【悲報】都市に転生して喫茶店経営してたらネームドしか来ない() 作:しがないフィクサー
今回はイサドラちゃんですよ!!作者が個人的に大好きなキャラクター!!こんなにも真面目で、優しくて…そして迫真の『戦闘準備』!!防力団にはお世話になりました………ミリネに戦闘準備複製させて阿保みたいな忍耐配らせるとか言う遊びもした。勿論光枯渇して無理だったがな!!!
今回書くのはまだツヴァイ協会に所属してない頃のイサドラちゃんですねぇ……例にもれずオリジナル設定ばかりですので……ご了承くだされ。時系列は普通にロボトミ辺り。前回の話のせいでこんがらがるかもしれませんが……すまん。許してくれ……
皆さんにお知らせ。あらすじの最後辺りにチャットGPTにそれぞれのキャラクターたちのイメージ書いて貰ったんで良かったらどうぞ。これから少しずつ追加していきますんで……。絵は書けないんだ……許してくれ……。「これはR18判定だよ」とか「これは駄目じゃね?(法律的に)」とかあったら教えてください。すぐ消します
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裏路地の一角、そこに私の所属する事務所があった。特に名前も有名じゃなく、本当に何処にでもあるような平凡な事務所だった。私はそこで依頼をこなしながら過ごしていた
「……所長。今回の依頼の件なんですが……依頼主からお金の振り込みがまだで─」
「はぁ!!?お前、直接受け取れよ!!なんで振り込みなんだ!!ああ!!?」
所長は机に手のひらを叩き付け、怒りの形相で私を睨み付ける。私はビクリと体を震わせた後、こう言った
「い、依頼主が……げ、現金で直ぐに渡すのは厳しいから…振り込みにすると……言っていたではありませんか……!そもそも!その依頼主の要望を受け付けたのは所長で─」
「うるせぇ!!その時俺を止めなかったお前が悪い!!……ちっ!!……本当に……!!近頃ずっとこうだ……!!毎日、毎日……!!イライラすることばかり……!!……もう良い!!下がってろ!!」
「っ!?うあっ……!!」
所長は立ち上がり、私を突き飛ばした。私は床に尻餅をつき、持っていた書類が散らばる。だが、所長はそれを気にも止めず、事務所を出ていく。……また、ギャンブルにでも出かけたのだろう。……はぁ……!!
「……なんで、こんな場所にいるんだろう。……私」
私は立ち上がり、服についた埃を落とした後、散らばった書類を一枚一枚丁寧に集め、纏めて、所長机の上に置いた。……最初の方は、良い人だと思っていた。私のような底辺のフィクサーを雇ってくれる。珍しくて、優しい人だと思っていた。……だけど、結局はこの有り様だ。……やはり、人はマトモに信用したら駄目ね。私は直ぐ側にある来客用のソファーに座る
「……はぁああ……!!」
そして、大きなため息をつく。……本当に、嫌になるわね……とっととこんな事務所やめたい……私がそう思っていると事務所の扉が開いた。そこに立っていたのは……
「イサドラ……?大丈夫?」
「……ジュリア。……大丈夫に見えるの?」
「……ううん。見えないかな」
私の友人であるジュリアだった。彼女は私と……あの弱虫がこの事務所に入った時、その時一緒に入って来たのがジュリアだった。彼女は優しくて、人の為なら何でもしてしまうんじゃないかと思ってしまうぐらいだった。ジュリアは私の隣に座り、心配そうに覗き込んできた
「イサドラ。もしかして……」
「ええ。そうよ。……あの部長、またギャンブルに出かけたみたいよ。……本当に、ムカつく……!!」
拳を握る力が強まる。本当に!本当にムカつく!!今度一発ぶん殴ってやる!!
「ま、まぁまぁ……イサドラ。落ち着こ?ね?」
「そうだぞー。イサドラ。怒ると皺が増えるぞ」
「……あ"?」
私は後ろを振り返る。そこには呑気にコーヒーを啜っているサンがいた。私の幼馴染みであり、腐れ縁でもある。私がこの事務所に来た時にこいつがいたのを見た時は本当に!ほんっとうに!!……呆れたわ。何でこの歳にもなってまたこんな弱虫と……て言うか、今……サンはなんて言った?
「……サン?今、なんて言ったのかしら?」
「ん?ああ、怒ると皺が増えるぞーって」
へー……そっかー。皺が増えるぞかー。ふーん。あははは……。この馬鹿を殴る!!!(唐突)
「おんどりゃああああ!!!」
「ぐぼぉああああ!!?」
瞬間、私は立ち上がり、直ぐ様サンに向かって全力の右フックをかました。サンはそのまま宙を少し舞い、真横にぶっ飛んで、床に転がり、倒れた。私はそのままサンに近づき、足でゲシゲシと蹴った
「この野郎!この野郎!!乙女に皺が増えるとか言うんじゃないわよ!!この馬鹿!!このっ!このっ!!」
「ちょ、ま、痛い痛い痛い!!?ちょ、すまん!!イサドラ!!本当にやめてくれ!!あ、ちょ、脇腹を蹴るのやめて!?」
「ちょ、二人ともぉ~!!喧嘩は駄目だよー!!」
私はジュリアに背後から抱き締められ、サンから引き剥がされる。私は怒り浸透でとにかく暴れる
「ジュリア!!離して!!私こいつ殺さないと気が済まないの!!話して!!友達でしょ!!?」
「友達だから止めてるのー!!お願いだから落ち着こう!?ねっ!!?サン!!あなたも謝って!」
「いてて……!わ、悪かったってイサドラ……すまん」
サンが頭を下げて謝る。私はそれを見てしばらく息を荒げていたが……次第に落ち着きを取り戻して来て、最終的には落ち着いた
「……ふぅ~……よし。落ち着いたわ」
「よ、良かったぁ……イサドラってば、本当に怒りっぽいんだから……」
「今のは100%!!サンが悪いでしょ!!?」
「ご、ごめん……」
サンが床に正座しながら謝るのを見て、私はそっぽを向く。しばらく口聞いてやらない!!
「い、イサドラァ……」
「イサドラ。サンも悪気があった訳じゃない……と思うし……」
「ふんっ!!知らないもん!」
私はソファーに再びドカッと腰を下ろし、目の前のテーブルの上にあっる来客用のお菓子を手にとり、口に放り込みバリボリと噛み砕く。いわゆるやけ食いである
「イサドラ!そんなバクバク食べたら体に悪いだろ!!?て言うか来客用なんだぞ!!」
「うるしゃい!モグモグ!そもそも最近は客どころか裏路地のネズミですらここに来なくなったじゃない!!ムシャムシャ!!ここでお菓子を腐らせるぐらいだったら私が食べてやるわ!!ガツガツ!」
「食べながら喋るのは駄目だとおもうよ……?」
ジュリアがそんな風に心配してくれるけど、私はそのままお菓子を食べ進み……最終的に皿の中のお菓子は空っぽになった。私は近くにあったペットボトルを手にとり、蓋を開けて中身の水を一気に飲む。そして全部飲み終えて、ペットボトルを握りつぶして不燃ゴミ箱の中に投げ入れた。そのままソファーに寝っ転がり、ふて寝する
「もういい、疲れた。寝る」
「えぇ……」
「イサドラ。食べた後に直ぐ寝たら太るんだよ…?」
「うるさい!!もう寝るの!私、今日1日は寝て過ごすわ…うぅ……こんな事務所……さっさと抜けたい……」
私がそういうとジュリアとサンもお互いに顔を見合わせた後、私に言った
「……正直、俺もやめたいとは思っているんだ。……マトモな仕事も振られないし、そもそも依頼すら滅多に来ないからな」
「小さな事務所だからと言ってこれはあまりにも……私もやめたいとは思ってるんですが……」
「……行く宛がない……か……はぁああ……」
私は再度大きくため息をついた。そう、ここをやめようにも私たちみたいな底辺のフィクサーを雇ってくれる都合の良い事務所は余りない。大体は雑用で雇われるか、肉壁として扱われるか……その2つ。肉壁は御免だから雑用係募集してる事務所に入ったけど……マトモな雑用すらさせて貰えないんじゃ意味ないわよ……
「……はぁ……私、少し出かけてくるわ。ハナ協会に行って新しい募集要項ないか見てくる」
私は立ち上がり、扉の側にかけておいたコートを着る。するとサンが言った
「イサドラ。気を付けろよ。最近は中指の活動が活発になってるから……」
「分かってるわよ。……行ってきます」
私はそう言って扉を開けて外に出た。……相変わらず、U社の裏路地の空気は濁っている。大湖からの潮の臭いが充満していて気分が悪くなるのはいつものことだ。私はゆっくり歩いてハナ協会に向かう
「ハナ協会についたら……取り敢えず募集要項ないか確認して……受けれそうな依頼も持ち帰らなきゃか……はぁ……さっさとこんな事務所抜けたいわ……だいたいあの所長は……グチグチグチグチ……!!」
私がそんな風に愚痴りながら歩いていると、ふと、道の脇にある店に目が止まった
「あら?こんな所に店なんてあったかしら……」
看板は出ておらず、見た目はかなりレトロチックな感じの店だった。中からはコーヒーの匂いが漂ってきている。どうやら喫茶店のようだ
「……ふーん。……帰りに寄って帰ろうかな」
ここでコーヒーでも買って、事務所でのんびり飲もう。どうせ所長は夜まで帰ってこないし……ジュリアとサンの分も買って帰ろうかな。私はそう思いながら店を通りすぎ、足を進めたのだった
……数十分経ったぐらいだろうか。道の向こうから、大慌てで走ってきている人間が見えた
「ん?あれは……!?」
良く目を凝らすと……それは、うちの事務所の所長だった。しかも……体の至るところが血で汚れている。顔からは血を流し、腕は折れているようだった。私が驚愕していると、所長が私に気づいて、急いで駆け寄ってきて……
「お前!!それを離すなよ!!?」
「へ?うわっ!!?」
私に何かを投げ渡して来たので大慌てでキャッチする。そして所長はそのまま私の隣を走り抜けて行った。な、何……!?
「え、ちょ、所長!!?ま、待って─」
しかし所長の姿はみるみると小さくなっていき、そして角を曲がったことで見えなくなってしまった
「な、なんなのよぉ!!まったくぅ!!……はぁああ……!!……で、何を渡してきたのよあの人は」
私が恐る恐る手に中の物を見ると……そこには、犬……いや、これ狼なのかな……とにかく、キーホルダーみたいな物があった。……なにこれ???
「な、なんでこんな物を……?」
私がそう思っていると、先程所長が走ってきた方向から沢山の足音が響いた。そして……信じたくはなかった。そうな訳がないと思ったけど……道の向こうから聞こえてきた音は足音だけではなく…………重低音の、BGMだった。そして、見えてきたのは……
「探せぇ!!」
「あの野郎!!長姉様に送るはずのキーホルダーを盗みやがった!!」
「どこだ!!何処に行った!!」
大量の紫色の刺青と、体中に鎖を巻いた男女の集団が、私の方へ恐ろしい速さで向かって来ていた。……キーホルダーを……盗んだ……?……え、は?嘘、まさか、そんな……!!?
「これ、もしかして……!?」
私が気付いた時には、既に遅かった
「……おい、お前……そのキーホルダー……!!」
「……あ、あぁ……!?」
私はその場に崩れ落ちる。動かない。足が、動かない
「兄貴!!こいつキーホルダー持ってますよ!!」
「……へぇ?」
集団の中から、一際背の高い男が出てくる。紫色の刺青が全身にくまなく彫られていて、体に巻いている鎖も多かった
「……ふむ。盗んだ男じゃねぇな……お前、名前は?」
私は答えようとした。でも、答えられなかった。口が、動かない。体が、動かない。……答えないと、いけないのに……!!
「……俺の質問を無視、か。……ふむ、帳簿に記しておくか」
「っ!?い、イサドラ!!イサドラです!!」
私は何とか声を絞り出して答える。目の前の男はしばらく考えた後……紫色の本を取り出し、サラサラと何かを書き出す。そして、私の方に目を向ける
「イサドラな。……お前、なんでキーホルダー持ってる。答えろ」
「そ、それは……!私は、ただ、歩いて……いたら……!渡された、だけで……!」
「……渡された?誰に」
「しょ、所長に……!……あっ─」
瞬間、空気が重くなる。……しまった。やらかした
「……所長ねぇ。……お前、あの男の仲間か」
「っ!?ち、ちが─」
「うるせぇ。……こりゃ、帳簿に書くまでもないな……即刻報復だ」
「……あっ」
男が本を仕舞い、拳を構えた。紫色の刺青が発光している。……そんな、どうして……私は、私は、ただ……!
「……お前を殺したら、今度はお前のお仲間も殺さなきゃならねぇんだ。……さっさと死んでくれ」
「…っ!!?駄目!!それだけは駄目!!」
私は先程まで動かなかった体が動いているのに気付くと、そのまま男の足にしがみついた
「お願い!!お願いだからそれだけは……!!それだけはやめて!!」
「……おいおい、いきなりなんだ?離せ」
「ぐぅぶっ!?」
私は足でおもいっきり蹴られ、壁にぶつかる。背中が、痛い……肋骨が、折れたかも……!……けど、私は……体を何とか体を起こし……土下座をして、男に懇願した
「……お願い……私だけを、殺せば……良いでしょ……?……だから、あの、二人には…………!私の、友達には……手を、出さないで……お願い……!!」
私のせいで、私の友達が……ジュリアと、サンが死ぬ。それだけは、それだけは、嫌だ……!!あの二人は関係無い……!!だから、だから……!!……そんな、私の願いは……
「……俺の判断に口答えするか」
「……あ、あぁ……!」
……無意味だった。無意味でしかなかった。分かってた。分かっていた。……ごめん……!ごめんなさい……!!ジュリア……!サン……!!私の、私の、せいで……!!
「さて、遺言はもうないな?……死ね」
そして、男の拳が更に力を込めた。……ああ、結局……私の人生って……
「……こんな、終わりかたなんだ………」
私は諦めて、目を閉じた。せめて……せめて、あの二人だけは……守りたかったな……。……そう思った、その時だった
「……俺の店の前で、何してやがる」
別の男の声が、聞こえた。瞬間、先程まで張り積めていた空気が霧散する
「…っ!?あ、あんたは……!!」
「……おいおい……俺の店の前に血を流すのはやめて欲しいんだがな」
私は恐る恐る目を開ける。そこには……驚愕と、冷や汗で青ざめた中指の男と……喫茶店の、マスターというべきなんだろうか……そんな服装をした男性が、中指の集団を睨み付けていた。……店の……前……?私は後ろを見ると……先程の喫茶店だった。……あれ?なんで、ここに……?私、通りすぎた筈じゃ……?私の困惑を他所に、中指の男が喋り出す
「は、初めまして!!俺、末兄の─」
「あー、良い良い。自己紹介は求めてねぇんだ。…大丈夫か?嬢ちゃん」
喫茶店のマスターらしき男が私に手を差しのべる。私な恐る恐る手を伸ばすと、彼は私の手を掴み、立ち上がらせる。私は少しふらついているものの、何とか立てた
「……あり、がとう……」
「おう。別に良いよ。……おい、中指の末兄」
「っ!?は、はい!!」
彼の言葉に中指の男は慌てて答える。……この人、一体何者なの……?
「さっき向こうに走り去っていく男がいた。あの道を左に曲がって消えた。これを盗んだ犯人はあいつだ。この子は関係ない」
「っ!?し、しかし……!その女はあの男の仲間で……!」
「……ふむ。君、名前は?」
彼が私に聞いてきたので、私は答えた
「い、イサドラ……です」
「そうか。……イサドラちゃんはな、あの男の事務所に所属はしているが……あの男がこのキーホルダーを盗んだことは知らない」
「なっ!?な、何故それを……!」
「大方、押し付けられたんだろうな。自分が逃げるために身代わりにされたって所だろう」
それを聞いた中指の構成員たちは「おいおいまじか……」「おい!他の構成員を道の先に配置しておけ!!」「あれが長姉様のお気に入り……お、恐ろしい……!」と慌てていた。……長姉様の……お気に入り……!?私が彼を見ながら驚愕していると、中指の男は言う
「な、なんと……!す、すみません!!俺としたことが早とちりを……!!……すまねぇな、イサドラとやら!後で治療費は中指から出しておくぞ!!」
「え!?は、えっと、ありがとうございます……???」
私はさらに困惑する
「うむ。じゃあお前ら、さっさと帰れ。……ああ、ちょうど今クッキー焼いてたんだ。袋にいれてやるから持って帰れ」
「なっ!?い、良いんですか!!?あ、ありがとうございます!!!あ、でも……取り敢えず今は犯人を追います!!後で受け取りに来ますんで!!……よし!てめぇら!!行くぞ!!」
「「はいっ!!!店長様!!失礼しましたー!!!」」
「おう。気を付けろよー」
そう言って中指の構成員たちはそそくさと逃げるように去って行った。……えぇ……??な、何が起きてんのこれ……!!?私がポカンとしていると、彼が話しかけてくる
「いやぁ……災難だったな、イサドラちゃん。まさか中指の報復押し付けられるとは……あ、あいつらキーホルダー回収し忘れたなぁ?……たくっ、後で渡してやるか。ほら、渡してくれ」
「え、あ、はい……!」
私の手の中にあったキーホルダーを彼に渡す。彼はそれを優しく受け取り、胸ポケットに仕舞った後、私にこう言った
「取り敢えず病院には……行くには間に合わねぇか。腹見せな」
「……はぁっ!!?///馬鹿!!変態!!」
「阿保。治療だ治療。薬塗るだけだ。……いや、直接触ったらセクハラか。ほれ、薬渡しておくから、自分で塗りな」
私は彼から薬に入った缶を受けとる。……塗って大丈夫なのかな……いや、今めちゃくちゃお腹痛くなってきた……!!ぐぉぉお……!!
「え、ええぃ……!!なんとでもなれぇ!!」
私は缶を開き、中のクリームを手で取りお腹や胸の周りに塗った。……すると……
「……え?……痛みが……退いた……!!?」
めちゃくちゃすぐ効いた。え?は??な、なにこれ!?怖いんだけど!!?全然痛くない!!て言うか体の調子良すぎるんだけど!!?
「ああ、それH社の丸でな。H社の本社が出してる最高級の奴。治療効果、即効性、安全性、それら全て全部クリアしてるんだってさ」
「えっ!?ちょ、私指2本分の量使っちゃったんだけど!!?」
「因みにお値段一個で50万眼な」
「たっかっ!!!!?少し立派な家買えるじゃないの!!?」
は!?ええっ!?私とんでもない物をとんでもない奴から貰った!!?ええええ!!!?
「ああ、安心しろ。それぐらいなら普通に送られてくるんだよ……別に使わねぇのにどんどん貯まるんだ……レイダさんに今度言っておかねぇとな……」
「……あ、あなた……なんか、凄いのね。……私と住んでる世界が違うわ……中指にもなんかめちゃくちゃ待遇良く扱われてたし……」
「いや、俺もあそこまで待遇良いとか思ってもねぇし……まぁ良いや。もう問題なく歩けるだろ?」
「ま、まぁ……歩けるわよ」
彼が私に聞いてくる。いやまぁ確かに問題なく歩ける……いやそれどころか力有り余ってるんだけど??何これ怖い。本当にこの人何者なの……??…でも……
「……ありがとう、助けてくれて。……私、あのまま死んでたかもしれないから。……本当に、ありがとう」
私がそう言うと彼はニヤリと笑い、こう言った
「良いの。良いの。未来を背負った若者なんだからな。しかも良い子だ。死なせたら都市の損失になるよ。……あ、そのクリームまだまだ在庫あんだよ。5箱ぐらい持っていけ」
「…いやいやいや!5個なんてそんな………へ??箱??」
すると彼が店の中に戻り……しばらくすると5つの箱を持ってきた
「はいこれ。P社の技術でサイズ変更可能な箱に入ってるH社最高クラス丸×10個入りを5箱」
「……????????」
え?あ?え?……50万眼が……10……?……500万眼……??それを……ご、5箱……??……2500万眼……???え、あ、それ、翼の、最高級の、家、住め、いや、買え、ローン、無しで……
「……う、あ、むきゅぅ……!」
私は余りの膨大な金額に頭をパンクさせて、そのまま後ろにぶっ倒れた
「え!?あ!?イサドラちゃん!!?ちょ、ま、死ぬなぁ!!」
最後に聞こえたのは、彼の慌てる声だった。……ジュリア、サン。……私、とんでもないことになったかもしれない。そう思いながら、私の意識は途切れた
その後気付いたら事務所の前に寝ていて、隣を見るとあの5箱となんか新品の武器とか装備まで追加されてて再びぶっ倒れたのはまた別のお話
はい(はいじゃないが??)
なんか好きなキャラクターって自然と虐めたくなるの私だけ??なんか書いてる最中にいつの間にかイサドラちゃんが酷い目に会ってるんだけど……まぁヨシ!!()
以下登場人物紹介
8級フィクサー イサドラ
まだまだ駆け出し。糞みたいな事務所に友達と一緒に入った。そして最悪な目に会ったがなんか助かった。そしてとんでもない危険物を押し付けらた。可哀想(小並感)結局所長は中指にコロコロされたので事務所の所長枠が空いている。……おやぁ???
8級フィクサー ジュリア
イサドラちゃんのお友達。優しい子。本当に優しい子。それが仇になるがまぁそんなのは先の話。事務所前にぶっ倒れているイサドラを発見者する第一発見者。めちゃくちゃ叫んだらしい
8級フィクサー サン
イサドラちゃんにボコボコにされてた人。弟がいる。多分出てくるのはかなり先かな……。ジュリアの叫び声で直ぐ様飛び出してイサドラをソファーに寝かせた。もっとイチャイチャ……もっとイチャイチャしろ……!!
所長
中指にコロコロされた。慈悲?ないよ。お金になると思って盗んだけど中身ただのキーホルダーなんよね……可哀想。自業自得だけど
中指の末兄
あの後ターニャにこっぴどく叱られた。( ;´・ω・`)←こんな顔しながら叱られた。その後イサドラちゃんの口座には謝礼及び医療費、さらに迷惑料も上乗せに上乗せを重ねて中指名義で2000万眼振り込まれる。イサドラちゃんは再びぶっ倒れてそのうちの半分以上を返した。そのせいで中指からの好感度が結構上がる。可哀想
オリ主
在庫整理や!!イサドラちゃん!受け取って(※押し付けです)くれてありがとな!!サービスとして狼牙工房から貰った試作品武器と装備あげるねー(ただの感謝のつもり)よしっ!!これさえあれば死なへんやろ!!頑張れ!!(オリ主、お前正気か??)
以下駄文
イサドラ「せ、せめてこの大量のクリームは返さないと……!!」
サン「……店、何処にあるんだ?」
イサドラ「……へ??」
ジュリア「……ここにあったの??」
※オリ主の店は移動可能なのでその場にとどまらないことがほとんどです
イサドラ「」
オリ主「なんで中指にあそこまで畏まれないといけないんだ……??」
イオリ「だってあんた中指の長姉のお気に入りだし……」
エレナ「まぁ、慎重に扱うのは当然の結果だな」
オリ主「お前いつまでいるつもりなんだよ!!」
エレナ「飽きるまでだが?」
オリ主「帰るつもりねぇじゃねぇか!!」
ご視聴ありがとうございました!!