰います」

 

そうして、俺はミカンを剥く…ミカン剥き係になろうかな?俺。

ミカンを剥き終わり、????に渡す。彼女は「ありがとうございます…」と言った。やはりオドオドしてしまうのだろう。

 

「少しはリラックスしてください」

 

どうしたものかと考えていると、姉ちゃんが声を掛けた。まぁ正直に言うと、彼女の事は姉ちゃんが一番知ってる。

なんたって、譛ャ莠コだからな。

 

「ですが…」

 

「ですがもなにもありません。折角の年越しなんです。笑顔で新年を迎えましょう?」

 

ナギサから溢れるとてつもない優しいオーラ…うわ眩しい!!

 

「姉ちゃん…光が眩しすぎる…」

 

『え?』

 

「ナギちゃんが光って見えるー!!」

 

「目がぁぁぁぁぁ!!!??」*4

 

クソ!!この光景!!写真に収めたい!!

でもカメラがないッ!!

他の皆にも共有したいのに…ッ!!

俺達(ナギト、ミカ、セイア)はいつの間にかナギサのファンクラブなるものを作っていた。更に部員も結構いる。

最初は作る気なかったんだけど…なんかナギサのいいところを言い合う子達(もといナギサ推しの子)と話している内にナギサ推しがどんどん増えていき、いつの間にかファンクラブなるものが出来ていた。勿論俺達(ミカ、セイアも含む)も加入している。因みに姉さんはこの事を知らない。

 

まぁそんな話は置いといて。

 

流石姉さん。????のオドオドがなくなった。まぁ譛ャ莠コだから分かるんだね。

 

「あ!!新年まで40分きったよ!!」

 

「本当かい?ずいぶんと時間の進みが早い気がするんだが…」

 

「全く持ってその通りです」

 

「………」

 

皆が新年を迎えるに至ってはしゃいでる中、????だけは無言で座っていた。

 

「……どうしたの????」

 

「私は…本当にここに居ていいのでしょうか?」

 

????は、重い声でそう言った。

 

「私は…色彩に支配されていたとはいえ、世界を滅ぼし、殺人を犯した人間です。そんな薄汚い手を持った私が、果たして…ここにいていいのでしょうか?」

 

俺達は黙り込んでしまう。それだけ、彼女のその言葉が重すぎたのだ。

だけど、真っ先に彼女のその考えを否定したのはミカだった。

 

「何言ってるの!! ????はここに居て良いんだよ!!救われて良いんだよ!!私だって、悪いことしちゃったけど、救われていいって思えるようになったから。先生に助けてほしいって思えるようになったから!!」

 

「まずハッキリ言おう、君は悪くない。君をこんなにしてしまったあの者共(無名の司祭)が悪いのだ」

 

「????1人で全部抱え込む必要は無い。知ってる?一番いけないことは、悪いことをしてもなお全く反省しないこと。少しでも更生しようと努力しないこと。????は、少しでもいい人になろうと頑張ってるじゃん」

 

「皆さん…」

 

俺達は彼女を励ます。これ以上、彼女が自身を責めないように。苦しめないように。

 

「貴方は確かに悪いことをしてきたかもしれない。でも、だからといって、貴方がここにいてはならない理由にはならない。皆さんに言われてしまいましたけど、ハッキリ言います。貴方は幸せになっていい。救われていい。笑っていい。皆と一緒にいていいんです。これ以上、貴方が苦しむのであれば共に居ますし、自分を悪く言うのであればその口に、ロールケーキをぶち込んで差し上げますよ?」

 

そう言い、ナギサは????を抱きしめ、頭を撫でる。なんか姉ちゃんの最後のセリフでん?ってなったけど、それが如何にもナギサらしい。

 

俺達も、彼女を抱きしめ、励まし、慰める。それが温かく、そして優しく感じたのか、彼女は静かに涙を流す。声も出さず、まるで皆に悟られないように、静かに泣いた。まぁ皆気づいてたけど…

 

その後、皆で楽しくお話をしながら新年を迎えるその時まで待った。その時の????の表情は、先程よりも明るく感じた。

 

「お!!後3分で新年!!」

 

「なんか寂しいね?」

 

「私達の学校生活も、後2ヶ月ちょっとか…」

 

「早かったですね…」

 

「もう姉ちゃん達と学校で過ごせなくなるのか…ヤダナァ…」

 

「まぁまぁ。私とは何時でも会えるんですからいいじゃないですか?」

 

「ウン!!」

 

「切り替えが早いですね…」

 

????は呆れながらも、何処か懐かしむようにそう言った。

 

「後1分!!」

 

「そろそろだよ皆〜」

 

「では、大声で迎えるとしましょうか」

 

「今深夜ですよ?」

 

「発生練習…スースー」

 

姉ちゃんは大声で深夜に新年を迎えようとするし、????はそれを止めようとするし、セイアに至っては発生練習までし始めた。アレレ~?SexySeiaサンハコエデナインジャナイノォ~?*5(((「君を56しても良いんだよ?」すいません。*6

 

「5…4…3…2…1…!!」

 

 

と言うわけで…

 

 

 

 

『Happy New Year!!』

 

 

 

 

今年もよろしくね!!

*1
セクシーフォックスですまない。

*2
実際桐藤家が代々トリニティの生徒会長をしている家なのかは知らんけど。誰か教えてくださいお願いします

*3
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ」(?)

*4
※セイアさんです。

*5
唐突な煽り

*6
というかキャラ崩壊しないで頂きたい。







今回出てきた???さん。誰か分かる人いるかな?
もしいたら「君のような感のいいガキは嫌いだよ」状態になります。(大嘘)








・???

空が赤くなったあの日、突如として現れた、もう1つの世界の、もう1人の反転した生徒。
彼女は黒に染まってしまい、全てを破壊する者へと変わってしまった。
彼女は全てをこの手で破壊してしまった。頼れる仲間をこの手で破壊してしまった。
故に彼女は、1人で抱え込むようになってしまった。
しかし、彼女は自身の過去に向き合い、変わろうと努力した。
彼女は変われた。
今の彼女には、頼れる、守ってくれる、愛してくれる、そして認めてくれる仲間がいる。





救いようのない悪党でも、変われると思うか?

努力さえすれば、誰でもいい人になれると思うか?


貴方達は、彼女をどう思う?

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