現代パロな多重クロス世界だと思ったらゴジュウジャーな仮面ライダーの世界でもあった件 作:名無しのモンスター
自身が体を自ら盾になった事で、仮面ライダー雷虎の誤解は解かれ、彼との共闘を得る事ができた優一。
だが身代わりを率先して行った事で、長く愛用して使用していたヴァルバラドのレガシーディスクをデシアゴーレム・ボルテックスに奪われてしまう。
しかし別のレガシーディスクを持っているとの事で、仮面ライダーBLACKとなり、タイクーン──雷虎タイクーンとなった雷虎と共にヴァルバラドのレガシーディスクを取り返す事となった。
「さてと……これで変身できない問題と電撃問題はこれで解決だ」
「今度こそ、アンタを倒させてもらうよ」
「……ヘッ、面白ェ。やれるものならやってみやがれ‼︎」
BLACKが握りしめた拳を、雷虎タイクーンが双剣──ニンジャデュアラー・ツインブレードを構え、ボルテックスが両手に持つ2つの武器を振り回す。
それぞれが臨戦態勢を取り、今にもぶつかり合おうとしているかのように、張り詰められた空気が漂っていく。
「………………あの、ところで私はこの後どうすれば?」
一方、時間稼ぎとヴァルバラドのディスクの奪還を狙って、先程までボルテックスと戦闘していた斑鳩ことサソード。
だが優一がBLACKとなって再び闘えるようになった事で、ボルテックスは先程まで相手していた彼女を完全に無視し、2人の方だけを視界に入れてしまったのだ。
ぽつんっ。サソードは放置状態となったのだ。先程まで時間稼ぎとディスクの奪還のために、体を張って一生懸命闘っていたというのに、不憫である。
そんな彼女の心境などお構いなしに、闘いは再開される。ボルテックスが雷虎から吸収した電撃を、振り回している鞭へと流しているのがその合図だ。
「オラァッ‼︎」
バチバチと漏電し始めたのと同時に、鞭が伸びていく。捕まれば身体に直接電撃を受ける羽目となり、無事では済まされないだろう。
しかし、それを対処できない2人ではなかった。
「ハッ‼︎」
雷虎タイクーンがニンジャデュアラー・ツインブレードを長い刀・短い刀の順に交互に振るい、次々と迫ってくる鞭を長い刀で一定の量の電撃ごと弾き、溢し損ねた部分を短い刀で改めて弾いていく。
「ライダーチョップ‼︎」
BLACKは水平に広げた右手に赤い熱の籠った光のエネルギーを纏い、交互に迫っていく鞭と電撃を弾いていく。電撃は弾いた事で眩い光として火花が散る事もあったが、BLACKにとってそれは目眩しにもならなかったようだ。
「今度はこっちいくぞォッ‼︎」
気がつけばボルテックスが走って2人の元へと迫っており、振り回している右手のハンマーで、電撃を鞭以上に溜め込み纏っていた。
その電撃を溜めるに溜めたハンマーが、BLACKに向けて振り下ろされるが、BLACKは即座に反応してエネルギーを纏ったままの右手で受け止める。
まるでその手が金属にでもなったかのように、ガキンッという音が同時に鳴り響く。その時に漏れ出た電撃をも弾き、火花を散らさせながら蒸発するかのように相殺した。
その隙を狙って、BLACKが左足でボルテックスの胴体に蹴りを入れようとするが、ボルテックスも即座に反応し、後退して回避。その場で横に1回転しながらのチョップも、ハンマーを横薙ぎに振るって防いだ。
「隙ありだ」
『SINGLE BLADE』
その隙を狙い、2本のニンジャデュアラーを連結させ、S字型の双刃の剣──巨大な手裏剣を彷彿とさせる形態《モード》・シングルブレードへと変形。それを槍のようにボルテックスの胴体に突き刺し、そのまま横薙ぎに振るい胴体を斬りつけた。
「グァッ⁉︎ こ、こいついつの間に───」
「そこだ‼︎ キングストーンフラッシュ‼︎」
ボルテックスが雷虎タイクーンに注意が向いたのを機に、BLACKがバックルに両手を当てる。
するとそのバックルの中央から中心に、赤い広範囲な光が衝撃となって、ボルテックスの装甲に熱を無理矢理帯びさせた事による火花を散らさせていく。
「グェェェッ⁉︎」
『TWIN BLADE』
「セイッ‼︎」
「アデェッ⁉︎」
そこに雷虎タイクーンが、連結を解除してツインブレードに変形させたニンジャデュアラーを、ブーメラン……否、手裏剣のように投げつける。
それが斜めに昇るように、左右に何度もボルテックスの身体に斬りつけていく。そして最後に、頭頂部にある全ての角を切断すれば、そこから数発の火花が飛び散り、それによる爆発の衝撃でボルテックスを仰向けに倒した。
「……‼︎ そうか、そういう事か‼︎」
その光景からBLACKは何かに気づいたのか、即座にボルテックスの背後を取るように走って移動。そこでドライバーにあるボタンを両方とも同時に押した。
『スペシャルアタック、プリパレーション!!』
そして彼の周囲に現れる、様々なポーズを取っているBLACKの立体映像と様々な場面を映し出している映像。
それらが旋回している中、BLACKは左のレバーを力強く押し込み、右側のレバーとも連動させた。
『スペシャルアタック、オーケー!!』
全ての映像がBLACKと重なったのに合わせ、彼はその場で高く跳躍きた。ボルテックスがゆっくりと立ち上がったのに合わせて空中で屈伸し、上空に向けて両脚を、ボルテックスに向けて右腕を突き出す。
「ライダーパンチ‼︎」
「ギャアッ⁉︎」
赤い熱のエネルギーとなる光を、その拳に充填。ボルテックスの背中にある三角錐の棒状の機械に強く突きつけ、粉砕。ボルテックスの背中に大きな火花が散る中、パーツの破片が地面に飛び散っていく。
「な、何しやが───」
ボルテックスが何事かと振り向いたのと同時に、BLACKはパンチを行った勢いからその場で再び空中にて跳躍。また空中で屈伸して力を溜め込んだ後、今度は右足をボルテックスに向けて伸ばし、そこへとエネルギーを充填させる。
「ライダーキック‼︎」
「ッ……グハァッ⁉︎」
そのまま一気に降下していけば、熱の籠った赤い光を宿した足が、胸部の巨大な電気プラグらしきものがある箇所に向かって迫っていく。
それに対し、ボルテックスは咄嗟に腕をクロスさせ、被弾による自身への被害を最小限にしようとする。
しかし、BLACKのキックは装甲の一部を砕きながら両腕を弾き、そのまま電気プラグへと直撃。蹴り飛ばされ身体ごと吹っ飛ばされながら、破壊された事で火花を散らし、プラグを破壊して破片を飛び散らせた。
チラリ。BLACKはボルテックスの胸部と胴体、そして頭頂部の方に視線を向けた。どれも自身の攻撃で損傷し、火花を散らした。その上、雷虎から奪ったであろう電流も静かに漏電しているのが分かる。
ボルテックスのこの状況から、BLACKはとある仮説を想像した。
「やっぱり……‼︎ 火花が散ったところは、避雷針となっていたようだな」
「破壊した箇所全てが……って事は」
「あぁ。大抵は破壊した事により、お前の必殺技である電撃も、あいつには効く可能性が出てきたって事だ」
確信がついたわけではない。だが少なくとも、雷虎の電撃が封じられる確率が減った事だけは確定している。雷虎が不利なままの状況は、もう終わったのだ。
BLACKにそう伝えられた雷虎タイクーンは、心の中でガッツポーズをした。デセオ・ウォーズの最中だからなのか、喜びを表に出せなくても出せない事を悔やんでいたが。
「オイオイ……この俺を舐めんなよ? 確かに避雷針ができる箇所を何個か破壊されたけど、溜めた電流《ヤツ》がなくなったわけじゃねェんだからな‼︎」
どうやらボルテックスは、自身の生態に対して図星を突かれたようだ。だからといって、闘いから逃げるつもりはないようだが。
未だに溜まったままだという電流を、それぞれの武器を振り回す事で発生。それらを持ったまま駆け上がり、鞭を伸ばしてどちらかを捕らえ、ハンマーで強烈な一撃を与えようとする……が。
『クロックアップ』
突如として、機械質な音声が何処からともなく聞こえてきた。
そしてボルテックスの目の前に、何かが通ってその場に止まったかのような、一瞬の吹き荒れる風の感覚が、2人と1体のスーツ越しでの肌に伝わったかと思えば……
『スペシャルアタック、プリパレーション!!』
『スペシャルアタック、オーケー!!』
『ライダースラッシュ』
それに続くように、2人の仮面ライダーが持つそれぞれのドライバーとは別に、ボルテックスのすぐ近くからドライバーの音声が鳴り響く。
すると紫電を走らせる何かがボルテックスを吹っ飛ばし、同時に彼が持っていた武器を2つとも両断・破壊した。
「ヌォォォッ……⁉︎ って、なんだァッ⁉︎ 何故かぶっ飛ばされた上に、なんで俺の武器が壊れてんだよ⁉︎」
足に力を入れ地に踏みとどまったボルテックスだが、今ある自分の現状を理解できず、困惑している様子だ。
そんな中、BLACKの右隣に1人の戦士が並び立った。強制的に傍観する羽目となって、先程までただ突っ立っていたサソードだ。
「すまない、助かったぞ斑鳩。奴の武器も厄介だったからな………………斑鳩?」
感謝の意を伝えようとするBLACKだったが、サソードが仮面越しに不機嫌になっている事に勘づき、少しばかりながらも戸惑いを見せてしまった。自分が何かやらかしたのだろうか、と。
問いかけられたサソードの方は、これも仮面越しでも分かるかのように、まるで頬を膨らませて軽く怒っているかのようにBLACKの方を見つめてきた。
「向こうもそうしてましたけど……そこの彼と共闘する事になった途端、私の事を完全に蚊帳の外状態にしたじゃないですか。せめて私にあの後どうすればいいのか、それを伝えてくださればよかったのに……」
「あっ。そっそれは……すまん」
決して彼女を無視したわけでも、蚊帳の外にするつもりもなかった。だが雷虎と共闘する事ができた喜びから、いつの間にかサソードをほったらかしにしていた。
無意識に彼女を怒らせ、何処か寂しい思いをさせてしまったと勘づいたのか、BLACKはその場で謝罪するしかなかった。心なしか、サソードは除け者にされたわけではない事に気づいてか、謝罪を受けたのと同時にご機嫌になったような様子を見せたが。
「(リア充爆発しろ)」
そして雷虎タイクーンの嫉妬を強める羽目になった。その事については、サソードは気づかなかったようだが。好意のある者への反応で周りが見えていなかったのも……アレである、アレ。
「あいつのトドメは俺がやってもいいよね? あいつの状態からして、そろそろ技を決めれそうだし」
「あっあぁ……頼む」
その嫉妬の感情を隠しながら、雷虎タイクーンが自身の手で決着をつける事を率先する。その嫉妬をBLACKが勘づいたのか、仮面越しでも分かるかのように申し訳無さそうな様子を見せる。
というか、仮面越しでも分かる心情の瞬間が多くないだろうか?
BLACKからの許可を得たのに合わせ、雷虎タイクーンはすぐさまドライバーのボタンを2つとも素早く押した。
『スペシャルアタック、プリパレーション!!』
同時に雷虎タイクーンの周りを旋回する、虎模様のない雷虎タイクーン──タイクーンが様々なポーズを取っている立体映像と、彼が必殺技らしきものを発動させている瞬間の映像。
『スペシャルアタック、オーケー!!』
全ての映像が重なり合う瞬間、雷虎タイクーンは人差し指と中指を立てて顔の前に持っていき、忍者の印を作る。
そして映像が重なり眩い光が発生したのに合わせ、ニンジャデュアラーの柄の部分にある8字の手裏剣型となっている操作盤──シュリケンラウンダーを勢いよく3回も回せば、そこにタイクーンと同じ色のエネルギーが、橙色の光の膜を纏いながら溜め込まれていく。
それと同時に、雷虎タイクーンの周囲に緑色の竜巻のような風が巻き起こり、緑色に光る桜の花弁や木の葉が舞い散り、雷虎の要素として竜巻と共に稲妻も旋回していく。
『RAIKO NINJA STRIKE』
ベルトの音声に合わせ、シュリケンラウンダーが溜めたエネルギーが、電流を纏わせながら巨大な手裏剣状の光の型を生み出す。
それを天に掲げたニンジャデュアラーを振り回してから振り下ろす事で、ボルテックスに向けて発射するように飛ばしていく。
「こ、こんなもの……‼︎」
迫り来るエネルギーの砲撃に対し、ボルテックスはそれぞれの武器の破壊されてない部分を盾代わりにし、前に突き出し挟む事で、押されはするもののどうにか接近を防ぐ。
だが、その隙を見逃さない雷虎タイクーンではなかった。
「後ろがガラ空きだ」
手裏剣型の巨大なエネルギー弾の先にいるはずの、雷虎タイクーンの声が、ボルテックスの背後から聞こえてくる。
それにボルテックスが気づく間もなく、彼の背中は背後にいるであろう雷虎タイクーンに、エネルギー弾と共に上空へと蹴り上げられる。その時に強い電流が体内へと流れ込んでおり、避雷針を失ったボルテックスの身体に強い麻痺を発生させていた。
空中にて身動きを封じられるボルテックス。そんな中、何かが跳躍して接近してくる。
「ッ……って、ん? ……なんじゃありゃあぁあぁあぁッ⁉︎」
それは、10数体をもいる雷虎タイクーン。
何故忍者のような芸当で分身する事ができるのか……と思われるところだが、忘れてはいけないのが、タイクーンの基本形態が
「終わりだ」
分身の群れの中心にいる、本体であろう雷虎タイクーンが放ったその一言と共に、全ての雷虎タイクーンがニンジャデュアラーのグリップ部分を握りしめ、空中を蹴った瞬間……
「カハッ───⁉︎」
雷光が発生し、それと同時に即座に爆ぜた。
そして全ての分身が、ボルテックスの胴体を貫通するように、目にも止まらぬ速さで彼よりも高く飛んでいた。全員がニンジャデュアラーを振り上げた態勢を取っており、それらで弧を描いてボルテックスの身体に斬撃を入れた事が明らかとなる。
身体に青い斬撃の光の跡が付けられ、激しい火花を散らす羽目となったボルテックス。やがて身体が限界を迎え、断末魔を上げる間もなく爆発。そのまま消滅していった。
「おぉ、これはすごい光景だな。何気に必殺技が本家のタイクーンがやらなかったモーションってのが、オリジナリティを引き立たせていたというか……おっ」
途中から小声で何やらブツブツと呟いていたBLACKが、割られ消滅してしていくデシアゴーレムのディスクと共に、それに似た何かが落ちていくのを見つける。
自身の元へ落ちていくそれを、すかさず片手でキャッチするBLACK。彼のその手元に握られていたのは、ボルテックスに奪われていたヴァルバラドのレガシーディスク。ボルテックスが撃破された事により、彼の手元に戻ってきたのだ。
それと同時に、闘いの終わりを知らせるアナウンスが何処からか鳴り響いた。
そして分身を解除し1人に戻った雷虎タイクーンが、軽い身のこなしで地面に難なく着地。戦闘を終えた事への解放感から「フゥッ」と息を吐き、変身を解いた。
「これでアンタが奪われたディスクは戻った。これで貸し借り無しって事でいい?」
「あぁ、構わない。寧ろ取り返すのに協力してくれて助かった」
ヴァルバラドのディスクを握りしめ、その時の握りの強さから感謝の意を強く表現する。それほど大事なものだったのだろうか。BLACKの血圧・呼吸音が聞こえてきた雷虎こと善逸は、敢えて何も言わず頷いた。
そしてBLACK……優一はディスクを握ったまま力を抜いた手を下ろし、善逸を見つめる。敵意を全く見せずに、されども変身を解除せずに。
「……で、お前はこの後どうするんだ?」
「は? 何が?」
「俺達の事を……少なくとも俺の事を、どう思うようになったのかについてだ」
殺意も敵意もない。優一本人に悪意もない。それでも、善逸を思わず怖気つかせ、怯ませる程に息を呑ませる条件を満たしていた。
善逸に緊張が走る。この時自分はどう対応すればいいのか、また優一は何を伝えようとしているのか、様々な思考が頭の中で掻き乱すように暴れ回っていた。
「お前、一緒に闘ってくれる前『隣に立ってみて改めて信頼できるかどうか確かめる』と言ったよな。まだ完全に信用しているわけではなさそうだし、俺の仲間達の事も信頼に値するかまだ確かめているわけでもない。その上で、今のお前の中での信頼度はどうなっているのか……それが気になってな」
一方の優一も、敢えて己に緊張感を持たせていた。
この闘いは、あくまで自分自身が、善逸にどれほどの信頼感を得られるかが重要となっている。共闘しているのも“一時的"という認識だという可能性も、まだそれなりに捨てきれていないようだ。
「………………ハァッ。アンタ、俺がアンタと共に闘う事を決める前、なんて言っていたのか忘れてたの?」
「えっ?」
対する善逸は、『何をそんな当たり前の事を聞いてくるんだ』とでも言っているかのように、呆れたような反応を見せる。それも嫌味のある雰囲気を持ってして。
「俺は耳が結構良くて、そいつの身体から流れている音とかで、そいつの人柄や心理状態だって読み解けたりする事ができるんだって。それを落ち着いて聞けるようになったって」
「あっ。あぁ……」
共闘する前から聞いたはずの、そして前世でも原作知識で得たはずの、善逸の知識。それをいつの間にか忘れてしまっていたためか、優一は思わず苦笑いを浮かべてしまった。
「あの時は確かに改めて確認するとかなんとか言ってたけど、充分に音を聴いたから、もう確認する必要はない。アンタは良い奴……というか、アンタが自分でも気づかない程に良い奴すぎる」
「そうか………………ん?」
ここで優一、何やら引っ掛かりを感じる言葉を耳にしたのか、思わず首を傾げた。彼は今なんて言ったのだろうか、と。
「俺が良い奴すぎる、だって? 音からどうしてそう思ったんだ?」
「やっぱり自分でも気づいてないのか……いや、誤解してばっかの俺に教えみたいのを説いてた時点で、聴く前から分かってたのかもしれないけど……アンタいつか良い奴である事を漬け込まれて、どっかの誰かに騙されそうで不安だ……」
「いやそこまでか?」
何故自分が、詐欺のようなものに引っ掛かる可能性……それがある事が確定しているかのような事を言われなければならないのだろうか?
優一がそう戸惑っている中、いつの間にかサソードの変身を解いていた斑鳩が、まるでいつもの光景でも見たかのような感じに、額に手を当て溜息をついた。
「自分がどれだけ優しいのかを自覚していないパターンですね……やはり天然というか……」
幼馴染であるが故の、優一の天然さに苦労している様子だ。これでは優一との……というよりは優一の好意がどれほどのものなのか、それが想定できそうなのが皮肉だろう。
そんな斑鳩を見て、善逸は思わずまたもや呆れたような表情となった。本来なら優一の女性にモテまくれる体質に嫉妬したいと思っているはずだが、斑鳩が苦労している事を見抜いた事で、嫉妬する気にはなれなかったようだ。
「あっあぁ……君も色々と苦労しているんだね……」
「いいえ、慣れていますので」
「あっうん……」
善逸、心の中で斑鳩の恋路を密かに応援する事を決めた瞬間であった。
ヴァルバラドのディスク、きちんと優一の元に帰りました。
まだ彼の手元から離れさせるわけにはいかないのよ。
雷虎との共闘後の、次の次の闘いで、主人公陣営と闘わせてほしいライダーは?(文字数の問題で、誰のリクエストキャラかは伏せます)(投票数が多い程、2番目以降に多いライダーも登場させます)
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水上 テック ー クイズ(転生者)
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巍道 因陀羅 - ローグ(転生者)
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雲雀 恭弥 ー フォーゼ
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西条 拓也 - カブト
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時崎 狂三 - ???
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江ノ島 盾子 ー ワイズマン
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黒谷 ヤマメ - レンゲル
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汚い忍者 - ハッタリ
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ヴィルヘルム・エーレンブルグ - シグマ
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ヴラド・フリークス・スペンサー - デルタ
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真人 - ???
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美国 織莉子 - 555