【悲報】都市に転生して喫茶店経営してたらネームドしか来ない()   作:しがないフィクサー

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どうも、作者です

今回は特定の人物視点などはございません。人物、場面が次々と切り替わって行くのでご了承ください

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煙戦争まで あと●日

煙戦争の日まであと●日

✕月✕✕日 AM7:00 東部親指にて

「…翼同士の戦争か」

シガレットを吹かし、煙を燻らせながら女は目の前のソルダートに聞く

「はい。現在確認出来る翼は…L社、K社、T社、F社、E社、I社、R社に」

「もう良い…それで?私にどうしろと?」

女が…レイダがそう聞くとソルダートは答える

「…レイダ様におかれましては此度の戦争に参加していただきたく存じます」

それを聞くとレイダはシガレットを外し、聞き返す

「…ほう?ゴッドファーザー様からのお言葉か?」

レイダが聞くとソルダートは頷く。レイダはしばらくこちらを見ると理解したように頷き、立ち上がる

「了解したとゴッドファーザー様に連絡しておけ。して、私はどちらの陣営につけば良いとおっしゃっていたのだ?」

ソルダートは答えた

「『研究所側に付け』とのことです」

 

 

✕月✕✕日 AM7:30 東部中指にて

「何?翼同士の喧嘩?」

女は朝食のパンをかじりながら弟の一人の話を聞く

「ええ!どうやらかなり大規模な戦闘になるそうでして…!」

「ふーん…で?それと私たちに何の関係があるのさ?」

女…コレンナが聞き返すと妹の一人が答える

「それが…!調子に乗ったG社の奴らが内の兄妹を…!」

その言葉を聞いた瞬間、コレンナは動きを止める。しばらくして帳簿を取り出し、ペンを取り出してこう聞く

「…そいつ、名前は?兄妹を殺った奴の名前」

「そ、それが…『俺たちはG社だ!!』としか言わず…!」

コレンナはそれを聞き、ニヤリと笑い、帳簿から目を上げた

「…つまり…復讐の相手は『G社』だな?」

彼女の目には復讐と、それ以上の戦闘への渇望が見えた

「良いじゃん…久しぶりの大喧嘩じゃないか…腕が鳴るよ」

 

 

✕月✕✕日 AM8:00 とある裏路地にて

 

PiPiPiPi

 

「…新しい指令ですか」

暗い裏路地、死体を刻みながら新しい指令を確認する

「『K社に侵入し、今日、戦争参加登録するフィクサーの一人の契約内容を改竄せよ』…フィクサーの名前は…ローラン?ですか。なるほど…」

男…フルカムは死体には目もくれず、K社の巣に向かって歩き出した

 

 

✕月✕✕日 AM9:30 K社にて

「すみませーん!参加登録に来たんですが…」

男は受付に話しかける。背後には長い列が出来ていた

「では、こちらにサインをどうぞ」

受付の女に言われた通り、サインを書いて行く。もはや戦力は何でも良いのだろう。男…ローランはサインを書き終えた後、質問する

「…本当に、翼の巣への移住権が貰えるんだよな?」

受付の女はにこやかに答えた

「ええ!勝てば必ず!」

 

 

✕月✕✕日 AM10:00 ハナ協会にて

「避難進捗の状況は!」

「現在L社付近の住民が避難中です!あと数時間すれば避難完了するかと!」

ハナ協会はあわただしくしていた。各翼の非戦闘員の避難にいそしんでいたのだ。男…ケルンが声をあげる

「被害者を減らすんだ!!他の翼の非戦闘員の避難指示!急げ!!」

「「「はい!!」」」

 

 

✕月✕✕日 AM0:00 リウ協会にて

「プルコ!武器の調達はどうだ!」

男…フオイェンが声をあげ、プルコに聞く

「問題ありませんよ。メンテナンスもバッチリです。いつでもどうぞって感じですよ」

「うむ、フレム!そっちはどうなっている!」

フオイェンは食料を整理していたフレムを見る

「問題無しかな!少なくとも保存食とかもたっぷりだぜ!」

協会内があわただしくする中、フオイェンの背後から少女…否、もはや少女と呼ぶのすら失礼なほど、立派な立ち姿をするシャオがいた

「…フオイェンさん。何が…始まるというのです?」

「む!シャオ…なぁに、少し大きな喧嘩だよ。…直ぐには終わらないだろうな」

シャオはその言葉を聞き、拳を握り締める。フオイェンはその姿を見て、微笑みかけこう聞いてくる

「シャオ…もし、俺たちが…死んだ時。お前は悲しむか?」

シャオは驚き、涙が溢れそうになりながら、フオイェンの目を見て答えた

「悲しみます!!凄く!悲しみます!だから…!」

その姿をフオイェンとフレム、プルコや他の職員たちは見て、各々が目線を配る。フオイェンは笑い、職員たちな向かって振り返り、こう言った

「聞いたか!!悲しむそうだ!なら…死ぬのはご法度だ!!良いなぁ!!」

「「「…応っ!!」」」

「シャオ!安心しろ!…俺たちは弱くない。だからな…俺たちが帰る場所、守っていてくれ」

「っ!…はい…!!私が必ず…!この場所を守ります!!」

 

 

✕月✕✕日 PM13:00 R社にて

「ちょっとサイ!まだ終わらないの?待つの疲れたんだけどー!」

そう言いながらウサギはニンジンを齧る。そう言われたサイはため息を付き、ウサギに言い返す

「あのなぁ…お前らウサギは良いよなぁ…こっちは色々準備があるんだよ!がさつなウサギと違ってな!」

「んだとぉ!?」

「やめろ二人とも。マキシム。さっさと準備をしろ」

そんな二人を仲裁する片角のトナカイ。彼は椅子に座り、ただその時を待つ。すると

「…まだ喧嘩していたのか。ミョ、ルドルフ、マキシム」

「あ、やっと来たよ…で?私たちは何をすれば言い訳?」

ウサギ…ミョは椅子に深く腰をかけ女…ニコライに聞く

「うむ…私たち4群は戦争地帯全域に展開する。ウサギがL社付近。サイがG社付近。トナカイはその他をカバーして貰う」

「…トナカイの負担、高くないですか?」

ルドルフがそう言うとニコライは答える

「いや…もしかしたら一番負担が少ない可能性すらある。何せ…あの煙が蔓延しているのだからな」

「…なるほど。相対的に見ればですね…まぁ頑張りましょう」

そのように話していると

 

PiPiPiPiPi

 

「ん?電話?」

ミョの端末に電話がかかった。部屋の外に出て、着信する。聞こえて来たのは…

 

「…お久しぶりですね。阿保ウサギ…いや、ミョさん?折り入ってご相談がありましてね」

「…あんたは…!」

 

✕月✕✕日 PM14:30 研究所にて

「…いよいよ…ですね」

銀髪の男が隣の女に言う。女は笑い、こう言った

「ああ…まさかここまで上手く行くとはな…それで?ベンジャミンよ。お前はこの戦争。どちらが勝利すると思う?」

ベンジャミンはしばらく考えた後、女…ディアスに向かって言った

「…僕たちが、必ず勝ちます」

「…くっくっくっ…!良いだろう。私の事務所の奴らも戦力として与えよう。…さて。楽しみだな」

 

 

✕月✕✕日 PM16:00 G社にて

「…へルマン…」

「なんだい?坊や」

ゴキブリの腕を擦り、男は女を睨み付けながら言う

「…今回の戦争…勝てるのか?」

男がそう聞くと女は答える

「ああ…勝てるのかどうかと言えば…無理だろうな。だが、それは目的じゃない…私の目的はな?」

女は男に向かってこう言った

「お前が…『二皮』剥けるのを目的としているんだよ。グレゴール」

男の目には、恐怖が宿った

 

 

✕月✕✕日 PM18:30 とある裏路地にて

「…戦争か」

女は裏路地を歩きながら呟く

「…此度の戦…死人が多数出るだろうな」

手に持ったガンソードを回し、感触を確かめる

「…なら…私が全てを終わらせるまでだ」

裏路地を抜ける。その場所…女の目の前には整列した隊員たちがいた

「…行くぞ」

 

 

✕月✕✕日 PM20:00 喫茶店にて

「…で?あんたは一体何をしたんだい?」

目の前の女…イオリが紅茶を飲みながら聞いてくる

「何って…そりゃあアインたちが有利になるように立ち回っただけですよ」

「…親指のソルダートにまでなりきってかい?何なら…あんた、G社の職員を名乗ったね?」

「必要だと思いましたので」

男は淡々と答える。イオリは笑う

「そうかい…でもねぇ…少しは控えた方が良いよ?何せ戦力差がおかしなことになってるんだから」

イオリがそう言うと男は笑う

「あのですねぇ…G社から虫の王族的な奴ら出てくる。ならばそれくらいの戦力増強は必要でしょうが」

「あはは!そりゃそうだ!…じゃ、煙戦争終わりにまた来るよ」

「ええ、またのご来店をお待ちしておりますよ」

 

 

       

       

 

 

 

       煙戦争開始まで あと僅か  

 

 

 

 

 




はい(はいじゃないが)

次回から煙戦争の内容を作者の偏見と独自解釈、オリジナル設定を混ぜて書いていこうと思います。ほぼ確実に史実じゃないのでそこら辺はご了承ください…!

ご視聴ありがとうございました!

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