英雄伝説 閃の軌跡 AFTEREPISODE   作:リゼン

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今回は、ゲームをやっているときみたいな説明文がでてきますので、ご了承ください


序章5  ダンジョン区画 Ⅱ

「強敵…じゃなくて、大量の敵が現れたね」

 ロランがそう言った目の前には、昆虫型の魔獣が6体居たのだ

「この群れ、いったいどうする気なの?」

 カトラがそう言った、確かに、この群れを一気に戦うのはかなりきつい、だがカルテは

「だが、戦わなきゃ先には進めない」

「で、どうするつもりなんだ?カルテ あいつらは僕やストラの太刀、それに君の剣では通用しないと思うけど?」

 ロランはすでに気付いていたのだ、昆虫型の魔獣には刃が通らないことを

「なら、近距離がだめなら遠距離だ」

 とカルテは言うと、いつの間にか腰に会った銃を取り出した

「カルテ、それは何?」

 とストラはカルテの銃について問いかけた、そしてカルテの答えは

「法剣の話はしただろ、こいつは法剣の銃タイプ、名は法銃」

「そんな武器があったのか…」

「まあな、でこいつらを倒すにはなるべく銃などの武器が有効だと思うんだが…君らは何か遠距離系の武器は持ってないのか?」

 とカルテは二人に問いかけるとロランは

「僕はもっているけど、ストラは…」

「私は持ってないのよ…」

 とカルテに話した

「そうなのか…ちなみに何を?」

「俺は導力式の銃じゃなくて、通常弾の片手銃だ」

「そんなものをまだ使っていた人がいるんだな…」

 とカルテが驚いているようだ…

「私のは、見てもらった方が早いわね」

 とストラはカルテにスタンロッドを見せた

「これって、スタンロッドだよな…」

「ええ、だけど私のは氷アーツを少し嵌めこんでいるから、アイスロッドと言ったところかしらね」

「そっちもかなり変わった武器を持ってたんだな、まあちょうど目の前にいる魔獣には効きそうな武器でよかったよ…」

「それじゃあ、行きますか」

 ~  ~  ~  ~

「何とか切り抜けないとな…」

 

 オリジナル設定《ウェポンチェンジ》について

 今作からは、新たに武器を二つ持っているキャラが多くいます、そこで新たにウェポンチェンジが追加しました、武器はほとんどのキャラは近距離と遠距離となっています、武器の変更はクラフト画面からいつでもできます、またクラフトは武器によって変わりますのでご注意ください

 

 ロランは武器を太刀から片手銃に変え、持ち替えた銃を3発撃った

 1発目と2発目にの弾丸で一体の魔獣を倒し、3発目の弾丸は一体の魔獣の急所に当たり、当たった魔獣は撃沈した…

 続けてカルテの法銃の魔導弾が連続で4発魔獣へと向かった

 二発づつ、2体の魔獣へと向かい、お互いの一発目は魔獣の正面に直撃、後に来る弾が、魔獣を貫く、そして2体の魔獣は撃沈した

 そしてカルテが銃撃をやめたその時、ストラがアイスロッドを手にり、クラフトを放った

「アイスボックス!」

 アイスロッドから氷の塊が現れ、それを残り2体の魔獣にはなった、すると2体の魔獣は氷漬けになり、数秒後には氷が壊れ、魔獣は氷結状態になっていた

 すかさずロランとカルテが銃用のクラフトを放つ

「燃え尽きろ、フレイムショット!」

「輝け、シャインショット!」

 二つの弾丸がそれぞれの魔獣を貫いた、そして魔獣は撃沈し、戦闘が終了した

 

「案外ちょろかったな」

「まあ、それは武器のバランスが良かったからじゃないかな…」

「それもそうね、私たちって相性がいいのかもしれないわね」

「だな」

 と3人が確認したその時、3人の目の前から

「あら、戻ってしまったようですわね…」

 目の前には、先に行っているはずの橙色の髪の女子の班が現れたのだ

「そうみたいですね」

 と緑色の髪の女性がいう

「また道を間違えたのか…」

 と青色の男子が言った

「あれ?君たちは…」

「なんでこんなところにいるの?」

 とロランとストラが3人に話しかけた

「実は、道を間違えてきたようです…」

「道を間違えたのか…教官の言ったことは正しかったようだな…」

「まあ、せっかくだし改めて名乗っておきましょうか」

「なんでそうなるの?」

「まあまあ、ロラン彼女に乗ろうじゃないか、まだ名を知らないクラスメイトなんていやだろ」

「それはそうだが…はぁ分かったよ」

 とロランが変な承認をしたところで

「では改めて名乗らせてもらいますわ」

 

「私の名は ロテリア・カイエン 以後よろしくですわ」

「「四大名門!?」

 とロランとストラは驚いているがカルテは、「なんだそれ?」と思っているようだ…

「なんか有名なのか?」

「ってああ、カルテが知らないのも無理ないか…」

「帝国では平民と貴族のことは知っているよね?そして貴族には四大名門と言う貴族のトップたちがいるのよ まあその中でも公爵家と侯爵家に分かれているんだけど、それでカイエン家は帝国西部のラマール州を収める四大名門の一つなの」

「成程な、要はお偉いさんか」

「その言い方は何か刺さりますわね、まあいいですわ ほかの二人も自己紹介は?」

「ああ、じゃあ俺から」

 とロテリアの言葉でまずは青い髪の男子から自己紹介をするようだ

「ハルト・プリシュラだ 一応俺も貴族だ」

「へえ、君も貴族なんだ、その割には貴族っぽくないね」

「そう言われるよ、自分の出身はオピラスだからかな…」

「オピラスと言うと、工房都市よね? たしか今では機甲兵(パンツァー・ゾルダ)の制作をしているとか」

「不本意ながらね、それに俺の武器はこんなんだし」

 とハルトは皆に小型の魔導杖を見せた

「それって魔導杖(オーバル・スタッフ)よね? そんなものも作っているの?」

 とストラがハルトに話しかけた

「いや、これはあくまで途中段階の武器だ、テストパイロット関係で俺が使っているというわけだ、まあそっちの彼女のほうがすごかったけどな」

 とハルトは緑色の髪の女子のことを見た

「わ、私ですか?」

 と緑色の髪の女子がびっくりしたようだ

「君も挨拶したらどうだ?」

「では、オリアン・ウィスベールです どうぞよろしくお願いします」

「オリアンさんか…そう言えばハルトがすごかったと言っていたが、どんな武器を使ているんだ?」

「いきなり呼び捨てかよ…」

「で、では…」

 とオリアンは魔導杖を見せた

「君も魔導杖? でもハルト君と形もサイズも違うみたいだけど」

「さあ…それは私にもわからないのですが…」

「ああ、それは制作社がちがうからだな」

「と言うとどういうことですか?」

 ロランがハルトに話しかける

「俺のは市内にあるプロテキス社の自分専属部、第11開発部と第3研究部が共同で作ったやつ、オリアンのはエプスダイン財団とラインフォルト社が作ったやつだからだ、性能も違うぜ」

「そうだったの…」

 とオリアンが驚いている

「で、君たちは来た道を戻るだけど…大丈夫なの? こう言っちゃあ失礼だけど、男子が一人だけで?」

「私は大丈夫ですわ」

 とロテリアは二拳銃を皆に見せた

「この二拳銃があれば、大型魔獣や大量の魔獣も心配なしですわ」

「そ、そうなのか…」

 とロランが疑問に思っていると、ハルトが

「そう言えば、君たちまだ名乗ってもらってないけど…念のために貴族か平民かを言ってもらってもいいか?」

「別に大丈夫だが…」

 とロランが大丈夫サインをもらったところでカルテから自己紹介をした

「じゃあ俺から、俺はカルテ カルテ・ストラードだ 一応外国出身なんでね、いろいろとよろしく そして貴族か平民かで答えるなら、平民で答えておくよ 自分の国には身分制度がないからな…」

「留学生でしたの…」

「正直びっくりだな… でそちらのお二人は?」

「では私から、私はストラ・ヴェブシュ 出身はアルテリで平民よ」

「アルテリ…確か雪街でしたよね?」

「そうだけど? 何か…」

「いえ、何でもないわ…」

 とオリアンとストラの会話が終わると

「最後は僕だね 僕の名前は ロラン・バネット 僕も出身はアルテリで ‘一応‘平民だよ」

「へえ、君もアルテリなんだ…」

 とハルトが驚いている…

「では、お互いの自己紹介も終わったことだし、私たちはそろそろ先に進みますわ では、またあとで」

「ああ」

 と3人は奥へと進んだ…

「それじゃあ私たちも進みましょうか…」

「そうだな」

 

 そして3人は奥へと進んだ、そして奥へ進むと、階段があったのだ、3人は階段を上り、旧校舎1階へと歩き始めた…


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