1000年生きたんだ、なんの保険も用意していないと思ったのかい? 作:のののののむ
オリキャラ出すのとか嫌いな人間なので基本的に出しません
今後出すとしても名前無しで出して直ぐ退場して貰います。
羂索が岩手コロニーを抜け仙台コロニーに侵入した頃、 羂索は違和感を感じていた
「変だな...同化が起きない...宿儺が私を待っている?いや、それは無い。宿儺に限ってそんな他人を思いやるなんて、想像するだけで笑っちゃうね」
羂索は車を停め仕舞っていたスマートフォンを再び取り出し新宿の様子をもう一度確認しようとした。
「ん?中継が終わってる、アーカイブはっと...え、アーカイブ視聴5万ドル??どれだけ金にがめつかったんだあの女は、死んだ人間の口座に送金か...香典だと思おう。」
羂索はアメリカや中国等の国に交渉に行った際、諸国に口座を何件か用意していた。
海外での術師、呪霊は限りなく少ないが、日本での計画が終わり自分の知的好奇心を満たすものが無くなった際に無為転変を用いた脳の改造によって外国人を強制的に術師にする事によって各国の呪霊発生率が上がるかを実現するためだった。
「全く、用意していた口座が空っぽだよ」
溜息を吐きながら気だるげに岩手コロニーを出発した頃に見ていた部分までアーカイブをスクロールする。
「...ははっ、はははははははは!」
羂索は宿儺が敗けたという衝撃よりもその事実に高揚していた。
「まさか!まさか器として作り出した存在が宿儺を討ち滅ぼすとはッ!脹相!訂正するよ、私が作り出したものが自分の想像の域を超えた!受肉体だったとは言え、あの宿儺を!最早死滅回遊を通しての天元と人間の同化などどうでもいい、なんて面白い!」
羂索は今までに無いほどに興奮していた。
自分の知的好奇心を満たすものは最早存在していないと考えていたからだ。
天元を通しての一億総呪霊も長年掛けた計画だったとはいえ、宿儺には勝てないと内心気づいていたのだった。
「見に行こう、私の可愛い息子を。そして魅せてもらおう、私の想像を越えた力を。」
羂索が抑えきれない興奮と共に車を走り出させた直後
「宇守羅弾ッ!」
突如空間が歪み、車が大破する。
羂索は已の所で飛び降り、臨戦態勢を取る。
藤氏直属暗殺部隊"日月星進隊" 隊長 烏鷺享子
左腕を欠損した姿で羂索の上空に彼女は居た。
「羂索ゥ!」
「はぁ...今は機嫌がいいんだ...頼むから邪魔しないでくれないか」
「話が違うぞ!私がお前に乗ったのは、一度目の人生で見たからだ!強者としての地平すら超越する圧倒的な自己、他を顧みない災いを!だからこそ"あいつ"が居ない時代で二度目の人生を謳歌する道を選んだんだ、なのになぜ"あいつ"が、"呪いの王"がこの時代に居るッ!」
「君達と話した内容を一々覚えていると思ってるのかい?なら私と契約を結んだ時に宿儺が居ない時代に受肉させるとか"縛り"を課せば良かっただろう、嫌われるよ?自分のミスを棚に上げてヒステリックを起こす女は」
「殺すッ!今のお前、戦闘向きの肉体じゃ無いだろう!」
「死に損ないの調味料如きが」
呪術全盛、平安の世で脈動していた術師同士の闘いが始まった...
忙しすぎてスローペース更新です。申し訳ないm(_ _)m
お前も死に損ないなんだよな...