【悲報】都市に転生して喫茶店経営してたらネームドしか来ない() 作:しがないフィクサー
今回は喫茶店営業の初日の話です
独白部分を改行したりしました。読みやすくなってると幸いです
まず私と彼との話をしよう。私が彼と出会ったのは彼がフィクサーとして活躍している時だった。その時の私はまだ弱くて生きるので精いっぱいだった。
そんなある日、私はネズミ達に襲われて怪我を負ってしまった。何とか逃げ切れたが限界が来たのかそのまま倒れてしまった。もうここまでかと思っていたが、そんな時に彼が私を助けてくれたのだ。最初は警戒した。だが彼は心の底から私を助けようとしていてびっくりしたのは今でも覚えている。まぁそれ以来彼とは会っていなかったのだが。
だが私が親指でカポⅢになったばかりの時に彼がフィクサーを引退したという話を聞いたときはびっくりした。…さっきからびっくりしかしていないな私は。む、おい。そこのソルダート。笑ったな。…新人か、今回は舌で許す。次はない。…で、どこまで話したか。…そうだ。彼がフィクサーをやめたと聞いてびっくりしたところか。それでしばらくの間、彼の情報を集めていた時期があった。彼の実力はかなりのものでな。親指に引き込もうと考えていたが…まったくもって情報が入らなかった。当時の部下たちを総動員したが一切の情報を入手できなかった。
…だが昨日のことだ。突然、彼が喫茶店を営んでいる情報が入ってきた。…言いたいことは分かるな?これから彼が営んでいる喫茶店に行くが…カポIIIIの3人。ついて来い。他の者たちは各自の仕事に戻れ。以上だ
「…さて、ここだな」
私は彼が営んでいるという喫茶店の前に来ていた。そして私は後ろに控えているカポIIIIの3人。エル、アンダー、キリナにこう言った
「…彼の扱いは私かゴットファザー様と同等と認識しろ」
それを聞いた3人は頷く。私はそれを確認し店の扉の前に立つ。エルが前に出て代わりに扉を開けようとした。が
「結構だ。この扉は私が開けないと彼に失礼だ」
そう言ってエルを制止する。エルは頭を下げ退く。私は扉に手をかけて開いた
カランカラン
「いらっしゃいませ。…親指の方が初めてのお客様とは僕も運がいいですね」
私が入ると扉から少し離れたところに彼が立って私たちを出迎えてくれていた。彼そう言いながら頭を下げる
「…久しぶりです。■■■さん」
私がそう言うと彼は驚いて顔をあげ、私の顔をしばらく見ていた。…少し恥ずかしいな。私がそう思っていると彼が思い出したように言う
「まさか…レイダさん?これは、また…随分と立派になりましたね」
彼は懐かしそうに言う。確かにあれは十年も前の話だ。一瞬誰か分からなくても仕方がないだろう
「さぁさぁ。テーブル席はまだないのでカウンター席になってしまいますが…よろしいでしょうか?」
「ああ。問題ない。エル、アンダー、キリナ。入れ。許可する」
私がそういうと外で待機していた3人が入ってくる
「おや、お連れの方もいたんですか。どうぞこちらへ」
そう言われ3人は私を両脇から挟むようにして座る。それを彼が確認するとこう聞いてきた
「お飲み物はどうします?言ってくれれば作れるものは作りますよ」
「では…コーヒーをもらおう」
「かしこまりました。皆さんはどうします?」
彼がカポIIIIの3人に問いかける
「では、レモンティーをお願いします」
「俺もコーヒーをお願いします」
「…リンゴジュース」
「かしこまりました。しばらくお持ちください。待っている間はこちらのスコーンを食べてお待ちください」
そう言って彼が店の奥に消えていった。私はカポIIIIの3人に聞いた
「…彼を見てどう思った?」
その言葉を聞き3人は少し考えたあとこう言った
「…そうですね。すごく魅力的な「あ"?」いえ、素晴らしい人だと思います!」
しまった。つい威圧してしまった
「…アンダーはどうだ」
「…とてつもなく強いですね。俺相手なら5秒もかからないでしょう」
「だろうな。彼は強い。かつて彼はかの赤い霧の同僚だったからな」
それを聞いて目を見開くエルとアンダー
「言ってなかったか。…キリナ。お前はどうだった?」
私はスコーンをもぐもぐとほおばっているキリナに問いかける
「ん。すごく優しい人。キリナにお菓子くれた。おいしい」
そう言いながらスコーンをもう一つ食べるキリナ。キリナはどうにも子供っぽいところがあるな。まぁそれでもカポIIIIになれるほどの実力があるのは事実だ。私がそう思っていると店の奥から彼が飲み物を持って戻ってきた
「お待たせしました。こちらコーヒーとレモンティー、リンゴジュースでございます。コーヒーとレモンティーは熱いので気を付けてください。砂糖やミルクが必要な場合はこちらをお使いくださいね」
そう言って彼が私たちの前に飲み物を置いていく。私は置かれたコーヒーのカップを持ち口をつける
「…ああ。この味だ」
私はこのコーヒーの味を懐かしく思った。彼に助けられた時もコーヒーを頂いた。そのときの味と全く変わらない。私が一番好きな味だ
「いつ飲んでもこの味は変わらないですね。あなたが初めて飲ませてくれたコーヒーの味のままです」
私がそう言うと彼は微笑む
「ふふ、喜んでくれたようで何よりです。さぁ、皆さんもどうぞ」
彼がそう言ったためカポIIIIの3人は各々口をつけ、驚いた顔をする
「…これは…おいしいですね。レモンの香りと紅茶の風味が引き立てられています」
「…すごいですね。今まで飲んだコーヒーの中で一番おいしいですよ」
「ん。リンゴジュース甘い。おいしい」
どうやら気に入っているようだ
「ふふ。おかわりもできますので遠慮せず行ってください。もし必要ならテイクアウトもできますよ?」
それを聞いて私は反応した。テイク…アウト!?つまり家に戻っても彼のコーヒーが飲めるのか…!
「コーヒーを3つ頼めるか?」
「ええ。では退店する際にお渡ししますね」
よし!これで帰っても彼のコーヒーを楽しめるというわけだ。さて、コーヒーの残りを飲むとするか。私がそう思った時だった
PiPiPiPiPiPiPi
端末から連絡が来た。私は端末を取り出し電話に出る
「もしもし。…ゴットファザー様。どのようなご用件でしょうか。…なるほど。その事務所を粛清すればいいのですね。…わかりました。これから向かいます。失礼します」
私はそう言って電話を切る。私はコーヒーを一気に飲み干し立ち上がる
「仕事だ。行くぞ」
私の命令を聞きカポIIIIの3人も飲み物を飲み干し立ち上がる
「■■■さん。今日はありがとうございました。頼んでいたコーヒーは後で部下に取りに行かせます。…あの■■■さん。また、来てもよろしいでしょうか…?」
私がそう聞くと、彼は微笑みながら言う
「ええ、勿論です。またのご来店。お待ちしております」
「…ありがとう」
私はそう言って店を後にした。…さて、私と彼との時間を有象無象の事務所が邪魔したのだ。せいぜい楽に死ねると思うなよ。私はシガレットに火をつけながら粛清に向かったのだった。…そういえば彼の名前は何だったか。■■■で…あれ?…まぁ、どうでもいいだろう
■■■視点
「あー!怖かった!いつ粛清されるか気が気じゃなかった!」
レイダ達が去って行った後の片づけをしながら俺は言った
「いやー。にしてもあんなにボロボロだったレイダが親指の…しかもアンダーボスになっていたとは…。世の中どう転がるか分かったもんじゃないな。ま!出だしは上々!明日に備えて頑張るぞ!!」
なお二日後にカーリーたちが来店する模様
はい(はいじゃないが)
以下は登場人物紹介 (元ネタとかは)ないです
親指のアンダーボス レイダ
オリ主に昔助けられた女性。彼女が言ってた通りボロボロになってた時にオリ主に助けられ心を奪われた人。オリ主に助けられた後はなんか覚醒して親指に入り一気にアンダーボスに登りつめた。愛の力やな(適当)戦闘力はレイホンの20倍くらい。見た目のイメージは鳴潮のザンニーの角がなくなった感じ。戦闘スタイルは鉈鋸(なたのこ)にショットガンというヤーナムスタイル
親指のカポIIIIの3人
エル
性別は女性。レイダに実力を認められスカウトされた。戦闘力はレイホンの3倍くらい。見た目はLORのカトリエルが黒髪になった感じ
アンダー
性別は男。カポⅢから昇進してカポIIIIになった。戦闘力はレイホンの3.5倍ぐらい。見た目はサングラスをかけたアインみたいな感じ。似合わないn(顎が砕かれる音)
キリナ
性別は女性。実はゴッドファーザーの娘。戦闘力はレイホンの2倍ぐらい。見た目はブルアカの幼少期シロコが少し成長した感じ
ご視聴ありがとうございました!