ゆるゆるなTRPG好き達による日常   作:雨の三つ橋

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S・W1.0編0章「古の水の牙」下

 翌日の放課後。

 

プレイヤーC(ラディマン)「あれ、学食って放課後も開いてるんですか?」

 

プレイヤーB(ケイト)「いや、昼に買ったの。ナポリタンロールだけでお腹ふくれたから

 しまっといたんだけど、キュウリしなびちゃってんなー」

 

 レタス一枚、トマト一枚、ハム一枚、キュウリ二枚(横並び)を順に挟んだロールパンサンド。

 110円だった気がする。

 

プレイヤーD(カーチス)「ツナサラダもキュウリ入ってるけど、あれニオイがきつい

 組み合わせじゃねえ?」

 

GM「わかります。熱を加えないと、ツナにキュウリ合わせるのは臭いですよね」

 

プレイヤーD「うん? そう? 炒めても俺サカナ油はきついと思う」

 

GM「え、あ、ツナの方ですか? 私はキュウリが臭いと……」

 

一同「(笑)」

 

 

 

GM「では始めましょう、大穴の底の底、古代王国のものらしき様式の石壁が現れた所からです」

 

カーチス「ルルブ(ルールブック)にも和風の名前はそぐいませんって書かれてるくらいだしな。

 GM、底の底ってえとツタで二階ぶん下りるって認識でオッケー?」

 

ジルフィエル「ん?」

 

GM「ん? ……あ、和式洋式の洋式じゃなくて、ルネサンス様式とかヴィクトリア様式とかの」

 

カーチス「ああ、そっちか!」

 

ラディマン「ずっとコント続いてますね(一同笑)」

 

GM「大穴の底ですが、なにかしら建造物の屋根が抜けた、という印象を受けます。

 ですから回答はイェス。底の底とは本当に大穴の底に、もう一段階穴があるという意味で。

 壁はレンガっぽい段々模様でザラザラ。うちの高校の外壁みたいな」

 

ジルフィエル「この地図は、ここから建物のマッピングするための余白だったんですね?」

 

GM「はい」

 

ラディマン「では行こうか(低音ダンディボイス)」

 

一同「(笑)」

 

 

ケイト「ごちそうさまっと」

 

GM「あ、笑禍穫さんその袋めぐんでくれませんか? パック捨てるのに使います」

 

ケイト「ああ、ありがと」

 

 既にパンのラップをビニール袋に捨てていたがゆえの『ありがと』と思われる。

 

 

GM「大穴自体は崩れた土が斜面になっていて太陽の光が降りそそいでいますが、

 もちろん崩れた壁の中に明かりはありません、真っ暗です」

 

ジルフィエル「たいまつはラディマンさんにお願いしてよろしいですか?」

 

ラディマン「うむわかった」

 

ケイト「私ら弓矢二人は、矢を用意しておきたいからねー」

 

GM「この場所は、敷き詰められた石の床……細かい溝だらけですから、たいまつを落としても

 5ラウンドは保つことにします」

 

カーチス「あー消えちまう可能性もあんのか」

 

ジルフィエル「俺らのシナリオは毎回街中で、たいまついらなかったから」

 

ケイト「ごめんバイオにかぶれてて(笑)」←その三人セッションのGM

 

ジルフィエル「んー……では予備として、たいまつをもう1本わたくしが持ちましょう」

 

ラディマン「盾を持つ人にずっとたいまつを持っててもらうのも……わたしの方が持ちっぱなし、

 にした方がいいと思うが、どうだろう?」

 

ケイト「レベル低い時点だと敵の回避もけっこう絶妙で、7でギリギリ当たるのが多いんだよ」

 

カーチス「でもシーフ1で与えられるダメージ考えると、ボスにはあんま通じないかもな。

 ……まあジルちゃんの回避か、ラディーくんの命中かの二択だ」

 

GM「盾は装備するのに1ラウンドかかりますから、戦闘準備はラディマンさんの方が早いです」

 

ラディマン「ではジルフィエル、任せたぞ」

 

ジルフィエル「了解でしてよ」

 

ケイト「その喋り方だとまた『おじさま』って言いそうだな……(笑)」

 

ジルフィエル「ラディマンさんラディマンさんラディマンさんラディマンさん、よし(一同笑)」

 

ラディマン「そんなにおじさまって言いそうなんですか(笑)」

 

ジルフィエル「うん!(一同笑)」

 

 

GM「入ってみると、ここは元々壁で区切られていた部屋のようです。

 このへんに壊れた扉が転がっていて(描き描き)南側に廊下が続いているのが見えます。

 壁の一部が何かの拍子に壊れ、そのまま壁全体が連動して崩壊したようです」

 

ケイト「壊れてるってことは、扉は木製?」

 

GM「はい、木製。また廊下の床の石つぶも踏んだ感触から非常に薄いと思いました、

 明らかに軽く作られてて『二階』って感じです。崩落した天井部分を見ても屋根っぽくて、

 もともと地下として造られたような構造ではなさそうです」

 

ラディマン「古代の民家かな?」

 

カーチス「怪盗志望の目が輝き出したぞー(一同笑)」

 

ジルフィエル「こんな感じ?(描き描き)」

 

GM「はい、そしてすぐ下り階段。廊下を見ると西側に連続して3つの扉(描き描き)、

 一番奥に曲がり角。東側に扉、少し飛んで2つの扉が見えます」

 

二階

 

〇■×←現在地

□■□

□■〇

□■□

〇■□

 

ケイト「東側のここ(扉の無い歯抜け部分)は玄関の真上って事かな?」

 

カーチス「あー玄関がへこんでるやつ?」

 

GM「いえ、空間はあります。そうですね、まとめると此処と此処に、壁ではない空間が見えて

 東西どちらにも扉が三つずつという事になります」

 

ジルフィエル「火のモンスターがどこに居るかわかりませんが、扉の中には居ないはず……

 いえ古代王国なら魔法で自動的に開閉する扉も有るのでしょうか?

 ラディマンさん、ちょっと隣の扉を調べついでに、開閉で音が立たないか見てくださいます?」

 

GM「あ! 判定で思い出しました、ジルフィエルさん、『ラック』!」

 

ジルフィエル「ああー! せっかくチャ・ザ選んだのにすっかり忘れてた、GM優しい!

 ラックかけます(ころころ)かかりました」

 

ラディマン「では扉に罠発見を」

 

GM「はい」

 

ケイト「私らは階段の方を気にしておこー」

 

カーチス「ケイトちゃんグラランっぽいってかアホっぽくねえ?(一同笑)」

 

ケイト「なんてこと言うんだ唯一のセージに!(笑)」

 

GM「ラディマンさん、罠発見オッケーです(笑)、シーフと知力ボーナスで」

 

ラディマン「(ころころ)足して12」

 

GM「(ころころ)罠は見つかりませんでした。それと、きしんで音は出そうです」

 

ジルフィエル「では廊下を見張る役が必要ですね。わたくしが見ていましょうか?」

 

ケイト「たいまつ役としてもそれがいいかもね」

 

カーチス「そんじゃラディーくん開けてくれ、弓構えとくわ」

 

 

GM「扉は長年使われておらず、また全体的に家が土で歪んでるとみえて、とても重いです。

 全力で力を込めれば開きそうだと思いますが……開けていいですか?」

 

ラディマン「かなりの音が立ちそうだが、よいかね?」

 

ジルフィエル「そうですね……わたくしは、扉以外を調査した後の方がいいかと思います」

 

ケイト「この(マップ指し)一番南の曲がり角も階段なら、調査中に挟み撃ちされそうだし。

 塞げるもんなら塞いでおきたいよね」

 

カーチス「その前にGM、ラディーくんが全力出さないといけない扉って俺らで開けられんの?

 ラディーくん気絶したらゲームオーバー?(一同笑)」

 

GM「言葉のあやです大丈夫、筋力14のジルフィエルさんでも開けます」

 

カーチス「あれ!? そういえば一番筋力低いのジルちゃんか、このパーティー力持ちだな!」

 

 

ラディマン「ではシーフのわたしが先行するとしようか」

 

ジルフィエル「最後尾はわたくし……いやラディマンさんを後ろから照らした方がいいか」

 

ケイト「そだね、私が最後尾につくよ」

 

GM「ラディマン、ジルフィエル、カーチス、ケイトの順でいいですね?

 描写してませんでしたけど廊下は、二人並んだりすれ違ったりできるくらいの幅が有ります。

 余裕ですれ違えるとまでは言えませんが、現代の民家の廊下と同じと思っていただければ」

 

ラディマン「最初のここ……東側のくぼみは何かな?」

 

GM「進んでいくとまず向こうの壁際に棚が見えます。グラスや酒ビンが並んでいますが

 ほとんど倒れており、ただし割れているものは無いあたり、分厚いガラスで安物です」

 

ラディマン「……持っていくのはやめろという事かな(一同笑)」

 

GM「そうですけどストレートに言わんでください(笑)。

 そして東側の壁にはガラス窓、今はもちろん外から雨戸が閉まっていますがね。

 窓のそばに大きな丸テーブルが置かれ、イスが四脚あります」

 

カーチス「ここで庭を見下ろしながら酒飲んでたってか? かー、優雅なことで」

 

GM「有るものはそれくらいです」

 

ジルフィエル「一応マーチャント美術品技能で、グラスたちの価値を判定してみても?」

 

GM「どうぞ。グラス全部一括で構いません」

 

ジルフィエル「て事は本当に価値が無いんだな(一同笑)。(ころころ)11」

 

GM「グラス4個で16ガメル、売る時は8ガメルを基準にして判定となります」

 

ジルフィエル「よし置いていこう」

 

ラディマン「いや荷物に余裕があれば最後に取りに来よう(一同笑)」

 

GM「では廊下を進むでいいですか?」

 

ラディマン「もし階段だったら敵が居るかも知れないし、忍び足でまず一人で行きたい」

 

一同「異議なし」「おっけー」「任せた」

 

GM「ラディマンさん結構行動が『わかってる人』のものですねぇ」

 

ラディマン「お褒めいただきありがとう。伊達に怪盗を志望してはいないさ(一同笑)。

 しかし曲がり角か……手鏡があれば最高だったが。

 買ったら食料が買えなかったから買わなくて正解だったな(一同爆笑)」

 

ケイト「ダンディな声で甲斐性の無いことを(笑)」

 

GM「覗き込むと、そこはただの物置でした。どん詰まりに窓があり、棚が三つ並んでいて、

 ホウキやハタキや、たぶん掃除用だったであろうボロ布などが積まれています」

 

ジルフィエル「棚は戸棚ではない?」

 

GM「ん? ああなるほど、そうです積まれてるものは全部見えてます」

 

カーチス「階段がひとつなら、とりあえず挟み撃ちされる危険はなくなったか?」

 

ケイト「まーでも、敵が火のモンスターだけとは限らないから陣形はこのままで行こう」

 

ラディマン「1階へ降りるかね?」

 

ジルフィエル「そうしましょうか」

 

GM「では1階へ(描き描き)」

 

 

一階(北側のみ)

 

〇■□

□■□

 

カーチス「あれ、これだけ?」

 

GM「まずはこれだけ。〇印の階段を降りると、正面……東側に大きく豪華な木の扉がひとつ。

 南側にも装飾のある綺麗な木の扉。西側、今来た階段の横には、引き戸タイプの鉄扉が」

 

ジルフィエル「鉄の扉は個人用の部屋っぽいですよね? スペースからしても」

 

ケイト「引き戸なら、何か仕掛けが有りそうだし、火のモンスターそこに居そうだよね」

 

カーチス「今までんとこ全部木の扉だったからな。隠し扉でも無きゃここだろ」

 

ラディマン「南側は玄関ホールへの扉だろうか? まず南の扉の罠チェックしても?」

 

一同「はい」「うん」「なんも手がかりねえしな」

 

ラディマン「(ころころ)シーフと知力足して10です」

 

GM「(ころころ)おっ、見つけましたね。扉を開けた時に向こう側に魔法が発射される罠です」

 

ラディマン「向こう側?」

 

ケイト「あ、そっか、玄関からの侵入者用に作られてるのか(笑)」

 

GM「はい、ですんで解除も簡単。壁飾りに見える台座に、はめこまれている

 綺麗な光る石を取り外せば罠は起動しなくなります」

 

ジルフィエル「おおこれは。ケイトさん出番ですよ、頑張ってくださいね」

 

ケイト「おん、魔晶石?」

 

GM「判定に成功してからにしてくださーい(笑)」

 

ケイト「(ころころ)セージ判定は12。何点残ってるか振っていい?」

 

GM「あ、これはトラップ用に何回か使われてますから、相当ちびてます。

 魔力残量は1D-1点、どうぞ。……んんん!?」

 

ケイト「(ころころ)3点入ってた。どしたのマスター」

 

GM「魔晶石の知名度! 13です!(一同爆笑)」

 

ケイト「いち足りねえー(笑)」

 

カーチス「なんもわかんねえ(笑)」

 

ラディマン「うむ、綺麗な宝石だな!(笑)」

 

ジルフィエル「GMがせっかく用意してくれたのに使えん!(笑)」

 

 2Dの期待値7で成功するには知力ボーナス3+セージ3が必要と考えると意外に難しい……

 

GM「じゃあ、ハテナ晶石3点とでも書いといてください(一同笑)

 ……さてどうします?」

 

ラディマン「後ろから何か飛んできても嫌だから、いちおう全ての扉は調べたい」

 

一同「そうですね」「いいと思う」「OK」

 

ラディマン「ではまず鉄の扉から(ころころ)8……」

 

GM「(ころころ)何も見つかりませんでした」

 

ケイト「ここは要注意だね」

 

ラディマン「残った、豪華な大きい扉を(ころころ)10」

 

GM「(ころころ)何も見つかりませんでした」

 

 

ジルフィエル「民家ならそこまで罠は無いと思いますが、鉄の扉は怪しいですね」

 

GM「開くかどうか力を込めてみますか? 引き戸の鉄の扉はそれだけで音が出ますけども、

 鉄の扉には鍵穴がありません」

 

ケイト「うわ厄介」

 

カーチス「どのみちやべえヤツは鉄の扉の向こうに居そうなんだよな」

 

ラディマン「ここ(玄関側)の扉は、鍵穴から向こう側を見られたりしないだろうか?」

 

GM「向こうはほとんど暗闇ですね」

 

ラディマン「うむまあそうだろうな」

 

GM「ああでも……わずかな光では見えない、という事から、向こうには

 4m以上の大きな空間が広がっていそうだ、とは推測できます」

 

ジルフィエル「やはり玄関ホールのようですね」

 

ケイト「この狭い廊下で戦うよりは、広い方に出る?

 あ、GM、木の扉もさっきみたいにおっきな音立てちゃいそう?」

 

GM「はい、詳しく調べるまでもなく扉の上とか下とか、天井や床の木枠に接してる部分で

 斜めに歪んでることが一目瞭然です」

 

カーチス「これボス倒したら家ごと潰れるってこたねえよな?(一同笑)」

 

ケイト「有りそうだなー。今んところ気を付けようがないけど」

 

ジルフィエル「広い方に出るのに賛成の人、挙手」

 

一同「賛成ー」

 

ラディマン「ではジルフィエル、わたしのたいまつも持っていてくれ。

 南側の扉に鍵開けを(ころころ)8」

 

GM「鍵がかかりました(一同笑)」

 

カーチス「開いてたの!?(笑)」

 

ケイト「ズボラか! この家の主人!(笑)」

 

GM「ここの家主は普段の防犯には『ロック』の魔法を使ってましたから(笑)」

 

ケイト「なんのために鍵穴ついてんの!?(笑)」

 

GM「そこはまあ長期の外出の時には、鍵をかけることも有っただろうと。

 鍵は判定なしで開けていいですよ」

 

ジルフィエル「プレイヤーは笑えたけど、ラディマンさん気まずいだろうな(笑)」

 

ラディマン「カチャッと音がして、その5秒後にまたカチャッと音がする(笑)」

 

ジルフィエル「何が起きたか自明の理ですね(一同笑)」

 

 

GM「では、扉を開けるのはラディマンさんでいいですか?」

 

ラディマン「うむ、ジルフィエルからたいまつを受け取って、いざ行こう。ふんぬ!」

 

GM「バゴンと重厚な木の音を立てて向こうに開きました(ころころ)」

 

カーチス「GMがなんか判定してんぞ」

 

ケイト「時間制限じゃあないと信じたい」

 

ジルフィエル「モンスターが気付くかどうかだとは思いますが」

 

 

一階

 

〇■□

□■□

□〇〇

□■□

□■□

 

GM「はい、予想通りの玄関ホールです。そして今の判定もジルフィエルさんの予想通り。

 鉄の扉の向こうで何か重いものの動く気配がしました」

 

カーチス「オレが一番向こうに居れば後はなんとかなんだろ!

 弓矢を構えて玄関扉の方に移動」

 

ラディマン「わたしもまずは様子を見よう、カーチス殿の少し前に」

 

ケイト「弓矢を構えてるから若干ジルフィエルの後ろに居たいかな。移動するよー」

 

ジルフィエル「たいまつを落として盾を構えるのはできますかしら」

 

GM「敵はこれから出てくる所ですんで、問題なくできる事にしましょう。

 では……皆さんが玄関ホールになだれこんだ直後、鉄扉がガラガラと音を立てて横に開き、

 イノシシのようなモンスターが姿を現します。ケイトさんセージ判定をどうぞ」

 

ケイト「オッケー。(ころころ)12」

 

GM「成功してくださりありがとうございます(一同笑)」

 

バーゲスト 魔獣

 モンスター・レベル3 知名度12 敏捷度16 移動速度24

 出現数:単独 出現頻度:まれ

 知能:動物なみ 反応:敵対的

 攻撃点=炎の牙:11 打撃点=11

 回避点=10 防御点=6

 生命点/抵抗値=16/11 精神点/抵抗値=-/11

 特殊能力 毒・病気無効、炎無効、不眠

 知覚=魔法

 

ジルフィエル「あ、全部わかっていいんですね」

 

GM「さすがに選択ルールの+5はキツ過ぎるかと」

 

ケイト「確かに、今のさえ出目8でギリギリ成功だもん。

 6ゾロ出さないと無ぅ理ぃー(一同笑)」

 

ジルフィエル「残りHPとかがわかっちゃうことでボスの怖さが減るってのは有るかも」

 

GM「おお、なるほど……では次から+5成功でのみ数値オープンにしましょう」

 

ジルフィエル「特殊能力わかるのは異議なしだけどね。ワイトとかそこそこ致命的な能力持ちが

 知力ボーナス3セージ5ないと期待値でわからないってのは、GMやってても出しづらいし」

 

 これだけ具体的な数値がすぐ出てくるという事は、敵に出そうとした事があるのだろう。

 

カーチス「バーゲストか。アリアンの敵? いやイノシシっつったな」

 

GM「ロマサガ3からですね(笑)」

 

ジルフィエル「あれ炎要素あったっけ?」

 

GM「アウナスの火術要塞に出ませんでしたっけ?」

 

ジルフィエル「たぶんそれ上位のイノシシの方、俺も名前は忘れたけど」

 

GM「(ジャラリ)はいポーン。自分の色を選んで配置してください」

 

ラディマン「夜っぽい紫で」

 

ジルフィエル「白もらっていい?」

 

カーチス「自然の緑」

 

ケイト「都会の黄色」

 

カーチス「都会がなんで黄色?」

 

ケイト「電気の色、ピカチュウ色(笑)」

 

カーチス「アレクラストに電気はねえ!(笑)」

 

GM「ではバーゲストが、牙やヒヅメに火を纏わせます。もちろん敵意満点。

 ということで戦闘開始です」

 

 

GM「1ラウンドめ、知力の低いバーゲストは目の前のジルフィエルさんに攻撃」

 

ジルフィエル「…………あ、宣言?」

 

GM「……(ピコーン)もしやそちらも敏捷順でひとりずつ?」

 

ジルフィエル「うん、ソードワールドSFCみたいに(笑)」

 

GM「実は年上の方々とやってた時も同じです(笑)やっぱり皆さん面倒なんですね」

 

ケイト「うん、攻撃宣言された時、そんじゃ下がるから攻撃届かないよってのもテンポ悪いし」

 

GM「では敏捷17のジルフィエルさんどうぞ」

 

ジルフィエル「接敵して斬ります(ころころ)10で当たり(ころころ)ひくぅい! 6点」

 

GM「分厚い毛皮に阻まれました。敏捷16の皆さんは同時行動として、それで数値が上下しても

 このタイミングでは元の数値が判定に使われますから、まずバーゲストから処理しますね。

 ジルフィエルさんに牙攻撃」

 

ジルフィエル「(ころころ)11ジャストで回避。盾のありがたみを感じますね」

 

ケイト「どうしよ、ラディマンさんが何かかけてくれるなら行動遅らせるけど」

 

ラディマン「ボスっぽい相手だからホールドを決めたい気持ちがある。

 あっと、人工の床ですけど大地の精霊力あります?」

 

GM「大丈夫、働いています。玄関扉の隙間から土がこぼれていますし」

 

カーチス「二度目だけどこの家崩れない?(一同笑)」

 

ラディマン「『ホールド』でいいすか」

 

ケイト「命中回避-2は強いもんな。じゃあ、やったれ。私は行動遅らすー」

 

ラディマン「バーゲストに『ホールド』。絡み付け!(ころころ)14」

 

GM「がっちり拘束されてしまいました」

 

カーチス「高いな!」

 

ジルフィエル「知力ボーナス3は強いよ」

 

GM「ではカーチスさん」

 

カーチス「もちろんバーゲスト撃つぜ。撃つことしかできねえもんよ(一同笑)」

 

GM「一応GMとしては、高い危険感知も頼りにしてますよ(笑)」

 

カーチス「(ころころ)あれぇ!?(一同爆笑)」

 

ジルフィエル「ここで1ゾロは芸人!(笑)」

 

GM「回避点下がって8になってますから、3出しても当たりますのに(笑)」

 

カーチス「これだから……チャ・ザってやつは(一同笑)」

 

ジルフィエル「冤罪ですよ!(笑)」

 

ケイト「私も弓撃つよー(ころころ)問題なく当たり。ダメージは(ころころ)……8点」

 

ラディマン「5でそれは凄いですね」

 

ケイト「いやぁこんなもんじゃないはずなんよ、レーティング23は、出目5と出目6で

 2点の差がつくんだ。差がおっきい」

 

 

GM「2ラウンドめ、どうぞ」

 

ジルフィエル「バーゲスト斬ります(ころころ)わたくしも4以上で当たりますからね

 (ころころ)1ゾロ!?(一同笑)」

 

ケイト「やばいな不幸が伝染してる(笑)」

 

カーチス「ジルちゃん……チャラザの声が聞こえねえかい(一同笑)」

 

ケイト「『ラ』を付ければ邪神になるわけじゃねーのよ(笑)」

 

 ※至高神がファリス⇔暗黒神がファラリスの名前ネタ。

 

GM「はいではバーゲスト、ケイトさんの矢が刺さって怒りの牙を向けます。

 ジルフィエルさんに攻撃」

 

ジルフィエル「(ころころ)10、危ない。ラディマンさんグッジョブでしてよ」

 

ラディマン「おやすいご用さ。バーゲストに接敵して、スピア両手持ちで」

 

GM「あ、ラディマンさん。精霊魔法を使ったのであれば片手を使ったという事ですんで――」

 

ラディマン「あっ、たいまつですね。1ラウンドめで落としました、はい(一同笑)」

 

ケイト「時間が歪んだ(笑)」

 

ラディマン「両手持ちの通常攻撃を(ころころ)」

 

カーチス「クリティカル9のレーティング15はつええぞ」

 

ラディマン「当たって、ダメージ(ころころ)むむ、足して6」

 

GM「毛皮で止め。分厚い百科事典に切り込んだくらいの感触ですかね」

 

 世が世ならカーチスが『フラグを立てるから……』と言われてたかもしれない。

 

ケイト「ホールドがかかってるなら弓を撃ち続けた方がいいかな?

 あーでもジルフィエルもハードレザーか」

 

ジルフィエル「はい、ぜひ一番固いケイトさんが並んでくれませんかしら割とマジで。

 わたくしもし当たったら5、6点くらいのダメージが来るんですから(一同笑)」

 

ケイト「いやー敵が動けないんだしさ、最後の一撃だけもらう覚悟で離脱(笑)」

 

ジルフィエル「パーティー全体で見たら悪くない手なんですが、

 それ言うならラディマンさんが来る前に言え(笑)」

 

ケイト「しょーがないなー(笑)弓捨ててバーゲストに接敵、メイス両手持ちで攻撃。

 (ころころ)命中して(ころころ)ダメージは8点」

 

カーチス「また5」

 

ケイト「きちんとダメージ与えてるんだからいいだろ!(笑)」

 

カーチス「フフフ、本命行くぜ。バーゲストを撃つ(ころころ)命中、ダメージは

 (ころころ)8点」

 

ケイト「カーチスさんだって出目5じゃんよ!(笑)」

 

一同「美しい(笑)」

 

 

GM「3ラウンドめ、ちくちく削られて出血が多くなってきました。ホールド強いですね……」

 

ジルフィエル「バーゲスト斬ります(ころころ)命中して、(ころころ)7点」

 

GM「ちくっと来ましたが、コンスタントにダメージ与えて来てたケイトさんに攻撃。

 溜まったストレスをこの牙に込めて」

 

ケイト「ほいほい(ころころ)ぎゃーす! ここで1ゾロ! いや防御判定よりはマシだな、

 (ころころ)よしよし8点止めてダメージ3」

 

カーチス「そんでも次に防御で1ゾロ出したら生死判定行くんだな」

 

ケイト「怖いこと言うなよぅ!(笑)」

 

ラディマン「炎の牙って有りますけど『ウォータースクリーン』で通常攻撃も軽減できます?」

 

GM「いい勘してますね、できます」

 

ケイト「いやでも今までの出目が悪すぎただけで、本来の出目ならそろそろ倒せてると思うよ」

 

カーチス「今も残り9点だしな。そこまでしなくてもいいと思う」

 

ラディマン「ふむ……ではスピアで攻撃だ(ころころ)命中して(ころころ)7点」

 

ケイト「メイスぶんぶん(ころころ)命中、こちとらレーティング26だぞ(ころころ)

 うそーん6点、通らなーい」

 

ジルフィエル「経験点すらもらえない……(笑)」

 

 ※出目3。

 

カーチス「撃つ!(ころころ)命中して、(ころころ)9点だ。やっと調子が出てきやがったぜ」

 

 

ジルフィエル「戦闘始まってからサイコロの6の目を見てないような気が(一同笑)

 斬ります(ころころ)あぶな、8。ラディマンさん本当にいい仕事(ころころ)ダメージ7」

 

GM「4ラウンドめのバーゲスト、三人からダメージ来ましたしランダムで決めますか。

 1・2がジルフィエル、3・4がケイト、5・6がラディマン(ころころ)ジルフィエルさんへ」

 

ジルフィエル「(ころころ)おっと!? 当たってしまいました(ころころ)

 うっ、5点減らしてダメージ6」

 

GM「あっ……」

 

ジルフィエル「えっ? ……『ラック』か!(一同爆笑)」

 

GM「どんどん判定進めてしまうから……(笑)」

 

ジルフィエル「いけませんね、これではチャ・ザに顔向けできません(笑)」

 

GM「ラディマンさんどうぞ」

 

ラディマン「スピアで牙突」

 

カーチス「牙突は片手技じゃね?(一同笑)」

 

ラディマン「(ころころ)命中。当たりはするのだがな(ころころ)いかん6だ」

 

ケイト「チャー、シュー、メーン!(ころころ)命中して(ころころ)いーかげんにしろー7点」

 

カーチス「トドメはもらったぁ!(ころころ)ダメージは!(ころころ)

 はわあああ(一同笑)」

 

ジルフィエル「今日ほんとに調子悪いな!(笑)レーティング21で4は――」

 

カーチス「2だよ! レンジャーと弓の必筋ボーナス足しても7」

 

GM「残り2点……(笑)」

 

 

GM「5ラウンド。まさか敵1体でたいまつが消えるほど長引くとは」

 

ジルフィエル「では決着をつけましょう。こちらに牙を振り上げんとする瞬間、

 カウンターで眉間にドスッ(ころころ)命中、(ころころ)よーし! 8点ダメージです」

 

GM「お見事。バーゲストは倒れました」

 

ジルフィエル「あ! GM、バーゲストの火は?」

 

GM「……消えかけてますが残ってますね(一同笑)」

 

カーチス「急げ急げ!(笑)」

 

ラディマン「消えたたいまつを拾ってバーゲストの足に押し付ける!(笑)」

 

ジルフィエル「ふぅーっ、ふぅーっ(火種を大きくする息)」

 

ケイト「死骸にむらがってんのひどい光景だな(一同笑)」

 

GM「まだ死んでません、まだ」

 

カーチス「必死にもなるわ、暗闇でどうやって火起こすんだよ(笑)」

 

ケイト「迷宮じゃないんだから手探りでも二階戻って出りゃいいだろ!(笑)」

 

GM「いえラディマンさんはインフラビジョン……」

 

一同「そういえばそうだった(笑)」

 

ジルフィエル「まずは自分にキュアーウーンズ使わせてください」

 

GM「どうぞー」

 

ジルフィエル「(ころころ)成功して(ころころ)全快です。ケイトさんは?」

 

ケイト「まだいいかな。一桁になったら頼むよー」

 

カーチス「今のうちにトドメ刺しとくか。毛皮とか取れる?」

 

GM「ヘルハウンドと同じ異界のものですんで、残念ながらトドメを刺すと消滅していきます」

 

 

一階

 

〇■□

□■□

□〇〇

□■□

□■□

 

GM「鉄扉の中に入りますか? ぶっちゃけますとここは正真正銘の民家でして、

 (指さし)南東が食堂、南西が台所で勝手口、さっき見た豪華な扉の北東は応接間、

 というわけで重要なのはここくらいです」

 

ラディマン「ああ、もう30分も無いからGMが巻きに入ってる(一同笑)」

 

ジルフィエル「進めよう進めよう、吠紗くん金曜は図書委員だから今日終わらないと来週になる」

 

GM「はい、では部屋は4m×5mくらいで階段下まである大きめサイズ。教室の半分くらい。

 部屋の奥にはベッドとタンスがひとつずつ有り、中央側の壁にからっぽの棚ひとつ。

 扉を開けた裏側に丸テーブルとからっぽの水瓶、窓のところに書きもの用の机。

 階段下に下り階段で、階段下あたりは大きな石柱で支えられてますね」

 

カーチス「動くものは?」

 

GM「居ません。部屋の中に踏み込みますか?」

 

ラディマン「部屋の罠……というくくりで罠探知できるのかな?」

 

GM「はい、OKです」

 

ラディマン「では(ころころ)11」

 

GM「(ころころ)シャーマンなので+4して、成功ですね。見つけました」

 

カーチス「シャーマンが超有利ってなんだ?」

 

GM「下り階段を下りようとする最初の一段の部分に、人肌よりはぬるいけれど水よりは暖かい

 インフラビジョンに反応する熱のラインが浮いています。これもまた、……

 ハテナ晶石を取り除けば解除できます(一同笑)」

 

ラディマン「さっきと同じ1D-1点でよいのかな?(ころころ)おお4点も残っていた」

 

ケイト「1600ガメル。い~い儲けだ」

 

ジルフィエル「現段階じゃ100ガメル200ガメルのただの宝石だと思ってんじゃないか?

 このパーティー(一同笑)」

 

GM「内側から光ってますから、魔術師ギルドに持ち込もうとは思ってていいです(笑)」

 

ラディマン「机には何か引き出しなどは有るかね?」

 

GM「まず机の上に鉄の小箱がありますが開けられていてカラッポ。手に持てるサイズですんで

 二重底も無いと確信できます。引き出しも開け放たれていて何も残っていません」

 

ケイト「やっぱここの家主ズボラだって(一同笑)」

 

GM「いやいや何か慌てて脱出しなきゃいけないような事が有ったのかもしれませんよ(笑)」

 

ラディマン「あとはタンスかな」

 

GM「はい、両開きの戸を開けたところに掛かっていた服は、かなり傷んでいます。

 しかし下の引き出しにしまわれていた絹のケープや寝間着はまだ使えそうですね。

 ラディマンさんシーフ+知力、ケイトさんセージ+知力で宝物鑑定どうぞ(ころころ)」

 

ケイト「(ころころ)11」

 

ラディマン「(ころころ)11」

 

GM「200ガメル相当の服が3着あります」

 

ラディマン「……もう部屋には何も無いかな? 行こうか、地下へ」

 

カーチス「弓矢は構えとくぜ」

 

ケイト「じゃあ私もー」

 

 

GM「階段を下りると、右……南側に石造りの巨大な祭壇のようなものがあります。

 地下室はこの部屋と同じくらいのスペースが取られており、空っぽの棚がいくつか並び、

 南東の隅には、ぼやっと光る正方形の石のテーブルのようなものがあります。

 あと階段を下りた正面に、水牛の頭蓋骨と人間の手足の骨と思われるものが綺麗に有ります」

 

ケイト「綺麗に有るってどゆこと?(笑)」

 

GM「たぶんボーンゴーレムの一種なんじゃないかなーという感じで、まだ使えそうです」

 

ケイト「ああ、人体模型みたいな感じなのか。手足とか言うからバラバラかと」

 

カーチス「祭壇に血とか付いてない?」

 

GM「そんな怪しげな事には使われてません(笑)

 祭壇のようなとは言いましたが祭壇ではありませんしね。近付いてみますか?」

 

ラディマン「一応、部屋に罠発見(ころころ)10」

 

GM「(ころころ)罠は見つかりません」

 

ラディマン「ではそばに立ってみよう」

 

GM「表面に細かい文字が刻まれています。読めるのはケイトさんだけですね」

 

ケイト「おお、ロー・エンシェント」

 

GM「日記のような描写もありますが、要約すると……

 上流の方で砦を作ることとなり、堀にするのに川を利用することにした。

 古代王国の魔術であれば簡単なことだが、水がここの土地に流れてくる事が予想される。

 水よけの結界を張っておかねばなるまい……

 と、自分の水よけの魔術への自慢話があります(一同笑)」

 

ジルフィエル「まあ、現代まで残っていると考えると凄いことには違いありません」

 

GM「ところが続いて」

 

ケイト「まだあるの!?(笑)」

 

GM「流れてくる水は確かにこの土地を避けたが、川に含まれる土砂の量を見誤った(一同笑)

 たった一度の豪雨で北側の壁を覆うように土砂が流れ着き、掃除がめんどくさい(一同笑)

 仕方ない、別のところに引っ越そう……と」

 

ケイト「やっぱズボラなだけだったんじゃん!(一同笑)」

 

ラディマン「水は横にそれたけど、その中に含まれる土は慣性の法則で?(笑)」

 

GM「つまり地図のこの川は元々はここに直撃する形でしたが、『水』だけを避ける魔法が

 展開されていたため、土砂がこの家に殺到し、長い年月をかけて北側に土が積もり、

 雨風など自然の流れでどんどん丘のようになっていった……

 そして水よけは今も生きているため、家やその中の物品の腐食などは進みが遅く、絹織物も

 きちんとしまわれていた物は綺麗に残っていたというわけです」

 

カーチス「なるほどなー」

 

ケイト「川と丘の地図、こんなシンプルだけどすごく納得してるわ」

 

GM「まあ水よけの魔法が生きているとはいえ、結界装置は庭。

 つまり土の下ですんで(一同笑)発掘には長い時間がかかるでしょうが、

 魔術師ギルドに報告して、調査の手が入れば金一封くらいはもらえるのでは……

 といったところで終了です。お疲れ様でした」

 

一同「お疲れ様でしたー!」

 

 

GM「残りの部屋は明日の昼休みに探索しましょうか」

 

ラディマン「うむ、2階のグラスも回収したい(一同笑)」

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