「疲れた...もう日付も超えてるし...」
大学を卒業後夢を諦め、この会社に就職して二年目
時刻は深夜0時半、今日は早めに帰れたか、さっさと辞めてやりたいな
こんな仕事。
(さっさと帰って寝たいな)
そう思いながら駅へと向かい、改札をくぐり…
ピーー 残高 が 足りません
改札口にスマホをかざした瞬間そう冷たい機械音声で告げられた
(そうだったチャージしてないんだった銀行も最近大きい買い物をして残金ないし、面倒くさいけど切符を買うしか...)
はぁ…
ため息をつきながら買いにく…
「え〜と、ここから最寄駅はっと、」
1人だけの駅に声が反響する。
…広い駅に"1人だけ"不自然なほどまでに人が居ない空間だ。
少なくとも今さっきまでは、そうだった。
コッコッ
もしこの時
...コッコッ
立ち止まらず歩いていれば、
...コツコツ
君に、彼女達に
スタッ
会うことはなかったのかもしれない
(足音?)
そう思い振り返る。
(え?)
思わず声が溢れそうなほどにその時見る彼女の姿は明らかにその場に合わない異質な雰囲気を醸し出していた。
白を基調とした清潔な軍服のような服に、長く美麗な空色の長髪と目。
そこまでならコスプレイヤーなんだの、様々な可能性があったかもしれない、しかし彼女の"頭上に浮いているそれ"が即座にそれを否定する。
(天使のわっか?)
自分でもよくふざけたことを考えるなと思った、でもとても偽物とは思えない。服装もそうだがコスプレ衣装など特有の「作り物感」が感じられないのだ。
さも常識かのようにそれは彼女に馴染んでいた。
(高校生くらいかな?まぁ今は多様化の時代だし、
あまりジロジロ見るもんじゃないなさっさと向かうか)
何故だか悪寒を覚えたおれは足早にそこを後にした。
彼女ごこちらに気づいた際、なんだか驚いていたような気もする。
ホームへと向かって見れば列車はすでに到着しているようだ。
ふぅと一息をつき、席に腰掛ける。
深夜であるからか人が1人もいない…と思ったがどうやら違ったようだ。
あ"
先ほど見た女性が乗車する。
同じ方面なのかなそれにしては
見覚えのない子だけど。
ってん?あれなんかこっちきてない?
え、なになになになに怖いんだけど、
なんでわざわざ真正面の席に座るの?
すっーー。とりあえずスマホでもいじっとくか、いや〜にしてもほんとになに?なんでこんな深夜に列車でJK?と2人きりにならなきゃいけないの?
ってあれ?深夜?まてよこの駅って
その時やっと違和感に気づいたそうこの時間帯、この鉄道会社はもう走っていないのだ。よく考えたら切符を買う時行き先が妙に見えづらかった気がする。
一気に冷や汗が体から噴き出す。
ならこの列車は?
あの天使の輪をつけた女性は?
そもそも私はどこに向かっているんだ?
急いで手にある切符を確認する。
D.Uシラトリ区
連邦生徒会本部前駅
「?????????宇宙猫&フレーメン反応」
どういうこと?D.U.?え、ワシントン?いや違うなそれはD.C.だ。というかこんな区なんて無いよねここまで特徴的な名前だったら絶対覚えてるし。
状況が飲み込めずアタフタとしていると、
⁇?
「あの、」
「エッハイッ!何ですか?」
やばい話かけられた、
もし天使とかの類だったら
⁇?
「そのもしかして、行き先を間違えられましたか?」
「へ?あ!はいそうです!」
良かった流れ変わった!
⁇?
「やはりそうでしたか、でも何故一般の方がキヴォトス行きの駅に迷い込んでしまったのでしょう?」
「キヴォトス?」
⁇?
「すいません順を追って説明しなければなりませんね」
会長
「まず最初に自己紹介として、私は連邦生徒会という組織に所属している組織中の長つまり会長です」
「なるほど」
説明中
「なるほどつまり、貴方はキヴォトスという都市を束ねる組織の一番上の立場で、こっちにある情報収集をしていて、帰りの列車に乗ろうとしたら普通は入れないはずの場所に何故か私がいたと。」
かいちょ
「はい概ねその通りです」
色々不思議なこと起きてるし、直感で嘘のようにも感じられないおそらく本当のことだろう。
そもそも嘘でここまで仕込むのは正直意味わからないしな。
なるほどなるほど。となると相手は一国のお偉いさんみたいなもんだな。
「…なんか態度とか変えた方がよろしいでしょうか。」
かいちょ
「いえ、先ほどのままで大丈夫ですよ」
アッハーイ
にしてもどうしようこの列車はそこに向かっているらしい。さっきの話を聞いた限り、外に出ることは滅多に無いらしい、帰れるといいんだけど…
かいちょ
「ちなみに向こう側で乗り換えれば帰れますからそこは安心してくだざいね」
大丈夫らしい
かいちょ
「……あの提案なんですがよかったら観光でもしませんか?」
「観光を?」
かいちょ
「はい、貴方がここに来れたのもなにかの縁のように感じますしもちろん私も付きますよあと通貨は円なのでお金はそのまま使えますよ」
「提案はまぁありがたいのですが今は夜ですし、明日からも昼頃に予定があって、、、それに会長ともあるなら忙しいのでは?」
かいちょ
「私は自由時間の管理もちゃんとしているので明日は休日です。ちょうど暇でしたしね、それに時間帯は…
ほら見えてきましたよ」
「見えてきたって何が…」
その刻先刻まで暗く冷たかった夜の列車が一つの瞬きのうちに夏の日光に照らされ、どこか懐かしいく透明感のある空の下を走行する列車に変化した。
何コレスゴイ(脳停止)
かいちょ
「複雑なのですがあっちとこっちでは時間の流れ
時間帯が大きく異なるそうです、それでどうします?観光、行きますか?」
…ここ最近ずっと疲れていたし、一日くらいならいいでかもな、ただ…
「それあっちに帰ったら浦島太郎みたいになりません?」
かいちょ
「ならないですよ、安心してください」<フフッ
「なら行きます!」
笑い方可愛いかよ
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リンさん
「そ れ で、どんな言い訳を聞きましょうか?」
ゴゴゴゴゴ
かいちょ
「ぴぇ」
「何 こ の 状 況」
説明しよう!
とりあえず連邦生徒会本部に行くことになったのだが
彼女が帰ったと知らせを受けてこのエルフ耳の
七神 リンさん
がいつのまにか、かいちょの背後に立っていて今こうなっている! 説明終了!
なんでこうなってんだよ!きみぃトップなんだろ⁈
リンさん
「会長?黙っていても分かりませんよ、一昨日急に
『外に行ってくる!』って言ったと思ったら、
誰がそれでキヴォトスの外まで行くんですか!!」
かいちょ
「う"う"…ごめんねリンちゃん…」オコラナイデ
それでこうなるのは致し方ないか報連相どこいった?
いやでもこの場合してるけど正確伝わらせてないのがタチ悪いな。
リンさん
「しかも男まで作ってきて…
はぁ〜〜〜(クソデカため息)」
かいちょ
「違うからね⁉︎お客さんだよお客さん!」
かいっちょさん、かいっちょさん
さっきの大人っぽい対応は何処へ?
「え〜と、もうその辺にしてあげてもいいんじゃないんですかね?」
リンさん
「!すみません放置してしまっていて」
「いえいえ大丈夫ですよ」
リンさん
「えと連邦生徒会長と観光をする予定のお客様ということで宜しいしょうか?」
「はいそうですけれど…」
リンさん
「そうですか… 分かりました私は色々と生徒会長に
"お話"がありますのでお待ち頂いても」
「ハイッダイジョブデス」
この子、圧が強い!
かいちょ
「ワタシハダイジョバナイカモナー」
リンさん
「は?」
かいちょ
「こ"め"ん"な"さ"い"」
威厳ってあるのかな?
リンさん
「では」バタンッ うわあーー
ここで一句
きゃくまに
ひとりぽつんと
いすわるよ
私
(いや〜スゴイことになったなぁ。)
とソファに座っていると急激に眠気が襲ってきた。
(…そうか朝になったとはいえ寝不足には変わり、な、い……)
すぅzzzzzz
おい寝たぞコイツ
2話以降はリメイク先で投稿させていただきます。
ぜひ見てくださると幸いです。
リメイク先のリンクは小説のあらすじに書いています。