推し(ナギサ)の弟に転生したんで曇らせを阻止します。 作:只のナギサ推し
それとお知らせです。
来月受験があるので、3月の中旬か下旬まで投稿が出来ません。本当に申し訳ありません。
かわりに、絶対受かってきます!!
トリニティのとある駅にて…
「ちょっと遅いですね…」
トリニティ生徒会長の1人、桐藤ナギサが私服姿で誰かを待っていた。
ただでさえ美人さんなのに、そこに白の袖口リブブラウスに黒と白のオシャレなスカートを着ているのだから、そりゃもう周りからの注目を浴びている。浴びに浴びまくって浴びドスになっている。*1
因みに、ナギサ本人は周りの目など気にしていない。なぜなら…
(イケメンで優しくてかっこいい大好きな弟との買い物ならぬデートッ!!こんなの至福以外の何でもありませんよッ!!)
そもそもデートの嬉しさで周りの目に気付いていなかったからだ。
事の発端は2日前……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ナギサ、そろそろ休んだらどうだ?」
生徒会長の1人、百合園セイアが死んだ目をしたナギサに心配そうに声をかけていた。
「あはは…大丈夫ですよセイアさん…私はまだマだヤレ↓マ↑スヨ?」
「強制的にも休ませた方がいいじゃんね」
「もう壊れちゃったよ…」
ナギサはここんところ丸3日寝ていなかった。
理由は単純。仕事がありすぎるからである。
セイアが復活した今でも、ナギサはホストの座についており、会議やらなんやらで毎日が忙しかった。勿論セイアにミカ、ナギトや他の生徒会の子達も忙しいが、ナギサは更に忙しかった。ホストだからね。
「まだ…休むわけにはいきません…やり残ってることがあるんです…休むわけには…」
「ガチで止まってくれ姉ちゃん…」
「私は止まらないので…貴方達が止まらない限り、その先に私はいますッ!!」
なんか始まった!?
スゥーてかそのセリフどっかで聞いたことがあるような気が…
「ナギちゃん?どうしたの?ナギちゃん?ナギちゃん!?」
「………これまさか…」
キーボーウーノハナー ツーナーイーダキズーナヲー
「だから…止まらないでください」
ナギサは手に紅茶を持ったまま倒れた。
「ナギサァァァァァァァァ!!!??」
「姉ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!」
「もしもし?救護騎士団であってる?今ちょっとナギちゃんが…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「し、死ぬかと思いました…」
「ナギちゃん無理は良くないよ?」
「まったくもってその通りだ」
「う…善処します…」
あの後、
「でも本当に、今回は強制的にでもナギちゃんには休んでもらうから」
「え、えぇ…」
「休んでる間は、トリニティの事は私達に任せておけ」
「そ、そこまで言うのなら…」
姉ちゃんは申し訳なさそうに答える。う〜んなんだろ?ヒナと似てるような…責任感が強いと言うか…仕事しないと落ち着かないみたいになってない?
そんな事を考えてると…
「そうだ。明後日の日曜、ナギトと2人で何処か行ってくるといい」
「はい…はいッ!?」
「セイアちゃん?それって…」
「ん?あぁ…デートだな☆」
「マジで?」思考停止
「デッ…デデデデデデデ…」
俺の脳は思考停止した。あの推しであるナギサと…2人きりでデートォ?そんな至福許されて良いんですか?
てかあれ?姉ちゃん大丈夫?デデデ大王の名前連呼してね?
「嫌だったか?」
「そんなわけ無いじゃないですか。めちゃ嬉しいです。本当に良いんですか?忙しいのに…」
「別に大丈夫だ。むしろこれは弟である君に任せたい」
「了解でーす」
「ナッ…ナギトトトとトトととととデデデデデデデデデデデ」
「ナギちゃん?お〜いナギちゃーん?」
こうして、ナギサは弟とデートをする事になった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ごめん姉ちゃん!!お待たせー!!」
「やっと来た…」
今日は待ちに待った
てか私服姿の姉ちゃんカワイイ!!まさに至福!!私服で至福を味わってる!!
「姉ちゃんその服似合ってるよ!!」
「ありがとう。そういうナギトも似合ってますよ?」
俺の服はベージュの上着(夏に着るやつ)に灰色のシャツ、そして白のダボダボした長ズボンだ。オシャレじゃろ?
「それよりも、どうして遅かったんですか?というか、そもそも一緒に行けば良かっただけなのに…」
「いや〜本当は今日シャーレの当番の日で…どうしても外せない用事出来ちゃったから今日の当番は行けません!!って先生に言ってきたんだよね」
「先生よりも私を選んでくれて…グフッ」
「姉ちゃん!?」
何故なのか分からないが、姉ちゃん度々吐血するんだよな…それもどっちかと言うと「尊い…グフッ」って感じのやつなんだよな…
「だ、大丈夫…」
「そ…そう?ならいいけど…」
まぁ姉ちゃんが大丈夫って言うんだ。大丈夫なんだろう。
「あ。それで、シャーレからこっちまで電車で行こうと思ったんだけど…余りにも人が多すぎて10分ぐらいおしくらまんじゅうしてたから走って来た。それで遅れちゃった」
「走って…走って!?」
「知ってる?実はトリニティ自治区とシャーレって徒歩30分なんだよ?」*2
「そうなんだ…」
「結構近かったよ?10分程度で行けたと思う」
「貴方はミカさんと同じで人間を辞めていますね…」
まぁ大切な人を守る為に色々した結果がこれだからね。後悔はしてないさ。
「まぁそんな話は終わりにして、早く行こうよ!!」
「分かりましたよ…」
姉ちゃんとのデート。ワクワクが止まんねぇぞオイ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「人で賑わってるねぇ〜」
「休日だからね」
まずやってきたのは大きなショッピングモール。現実世界で言う"AEON"や"ららぽーと"だ。
しかし、流石トリニティ。何処もかしこも高いお店ばっかで、如何にもお上品〜な雰囲気が出まくっている。
まぁ本来なら俺が関わることはないであろう場所だし、何より商品が全部高すぎるから買うこともないのだが…今の俺はお金持ちの家出身なのだ。無駄遣いはしないが、こういった高いものも普通に買えるぐらいにはお金に余裕がある。なんか金銭感覚バグってきた。
「少し、寄りたい場所があるんだけど…寄っていい?」
「好きな所行っていいよ〜今日は姉ちゃんの好きにしていい日だからね」
「(ニュータイプの音)………今好きにしていいって言いました?」
「うん言った」
「つまり…【ピーーー】で【ピーーー】で【ピーーー】な事してもいいってことですか!?」*3
「姉ちゃん正気に戻って?流石にそれは出来ない…」
「ムゥ…分かりました…」
なんで残念そうなの!?ナギサってそんなキャラだったっけ?頭ピンクのハナコみたいな事言ってる…いや、ハナコでもこんな事は言わないか…
まぁそんな話は置いといて、俺と姉ちゃんは目の前のオシャレ〜な服が沢山あるお店に入った。
「いらっしゃいませ〜」
「よし、バレてないな…」
因みにだが、トリニティ生徒会長とその弟が2人きりで出かけてるとどんな情報が拡散されるか分からない。「もしかして、あの2人付き合ってる!?」…なんてデマ情報流されても困るし…
という訳で2人共黒のサングラスをかけています。まぁコレでバレないだろ。
って思ってたけど、そもそも男子生徒がいる時点でバレるのでは?
「ナギサ様、ナギト様。いらっしゃいませ」
「うんバレてた」
一瞬で店員さんにバレた。もうサングラスの意味ねぇや。
仕方がない。ここは世間の人々が変な情報を流さないことを心から願おう。という訳で、さよなら。俺達のサングラス…
「今日はですね…ナギトの服を買いに来ました!!」
「俺の服?姉ちゃんのじゃなくて?」
「知ってますか?弟に自分好みの服を着せるのって、楽しいんですよ?」
そういえば、よく小学生の頃に色んな服着せられてたが…あれって楽しんでたのか…
まぁ俺も前世で、俺の妹が「服に興味ない男の人の服決めんの楽しい〜」って言ってたが…そういうことだったのか…
という訳で、早速姉ちゃんが持ってきた服を試着してみる。
「どう?」
「グッ…似合ってます…」
「とってもかっこいいですよ!!」
今一瞬吐血しかけたな。なんとな持ち堪えてるが…
因みに俺は灰色のキャップ帽にフード付きの白色の半袖、そして黒のジーパンを身に着けている。我ながらイカしてると思う。
それからだが、次々と姉ちゃんが持ってくる服の組み合わせを着ていく。なんかどんどん客が集まってきているような気が…気のせいか!!*4
そんなことよりも、30分ぐらい経った気がする。今の俺は完全にナギサの着せ替え人形。外着からパジャマまで…色んな服を着せられた。
如何にも涼しそうな半袖半パンに、中華っぽい服装、更には何故かジャージに犬パジャマまで…てかなんで犬パジャマ?なんでそんなもん置いてんだよ…
まぁとにかく色々着せられた。キヴォトスにいる人型は女性しかいないのだが、それでも男性が着るような服があってホント良かったと思っている。マジでスカート着せられるかと思った。
それと気の所為かな?青のパーカーに白のシャツ、白色のラインが入った黒のズボンにピンクのスリッパと、見たことあるような服を着せられたのだが…*5
因みにだが、後日ブルーバード*6では、"#着せ替え人形ナギト"というのがトレンド入りした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「次は映画に行きましょう!!」
「何見るの〜?」
次は映画館に来た。アニメからドラマまで、色んな映画がある。
俺はこの「実写版 MONSTER HUNTING」*7を見たいのだが…今日は姉ちゃんの好きにしていい日だ。俺が見たいものを見るわけにはいかない。
というわけで、姉ちゃんが見たがってた生徒の恋愛映画を見ることになった。乙女だね〜*8
チケットとポップコーンとジュースをかって、6番シアタールームの席に座る。因みに席は真ん中寄りである。
10分近く待ち、遂に映画が始まった。
どんな映画なのか内心ワクワクしていたのだが…本当にすまない。寝てしまってここから先の事を思い出せないのだ。
覚えているのは、姉ちゃんが俺の手を握っていたことと、肩に頭を乗せていたことぐらいだろう…うん尊い。シュゥゥゥ*9
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「次はアビドスの水族館だよー!!」
「アビドスですか…久しぶりに来ましたね」
「柴関ラーメン食べに行った以来だね」
ショッピングモールを出て、今度はアビドスの水族館に来た。ホシノのメモロビの場所にもなっている…であろうアビドスアクアリウムだ。
まぁデートスポットと言ったらここは外せないでしょ。
「綺麗…」
「ジンベイザメでっか…あ!!キヴォトスヒラエイもいる!!」
「こっちにはタカアシガニとギンザメもいますね」
本当に綺麗だ。水族館なんていつぶりだろうか?俺もナギサも、生徒会の事をすっかり忘れて小学生のように楽しんでいた。コレだよコレ。この笑顔が見たかったんだ。この為に俺は頑張ってきたんだ!!
それからイルカショーを見に行ったり、魚の餌やり体験をしたり、ナマコとかヤドカリを触れるコーナーに行ったり水族館の中にあるレストランでご飯を食べたりした。一生記憶に残る思い出になったな。これこそが!!まさしく前世で経験したかったブルーアーカイブだ!!
それと道中、ピンク髪の背の低いおじさんを見かけたのだが…魚に夢中そうだったので、声は掛けていない。楽しみを邪魔するのは申し訳ないからね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからというもの。
「た、高い…ですね…」
「そんな怖がらなくてもいいと思うけど…」
「という訳で、行ってらっしゃい!!」(背中を押す)
「イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!」
バンジージャンプをしたり。
「ロールケーキが出来上がってしまいました…」
「逆に才能だよそれ…」
「題材は目の前のモデルなのですが…」
題材の絵を描いて展示しよう!!ってとこがあったから参加してみたり。
「ハ…ハワワ…」
「姉ちゃんさすがに怖がりすぎ…」
バッ!!
「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!?????」*10
「」(ヘイローが消えている)*11
「え…?え!?」
お化け屋敷に入って姉弟仲良く仲良死して…それから…
「おぉ高〜い」
「今度は中に入っているので怖くありませんね」
観覧車に乗ったりした。
「ナギト、今日はありがとう」
「ん?どうしたの急に?」
観覧車に乗って15分、姉ちゃんが急にお礼を言ってきた。
「いや…その…今日は付き合ってくれて」
「別にいいよ。大好きな姉ちゃんに倒れてほしくないからね」
「だッ!?…大…好き、えへへ…」
ゲ ブ ラ ァ ! ! 死ぬ…死んでまう…!!ナギサが尊い!!もう一生幸せにする!!*12*13
神様…こんな可愛い姉の弟にしてくださり、本当にありがとうございます…
「ちょっと…いい?」
「うぇ?」
姉ちゃんに声をかけられ、意識が現実に戻ってくる。何をするんだろう?と考えていると、俺の膝の上に座ってきた。うぇ!?
「暫く…こうしてていい?」
「oh…オッケー」
凄い俺に甘えてくる…可愛い…俺今日死ぬんじゃね?
そんな事を考えながら、俺はナギサのお腹に腕を回して、後ろから抱きしめる。ナギサのいい匂いがする。堪んなぁい…*14なんか妹が出来たみたい。
それから観覧車が下につくまで、この状態が続いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから家に帰ったのだが…途中で姉ちゃんが寝てしまい、買った服やらなんやら+姉ちゃんを背負って来た為、腰が痛い。やっちまった…
まぁ姉ちゃんとデートできたしこれくらいなんともねぇけどな!!
その後、俺も疲れたから今日は風呂にはいらずにそのまま寝ようと思っていたのだが…ナギサが全然離してくれず、しかたないので一緒に寝ることにした。その際姉ちゃんは俺に抱きついてきた。俺は泣いた。血を吐いた。その衝撃で気絶した。次の日起きたら何故か鼻血が出ていた。
デート回はね、いるでしょ。(使命感)
2人のイチャイチャ見てるだけで頭がうへうへしてます。(変態)
誤字・脱字報告お願いします!!