現代パロな多重クロス世界だと思ったらゴジュウジャーな仮面ライダーの世界でもあった件 作:名無しのモンスター
ウィックスの力とカリバーのレガシーディスク。それの適合に成功し、一気に逆転……したかと思われたが。
何故かデシアゴーレムは、突然3メートルへと巨大化し、姿も禍々しい『暴走バイクの悪魔』を表すかのようなものとなっていた。
そのデシアゴーレムが、恐ろしい形状である機械の細い手のついた、巨大な2輪のタイヤとなった脚でこちらへと迫って来た。そのため、俺は横へと前転しながら回避した。
あまりにもデッカいから、それだけで回避できるとは思わなかったのだけど、咄嗟の判断が上手くいってよかったぜ……
何故⁉︎ どうしてこうなった⁉︎ 何故デシアゴーレムは突然、巨大化してパワーアップしたというんだよ⁉︎
ドミネイト型だから、という理由で片付けられるかこれ⁉︎ いや片付けられるかよ⁉︎ 遭遇したのが2回目(2・3体目)だから、まだこれが『ドミネイト型は巨大化しやすい』のかどうかが分かんねーよ⁉︎
というか、この闘いで巨大化しそうな兆しみたいな事はなかったよな⁉︎ なのにどうして突然巨大化なんて……
………………いや。そういえば、デシアゴーレムは俺が有利になった時点で、何やら怯えているかのような、そんな様子を見せていたような……
そこから何やら呻き声を上げていて、そこからだんだんと体を変化させていたんだっけか……?
………………………………ハッ⁉︎ まさか。
「ウィックスカリバーの力が、あいつの恐怖心などに呼応してしまった事で、覚醒みたいな感じにまでさせちまったのか……?」
『浩司君というか、私と浩司君の覚醒が、奴の覚醒の引き金にもなってしまった、とでもいうのだろうか? だとすれば、あまりにもすごい軌道修正力だな……』
軌道修正、というのかアレ? 一体今の俺というかウィックスの力を判断して、巨大化できる程の力を突然手に入れたというんだよ? 絶対裏で俺達の闘いを見ていた、デシアゴーレムの仲間or上司が何か仕掛けたんだろ絶対。
とはいえ、これはホントにどうしたものか……いくらカリバーのディスクと適合できたとはいえ、あんなデカブツ相手に俺1人でどうやって勝てばいいのやら……
♢
時は少しだけ遡る。
ウィックスことウィックスカリバーと、デシアゴーレム・サーキッカー。2体が闘っている場面から、少し離れた位置にて。一軒のビルの隅から、彼等の闘いを監視していた者がいた。
その人物は、茶髪のロングヘアーのポニーテールをした少年だった。可愛らしい顔立ちにある瞳には、茶色く濁った瞳が見えていた。身長は平均より小さめで、体型は標準的で筋肉はあまり付いていないが、何処か内心に秘めている凶暴性を秘めている雰囲気を出していた。
その少年が、サーキッカーの胴体を斬りつけたウィックスカリバーを見ていると、赤いラインの入った黒いジャケットのポケットに入っている、スマホの着信音が鳴ったためか、視線や顔の向きを変えずにその通話に出た。
『───もしもし? どうですか秀介君……いえ、今はコード:タイラント、と呼んでほしいんでしたっけね。君や私が生み出したデシアゴーレムは、良い活躍をしてくれていますか?』
「ハイネスさんですか。はい、その件ですが……つい先程、僕が誕生させたドミネイト型はミスレアというライダーにやられてしまいました。そこそこ渡り合えてはいましたが」
コード:タイラントと呼ばれた少年──秀介が、通話の相手であるハイネスにそう伝えると、今にも舌打ちしそうな苦い表情を浮かべていた。
先程までヴァルバラドとG相手に、アクティングと共に善戦していたからなのか、ミスレアことミスレアポッピーと闘った時に形成逆転された事に不満を感じたのだろう。
『ふむ。やはりあの噂のオリジンライダーにやられてしまいましたか。初めてその存在が発見された時も、ドミネイト型を倒したという情報も一緒に流れたものですから、思った通り侮れない存在ですね……』
ハイネスもまた、事前にミスレア情報を得た時から、ミスレアの存在を良く思っていない模様。そして、アクティングも倒された2体目のドミネイト型となっているため、尚更警戒されるようになったようだ。
『して、私が生み出した方のドミネイト型はどうなっていますか?』
「別のライダーの力を得たウィックス相手に善戦していましたが、つい先程、その新しい姿に慣れたからなのか、彼もまた形成逆転され始めてしまいました」
『力に慣れる前に倒す、なんて事はできなかったようですね。オリジンライダーと呼ばれる者が強いが故なのか、変身者の成長速度が速いからなのか……どちらにせよ、彼もまた、厄介な存在になっている事に変わりないようですね』
どうやらサーキッカーをドミネイト型として誕生させたのは、ハイネス本人のようだ。
そんな彼が生み出したドミネイト型が、善戦したかと思いきや、ぶっつけ本番での新フォームに慣れた相手に一気に状況をひっくり返された……その事実に不服なようだ。
それ故に、ウィックスの事も警戒せざるを得ないと判断したようだ。脅威がまた増えて不愉快だ、そう思いながら。
「なら……今から
しかし、秀介は何の対策もしていないわけではなかった。ジャケットの反対側のポケットから取り出した、正規品ラベルが貼られる箇所となる部分に太く細い棘が8本もある、黒鉄のスタンガンらしきものを見下ろした。
「何処ぞの実験に協力的な物好きのおかげで、
『
どうやらそのスタンガンらしきものには、完成やこの場での初めての使用するまでに、様々な意見の食い違いなどがあった模様。
そのスタンガンらしきものに、どのような性能があるのか、改良される前は使用した後などにどのような副作用らしきものがあるのか……裏で何があったのかは、それは組織の者のみが知る。
そんな事はよそに、秀介はスパークスイッチらしきスイッチの部分を押した。
『アンロック・ヒデン・ポテンシャル、オン』
起動された事が確定した音声が鳴り、電極の部分から薄紫色の電流が発生する。それは少し離れた位置にいるサーキッカーへと向かっていき、彼の背中へと入り込んでいった。
その電流はサーキッカーの背中へと流れ込んでいき、それが実行されている証拠として、背面にその電流が脈動しているのがくっきりと見えていた。
その代わり、外部には漏れず前面には電流が全く見えないようになっているため、ウィックスカリバーには全く見えていない模様。隠れて助力するに適したもののようだ。
そして、サーキッカーはその電流によって、様々な細胞が多大な影響を受け、徐々に姿を変えていき、凶暴化した巨大なバイクの悪魔と化した。よりバイクらしく、より悪魔らしく、そしてより凶暴性を増して。
「グオオオオオオンーーーッ‼︎」
悪魔を彷彿とさせるかのような鳴き声と、バイクのエンジン音を彷彿とさせる轟音。それが絶叫となってサーキッカーの口らしき部分から発される。
それに合わせてか、ウィックスカリバーを排除しようと、巨大なタイヤと
その突進は寸前のところで回避されたものの、突然の敵の変貌が、ウィックスカリバーにとっての脅威となったのが確かなものとはなったようだ。
「巨大化しながらの進化、か……これは想像以上の結果が生み出されたみたいだ」
『それなら心配は要らなさそうですね。
その言葉と共に、ハイネスは通話を切った。何やら不穏な言葉を残して、だが。
秀介が再び視線をウィックスカリバーとサーキッカーの方に向ければ、サーキッカーが変化前はマフラーだったメカニカルな翼を、ウィックスカリバーに向かって羽ばたかせていた。
それによって発生した強風で、サーキッカーはウィックスカリバーを盛大に吹き飛ばそうとする。だがウィックスカリバーは、足腰に力を入れていたからなのか、
余談だが、一方の秀介は、サーキッカーの背中が見える位置にいるためか、強風に巻き込まれずに済んでいるようだ。そんな状況下だからか、余裕のある表情で2体を見つめながら、不敵な笑みを浮かべた。
「フフッ……あいつの剣術の素人さも考えれば、決着がつくのも時間の問題だな」
「あっ秀介。こんなところにいたのね」
「ん……?」
サーキッカーの勝利を確信している中、秀介を呼びかける少女の声が、彼の耳に届いたため、秀介が後ろを振り向く。そこにいたのは、3段に積められていたアイスを食べている、秀介と同い年であろう1人の少女と、彼女に抱えられている謎の生き物の姿が。
燻んだベージュ色のセミロングヘアで、紫色の瞳を持つ美少女。インテークの間の部分に黒いリボンを結び、頭頂部には2本のアホ毛が生えている。
そんな彼女が抱えている生き物は、紫を基調とした体色を持つ狐。
顔や手足に濃淡の異なる紫の模様が入っており、緑色のツリ目に麻呂眉、頬や額、胸元にはハート型の特徴となるチーク・ピンクの石・白い胸毛を持っていた。耳には白い羽のような毛、耳下には赤紫色の雫型飾りを付け、手足にはピンクの肉球が見えていた。
「森亜……いや、コード:○○○○○に、何やらディスクを通して生まれた妖精とかいう奴か。何の用かな?」
「つれないわねェ秀介。アタシにはマシュタンって名前があるし、るるかの事も名前で呼んであげなさいよ」
「君達の事をどう呼ぼうと僕の勝手だろ。で、何の用かって聞いているんだけど?」
面倒臭い相手と出会した、と言わんばかりに溜息をつきながら、秀介はコード:○○○○○と呼んでいる少女──森亜 るるかと、妖精と扱われているらしい言葉を発する生き物──マシュタンを睨む。
彼にとって、るるかと呼ばれる少女とマシュタンと呼ばれる生き物は、信頼に置けない、あるいは警戒せざるを得ない存在のようだ。それ故、仲間同士である事の匂わせはあっても、秀介はそれを聞かれても否定する事だろう。
自分達の事を睨みつけてくる、秀介の視線を諸共せず、マシュタンはやれやれと呟きながら言葉を続ける。
「そう怖い顔しないで。アタシ達はただ、ちょっとした忠告を伝えに来ただけよ。とはいっても、あくまでアタシ達の予測によるものだから、確定したわけじゃないけど」
「忠告、だって?」
「えぇ。アタシ達の他にも、彼等のディスクを狙っているらしい人物を見かけたの」
自分達の他にレガシーディスクを狙っている者。その言葉に耳を疑うも、何故か呆れを見せた表情となる。警戒する程ではない、そう捉えているかのように。
「僕達の他にレガシーディスクを狙っている奴? ハッ。そんなの、僕達とは別の場所で隠れている組織の奴か、今あの場には見当たらないレガシーライダーぐらいしかいないじゃないか───」
「それにその人、ライダーですらないし、私達のとこにも入っていないみたい」
「……なんだって?」
るるかが付け足すように発された言葉に、秀介の眉はピクリと動き、顰めた表情を浮かべる。それもるるかに対してではなく、彼女達が注視していると思われる人物に対して、だ。
レガシーライダーではない者で、レガシーディスクを狙っている者。その中で絞られる候補は、変身ができない一般人かデシアゴーレムとなるだろう。だが、前者は実力的に論外な者が多いため、デシアゴーレムの可能性が濃厚だろう。
しかし、るるかが続けて付け足した言葉では、彼等が所属している組織──シンジケートの者ではないとの事。彼等の常識的に考えて、そうでない者がデシアゴーレムを呼べるディスク──デシアディスクできるはずがない。
ならば、一体どのような存在が、隠れてレガシーディスクを狙っていると言うのか。秀介の警戒心はより強くなっていった。
「貴方ならもし襲われても大丈夫かもしれないけど、レガシーディスクを持っていないからと言って、貴方が巻き込まれないとは限らないのよ。余計な事に巻き込まれたくないのなら、早くこの場から離れた方がいいわ。伝える事は伝えたから、アタシ達もこの場から離れるわね」
「そういう事。それじゃ」
「あっおい待て⁉︎ 奴が何者なのか心当たりは……」
秀介の制止を無視し、るるかはアイスを口にしてマシュタンを抱えたまま、その場を歩き去っていった。
周囲に自分しかいない、静寂となったこの空気。それに耐えきれなかったのか、秀介は『あーもう‼︎』と叫びながら苛つきを見せる。
「なんだよ、シンジケートに入ってない癖にライダーじゃない奴が、レガシーディスクを狙っているってさぁ……‼︎ 厄介そうな敵が増えたみたいな情報、ちょっと良い気分になった時に教えるなっての……‼︎」
地団駄を踏みながら……ではなく踏みそうになるも抑えながら、秀介はウィックスカリバーと未だに闘っているサーキッカーを見据える。
「……まぁいいや。デシアヒデンポインターが良い効果を与えてくれた……それが分かっただけでも良しとすればいいし」
それだけ呟き、秀介はその場を後にして去っていった。
ウィックスカリバーとサーキッカーの元へと向かっている、赤・青・黄金の3色が混じった、1つの閃光に気づかずに。
♢
デシアゴーレムの攻撃を、回避したり弾いたりしている中、デシアゴーレムがついに大きく動き出した。
そいつはタイヤを激しく回転させ、大地を削りながら轟音を鳴らし、変形せず巨大化させた部分のマフラーから煙を激しく噴かせ、翼を大きく羽ばたかせる。
そして灰色のオーラらしきものを纏って、そのまま俺に向かって一直線に爆走してきた。
さすがにヤバいと感じるも、避けたら大変な事になりかねないとも感じた。もしアレが俺とは違うところに当たったら、それによる衝撃や爆発によって、当たった建物が爆発したり、色んな人が巻き込まれて最悪死者が出かねない。
だったら、ここで避けるわけにはいかない。真正面から受け止めるしかねェ‼︎ 無謀だとは分かっているけど、やられながら被害が出るよりは数倍マシだ‼︎ 根性を見せろ、俺‼︎
意を決し、覚悟を決めた俺は、
トラック同士の衝突でも起きたような轟音と、鉄骨にでも殴られたかのような重い一撃が(実際に鉄骨で殴られてはないけど)、俺の身体に襲い掛かってきた。これまで以上に足腰に力を入れた事で、すぐに吹っ飛ばされる事はなくなったが、すぐに押し飛ばされそうになる。
「グッ……‼︎ クッソッ……‼︎ こっこんにゃろうがッ……‼︎ 仮面ライダーを舐めんじゃねェ……‼︎」
押されそうだけど、それでも集中……‼︎ ウィックスカリバーに力が入るよう、無駄な力を入れないよう、焦らず集中するんだ……‼︎ 耐えながら力を溜め、押し返せ……‼︎
「そりゃァァァァァァッ‼︎」
とか思っていたら、横から何かが飛び出し、跳躍しながらの勢いで、サーキッカーの顔面に蹴りを入れた者がいた。アギトこと往歳教授だ。
「……へっ?」
突然の助太刀に唖然とする中、不意打ちによる強烈な蹴りが効いたのか、サーキッカーはそのまま無理矢理体を押し飛ばされ、右側へと1歩、2歩、3歩と後退していった。
よく見るとトリニティフォームとなっていたアギトは、蹴りを入れた後も態勢を崩さず俺の前へと降り立った。
「往歳教授、なんで……」
「今の世代、仮面ライダーに大切なのは、助け合いやろ⁉︎
「えっ……今、仲間って……? もしかして、少しは認めたとか……?」
「せや‼︎ ってか少しどころやあらへん‼︎ そもそも認めとらんかったら、君達にディスクを渡したり、優一君達に協力したりしていた事はなかったで‼︎ ……多分‼︎」
いや多分ってなんですか多分って。状況や判断していた人によっては特別に認める……とか訳分からん判断するつもりだったんですか。ガバガバな判断基準だなオイ。
でも……ぶっちゃけ嬉しい。レガシーライダーもとい本家じゃないライダーとはいえ、先輩ライダーに少しでも俺達の事を仮面ライダーとして認めてもらえるなんて、正直心にジーンっとくるよマジで。
だったら、今ここで……応えてあげないとな‼︎
「ありがとうございます……でしたら、合わせていただけませんか? 一気に決めたいんです」
「よっしゃ‼︎ 任せろ‼︎」
誓いを立て、アギトに協力を得てもらったところで……2人揃ってドライバーの両側のボタンを押した。必殺技の発動の準備だ。
『『スペシャルアタック、プリパレーション!!』』
複数もある、仮面ライダーカリバーと仮面ライダーアギト、それぞれの立体映像がそれぞれの周囲を旋回する。その呼応に合わせ、俺達はそれぞれのドライバーのレバーを力強く押し込んだ。
『『スペシャルアタック、オーケー!!』』
『鳳凰之月闇必殺撃!!』
それぞれの映像が重なり、眩く弾ける。
それに続けて、闇を表す濃い紫のエネルギーと紅い炎の奔流が、交差するようにウィックスカリバーの鎧の紋様を伝い、脈動するように集束していく。
隣でアギトのクロスホーンも6枚に開き、大地から発生する3つの力の奔流が、一度アギトの仮面を表す紋章となってから両足に収束されていく。
「セイバー系統のライダーでは、セイバーが一度しかやらなかったという、キックでの必殺技か……これも中々にアリやな‼︎ フンッ‼︎」
「たぁっ‼︎」
何やらえらくご機嫌なアギトが(終始ご機嫌そうだったけど)、その感情に合わせてか高く跳躍。俺もすぐに大地を蹴り、アギトと同じ高さの位置にまで跳躍した。
この時、ウィックスカリバーのローブが、影の中で広がる
アギトがエネルギーを収束した両足を、サーキッカーに向けて突き出したのに合わせ、俺も空中で独楽のように身体を高速回転させる。
すると闇のエネルギーを表す紫の光が、竜巻へと昇華していく。そしてその竜巻の頂点で、俺というかウィックスカリバーの右足が、紫と黒の稲妻、さらには鳳凰が放つ豪炎を纏う。
「おらァァァァァァッ‼︎」
「たァァァァァァッ‼︎」
俺ことウィックスカリバーの右足と、アギトの両足が、巨体なサーデシアゴーレムの胴体を捉え、力強く着弾する。
それと同時に、そのキックの着弾地に、1つの空洞が発生した。その空洞の中では、黒いライダージャケットを着た黒髪の男性が、虚ろな瞳で両腕にドス黒い鎖のようなものが巻かれていた。
この時に何をすべきなのか……俺には迷いなんてものはなかった。
「掴んで‼︎」
「あっ……」
何も分からずにって感じだったものの、この手を掴んでくれた男性を引き抜き、鎖を引き千切る。
そして無意識に彼をデシアゴーレムが全く届かない場所へと放り投げてしまうも、鎖の残力によってか、衝撃などは完全に和らぎゆっくりと芝生の上へと仰向きになって倒れた。
放り投げても問題ない、と何故か頭の中で誰かに言われた気がしたが、その言葉通りになったみたいでよかったぜ……
「グッ、アッ、ガッ……‼︎」
憑依的を失っても尚、デシアゴーレムは押し返そうと踏ん張るが、すぐに押し負け巨体を貫かれてしまった。
そして2人して着地した瞬間、デシアゴーレムの巨体は小さな爆発を連続で起こしていき……やがて大きな爆発を起こしながら消滅していった。
翼となっていたローブが元に戻り、アギトのクロスホーンが元に戻る中、爆発を背景に俺達はゆっくりと立ち上がり、ノールックでハイタッチを交わしたのだった。
しれっとマシュタンが出たけど、この世界ではどんな位置付けのキャラだと思う?(どのようにして生まれたのかなど)