【悲報】都市に転生して喫茶店経営してたらネームドしか来ない() 作:しがないフィクサー
ここ最近毎日投稿してるけどまたペース落ちるかも…
今回はカーリー視点とガリオン視点の同時です。どうなるのかなー()
カルメンが死んでから2週間たった。私は研究所の入り口でタバコをふかしながらこの2週間を思い出していく。アインはベンジャミンと一緒に研究室にこもって出てこない。リサはエノクの後を追って自殺。エリヤはエノクが死んだ後、自ら実験に志願し、失敗して死んだ。ガブリエルは身体中を自分の手でかきむしって死んだ。ジェバンニはカルメンを助けようとして実験に参加した。でも失敗して昨日まで生命維持装置に繋がれてたが死んだ。ミシェルに関しては昨日から姿が見えない。
2週間前、アインと一緒にあいつの喫茶店に行った時、あいつはカルメンが死ぬことを知っていた。そしてそれを確定された未来だとか言った。…もしかして私に会ったあの時。あれすらもあいつが見た未来だったのか?あの時掃除屋から逃げる時私の手を取ってくれたのも、私と一緒にフィクサーになろうと言ってたのも…全部嘘だったのか?未来を固定するための踏み台でしかないのか…?
「…くそ…!考えるな…あいつはそんな奴じゃない!」
私は煙草を捨て、足で踏み潰す。そうだ。あいつはそんな奴じゃない。あいつとは10年以上の付き合いだ…その間、私を騙している素振りは…なかった…!なかったんだ…!すると遠くから声をかけられる
「カーリー」
目立つ青い髪の男。ダニエルだ
「…ダニエルか。なんの用だ。私は今、気分が悪いんだ」
私は背中の大剣に手を掛ける
「おっと…止めてくれ…ほら。コーヒーだよ。これでも飲んで、元気だせ。…と、ベンジャミンさんが言ってた」
「…そんなことだろうと思ったよ…寄越せ」
私はダニエルが持っていたコーヒーのカップを奪い取り、飲む。…不味い。やっぱりあいつの淹れてくれるコーヒーが……ああ…くそっ!
「おっと…苦かったかな?」
「…もう良い」
私はダニエルの奴にカップを押し付ける
「…たまには彼の店に行ったらどうだい?」
「っ!!黙れ!!」
「っ!?なんで怒ってるのさ…まぁいいよ。じゃあね」
ダニエルはそう言いながら研究所の中に戻っていった
「…はぁ…少し散歩してくるか…」
そう思って踏み出そうとした…その時だった。
ドシャリ
私の後ろから何か赤い物が飛んでくる
「…は?」
それは誰かの下半身だった。私は後ろを振り替える。…私の目の前に鋭い爪が迫っていた
ガリオン視点
『全職員につぐ!!これは訓練ではない!!これは訓練では…ヒィ!?いやだ!たすk」
私は目の前にいた男を潰す
「…案外しぶといな。大人しくしていれば命までは取らないのだが…私はな」
私の背後からは人ならざる化物どもの鳴き声が至るところから響く。そして人々が喚き、泣き叫ぶ声も
「あの青い髪の男。良い仕事をするな。…まぁ、生き残るとは限らないがな」
私は再び歩き出す
「例の少女からの情報は正しかったわけだ。…しかし愚かな者たちだな。自らの仲間に裏切られ、挙げ句の果てには我々に調律されるのだから。虚しいものだな。友情というものは」
私は目の前にいる人間を次々と殺していく。柱を飛ばし、妖精で引き裂き、錠前で動きを止め、殴り殺す
「自分たちが作った化物に殺される気分はどうだ?屈辱か?」
私の目の先には化物に轢き潰されるもの。体から芽が生えていくもの。口から手を生やすもの。さらには一つの肉塊にされるもの。様々な死にかたをしているものたちがいた
「…たすけ…たすけて…!」
「…助けが欲しいのか?なら眠れ」
足元で蠢いていた女を踏み潰す。…ふぅ…そろそろ終わりだろう
「爪、連絡をしろ」
私がそう言うと返事が……返ってこない
「…爪……死んだか?」
私が確認しようとして…
「ああ…死んだよ」
瞬間、先程まで暴れていた化物どもが血の霧となって霧散する。…私の目の前には赤い大剣を担いだ女が立っていた。手には爪の一部だったものがある
「…二人を潰したか…面白い。確か赤い霧だったか…大層な二つ名だな。赤い霧…いや、カーリーだったか」
カーリー視点
「赤い霧…いや、カーリーだったか」
目の前の黒い女がそう言う。どこで知ったのかなんてどうでも良い…ただ…殺す
「…死ね!!」
私は一気に詰め寄り大剣を振り下ろす…が
「効かないな」
「なっ!?」
私の振るった大剣が空中で固定される…だが…!!
「おらああああ!!」
それを無理矢理突破して、目の前の女に振り下ろす
「…脳筋というやつか…哀れだな。力押ししか知らないのか?」
避けられるが関係ない
「黙れ!!」
私は直ぐ様追撃する。縦、横、斜め、下、上!何度も繰り返し斬撃を与えるが…
「…効かないと言っただろう?」
目の前の女には傷すら付いていなかった
「っ!なら「腕」…は?…ぐぁああああ!!?」
目の前の女が持っていたのは私の左腕だった
「あっ…があああ…!!」
「痛いか?苦しいか?」
目の前の女が不気味な笑顔で聞いてくる
「…ふざ…けんな…!!この程度で…!!」
「ほう。なら目だな」
瞬間、私の右目が破裂する。痛みが全身に向かって走る
「がぁあああああああ!!?」
私はその場に崩れ落ちる
「あ、がぁ…ああっ…あ…!」
痛い、苦しい、辛い、痛い、痛い、痛い、痛い!!!
「…案外脆いな…あの男のほうがまだ楽しめたぞ?」
「ぐぁ…あ…黙れ…!!」
私は立とうとするが痛みが走って立つことが出来ない
「ああ。あの男と言ってもわからないか…」
「…っ…!!いったい…何の…!!」
「あそこの喫茶店の紅茶は絶品だったな…実に面白い男だった」
「……ああ"?」
瞬間、私の意識は真っ赤に染まった
ガリオン視点
「…なんだ…これは」
私の前には真っ赤な鎧のような物を纏った女がいた
「いったいどこの…!!?」
瞬間、私の体は壁に叩き付けられていた。そして…
「がっぁ…!!?」
私の胸を…大剣が貫いた
カーリー視点
「はぁ…はぁ…ぐっ…ぁ…」
私はその場に倒れこみそうになり、膝をつく
「……とどめ…を…!」
私は目の前の女に向かって…ゆっくりと歩き出す
「…はぁ…はぁ…!!」
一歩、一歩。着実に進み…目の前にたどり着く
「…ふ、ふ…殺すのか…?私を……」
「…死ね…クソ…女…!!」
私は剣を女から引き抜き…振り上げようとして
「…お休み、カーリー」
「…あ…」
瞬間、私の意識は途切れた。一瞬…ほんの一瞬だけ…あいつの淹れたコーヒーの匂いがした
ガリオン視点
「…は…はは!!お前は…お前は…ただの面白い男では…なかったようだ…な…!自らの手で…!殺すか…!…いわば…物語の調律者…か…!」
私は目の前にいる男に言う
「…ごめんなガリオンさん。あんたにも寝て貰わないと困るんだ」
そう言って男はあの赤い大剣を持ち上げ…
「…お休み、ガリオン」
私の心臓に突き刺した
はい(はいじゃないが)
どうだった?面白いだろ?いやぁー…何か良い感じに終わりそうだけどまだまだ終わりません。長いね…
以下は登場人物紹介
カーリー
死んだ(無慈悲)
ガリオン
死んだ(無慈悲)
コーヒーの匂いがする謎の面白い男
これで原作通りだ!やったぜ!!()
ご試聴ありがとうございました!