現代パロな多重クロス世界だと思ったらゴジュウジャーな仮面ライダーの世界でもあった件 作:名無しのモンスター
ネクストファイズとホッパー2号が、それぞれデルタとゲンムの相手をしている中、その少し離れた位置にて、アマゾンオメガがイクサと交戦していた。
「ハァッ‼︎」
「むっ」
アマゾンオメガが前腕の鋭利な刃──アームカッターを振るい、イクサに半ば強制的にカリバーモードのイクサカリバーで防がせる。
そしてそのまま力尽くでイクサカリバーを弾き、その右腕を突き出し胸部装甲にストレートを当てた。
イクサが怯んだのを機に、アマゾンオメガは2回連続で、左右交互の連続での張り手を胸部装甲に当てる。そしてそこにすかさず右の手刀を当て、回し蹴りでイクサを蹴り飛ばす。
強制的に後退させられたイクサだったが、咄嗟にイクサカリバーの刃を地面に突き立て、それのグリップを強く握りしめた事で、吹き飛ばされる事なくアマゾンオメガから僅かに離れた位置で踏みとどまった。
「そこだッ‼︎」
「なっ⁉︎」
そこまで吹っ飛ぶはずがないと想定していたのか、瞬時に駆け出しイクサとの間合いを詰めていたアマゾンオメガ。
その両腕でイクサの右腕と腰回りを掴み、そのまま背負い投げで投げ飛ばし、彼を地面に強く叩きつけた。
瞬時に受け身の態勢を取っていたイクサは、強い痛みを諸共せずすぐさま起き上がり、地面に突き刺さったままのイクサカリバーを抜き取った。
「ッ……フゥッ。驚いたよ。野生の本能のままに闘うのかと思ったが、まさか武術を基にした闘い方をするとは。それも相撲でいう張り手や、柔道でいう投げ技……日本のものだとは」
「まさか見た目で戦法を予想していたのか? それで対策できると思っていたのなら、貴様もまだまだだな」
「なに、ただ珍しい闘い方をするなと思っていただけだよ。様々な闘い方をする事は想定していたから、野生的な闘い方はしないだろうなと思っていただけであって……ね」
自身が優勢な状況になっていない事を理解している様子のイクサ。その上で、アマゾンオメガの変わり映えのする闘い方に興味を示している様子を見せる。まるで自分には余裕がある事を見せつけているかのように。
イクサカリバーを構えながらアマゾンオメガを見据え、その場で何もせず、ただただ臨戦態勢を整える。アマゾンオメガが次に何をしてくるのか、それを期待しているかのように。
「さぁ、次はどう攻めてくるのかね? 私にそれを見せてくれまたえ」
「敵のまだ見ていない強さを敢えて見ようと、手加減するか相手に本気を出させようとするその意思。それをこのデセオ・ウォーズで剥き出しにするとは思わなかったぞ。そういう事は時間の無駄でそちらの闘いでの利益にならないから、やめてもらいたいのだがな」
アマゾンオメガの変身者は、曲がったことや非合理な事、怠慢その他の締まらない諸々を嫌う性分があるらしい。それ故か、イクサの趣向を快く思っておらず、争奪戦において割に合わないそれを嫌っているようだ。
その事への怒りを表しているのか、アマゾンオメガの赤い複眼が、血を胎動させているかのように赤く輝きだした。
そして体を横向きにしながら前方の足を軽く出し、膝を落としていつでも動ける重心の低い姿勢を取り、両手を顔の高さに構えた。その姿勢、正に武術を極めんとせし者の構え。
「そういう思想の持ち主は、放っておけば取り返しのつかない災難を起こす危険性が高い。実際に似た境遇の者がやらかしかけた、という事例もあったらしいからな。そのため、貴様もここで止めさせてもらう」
「ほう……そのような事が起きていたのか。それをやらかしかけたという者がいるのならば、是非会ってみたいものだ」
「そうはさせない。俺が貴様を倒してディスクを回収し、くだらない野望を止める」
アマゾンオメガが駆け出す。そしてイクサとの距離を縮め、アームカッターを持つ右腕を突き出した。
それはイクサカリバーで防がれるものの、イクサは再び隙を見せる事になり、もう片方の腕のアームカッターで胸部装甲を斬りつけた。
「クッ……」
「フンッ‼︎」
「なっ⁉︎」
さらに右足でイクサの脚を払い、彼を仰向けに転倒させる。だが、倒れたからといってなにもできないイクサではない。
仰向けとなったままイクサカリバーを振るうイクサ。アマゾンオメガはそれに対し、アームカッターを側面にした左腕を盾代わりにして防ぎ、往復するように振るわれたイクサカリバーを、今度はアームカッターの刃で受け止め停止させる。
「かかったね?」
イクサがそう呟けば、イクサカリバーの刃は引っ込むように消え、イクサカリバーをガンモードに変形させる。
そしてそのイクサカリバーから光の弾丸を、アマゾンオメガに向けて連続で発射させる。アマゾンオメガは両腕を交互に振るう事で、それぞれのアームカッターで次々と弾丸を斬り裂き消滅させていく。
その隙にイクサは起き上がっており、態勢を立て直していた。そしてイクサカリバーから再び刃を取り出し、カリバーモードに変形させていた。
それを素早く交互に振るわれたそれを、アマゾンオメガは両腕をまた交互に振るう事で、アームカッターで何度もイクサカリバーの刃を受け止めていく。
「このままでは埒が明かないな……ならば」
アマゾンオメガがそう呟けば、両手を伸ばしたかと思えば、その掌に淡い光が発生。それは形を整えながら実体化していき、武器となってアマゾンオメガのそれぞれの手に収まった。
「これならばどうだ?」
「ほう……面白い」
右手には、間合いを詰めるのに適した無骨の槍槍──アマゾンスピア。
左手には、生きる大蛇のようにしなる長き束縛の刃──アマゾンウィップ。
2つの灰に近い色合いの武器が、捕食対象を必ず仕留めんとする組み合わせとして、同時にアマゾンオメガの手元に出現したのだ。
アマゾンオメガがイクサに向けてアマゾンウィップを振るえば、空気を裂く鋭い音と共にうねりながら、一気にイクサに向かって伸びていく。イクサはそれをイクサカリバーで払い除けようとするが、鞭が伸びて捕えようとしていたのは……
「むっ⁉︎
「足元がお留守だ」
イクサカリバーがあまり届かない箇所となる、右脚。そこからアマゾンウィップが上へと昇るように巻きついていき、やがてイクサの身体は首元の近くまで巻きつかれた。
「フッ‼︎ ハッ‼︎ セイッ‼︎」
「グオッ⁉︎ カハッ⁉︎ ヌゥゥゥッ‼︎」
上手く身動きが取れなくなったイクサ。その
そこから続けて2撃目、3撃目と、アマゾンスピアを何度もイクサの装甲に突きつけ、その度に何度も火花が散っていく。装甲どころか身体を貫通されなかったのは、不幸中の幸いだろうか。
これ以上の被弾を受け付けるわけにはいかない。イクサはその一心で、イクサカリバーを構えアマゾンスピアを弾こうとするが。
「フンッ‼︎」
「ぬあっ⁉︎」
アマゾンオメガが今度はアマゾンウィップを持つ手を動かし、イクサを前方へと放り投げた。そのままイクサは地面にぶつかって横転するも、回転が収まったのと同時にゆっくりと起き上がった。
「俺がバカ正直に、鞭を真っ直ぐ伸ばすとでも思ったか? 貴様の動きを止めるためのパターンはいくらでも考えてある。それらをもう少し想定するべきだったな」
「そのようだ。安直な考えで結論づけず、もう少し考察の幅を広げるべきであったと、今になって後悔しているよ」
「……その割には至って冷静だな」
「この楽しい時間がもうじき終わる事を察してしまったのでね。名残り惜しいものだ」
「……別に答えになってないだろ、それ」
イクサカリバーをガンモードに変形させ、アマゾンウィップを持つアマゾンオメガの左手に向けて連続で発砲するイクサ。
それに対しアマゾンオメガは最初に前転しながら3発を回避。続けて迫り来る6発の弾丸をアマゾンウィップで弾いていく。
そこに、一気に駆け出し間合いを詰めてきたイクサの姿が。イクサカリバーもカリバーモードへと変形させており、今すぐにでも近接戦に持ち込める状態となっていた。
すかさずイクサカリバーを振るい、アマゾンオメガが持っていたアマゾンウィップを払い落とす。その隙を狙い、横薙ぎにイクサカリバーを振るおうとする……
「まだ甘い‼︎」
「何ッ⁉︎」
が。アマゾンオメガはすぐさまアマゾンウィップを払い落とされた左手に、もう1つの武器を呼び出す。
それは、死神を思わせる禍々しい大鎌──アマゾンサイズ。アマゾンオメガには、合わせて3つの武器を扱っているようだ。
それをすかさず振るえば、鎌と思えない程に重く、刃から発した音とは思えない鈍器に殴られたような音が発生。その強い衝撃がイクサを襲い、吹っ飛ばすとまではいかなかったものの、彼を大きく後退させた。
「クッ……」
「こいつで終わりだ‼︎」
『スペシャルアタック、プリパレーション!!』
アマゾンオメガが叫んだのと同時に、彼はすかさずドライバーの両側にあるボタンを両方とも押した。
すると彼の周囲に、既に様々なポーズを取っているアマゾンオメガの立体映像と、彼が必殺技らしきものを決めている場面が映し出されている映像が投影された。
そして、勝敗を決するべく、ドライバーを両側とも力強く押し込んだ。
『スペシャルアタック、オーケー!!』
『VIOLENT PUNISH』
全ての映像が重なり合い、一瞬の眩しい光を放ちながら弾けた。
それに合わせてか、アマゾンオメガの緑の体躯の奥底で膨大なエネルギーが沸騰していく。
低く身を沈め、獲物を狙う獣の如く極限まで力を溜め込んだ次の瞬間、大地を削る程の爆発的な踏み込みで、一気にイクサとの距離をゼロにした。
瞬きすら許さぬ、神速の突進。
交差した両腕のアームカッターが肥大化し、緑の閃光となってすれ違い様にイクサを捕らえ、強烈な斬撃を浴びせる。
それは、計算され尽くした流麗な動きでありながら、敵の肉と骨を容赦なく引き裂く『剥き出しの暴力』そのものだった。
「ガッ……‼︎」
「俺の、勝ちだ」
激しい火花が、凄惨な血飛沫が雨のように降り注ぐかの如く、イクサの胸部装甲を中心に散っていき、やがて大爆発を起こした。
イクサの変身は強制解除され、爆発の余波で吹っ飛んできたイクサのディスクを、アマゾンオメガは振り返りながらキャッチした。
勝敗を決するアナウンスが流れる中、アマゾンオメガは、爆心地にて両膝をついて項垂れている先程までのイクサの変身者──言峰に背を向け、そのまま歩き去っていった。
「……負けたのに意味深に笑っていられるとは、やはりこいつは危険な奴だったか」
徐に呟いた小声を、彼の耳に届かないようにしながら。
♢
アマゾンオメガがいたところから少し離れた位置。そこではパンクジャックと轟鬼が、激しい火花を散らしながら交戦していた。
パンクジャックの紫色の両手を覆っているのは、黄色いブロックの塊が腕を肥大化させているように見せているグローブ──モンスターグローブ。
名前の通り
振り下ろしてきても、振り上げてきても、横薙ぎに振るってきても、その度に何度も反応しては殴るように弾いていく。
「テメェ、なかなかやるじゃねェか‼︎ 俺の攻撃に毎回反応してくるなんてよォッ‼︎」
「フッ、それはこっちのセリフだぜ。そんなデカくて重いもんを、思ったよりも素早くぶん回す事ができる奴は初めて見た」
互いが互いの戦法を褒め称えながらも、それぞれが持っているであろう想い・願いをのために、一歩も引けない様子の2人。何度も攻撃と攻撃のぶつかり合いが起きているのが、その証拠だろう。
「だったら……こいつはどうだい⁉︎」
すると轟鬼は何を思ったのか、数回目のぶつかり合いの後、パンクジャックが左腕を振るう瞬間に烈雷を地面に突き刺し、迫ってきたその巨腕をその場でしゃがんで回避。
それにパンクジャックが一瞬の動揺を見せれば、轟鬼の右脚に雷が宿り、その腕でパンクジャックの胸部装甲に殴りかかろうとする。
「させるかよ‼︎」
それをパンクジャックが、右腕のモンスターグローブを盾代わりにして受け止める。その瞬間、雷と星の形をしたエネルギーらしきものが弾けた。
「何度も攻撃を続けた後に、その途中で回避に転じ、別の攻撃手段を使う……そうする事で、敵の油断や動揺を誘うって作戦か。考えたな」
「ヘッ。どうやらその1回目は失敗しちまったみたいだがな」
どうやら轟鬼は、同じ事の繰り返しの中で、途中から違う戦法へと闘い方を変え、敵の心の隙を狙って優勢になるつもりだったようだ。
凡人がやらないであろうその戦法を行ったという事は、轟鬼はそこそこに多くの場数を踏んできたのだろう。パンクジャックはそう憶測する。
そして、轟鬼のその洗礼に答えようとしてか。
「なら、俺も魅せてやるとするか」
『FEVER MONSTER』
そう呟いた途端、パンクジャックの身体から淡い光が眩く発光された。
その光が収まった時には、パンクジャックの体は、半分だけながらも変化していた。
漆黒の細身だった下半身は姿を消し、まるでモンスターグローブや肩の装甲などを彷彿とさせているかのような、全身を星型の意匠と巨大なパーツで武装した、死角のない完全な
『Ready……Fight』
仮面ライダーパンクジャック フィーバーモンスターフォーム。パンクジャックが幸運からモンスターの完全体となった瞬間である。
「マジかよ……
「さぁ、この姿の俺の事も満足させてくれよ?」
星を足にも宿したその姿で、パンクジャックは駆け出す。先程まで以上に足を踏み入れる音と力が強く、自然溢れる場所であるはずなのに、足音が響いているかのように感じさせていた。
そして再び轟鬼との間合いを詰めれば、その場で右脚を胴体へと突き出した。
「オラッ‼︎」
「ぐおおおっ⁉︎」
轟鬼の筋肉質の高い身体を、怪物級の重量感を持つその脚が軽々しく蹴り飛ばす。その時、火花と共に星の演出らしきものが出てきたのは気のせいだろうか。
そのまま再び走ってまた間合いを詰め、続けて左足を突き出し蹴り飛ばす。そして三度走っては間合いを詰め、今度は右脚で轟鬼を蹴り上げ、宙に浮いた轟鬼の顔面を、そのままモンスターグローブで地面へと勢いよく殴りつけた。
「グハッ……‼︎ 畜生が‼︎」
1回地面をバウンドしてしまった轟鬼だが、すぐさま空中で前回りしながら態勢を立て直し、その場で着地に成功する。そして再び右腕に雷を宿し、地面を強く叩きつけた。
するとどうだろうか。右腕に纏わりついていた雷が、電線の如く地面を奔りながらパンクジャックへと迫っていく。
この動作、正にストロンガーのエレクトロファイヤーに近いものだった。
「まだそのやり方があったか……フンッ‼︎」
それに対し、パンクジャックが行ったのは力技。両腕のモンスターグローブで地面を力強く殴りつけたかと思えば、そこを中心に地面が隆起し、大地の壁が出来上がる。
その壁は地面を奔っていた電撃に当たって途端、それを一瞬にして弾けさせ、そのまま掻き消させた。
「なっ……⁉︎」
対策の仕方が予想外であったのか、轟鬼が動揺の声を隠せずにいる中、その壁の中心が大きく膨張して崩壊する。パンクジャックが裏から壁を殴りつけたからだ。
そのまま駆け出したパンクジャックの巨大な拳が、轟鬼の首元辺りを中心に命中する。そのまま轟鬼は勢いよく吹っ飛ばされ、近くにあった大木に当たったかと思えば、そのまま貫通してその大木と共に押し倒された。
「カハッ……‼︎」
「よく考えてみれば、こんなところで時間を喰われるわけにはいかねェよな。悪いが、こいつで終いだ」
『スペシャルアタック、プリパレーション!!』
パンクジャックがそう呟けば、ドライバーの両側のボタンを押し、必殺技を発動させる事を知らせてきた。
様々なポーズを取っているパンクジャックの立体映像と、彼が必殺技らしきものを決めようとしている場面が映し出されている映像が、彼の周りを旋回しながら投影された。
そしてパンクジャックがドライバーの両側のレバーを強く押し込めば、全ての映像が彼と重なり、一瞬の眩い光と共に爆ぜていった。
『スペシャルアタック、オーケー!!』
『FEVER MONSTER STRIKE』
無機質な電子音声が戦場に響き渡るのと同時に、両腕のモンスターグローブに、青と黄色の鮮烈なエネルギーが急激に収束していく。
周囲にはポップでド派手な星型のオーラが乱舞し、そこだけがアメコミのワンシーンに切り替わったかのような、非現実的な空間が狂い咲く。
その空間の中心に立ちながら、パンクジャックは
「ッ……‼︎ チィッ、仕方ねェ……‼︎」
さすがに危険な状況だと察したのか、轟鬼は両腕に雷を宿し、握り拳を作りそれを地面につけた。この状況で地面に電撃を奔らせても、空中にいるパンクジャックに当たる事はないのだが、何か策でもあるのだろうか。
そんな中、パンクジャックは空中で全身を弓なりに反らせ、圧倒的な質量を誇る巨大な両拳を頭上へと振りかぶる。
「フンッ‼︎」
重力と加速、そして極限まで圧縮された星型の破壊エネルギー——その全てを強引に束ね、眼下の標的へと隕石のごとく力任せに叩き落とした。
大地を揺るがす轟音と共に、星屑のような眩い火花とポップな爆炎が周囲を吹き飛ばす。
ド派手な破壊の跡地で、マントを揺らしながら悠然と立ち上がる異形のパンクロッカー。そのカボチャ顔に張り付いたギザギザの笑みが、晴れゆく土煙の中でひときわ不気味に浮かび上がっていた。
「ん……?」
ふと、パンクジャックは何かに気づいたのか、疑問に感じているかのような言葉を漏らした。
爆発によって発生していた爆煙が治った時には、轟鬼の姿は全くとして見当たらなくなっていた。デシアゴーレムのように、先程の必殺技で消滅した、という可能性はあり得ないとされている。
つまり、この状況から見えた答えは。
「逃げた、か。あの電撃を纏った腕を盾にしたのか、あれで何かしらの防御手段を用いたのか……ってところだな」
冷静に現状が起きた事への考察をしたパンクジャック。
結果、彼は他の味方の3人と違い、ディスクを入手する事はできなかった。しかし、今の彼には『悔しさ』という感情はなかった。
「強い上に、撤退するのにも慣れている……なるほど、あいつはかなり厄介な奴だったみたいだな」
そう呟くパンクジャックの声は、まるで再戦を期待しているかのように喜色が混じっていた。
はい、轟鬼は逃げました。まぁ変身者が変身者だからね。
次出る時は強くなって帰って来ますよ。……多分。