イナズマイレブンGO 紅蓮の翼   作:シキDX

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第六十一話 幕末の風去りて

 ピッチいっぱいに試合終了の笛が響き渡り、雷門イレブンは一斉に歓喜の声を上げた。大逆転勝利に沸き立つ仲間たちの中で、俺も胸を撫で下ろし、膝に手をついて息を整える。

 負けを喫したザナークは、悔しさを滲ませながらもどこか晴れやかな表情で錦先輩を睨みつけた。

 

「負けたか……まあいい今日のところは認めてやるぜ」

 

 敗北を素直に認めつつ不敵な捨てゼリフを残すザナークだったが、錦先輩はまるでその反応を読んでいたかのようにニヤリと笑う。

 

「そう言うと思ったぜよ!」

 

 ザナークの決め台詞をそっくりそのまま横取りして皮肉っぽく返してみせたのだ。己のお株を奪われたザナークは一瞬苦々しげに顔を歪めたが、すぐにフッとどこか楽しそうに口元を緩めた。

 ザナークは胸元からスフィアデバイスを取り出すと、ムーブモードを起動。光とともにザナーク・ドメインの選手たちが一人、また一人と姿を消し、ピッチにはザナーク一人だけが取り残された。

 天馬と神童先輩が意を決したように踏み出す。

 

「サッカー禁止令を解除しろ!」

 

「円堂監督を返せ!」

 

「……円堂ってのはこの石のことだろ」

 

 ザナークはポケットをガサゴソとまさぐると、ひょいと小さく変則的な六角形の紫色の石を取り出した。それは……エルドラドによって姿を変えられてしまった、円堂守監督のクロノ・ストーンだった。

 

「かん……監督……!? そんな姿に……っ!」

 

 変わり果てた監督の姿に衝撃を受ける天馬たちをよそに、ザナークは「ほらよ」と無造作に円堂監督のクロノ・ストーンを投げ放った。クロノ・ストーンそのものにはまるで執着がないことを示す、彼らしい粗雑な態度だった。

 放り投げられたクロノ・ストーンが、空中を描いて天馬の手元へと落ちていく。

 

「なっ……!?」

 

 スッと現れた謎の影が、途中でクロノ・ストーンを掠め取ったのだ。

 全身を深く重々しいローブで包んだ謎の老人。その人物は手に収めた円堂監督のクロノ・ストーンを、目を突くようなまばゆい光で一瞬にして発光させた。

 

「くっ……眩しい……ッ!」

 

「何だ!?」

 

 一同が強い光に思わず目を手で覆い、視界を奪われる。そして光が収まった時には——謎の老人はクロノ・ストーンごと、影も形もなくその場から消え去っていた。

 すべては一瞬の隙をついて始まり、そして終わったのだ。

 

「一体……何だったんだ、今の老人は……」

 

 呆然と立ち尽くす俺たちの横で、ぶおん、と重低音が響いた。ふと気づくと、ザナークがいつの間にか真っ赤なエアバイクに跨がり、エンジンを吹かせていた。

 去り際、ザナークはチラリと俺の方へ視線を向け、鋭い眼光を投げかけてくる。

 

「今回の試合……悪くなかったぜ。だがお前とは本気で戦いたいんでね。次に会う時は、ちゃんと化身が出せるようにしておけよ」

 

 自分を救おうとして一瞬迷いを見せた俺の葛藤を見抜き、かつ完璧な状態での再戦を望む、彼なりの強烈な挑発とエールだった。

 俺はフッと息を吐き出すと、迷いの消えた瞳でザナークを見つめ返した。

 

「あぁ……期待して待っててくれ」

 

「……フッ、そう言うと思ったぜ!」

 

 ザナークはエンジンを爆音で轟かせると、赤いエアバイクとともに疾風となって二条城のピッチを去っていった。

 

*

 

「結局サッカー禁止令の解除も……円堂監督の奪還も……何ひとつ叶わないなんて……っ!」

 

 戦いには勝ったというのに絞り出すような声で悔しさを露わにした。

 

 

そこへ、フェイがゆっくりと歩み寄る。その表情には驚きや落胆はなく、どこかハナからこうなる結末を察していたかのように静かだった。

 

「天馬……彼らはエルドラドの正式なチームじゃないんだエルドラドによって差し向けられたようだけど本来の戦力じゃない」

 

 フェイの淡々とした説明を聞き、天馬は焦りを隠せない様子で叫んだ。

 

「だったらどうすればいいの!」

 

 問い詰める天馬に対し、フェイはブレない強い眼差しを向け、静かに、だが決定的な一言を口にした。

 

「もし今の僕らがエルドラドを打ち倒せる力を身につけているのなら未来に乗り込んで戦うことになる」

 

「……えっ……!?」

 

 フェイから飛び出したあまりにも大胆で無謀な提案に、天馬はもちろん、周りで聞いていた雷門のメンバー全員が息を呑み、激しい動揺に包まれた。

 

*

 

 何も取り戻せなかったのは事実だが何も成果がなかったと会うわけではなかった。

 龍馬はどっしりと力強い足取りで進み出ると、敗北の余韻に浸る徳川慶喜公の前に立ちはだかった。

 

「慶喜公!約束ぜよ!大政奉還してもらうぜよ!」

 

 慶喜公は一瞬だけ龍馬を見つめると、フッと小さく息を吐き出し、驚くほどあっさりと首を縦に振って席を立った。

 

「仕方あるまい……行くぞ」

 

「上様!」

 

 引き際の見事さというか、負けてやむなく受け入れたとは到底思えないあまりの素っ気なさに、信助が拍子抜けしたように目を丸くする。

 

「えっ……? なんか、すごくあっさり認めてくれたね……?」

 

「あぁ……やけにあっさりとしてんな」

 

 俺が不思議そうに首をひねると、隣にいた紫がふっと知的な笑みを浮かべて口を開いた。

 

「もしかすると……大政奉還は、彼らにとって元々決めていた既定路線だったのかもしれないわね」

 

「どういうことだ?」

 

「政権を朝廷に返還したあとも、幕府という組織と自分自身の権力をどうやって生き残らせるか……そこまで見越した上で、最初からこのタイミングで権力を返す計画を立てていたんじゃないかしら」

 

「うーん……」

 紫の難解な政治の裏事情についての解説に、俺の頭の上には巨大なハテナが浮かんだ。政治やら策略やらはさっぱり分からん。

 

「……なるほどな!」

 

 深く考えるのを諦めて俺が雑に適当な相槌を打つと、そのやり取りを聞いていたフェイが苦笑交じりに言った。

 

「ふふ、でも……慶喜公がどんな生き残り計画を立てていたとしても、このあとの歴史で幕府が滅びる運命だけは変わらないんだけどね」

 

 フェイの冷徹とも言える歴史の事実に新選組や幕府側に一定のシンパシーを抱いていた水鳥さんが、どこかしみじみとした様子で呟いた。

 

「悲しい幕府の末路だな……」

 

「いや、これによって歴史は今の日本に向かっていくんだ」

 

 神童先輩は、無事に歴史が守られたことに深く頷き、その既定路線を静かに肯定した。

 そして、大政奉還こそが新しい日本の夜明けに繋がると信じて疑わない龍馬は、すでにその先に広がる新生日本に思いを馳せ、目を輝かせていた。

 

「これもおまんらのおかげぜよ!ありがとうぜよ!」

 

 龍馬はそう言うと、これまでの言葉遣いから一変、隠していた土佐弁バリバリの口調で錦先輩にドカンと手を差し出した。

 

「なんでさっきから土佐弁に変わってるんだ?」

 

 急に方言を隠さなくなった龍馬に俺が違和感を覚えて尋ねると、龍馬さんは豪快に笑い飛ばした。

 

「いやあ、実はな? 京に出てきてからというもの、土佐弁を話すのがちくと恥ずかしくて隠しておったんぜよ!」

 

「暗殺を恐れて隠してたわけじゃないのか……」

 

 あまりにも拍子抜けな理由に俺たちがズッコケそうになると、龍馬は錦先輩の肩をドシッと叩いた。

 

「けどこいつに出会ってそんなことがちっぽけなことだってわかったぜよ!敵をも助けるあの器の大きさ!俺っちもこれからは誇りを持ってぜよぜよ言うことに決めたぜよ」

 

「そう言ってもらえるなんて光栄ぜよ!」

 

 錦先輩と龍馬が顔を見合わせて豪快に笑い合う。

 すると、龍馬は「そうだ、もう一つ決めたことがあるぜよ!」と、真剣な顔で胸を張った。

 

「毎日サッカーして痩せるぜよ!」

 

 龍馬はそう宣言すると、懐に右手をスッと差し込み、すっと横を向いてバチッとキザなポーズを決めてみせた。

 

「あっ……そのポーズ!」

 

 俺たちが思わず声を上げる。それこそが、俺たちがこの幕末の時代にタイムジャンプしてくるために使ったアーティファクト——『坂本龍馬の写真』に写っていた、あの有名な龍馬の姿そのものだったのだ。

 

「もしこの姿が未来に残る俺っちの写真になるというなら……未来の人間たちの期待を裏切るわけにはいかんからのう!」

 

 ポーズを決めたままニカンと破顔する龍馬の周りに、弾けるような笑顔と明るい歓声が広上がっていったのだった。

 

*

 

 TMキャラバンに乗り込み、時空を越えて元の時代の雷門中学・サッカー部棟へと帰還した俺たち。

 幕末へ同行しなかったメンバーも交え、部棟内でさっそくミーティングが開かれ、今回の幕末で起こった怒濤の出来事が共有された。

 

「……無駄骨かよッ!」

 

 水鳥先輩は溢れ出す悔しさをぶつけるように、パンッと己の掌に拳を叩きつけた。

 だが、そんな熱くなる水鳥先輩とは対照的に、沖田さんとのミキシマックスを果たした剣城は冷静な眼差しをフェイに向けた。

 

「……フェイ。だったら俺たちはどうすればいい?」

 

 フェイはまっすぐな瞳で全員を見渡し、力強い声で答える。

 

「もはやエルドラドを倒し歴史の改変を無効化するしかない」

 

「その通り!!」

 

 フェイの言葉を引き継ぐように、クラーク・ワンダバットがぬいぐるみのような拳をグッと握りしめて前に出た。

 

「そのためにはエルドラドが持つ最強チームを上回る力が必要なんだ」

 

「最強チームなんて……今までの奴らよりもっと強いってこと?」

 

 最強という響きに、信助が思わず肩をすくめて恐怖に顔をこわばらせた。

 これまでに戦ってきたプロトコル・オメガの面々や、あの凶悪なザナーク・ドメインすら凌駕する凄まじい敵が、エルドラドの本陣にはまだ控えているというのだ。

 

「その恐るべきチームの名は……!」

 

 ワンダバが溜めに溜めて、勢いよく叫ぼうとした——まさにその瞬間!

 

「『パーフェクト・カスケイド』じゃ!!」

 

「うわああああっ!?」

 

 突如として室内に響き渡った甲高い声に、俺たちは思わず飛び上がった。神出鬼没、いつどこから現れるのか誰にも予測不能な科学者——クロスワード・アルノ博士だ。

 

「わ、ワンダバの少ない見せ場をあっさり奪った……」

 

 俺が呆然と呟く横で、アルノ博士はいつになく真剣な、どこか焦りを帯びた表情を浮かべていた。久しぶりの登場だったが、彼が携えてきたのはあまりにも重い情報だった。

 

「みんな、大変なことになったぞ……!」

 

 博士の重々しい口調に、俺たちは互いに不安げな視線を交わし合う。

 

「……何が起こったんですか、博士?」

 

 天馬が尋ねると、アルノ博士は深く首を振って語り始めた。

 

「エルドラドが……ついに本気を出したのじゃ。雷門を完全に潰すため、あの最強の刺客『パーフェクト・カスケイド』を実戦投入してきたのじゃよ!」

 

 博士の説明によると、エルドラドはサッカー禁止令の「インタラプト修正」を、パーフェクト・カスケイドの強大な力によって強固にガードするという暴挙に出たらしい。

 つまり、俺たちが歴史を塗り替えてサッカーを取り戻すための「再修正」を行うには、彼らが張り巡らせた絶対的なガードを力ずくで打ち破るしかない。パーフェクト・カスケイドという絶壁を倒さない限り、サッカーを取り戻す道は完全に閉ざされたということだ。

 

「フェイ……その『パーフェクト・カスケイド』って、そんなに強いの……?」

 

天馬が不安を押し殺すように尋ねると、フェイは視線を落とし、重々しく答えた。

 

「……相当にね」

 

 たったひとこと。だが、これまで数々の時空移動を共にしてきたフェイが口にしたその短く重い返答が、相手の凄まじさを何よりも物語っていた。

 重苦しい沈黙が部棟を包み込みかける。しかし、それを切り裂いたのは神童先輩の静かで揺るぎない声だった。

 

「……だが、考えようによっては単純な話だ。そのチームさえ倒せば、僕たちはサッカーを取り戻せるんだろう?」

 

「うむ! まさにその通りじゃ!」

 

 

 神童先輩の極めて前向きで当然の指摘に、アルノ博士はポンと手を叩いて安易に肯定してみせた。

 しかし、ワンダバは雷門が未だ経験したことのない「未知の領域にある強大な脅威」への警戒を促すように、あえて厳しい表情で割り込んできた。

 

「甘く見てはいかん! パーフェクト・カスケイドとは……サカマキ・トグロウと呼ばれる有能な指揮官に率いられた、あらゆる面においてパーフェクトと評される恐るべき部隊なのだッ!」

 

 天馬はそれを聞いてさらなる詳細を求め、すがるようにアルノ博士の方へと向き直った。

 

「博士! そのサカマキって監督や、パーフェクト・カスケイドについてもっと教えて——」

 

「……って、あれ!?」

 

 天馬が指さした先には、誰もいなかった。

 いつものように、何の挨拶も、去り際の前触れすらもなく——アルノ博士はまるで煙のように、いつの間にかその場から姿を消していたのだった。

 

 *

 

 結局のところ、フェイもワンダバも「パーフェクト・カスケイドが圧倒的に危険な存在である」ということ以上に詳細な情報は持っていないようだった。だが、フェイの表情からはこれからの戦いがこれまでの比ではないほど苛烈なものになるという重い現実が伝わってきた。

 部棟内にどよりとした重苦しい空気が漂いかける。しかし、その雰囲気を強引に吹き飛ばすかのように、机の上のクロノ・ストーン——円堂大介さんが豪快に声を張り上げた。

 

「話は聞かせてもらった!手強い相手が来るというのならここから先は本気を出していくぞ!」

 

「……今までは本気出してなかったのか?」

 

 水鳥先輩の容赦のない鋭いツッコミが飛んだ。

 しかし大介さんはそのツッコミをシカトし、堂々と次の『時空最強イレブン』のターゲットを発表し始める。

 

「ゴホン! 今回のターゲットは二つ!第7の力! 『自由自在に空間を活かす、空を制するフライングディフェンダー』! そして第8の力は、『太古の力を宿し、その牙の力は海を割るダイナミックミッドフィルダー』じゃ!」

 

「フライングディフェンダーに……ダイナミックミッドフィルダー……?」

 

 天馬が呟く。大介さんは一拍置いて、自信満々に断言した。

 

「それを例えるならば……ズバリ『恐竜』のものじゃッ!!」

 

「「「き、恐竜ーーーーッ!?!?」」」

 

 突如として飛び出した太古の生物の名前に、メンバー全員が絶句した。

 倉間先輩が呆れ返ったようにシニカルなツッコミを入れる。

 

「最強イレブンって……人間じゃねぇのかよ!?」

 

「まあまあ〜恐竜かぁ!なんかスゲェ強そうだし、いいんじゃね〜?」

 

 浜野先輩がいつもの調子でおおらかに笑うと、速水先輩が頭を抱えてハァと大きなため息をついた。

 

「はぁ……そんなんでいいんでしょうか……」

 

 だが、驚きと呆れが交錯する中で、ただひとり——目をキラキラと輝かせている少年がいた。

 

「き……恐竜……っ! 恐竜時代に行けるの!?」

 

 信助だ! 日頃は控えめで弱気な面が目立つ信助だったが、実は大の恐竜好きだったらしく、一気にテンションを爆発させて大介さんに詰め寄った。

 

「大介さん! ミキシマックスする対象って、一体どんな恐竜なんですか!? スピノサウルス?トリケラトプス?それともプテラノドン?」

 

 凄まじい食いつきで質問攻めにする信助。そこへ天馬が疑問を投げかけた。

 

「あの……大介さん。恐竜のオーラなら、フェイがもうティラノサウルスの力を持っていますよね?」

 

「ふむ、だがそれでは不十分じゃ! 今や敵の強さはフェイを凌駕しておる。わしが求めているのは、ティラノサウルスよりもさらに凶暴で、圧倒的なパワーを持った恐竜なのじゃ!」

 

 凶暴でパワフルな恐竜……マニアであるはずの信助すら首をひねる。

 

「ティラノサウルスより凄い恐竜……? 一体何ていう恐竜なんですか、大介さん!?」

 

 信助に目を輝かせて尋ねられた大介さんは、ドヤ顔で言い放った。

 

「それは……わからんッ!!」

 

「「「わからんのかいッ!!!!」」」

 

「そんな適当なことでいいんですか!?」

 

 皆が驚きすかさず速水先輩が必死に問い詰めるが、大介さんは負けじと声を荒げて言い返した。

 

「何を言うか!恐竜の世界には未だ人類の知らん未知の部分が山ほどある!まだ発見されていない凄まじい恐竜が必ずあの時代には存在するはずなんじゃッ!」

 

 その熱弁を聞き、ぐっと拳を握りしめて前に出たのは黄名子だった。

 

「ふふん!恐竜の力なら、今度こそウチがミキシマックスする番やんねッ!」

 

「おいおい黄名子、譲らねぇぞ。今回は俺がミキシマックスを掴み取る!」

 

 俺は対抗して胸を叩く。

 

「だったら勝負やんね、コウ!」

 

 黄名子はニシシと挑戦的な笑みを浮かべた。

 

「よし! では今回のアーティファクトじゃ!」

 

 大介さんが出したのは、ずっしりとした『恐竜の化石』。そして、今回の時空ジャンプに同行する11名の探索メンバーが発表された。

 

天馬、フェイ、剣城、信助、神童先輩、霧野先輩、錦先輩、黄名子、コウ、紫、速水先輩——

 

「よし、みんな! 太古の恐竜時代へ出発だッ!」

 

 天馬の掛け声とともに、準備を整えた俺たちはTMキャラバンへと乗り込んだ。

 エンジンが重低音を響かせ、タイムジャンプの光が車体を包み込む。目指すは、巨大な生命たちが蠢く、人類誕生より遥か昔の『恐竜時代』だ。

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