【悲報】都市に転生して喫茶店経営してたらネームドしか来ない()   作:しがないフィクサー

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はい。遅れて申し訳ない…いいアイデアが思い付かず…いわゆるネタ切れ状態でした。具体的な流れは決まってるけど内容は決まってなかったので…

今回はカルメン視点です。ここから原作が進みます。ずっと喫茶店でわちゃわちゃして欲しいけどね。仕方ないね

評価と感想お願いします!


研究者 カルメン視点

それはある日のことだった

「…え?被験者になりたい…?」

目の前にいるエノクが私に言ってきた

「はい」

「…駄目だよ。危ないし…大変なことになるかもしれないから…」

「理解してます。でも辞めません。お願いします」

「リサには相談したの?」

「はい」

私はエノクの目を見て思ってしまった。もしかしたら大丈夫かもしれないと。きっと成功すると…

「……わかったわ」

でも…それが失敗だった

 

リサ「エノク!!エノクゥ!!」

私の目の前には泣き崩れるリサがいた。その前には実験によって変わりはてたエノクの…残骸があった

「…リサ…」

「近寄らないで!!」

私の手は跳ね除けられた

「なんで…なんでエノクなのよ!!なんで…!!」

「…ごめんなさい」

「謝ってもエノクは戻ってこないでしょ!!?…あなたが…あなたが死ねばよかったのよ!!」

その言葉が…私の心を動かした

「…そうね…そうかも…しれないわね」

 

 

カランカラン

 

「いらっしゃいませ………大丈夫ですか?」

「…あ…マスター…さん」

私の体はいつの間にかこの喫茶店に向かっていたらしい。マスターが心配そうに私を見ている

「…大丈夫…です…」

私の声は震えていた

「…疲れてるようですね。そちらにソファがあるので座ってください」

私はマスターが指した場所のソファに気付く。いつの間にこんなものが…

「…ありがとう…ございます」

私は言われたままソファに座る

「……あの、マスター…ミルクティーを、お願いします…」

私がそう言うとマスターは「かしこまりました」と言って直ぐに注いでくれた

「お待たせしました」

「ありがとう…」

私はミルクティーに口を付けたが…

「…美味しくない」

酷く薄味だと思った。私はもう一度口に含むが…やはり薄い

「?どうしました?」

「あの…味が薄くて…」

私がそう言うと「おかしいな…」とマスターが言った…

「味は変えてませんし…砂糖を加えてみては?」

私は言われた通り砂糖を入れる…やはり薄い

「…なんで…」

「……何か…ありましたか?」

マスターがそう聞いてくる…言うべきだろうか…でももし言ったら嫌悪されるかもしれない

「…何でも…ないです…」

「…そうですか」

私は残りを飲む気にはなれなかった

「…マスター…もしもの話ですが…誰かの大切な人を殺した人を…どう思いますか?」

「最低ですかね」

即答だった

「…………そう…ですか…ご馳走でした」

「…またいらしてください。今度は薄くないと思いますから」

「…はい」

私はそう言って店を出ていった

 

帰り道、私の歩みは酷く遅かった。進んだかと思えば立ち止まる。まるで自分の足が鉛になったみたいに重かった。そんな風に歩きながら、曲がり角を曲がろうとした時だった

「あ…」

目の前には赤い服を着た人たちがいた。親指だ。一番前には偉そうな女性がいる

「…どけ」

私はどこうとした…けど動けなかった。怖い訳じゃない…ただここで死んだほうが楽だと思った

「…はぁ…どけと言ってるのが聞こえないのか?」

「…あ…あ…すみま、せん」

私は退いてしまった。私の横を親指の人たちが通る。私を一瞥もしないで。彼らが通りすぎたあと、私は思った

「…私は殺す価値すらないのかな」

 

 

研究所に戻るとカーリーが出迎えてくれた

「カルメン。どこに行ってたんだ」

「ちょっと喫茶店にね…」

「…エノクの件は事故だ。余り引きずるな…リサには私からも言っておく。今は休んでおけ」

「…ありがとうカーリー」

私はそう言って自分の部屋に戻った。途中でリサを見た。その目は腫れていた

 

私は自分の部屋のベッドの上で考えた。自分はなぜこんなにも無力なのだろうかと

「…リサには…申し訳ないことをしたなー…駄目だ…そんなこと思っても…エノクは………私のせいだ」

そう思っていると部屋の扉がノックされる。入って来たのは…

「…カルメン。大丈夫か?」

「アイン…」

アインがベッドに座ってくる。そしてこう言った

「…カルメン…あれは事故だった。仕方ないことだったんだ」

「…でも…私が…断ってれば…!」

「カルメン…エノクは自分から志願したんだ…君のせいじゃない」

「…アイン……ありがと」

私がそう言うとアインは安心したように微笑んだ

「カルメン。今日はワインを開けよう。久しぶりに二人で話そう」

「…うん。アイン」

「ん?何だ?」

 

「肉切り包丁ってあるかな?」

 

 

 

夜。私は浴槽の前で立っていた

 

「…私はどうして生きてるのかな」

 

存在意義に対する不信

 

「みんなを助けるとか言っといて助けられなかった」

 

守り抜けないという絶望

 

「自分のことを…信じられなくなっちゃった」

 

快く信じ任せられない自分

 

「良い人に成りたかったのに出来なかったし」

 

いい存在に成れないという現実

 

「…ごめんね…アイン」

手に持った包丁を握り、振り上げる

 

抑えることが出来ない衝動

 

 

「先に寝ちゃって」

 

立ち上がることが出来ない心

 

 




はい(はいじゃないが)
あーあ、死んじゃった(しってた)でもこうしないと話進まないからね。仕方ないね
各セフィラたちのやつのをオマージュしたりしました

以下は登場人物紹介

カルメン 
 死んだ人。こいつのせいで後々酷いことになる

アイン
 かわいそうな人。カルメンとワイン飲む約束してたのに…かわいそ。最低だなカルメン!

カーリー
 かわいそうな人。カルメン死んだので原作一直線。かわいそ

親指の方々
 いったいどこの親指アンダーボス女性なのかなー

オリ主
 カルメンが来た時になんとなく察して「最低ですね」って言った男。これで原作通りになるな!()

ご試聴いただきありがとございます!
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