∨転移者
作中の舞台背景の一部を抜粋する。
「月華の剣士」に登場する新撰組遊撃部隊“鷲塚慶一郎”の邂逅編及び共闘編の相棒兼ヒロイン。サンピタラカムイを信仰し、神の意志を伝えるとアイヌ民族の巫女であるススハムの秘密を解説します。
「ススハム」の転移について
まず、ススハムは北海道のアイヌ民族の女性であり、本来は明治時代より遥か昔の1771年に生まれ。湖の神を奉り崇める家系の巫女として生きる筈だったが、刻の流れに飲み込まれ、1853年に飛ばされる。
実は『サムライスピリッツ』に登場するナコルルやリムルルの家系では?という考察や推測は飛び交っているものの、真偽は不明。
・特記1 ススハムの呼び名
ススハムの名前は転移してきたとき、彼女を拾って育てた女性の名付けた物であり、本来の名前は違う。しかし、本人は昔の名前より柳の葉を意味する『ススハム』という名前を気に入っている。
・特記2 ススハムの能力
巫女の家系のため神降ろしや心霊治療を行える。糸色景の『神通力』と違い、此方は家系的に継承する技術のため血筋に同種同類の能力を受け継いでいく。
・特記3 ススハムの血筋
不明。
∨「転生者」ススハムについて
ご存知の通り、ススハムは転生者です────。
神々の定めた原則ルールによって【物語】に転生できる【転生者】は1名だけ。
その原則を違える方法は存在せず、ドクトル・バタフライ(蝶野刺爵)の『特典』たる『統一された世界』は【物語】の綴り手の描いた世界をそのまま一つの世界として統合するという『特典』です。
・秘匿1 ススハムの世界
ススハムは巫女として過ごす内、ある種の共感覚を使えるようになっています。その種類は「超越感覚」。五感全ての極限強化に等しく、神速の速度を維持して動ける理由はこの力によるものだが、デメリットとも言えるものは幾つか存在している。
・秘匿2 ススハムの特典
【何よりも速く駆け抜ける脚】
ススハムの望んだ『特典』としての効果は「速く走る事が出来る」というものだったが、神々の基準によって「音も世界も置き去りにする程に速く駆ける」*1という『特典』になっている。
・デメリット
しかし、生身の人間にとって神速を越えた神域のスピードは死をもたらす世界である。もしも踏み込めば筋繊維は弾け、骨子や内臓は潰れる。
【最高の出会い】
刻の漂流の理由。鷲塚慶一郎という剣客と出会うために、ススハムは時間を飛び越えてしまった。が、当の本人は二つ目の『特典』の事を忘れているため、どんな能力だったのかも覚えていない。