現代パロな多重クロス世界だと思ったらゴジュウジャーな仮面ライダーの世界でもあった件 作:名無しのモンスター
デセオ・ウォーズの参加者──レガシーライダー達の憩いの場の1つとなるカフェ『G』。
そこのカウンターテーブルにて、このカフェのマスター・郷田 玄堂が茶葉を厳選して出した紅茶を飲んでいる、1人の少年がいた。紅茶を一口飲んだカップを置き、同じく出されていたブルーベリーケーキを一口食べた。
「……うん、美味い。紅茶もケーキも、中々に絶品だぞマスター」
「お世辞でも嬉しいよ」
「お世辞じゃない。淹れ方を凝らしている茶葉を使った紅茶に、かなりの甘さなのにしつこくないブルーベリーソース……これらを出せる店は滅多にないぞ」
その少年は焦茶色の短い髪と黄色い目を持っており、それなりの筋肉がついた大柄な体格の上にネイビー色のセーターとベージュ色のチノパンを着ており、首から白いロケットペンダントを一つ下げていた。
膝には入店前に着ていたであろうグレーのデニムジャケット、テーブルには先程まで被っていたであろう灰色の中折れハットが置かれていた。
彼の名は風鳥
何処か『ハードボイルドな風格』を持っていそうな彼が、ブルーベリーケーキをもう一口食べていると、玄堂が洗い終えた皿を拭きながら口を開いた。
「そういえば……君は何やら、とある仮面ライダーについて独自に調査しているらしいね。どうだい? 何か分かった事でもあったかな?」
その問いかけに反応してか、
「仮面ライダー……というよりは、そのライダーへと変身するための
「
「そう、それだ」
玄堂が他の客──レガシーライダーから聞いたという、特殊なディスクの名称を当てれば、
「不思議に思っていたんだ。あのディスクの中にいる存在……いや、ディスクそのものに意思があるという事に。
何故なら、実は彼も転生者だから。それ故『様々な創作物の登場人物が多くこの世界にいるのならば、転生者も何人かいてもおかしくない』と考えているため、新しく転生者を見かけても驚きは少ないようだ。
拭き終わった皿を棚の中に入れ、玄堂が
「……そうだね。おじさんは仮面ライダーの事は、特に主役や序盤ら辺のPVに出たライダーの名前だけは覚えているけど、それでもウィックスやミスレアという名前のライダーは聞いた事がない。けど君の言う通り、それが意思を持つディスクとなっている理由になるかどうかと言えば、それは否となる。そもそも最近まで名前しか出てこなかったそれが、何故突然として出てきたのか……それすらまだ分かってないしね」
「謎は深まるばかり、だな………………ご馳走様。今日のケーキも美味かったぞ」
今は新しい情報を得られる事を祈るばかりだ。そう区切る事にしたのかの如く、ケーキの最後の一口を平らげ、紅茶を飲み干した
ケーキと紅茶の高評価を出し、代金を払ってから店を出ようとしたところで、「待って」と玄堂に呼び止められ……
「そういえば、君の幼馴染……確か、天童家のアリスちゃんとケイちゃんだっけ? どうやら彼女達も仮面ライダーになったって話を、同じデセオ・ウォーズ参加者の知人から聞いたんだけど、聞いていたかい?」
ピクリ。歩を止めた
「………………そうか。
「そうだね。なんか楽しんでいる感じだったり、やってやるみたいな硬い感じだったり……ってのもあったってのを聞いたけど、不満かい? あの2人も仮面ライダーになった事が」
「いいや、それはない」
どうやら
「アリスは仲間想いで自分の想いには正直。ケイは真面目で反骨心がある。強い心を持ったあの2人なら、心身共に俺を超えてくる……俺はそう思っている」
「……つまり。長く一緒にいたからこそ、信じて彼女達に協力してあげられる……そう言いたいのかい?」
「あぁ」
「……そうか。幼馴染の関係って、おじさんの思っているよりもすごい事なんだね」
長い付き合いだからこそ、2人は様々な困難を乗り越えられる。自分の知らないところで、自分の知らない成長を遂げている事だろう。2人の事をよく知っている上での信頼……とでも言うべきか。
それを聞いた玄堂は思わず感じたようだ。羨ましいな……と。
だがそれとこれとは別に……と思いながらも、玄堂はフゥッと一息しながら
「ただ、一度その事で話し合った方がいいよ。もし彼女達が君も仮面ライダーになっていた事を知らず、闘いの場でバッタリ会ったとしたら、色々と大変な事になるからね」
「あぁ、ちょうどそのつもりだったさ。教えてくれて助かる」
軽く礼を言い、
♢
人気の無い、霧に包まれた森の奥の淀んだ黒い湖。
その湖の前で座っている1人の少年が、コーラの入ったペットボトルを片手に、懐から取り出した菓子パンの袋を開け荒々しくもかぶりついていた。
少しボサボサした黒い髪を三つ編みに纏め、赤いセーターの上に黒いコートをラフに羽織った、金色の瞳を持つ中性的な顔立ちの、細身で小柄なスリム体型の少年。
彼は『BLEACH』のジオ=ヴェガ……ではなく、ただの彼のそっくりさんの、キバナ。『ポケットモンスター』のキバナではなく、この世界の転生者の1人である。
彼は菓子パンを口に咥えながら、コートのポケットに入ってある、革で作られた黒い長財布を取り出し、その中を雑に確認した。
ジャラジャラと鳴る小銭。ピラピラと捲られるお札。それらをマジマシと見ながら、キバナは徐に呟く。
「2000……と、582円か。あのチンピラ、力は口だけだし財布の中身も思ったより良くねェな。チッ、1000円ら辺しか手に入れられないよりはマシか。ついでに生ゴミじゃねェ食いもんや泥水じゃねェ飲みもんも盗めたし」
実は彼は、前世と同様に劣悪な環境で育ってきていたのだ。
前世では劣悪な施設の孤児で、生ゴミや泥水を頼りに生きてたが、空腹に耐えられず食べ物を盗み、袋叩きされ10歳で死亡。転生後も似た境遇のついでに盗みや喧嘩・カツアゲなども行っていたらしい。
そういう劣悪な環境で生きてきたからこそ、盗みやカツアゲをしなければ生きていけない。普通に生活している他人を憎まなければやってられない。そんな現状に、キバナは苛立ちを隠せずにいられない性分のようだ。
「あぁもうクソッ、幸せそうな奴らの何もかもが恨めしいぜ……もういっその事、全部ぶっ壊すために暴れるか? けどぶっちゃけ、一旦暴れた後の事が色々とめんどくせェし、どうしろってんだよ……」
自分自身の境遇。世の中の理不尽。それら全ての現状がキバナを苛つかせ、同時にどのような行動を取るのが最適なのかと悩ませる。
それによるヤケ飲みでコーラを数mlも一気に喉に通していると……
「へぇ。お前、結構強い目をしているんだな。気に入ったよ」
「あん?」
突然見知らぬ男性に声をかけられたため、キバナひ反射的にその方向へと振り向き睨みを効かせた。
そこに立っていたのは、170センチはある身長の、白い長袖のワイシャツを着た男性。脹脛辺りまで伸ばした黒髪に、太い眉毛と髭が目立つ美丈夫な凛々しさを持っていた。
「誰だよおっさん。馴れ馴れしく俺に話しかけてくるんじゃねェよ……殺すぞ」
「ほう、初対面から真っ先に噛みついてくる狂犬ってところか。ますます気に入ったぞ‼︎」
「……なんだこいつ」
高圧的で攻撃的な反応を見せるキバナだが、そんな彼に対し恐怖心や怒りを見せず、寧ろ興味津々だと言わんばかりに嬉々とした様子を見せる男性。その予想だにしない反応に、先程まで敵対心を見せていたキバナも若干引き気味となった。
「おっと、自己紹介が遅れたな。俺は海賊
「………………なんだそれ。頭イカれてんのかおっさん」
この時、キバナの脳内には『失墜』や『殺意』・『殺意』はなくなり、代わりに『愕然』と『嘲笑』という感情が芽生えていた。
自分の理想の国作りをし、そこで王になる事を目指す……そのような夢物語などできるはずがない。そのような考えが脳内に過ぎったのだ。
だが、房太郎はまっすぐな目でキバナを見ている。どうやら冷やかしなどではなく、本気で国作りを目指しているようだ。それがキバナをますます呆れさせる……が。
「できないと思っているのか? それができるのさ、こいつでな」
自慢気な表情を見せながら、房太郎はワイシャツの胸ポケットから何かをそっと取り出し、それをキバナが見えるように見せつけた。
それは、戦士のイラストが描かれてあるスイッチ付きのディスク──ウィッシュディスクである。
その一種でデセオ・ウォーズの参加者ほぼ全員が所持しているレガシーディスク……性能云々を聞けば誰もが複数欲しくなるそのディスクを見て、キバナが目を見開いた。
今の自分の目の前に、ウィッシュディスクの所持者でデセオ・ウォーズの参加者──レガシーライダーが現れ、レガシーディスクを見せつけてきた……つまりはそういう事か。
ギロリと房太郎を睨む目力を強めながら、キバナは菓子パンを咥えキャップを締めたコーラを軽く放り投げ、自身が持つウィッシュディスクを取り出───
「まぁ待て。1つ良い提案をしたいんだ、話を聞いてくれ」
そうとしたところで、待ったをかけられた。
「……チッ。なんだよ、命乞いなら聞かねェぞ」
闘う気満々だったところに、突然として水を差された事で舌打ちするキバナ。だが少々気がかりを感じたのか、話を聞かずにすぐその場で何かをするらわけでよなく、睨みつけたまま房太郎に問いかける。
そんな彼を見た房太郎はニヒルな笑みを浮かべた。やはり食いついてきたか、と。
「お前、名前は?」
「………………キバナ」
「キバナか……よし、キバナ‼︎ 共に幸せな故郷を作るため、俺の家臣になれ‼︎」
「………………………………はぁ?」
こいつ今なんて言った? キバナはそう呆気に取られた表情で房太郎を見つめる。
手下や部下になれなら即座に理解できる上、拒否・敵対する事だって容易い。だがこの男は違う。『家臣』……つまり下の者からしてかなり高い階位の存在として招き入れようとしているのだ。
それ故に、まっすぐな瞳を持ってして自分を勧誘している。騙すつもりも存外にするつもりもないらしい。本気で下に就いた自分を優遇させる気のようだ。
「俺も昔から裕福とは言えない……いや、寧ろ世の中に拒絶されるような人生を送ってきた。だからこそ、お前のような似た境遇を生き苦しんでいる者の故郷を作りたいと思っている‼︎ 願いを叶えられる程のディスクを集め、俺が王となった暁には、お前を一生金持ちと同じ幸せな暮らしができるようにしてやる‼︎」
淡々と、まるで大勢に向けて演説でもしているかのように語り、それでも尚、キバナの方だけをまっすぐに見つめ……
「だから……俺と一緒に来ないか?」
手を、まっすぐ差し伸べた。
「………………」
初対面であるはずの自分に、不本意ながらも近寄りがたい感じである自分に、何故そこまでしようとするのか。何故自分までを、も幸せにしようとするのか。房太郎の奥底が理解出来ず、キバナは呆然としていた。
それでも、キバナにはなんとなくながらも伝わっていた。この男は、嘘をついていたり揶揄っていたりしているわけでも、何かしら言い換えているわけでもない。本気で自分の発言を真実にする気だ……と。
不思議にも。無自覚にも。キバナは胸が熱くなったかのような感覚を覚え、思わずこの海賊 房太郎という男を魅入ってしまったのだ。
「……家臣になるつもりはねェ」
だが、自らの意思までもは魅入られていたわけではなかった。差し伸べられている手を軽く振り払い、まっすぐ見つめ直しながらも睨みを解く。
「が、だ。テメェがぶっ潰そうとしている敵が一緒みたいだってのは、なんとなくわかる。だからそいつらを片っ端からぶっ潰す事には付き合う。そして願いが叶うまでに必要な数が、合わせて揃う事になった、そん時は……後は言わなくても分かるだろ?」
これはお前の望む『立派な主従関係』ではない。あくまで『似た目的の為に利用し合う者同士』だと。いつでも自分に寝首を狙われる覚悟をしておけと、キバナは忠告したのだ。望まぬ有益な事はする気はない、そう伝えているようだ。
理想通りの関係ではない。だが、そうなる事は房太郎は予測していた。それを表すかのように大笑いし、キバナの払ってきた手を掴んだ。
「ハァーッハッハッハッハッハッ‼︎ それでいい‼︎ やはりお前は俺が一目で見込んだ男だ‼︎ これからよろしく頼むぞ‼︎」
「ちょっ勝手に手ェ取るな‼︎」
「この際だ、これからは俺の事をお兄ちゃんと呼んでいいぞ‼︎」
「なんでだよ⁉︎ 尚更嫌だわ‼︎」
こうしてまた1組、レガシーライダー同士の同盟が結ばれる事になったのだった。彼等の目的はただ1つ……理不尽への反逆だ。
♢
人気が無く薄暗い、とある町の路地裏。そこにて人々の喧騒から起きているとは思えない程の……
その火花を散らしている者の1人は、工事機械のような無骨で力強い山吹色の重厚なるアーマーに、クルミの殻を思わせるヘルメット、両腕を包む規格外の巨大グローブの戦士──仮面ライダーナックル。
変身する事で見られる姿であるその仮面ライダーが、その変身している姿となっているという事は、どうやら何かと闘っているという事だ。
「ハァッ……ハァッ……」
しかも息を切らし右膝をついているため、今起きている闘いに苦戦している事が窺える。誰と闘っているのかは……奥の建物の影によって隠されているため、彼視点でも分からないようだ。
「こうなったら……これでどうだぁ‼︎」
『スペシャルアタック、プリパレーション!!』
巨腕で行っているとは思えない繊細な動きにより、ドライバーの両端のボタンを押せば、様々なポーズをしたナックルの立体映像や闘いの様子が映し出されている映像がいくつも出現し、旋回する。
そしてドライバーのレバーを両方とも押し込み、両拳を合わせ重工同士が撃ち合う轟音を鳴らす。
『スペシャルアタック、オーケー!!』
『クルミオーレ!!』
全ての映像が重なり合い、淡い光が弾け飛べば……巨腕──クルミボンバーに黄金色のクルミ状エネルギーが生成され渦巻いていき、拳全体が灼熱の光を帯びる。
「喰らえェェェェェェッ‼︎」
両拳を突き出せば、クルミボンバーが浴びていた光が、巨大なクルミ型のエネルギー弾となって放出された。
撃ち出されたエネルギー弾は徐々に、ナックルのところへと歩いてくる影のいる位置に直撃し、かなりの熱の帯びた爆発を発生させる。この一撃を喰らった者は、そのひとたまりもない威力により少なくとも気絶してしまう事だろう。
……これが普通の者ならば、だが。
「───ヘェ〜ッ? 少しはやるねェ。そのデケェ拳からなかなか面白ェ攻撃してくるじゃんか」
「ッ‼︎」
聞こえるはずがないと予測していた、自分のものではない声。それが聞こえてきた事で嫌な予感を察知してか、ナックルは爆心地を警戒しながら構えるが……
「けどちゃんと狙って撃たなきゃあ、盛大にぶっ放しても無駄になるってもんだぜ?
「なっ⁉︎ しまっ───」
一瞬で間合いを詰められた上に、死角となった背後を取られた事に気づくも、時既に遅し。
「オラァッ‼︎」
「グゥッ⁉︎」
「もう1発‼︎」
「ガハッ……⁉︎」
強烈なアッパーカットを顎辺りで喰らって一瞬宙に浮き、落下しようとしたところで腹部に強烈な蹴りを受け、近くの建物の壁にぶつかりその場で踏みつけられながら押さえつけられてしまった。
「ク、クソッ……‼︎ おっ俺は、俺はこんなの絶対認めないぞ……‼︎」
どうにかその足を引き離そうと、自身の体を押さえつけているその足をクルミボンバーで掴みながら、ナックルはその足の持ち主を睨みつける。
「
ナックルが……前世による仮面ライダーの知識を持つ、転生者の1人である仮面ライダーが言う『認めない』という言葉。どうやらそれは自身の敗北にではなく、目の前の敵の姿そのものに対してのようだ。
ナックルを押さえつけているその仮面ライダーは、銀と黒のスズメバチを彷彿とさせていた。
赤い複眼が冷たく燃えるようにナックルを見据えており、銀色の腕が見える手の甲には赤い『V』の刻印が刻まれていた。さらにナックルを押さえつけている強靭なブーツの足首には赤いアクセントを光らせており、その足が重厚な鎧の戦士を押さえつけていた。
その戦士──仮面ライダースーパー1は、彼にとって気がかりだと感じている発言をしたナックルを、赤い複眼で睨みながらも呆れるように溜息をつき、語り始めた。
「あぁん? 昭和だァ? 一体何を見て昭和にいるヒーローと思い込んでんだお前は? 大体なァ、力ってのはなァ、明確な間違った使い方さえしなけりゃどのように使おうが文句を言われる筋合いはねェだろ」
「な、なんだと……⁉︎」
「例えばそうだなァ……天使の力を悪い事のために使うと、それを天界から見ていた神の怒りに触れる、とかな。だが、俺の場合はお前が『正義の力を怪人のような悪のために使い続けていた』と認識していたとしても、何も天罰が起きていないんだぜ? 起きてた今ある現状どころか闘いすら起きてない」
淡々と話を続けながらも、スーパー1の押さえつけている足の力が強まっていく。
「これがどういう事か分かるか?」
ナックルが『一体何が言いたいんだ』と質問し返す前に、スーパー1が一瞬だけ押さえつけていた足を離し、その足を即座に横腹を蹴り上げた。
「お前が想像している『本来のこの力の持ち主が正義の心を持っていただけであって、悪の心を持った奴がこの力の持ち主が持ってもおかしくない。世界の理云々に触れているわけじゃない』って事だ」
そして再び落下していくナックルに向けて、力強く握り締めた拳を突き出し、顔面を強く殴りつけ再び壁に背中を強打させた。
「カッ、ハッ……」
この一撃によって、これまでに受けた激しいダメージの数々が重なっていったのか、ナックルに変身していた仮面ライダーの変身者の変身が強制的に解除され、その場でもたれかかり立ち上がる尽力すらも削がれてしまった。
何処からか聞こえてきたアナウンス音を受け流しながら、スーパー1はナックルの変身者の隣に転がり落ちたディスク──ナックルレガシーディスクを拾い上げ、変身を解除した。
そのスーパー1の変身者──細身ながらも筋肉質の高く長身で、2本の大きなツノのように逆立った『若い狼』のような特徴的なスタイルの長髪の男は、激しいダメージを受け苦しんでいるナックルの変身者を見下ろし、告げた。
「他のヒーロー……仮面ライダーだったか? そいつらに伝えておけ。この俺・ガロウが最強の怪人になる道は、とっくに始まっているって事をよォ」
ニヒルな笑みを浮かべながらそう告げた男──ガロウは、拾い上げたディスクをヒラヒラと見せつけながらその場を後にしたのだった……
採用キャラを簡潔に紹介
風鳥
立向居 浩司とは別のクラスの転生者
アリスとケイの幼馴染
常時冷静を貫く無口な鉄仮面だが、身近な者達への熱い情と優しさを隠し持つ
特に紅茶とケーキが好きで甘いもの好き
天童 アリス(妄想のKioku氏)
今回は名前のみの登場
この世界線では少女型アンドロイドでは無くちゃんとした人間
名前は漢字表記だと『有栖』と書く
家族・友達想い
基本的にナチュラルに上から目線で強気&怖いもの知らずだが、悪意とは無縁かつ人懐こく素直なので割と大目に見られている
天童 ケイ(妄想のKioku氏)
今回は名前のみの登場
この世界線ではアリスと同様にちゃんとした人間かつ彼女の双子の妹
アリスや両親と違いアルビノ体質だが、己の体質と折り合いを着け、その弱点と向き合い、受け入れた経験を通して得た芯の強さを持っている
キバナ(kitto-氏)
notポケモンのキバナ
前世でも今世でも劣悪な環境で生きてきた転生者
幸ある生活をしている者達を恨んでいる
房太郎と同盟を結んでいる
海賊 房太郎(kitto-氏)
子供時代の孤独から、自分の国を作って王様になるという夢を持つ
カリスマ性があり、「家臣」と呼ぶ部下を何人も引き連れて行動している
キバナと同盟を結んでいる
ガロウ(はっぴーでぃすとぴあ氏)
最強の絶対悪になる事を願う男
幼少期の思い出から『ヒーロー達は正義を笠に着て暴力を振るう偽善者』と思うようになり、理不尽を粉砕し遍く正義を鎧袖一触にする“悪”を目指し怪人を自称するようになった