現代パロな多重クロス世界だと思ったらゴジュウジャーな仮面ライダーの世界でもあった件 作:名無しのモンスター
「突然ですが、水を差させていただきますの。……とはいっても、
何故か映像が一時停止したかの如く、周囲どころか発生した電流などが完全に止まってしまった世界。
デシアゴーレム・スパイダーの糸の弾丸を、自身の炎で燃やしているウィックスも。
ローグが回転しながらの急降下で放つ必殺技に対抗すべく、ペガサスボウガンにチャージしたエネルギーを放とうとしているリマジクウガも。
ミスレア達に向けて必殺のキックを放ち、両腕をクロスさせているミスレアの眼前まで降下していたクイズも……
全てが止まっている。攻撃しているところも静止画の如く、炎や電撃の技などの非常識な現象もエフェクトの如く。
その中で、ただ1人。言葉を発せているだけでなく、ミスレア達のところ向かってゆっくりと歩んでいる者がいた。
その身を包んでいるのは、絶対者の威厳と死神の冷酷さを併せ持つ、黒と緑の装甲。肩から足元へと垂れ下がる重厚なローブが、風も吹いていないのにゆっくりと揺らめいている。
頭部には、時計の針を思わせる意匠が神の冠のように鋭くそびえ立ち、その奥で妖しく光る血のような赤い双眸が、見る者の魂を凍り付かせる。
胸元には遊戯の残り時間を示すようなゲージが刻まれているが、彼自身はまるで生死や時間そのものを超越した存在のようだった。
ただそこに佇むだけで、周囲の空間ごと支配されてしまったかのような重圧。それは、あらゆる者の『時』を奪い去る、静かで美しく、そしてあまりにも残酷な絶望を表現していた。
この戦士の名は、仮面ライダークロノス。仮面ライダーエグゼイドに登場するラスボスで、攻撃される以外の制限無しで時間停止《ポーズ》ができる……謂わばチートライダーである。
ドライバーの形状は、オリジンライダーのオリジンドライバーやレガシーライダーのレガシーライダーバックルと同じもの。しかし、色は黒鉄を彷彿とさせる黒色となっていた。
少なくとも、このクロノスは、普通のレガシーライダーともオリジンライダーとも異なる存在……というべきだろうか。
「そうですわね。まずは……」
二次元で令嬢がよく口にするような口調で、色気のある女性の声を発した戦士──クロノス。前方を見渡し、トルーパー達に視界を向ければ……
「この者達は野次馬になりかねないので、排除いたしましょうか」
そう呟きながら、右腕の手首辺りに着けられた、青緑と銀を中心に彩られゲームパットを彷彿とさせる武器──ガシャコンバグヴァイザーⅡをトルーパー達に向ける。
『GACCHARN!!』
その武器に付いてある青いBボタンを押し、水平に180度回転させ、前後を反転させた状態で、懐から取り出したと思われる専用の黒いグリップをスライドさせて合体させる。
するとその逆側の位置から、黒鉄の短いチェンソー状の刃が剥き出しになり、近接用の形態──チェンソーモードとなった。
「それでは……トルーパーの皆さん、ご退場くださいませ」
それだけ呟けば、クロノスはトルーパーの1体に近づき、美麗な立ち姿のままながらも、ガシャコンバグヴァイザーⅡを力強く振り下ろした。
左肩から右腰にまで刃を突きつけられながら斬られたトルーパーは、その辺りから激しい火花を散らされてしまった。それも、発生したのと同時に火花ごと動きを停止されながら。
「………………きひっ」
クロノスは狂気じみた掠れた笑い声を上げたかと思えば、その隣にいるトルーパーにも、すかさず力強く斬りつけた。
その近くのトルーパーにも一閃。その後ろのトルーパーにも。その隣のにも。その斜め右前のにも。もう1体。もう1体。
さらにその本能のまま駆け出し、今度はリープやリマジクウガ達の近くにいた7体ものトルーパーの元へと接近。その1体に一閃。その隣のトルーパーにも。その後ろのにも。その斜め左後ろのにも。もう1体。もう1体。
やがてライダー達の周囲にいたトルーパー達は、全員が止まった時の中で、クロノスの強烈な斬撃を受けてしまった。
「それとこちらは……面白そうですし、まずは必殺技のキャンセルだけにしてみましょう」
『GACCHARN!!』
今度は赤いAボタンを押せば、ロックが解除されたグリップを引き抜き、チェンソーの刃を引っ込ませば、再びガシャコンバグヴァイザーⅡを回転させる。
そして再びグリップをスライドさせてセットすれば、ガシャコンバグヴァイザーⅡは2門の銃口が向いた、グリップを片手で握るハンドガンのようなスタイル形態──ビームガンモードとなった。
「……きひひっ」
またもや狂気じみた掠れた笑い声を出せば、銃口をクイズに向け、そこからビーム状となっているエネルギー弾が放たれる。それも2つ同時に放たれ、それがクイズの胸部に当たって火花が散り、即座にその火花が停止する。
すかさず連続で放たれ、横腹・脚部に当たり、さらに激しい火花が散ってはすぐに停止する。
「きひひひっ。そしてェ……」
最後に視線と銃口を向けた先にいたのは、今にもリマジクウガが発射したエネルギー弾に、必殺技の蹴りが当たりそうなローグ。
彼に銃口を向けたかと思えば、彼女の左手に何かが突如として出現した。
それは、深緑色の縁がついた黒い外装パーツに覆われている、グリップの様な形状の下に透明な基盤が付けられたもの──仮面ライダークロニクル・マスターガシャットだった。
それをガシャコンバグヴァイザーⅡ上部のスロットに差し込めば、すぐさまBボタンを強く押した。
『KIMEWAZA!! RIDER CRITICUL JUDGEMENT!!』
刹那。クロノスの背後に巨大な時計盤らしき光輪が出現し、同時にガシャコンバグヴァイザーⅡの銃口に緑色の光が溜まり始めていき……やがて一斉に発射。無数の弾丸が次々とローグに直撃し、次々と火花を散らしていく。
「きひひひひっ……さて、そろそろ一旦解除しましょうか」
狂気じみた笑い声で今度は微笑みを浮かべ、ガシャコンバグヴァイザーⅡを持っている腕を下ろしたかと思えば……
『RESTART』
何処からか異様に低い声が音声として鳴り響き……
「ガハッ……⁉︎」
時が動いた。ライダー達と闘っていたトルーパー達は全員爆発して消滅し、ミスレア達に向けて必殺のキックを放とうとしていたクイズはそれを強制中断され、地面に落下して横転した。
「グァァァァァァッ⁉︎」
ローグに至っては停まったの中で受けたエネルギー弾の砲撃に、さらに必殺技の発動を阻止された事で相殺できなかった、リマジクウガのエネルギー弾──ブラストペガサスまでも受け、さらにそれらによって発生した大爆発にも巻き込まれてしまった。
地に落ちたローグは、変身を強制的に解除させられ巍道の姿へと戻り、ディスクは爆発の弾みで転がり、それはクロノスが拾い上げてしまった。
「ウッ、グッ……な、何故横から……⁉︎」
「えっ……⁉︎」
「い、一体何が起きたというの……⁉︎」
「……は? な、なんであのライダーが?」
「ま、また乱入者……⁉︎ で、ですがいつの間に……⁉︎」
「な、何がどうなっているんだ……?」
「………………えっ? アレ? 全然痛くない……? というか、何も当たっていない……?」
クイズは被弾を受け悶えながらも、自分の身に一体何が起きているのか困惑した。
無論、ウィザードもネレイドも、リマジクウガもメテオもリープも、時を止められた中で何が起こったのか理解できるわけもなく動揺している。
一方のミスレアはというと、先程から何故未だに必殺技が飛んでこないのだと、周囲の状況よりも自分自身の現状に困惑している様子だ。
「た、多分当たるのを避けられたのかな───うえっ⁉︎」
何はともあれ、ミスレアは自分の方は無傷である事を理解した……のと同時に、ようやく一瞬による現状の大きな変化に気づき、思わず驚愕した声を上げた。
それに合わせるかのように、ライダー達はミスレアに視線を向けた。それも、『今更……?』というような憐れみもあるような目を、仮面越しで。
「えっ……⁉︎ な、なんでキックしようとした人が倒れてて……⁉︎ そっそれに、また増えた……⁉︎」
「増えた……?」
「ッ……そいつのせいで、私のトドメとなる
どうやらクロノスがこの場に現れた事だけは、他のライダー達はまだ気づいていなかった模様。そして彼女の存在に気づいたのか、ウィザードとネレイドが彼女のいる方へと振り向く。
クイズもクロノスの存在を耳にし、その者が自分の身に何かした事を理解したのか、起き上がってその者の姿を確かめようとするが、時を止められた中で受けた痛みが強かったからなのか、仰向けの状態から起き上がる事ができずにいた。
「皆さんごきげんよう。わたくしは仮面ライダークロノス。皆さんが何やら楽しげな闘いをしておりましたので、わたくしも乱入させていただきますの」
丁寧なお嬢様口調で話しながら、腰のマントの裾を持って広げながら一礼する。
だがその仮面越しの瞳・表情・心の奥底では、まるで闘いを心のそこから期待し、楽しみにしようとしている、狂気性と危険性を孕んでいた……
「テメェこの野郎‼︎」
そこに、デシアゴーレム・スパイダーがウィックスへのリベンジを放置し、怒り心頭な程の怒声を上げながら、両腕から発射した蜘蛛の糸でクロノスの両手首を捕らえた。
「いつ・どのタイミングで出て来たのか、どうしたらこんな状況を作れたのかとかは知らねェが、俺達の闘いに水を差すような真似しやがって‼︎ 漁夫の利しようったってそうはいかねェぞコラァッ‼︎」
スパイダーは気に入らなかったのだ。もう乱入する事がないはずだったこの混戦に、たった1人が増えただけで、戦場が大きく一変する……そんなありもしないはずの現象が。それを難なくこなした存在が。
彼なりの流儀があるからこそなのか、スパイダーはウィックスへのリベンジよりも、状況を別の混沌に変えたクロノスを討伐する事に専念したのだ。胴体にある蜘蛛の脚──歩脚を伸ばし、爪を煌めかせる。
そんな中、ウィックスはスパイダーに自分との闘いを放置されたにも関わらず、その事を気にせず、既に倒れていた善逸のところへと駆け寄った。闘いよりも仲間の安否を優先するのは、正統な仮面ライダーでありたい者の性《さが》だろうか。
「あっ……⁉︎ お、おい善逸‼︎ 大丈夫か⁉︎ もしかして、あいつにやられたのか⁉︎」
「あ、あぁ……しかもタイクーンのディスクを奪われちゃって……」
そんな2人の会話を耳にし、自らリベンジを一度放棄している自分の事を放置しているウィックスを見て、スパイダーは鼻で笑う。
「ヘッ。俺と闘う必要がないと思ってられるのも今の内だぞ、仮面ライダーウィックス‼︎ このお嬢様気取りのライダーを倒したら、次はテメェの番だからな………………ん?」
ふと、スパイダーは自身の出した糸ごと、何かに引っ張られているような感覚が伝ってきた事に気づく。何事だと前を向き直そうとした……その瞬間。
「うおあああっ⁉︎」
スパイダーの身体は、釣り竿によって釣り上げられた巨大な魚の如く、糸を引っ張られたまま、突如として宙に浮いた。
ふと地面を見れば、先程両手首を捕らえられたはずのクロノスが、その糸ごとスパイダーを力強く釣り上げていたのが見えた。
「ぐえっ⁉︎」
そのままスパイダーは、先程まで自分が立っていた位置とは反対方向の地面に、背中から力強く叩きつけられた。
「……きひっ」
不穏な気配を感じさせる、狂気じみた掠れた笑い声。それがスパイダーの鼓膜に聞こえたかと思えば、クロノスはまたスパイダーを糸ごと釣り上げ、また反対方向の地面に叩きつけた。
「カハッ⁉︎」
「きひひっ」
また不穏な狂気じみた笑い声。またもやスパイダーを釣り上げ、地面へと叩きつける。
しかも今度は間髪入れず、スパイダーが地面に叩きつけられたその瞬間に、すぐさま釣り上げまた地面へ。また釣り上げてまた地面へ……これを何度も繰り返していく。
「ぶほっ⁉︎ ぎえっ⁉︎ ちょっ待っやめっ……」
スパイダーの命乞いにも聞こえる制止も聞かず、クロノスら何度もスパイダーを地面に叩きつける。その闘い方は、まるでサディスト……否、
「きひひひひっ‼︎ ほらほら、どうなさいましたの⁉︎ わたくしを許さない感じを出しておいて、一方的にやられているではありませんか⁉︎」
狂気のある笑い声が、やがて大きなものとなった。何かを期待しているかのような目で、されど何もできずにやられじまいなスパイダーを見て楽しんでいるかのように、クロノスは異常な精神を周囲に見せつける。
これまで浩司達が出会ってきたレガシーライダーの中で、あまりにも正気の沙汰ではない闘い方をするクロノス。そんな彼女を止めようにも、狂気じみたその気配から、誰も手出しする事ができずにいた。
「………………
ただ1人、彼女を……仮面ライダークイズを除いては。
「……へぇ。わたくしにも問題をお出しするんですの?」
突然言葉を発してきたクイズに、クロノスは思わずスパイダーを叩きつけていた手を止め、不気味な感じに笑みを浮かべた。
それは怒りや不満によるものではなく、一体どのような内容の
視線がこちらへと向いた事を確信したクイズは、早速その
「マシュマロを漢字にした場合の総画数は38画である。○か……×か……」
時計の針が進む音が、クロノスの凶行を止めようと、カチカチといった刻みのあるテンポで鳴っていく。
そんな中、クロノスは冷静に回答しようとする。
「ふむ……答えは○、ですわね。漢字で『真珠』と古き時代の者が一人称で使っていた『
「なっ……⁉︎ ッ、正解よ……‼︎」
まさかの正解。それも細かい理由をつけて。これには予想外だと思ったのか、クイズは思わず驚いているかのような反応を見せ、正解されたのを悔やみながらも、出題者としての役目を果たす。
右肩と右胸部ののパネルの『○』が赤く光れば、電流が発生する……なんて事はなかった。先程まで全体に対して使用していたクイズの不思議な力は、今回はクロノス本人に対してだけ発動していたようだ。
「……それで? 問題はそれだけですの? もっと答えたいので、もっと出題してもらいたいですわ。……フンッ‼︎ そぉれっ‼︎」
クロノスはそう告げると、スパイダーに巻きつけられている糸を力強く引き千切り、スパイダーを引き千切られながらも出ているままの糸ごと投げ飛ばし、クイズにぶつけ2人同時に吹っ飛ばした。
「ぶえっ⁉︎」
「ガハッ……‼︎」
2人が吹っ飛ばされ近くのドラム缶にぶつかったのを見て、他のライダー達は思わず呆気に取られたような様子を見せる。
「私達でも分からなかった問題を難なく……‼︎ いや、それが奴が強い事と関係あるかどうか分からないけど……」
ネレイドが呟く中、クイズはスパイダーを軽く投げ飛ばし、再びクロノスを見据える。
「ッ……どんなカラクリを使ったのかは知らないけど、勝手に私の同志を倒した事は気に食わないわ。今度こそ……
「アラアラ」
「絵画『最後の審判』の作者はラファエロである。○か……×か……」
再び鳴っていく、時計の針が進む音。それは、クロノスに不正解の罰を与えるか否かのカウントダウンとなっている。
だが、新たな
「答えは×、ですの。その絵画を描いたのはラファエロではなく、ミケランジェロですわ」
「ッ‼︎ ……正解よ。だったら……
「アラ、もう次の問題ですの?」
また正解された、と思い悔やみながらも、クイズは新たな
「(理不尽な
そのまま右回し蹴りをするが、それをクロノスは左手を添えるだけで受け止め、あっさりと押し除けるように下ろした。
それでも尚、クイズの
「貴方はこの場にいる全ての仮面ライダーを倒せると確信しており、それが今、この場で実現する事になる‼︎ ○か‼︎ ×か‼︎」
「ふむ……?」
それは、クロノスの能力や変身者の体力・身体能力、他のライダーの強さなどといった、様々な事を計算しなければ、正確な答えが出ないものだった。
クロノスは確かに強力ではあるが、他のライダー達も数だけでなく、各ライダーの隠された能力や、変身者の素の力も侮れない者もいるはず。何より、クロノスの過信による油断で、彼女が負ける可能性もある。
確定的な証拠が何1つないため、難なく正当な答えを出せるはずがない。クイズはそう憶測し、この
そして、クロノスが出した答えは……
「こんなの、あまりにも簡単すぎますわね」
「(これは……自分自身の強さを過信しているわね。○を出して不正解の可能性が高くなったわ‼︎ 勝った‼︎)」
この時、クイズは気づかなかった。
「正解は……×、ですわ」
「えっ……?」
過信していたのはクイズの方で、予想外の解答が、誰もが予想していたのであろう結末になる事を。
「クソがよォッ‼︎ こうなりゃあ、2人とも動けなくして───」
『PAUSE』
スパイダーが糸を武器のように両手で持ち、2人に向かって飛び掛かろうとしたところで、クロノス以外の全ての時間が、ゲームのポーズ画面のように強制的に停止された。
「では……」
クロノスはそれだけ呟き、黒鉄のドライバーの両側にある……藍色のボタンを両方とも押した。
『ンスゥペシャルアタァック、プリパルェェェェェェシュォォォン!!』
オリジンドライバーやレガシーライダーバックルとは、全く異なる発音が発生。まるで若○規○が音声担当でもしているかのような、渋さと鋭さを併せ持つ独特の低音から生まれる声質と語調が引き出されていた。
それと同時に、周りにクロノスと同じ姿の者が様々なポーズを取っている分身の立体映像、そしてクロノスが必殺技らしきものを放ったりそれで決着した時の、様々なシーンの映像が発生。それがクロノスの周囲を回っていた。
だが、これも他のドライバーとは異なり、全ての映像がモノクロとなっていた。それは古風を表しているのではなく……まるで『闇』を見せているかのようだった。
『ンスゥペシャルアタァック、オォケェェェイッ!!』
『KIMEWAZA!! CRITICUL CREWSーAID!!』
全ての映像がクロノスと重なったのと同時に、低い声質の音声が鳴り響く。すると地面に時計の模様をした魔法陣らしきものが展開され、大地を光らせる。それと同時に、クロノスの右脚が振り上がり始めた。
クロノスがそのまま反時計周りに動けば、それに連動するように、時計の針が動く。刻一刻、刻一刻と、これからクロノスが放つ必殺技を受ける者の、終わりを告げるかのように。
その回し蹴りに合わせてか、右足に緑色のエネルギーが多く収束されていき、その足による回し蹴りが、クイズとスパイダーを捉え……
『SHUEN NO ICHIGEKI!!』
2人にその強力な回し蹴りが直撃し、爆発が発生したその瞬間に再び停止。背後に明るい色の『PERFECT‼︎』の文字が浮かび上がった。
最後に『終焉の一撃』を告げる低い音声が響いたかと思えば、クロノスは静かに狂った笑い声を掠らせながら漏らし……
「それでは、ごきげんよう」
それだけ呟いたかと思えば。
『RESTART』
停まった時が動き、巨大な爆発が巻き起こった。
クロノスをエグゼイド系統じゃない奴でどう倒せというんだよ……