俺の死ぬ気アカデミア   作:69love69

3 / 10
始まり 3

あれから拠点を変えて数年

 

俺は学校につくと周りは俺を敬遠する

 

学校でもヤクザのところの子供だとバレているのだ

 

ヒーロー社会においてヤクザなんて天然記念物の相手なぞ親からするなと言われているだろうから当然だ

 

「吉宗くん!おはよう!!」

 

そう言い俺の肩を叩いてくるのは元気一杯、葉隠透ちゃんだ俺が引っ越し来て初めてできた友達だいつも一人な俺に明るく話しかけてくれる

 

「おはよう、透。今日も可愛いいね」

 

「もう!見えてない癖に!」

 

「見えてるって」

 

「シルエットだけでしょ?」

 

「ふんっ、甘いな俺はついにお前の透明を完璧に破った」

 

「な、なんだとー!!」

 

少女はオーバー気味に答えるとピシッとなんかの戦闘ポーズをする

 

霧絵、俺は炎をソナーのようにして透の全身を把握すると霧の炎を纏わせて色を着色していく

 

「・・・・・っ!?」

 

俺は固まる

 

そこには前世を合わせてもダントツと言っていい程の美少女がいたのだ

 

「あれ?体に色がどうなってるの!?私の個性は!?」

 

「霧の炎で塗り絵の要領で色付けしたんだ」

 

「うわぁ!それならファッションもっと楽しめそう!ねぇねぇ髪の毛も変えれる?」

 

俺は髪の毛の色を変えていく

 

「ねぇねぇピンクとか可愛くない?」 

 

「なんかアニメキャラみたいだな」

 

「そお?次は水色がいい!」

 

遠くから誰だあの可愛い子とかヒソヒソと聞こえる

 

俺は霧の幻術をとく

 

「え~、もう終わり?もっとやってよ吉宗くん!」

 

「まぁ、二人のときならな」

 

「え~何で!みんなにもみてもらいたいのに!」

 

「・・・・・それは断る。俺と二人の時しかやらん」

 

「何で!!」

 

透が可愛いからといいたいが言えない

 

あぁ、クソ!精神年齢いいとしして思春期のガキか!なさけねぇ

 

「ねぇ!吉宗くん!何で!」

 

「・・・・・・・したかったからだよ。」

 

「え?」

 

「お前が可愛いから一人占めにしたかったんだよ!満足か!これ以上聞いてくるなら乳首だけ真っ黒にするからな!」

 

「一人占めにしたかったんだ・・・・・」

 

微妙な空気が流れた後

 

「あっ!でも女の子の乳首の色を操作するとかそういうのセクハラっていうんだよ!」

 

そう言いポカポカと叩いてくる

 

「はははっ!」

 

「もーーーっ」ポカボカポカポカ

 

戯れながら俺達は歩いていく

 

「あんまりエッチなことばっかり言ってると逮捕しちゃうよ!」

 

「そいつはこまるなぁ」

 

「このヒーロー透ちゃんに逮捕されたくなかったら私のサイドキックになりなよ!」

 

「サイドキックか・・・・・・俺にはヒーローなんてのはあわねぇよ」

 

かつて思いを寄せた少女との事を思い出す

 

カリッ

 

シガレットを咥えて空をみる

 

「・・・・・・俺は、純粋な女の子を救えなかった人間だ」 

 

「引っ越してくる前のお友達?」

 

「あぁ・・・・・・・大切な友達だった」

 

「だったら!一緒に救おうよ!」

 

「あ?」

 

俺がきょとんとして見ると

 

「その時は救えなくても!きっとまだ助けを求めてるなら助けて上げないと!その為にヒーローになって助けて上げればいいんだよ」

 

「ふっ、そうだな・・・・・・・・まっ、ヒーローになったとしてもサイドキックは透だけどな」

 

「なんだとーーーっ!」

    

俺達が笑い合う平穏が壊されるのはあっという間だ

 

廻の兄貴の手で学校やクラスメイトに嫌がらせが始まり俺は転校を余儀なくされた

 

クラスに指定ヴィラン団体の子供と広まり透以外の人間は関わらないようになった

 

教師もクラスメイトも煙たがる

 

そんな中事件が起きた

 

透がターゲットになった

 

彼女が攫われた

 

ウチの組員だった

 

奴は俺に正気に戻り、現実を見るように言い透を人質にしていた

 

彼女が犯されも殺されもしなかったのは彼女がまだ子供であったのと容姿が見えなかったからだろう

 

俺は奴を・・・・・殺した

 

そしてそれが透と俺が最後に過ごした時間になった

 

俺は警察に連れていかれ、透は両親に引き渡された

 

透の親は俺を遠ざけるように学校と警察に言い、それを知り俺は透から逃げた

 

合わず連絡も取らず転校した

 

「なぁもうわかったてんだろ、坊っちゃん俺達がどうつくろおうが力で解決するしかねぇ、世間に疎まれた存在なんだよ、俺達がカタギに関わるとツケを払うのは奴らだ。わかったらシノギをして組の役に立て」

 

「治崎、お前が命令したんだろ?外道が」

 

「・・・・・さてな、それと俺達は極道だ」

 

「治崎てめぇ・・・・・・・殺されてぇのか」

 

俺の手に激しい光球があつまる

 

「やめろ!」

 

親父が間に入って来る

 

「治崎・・・・・・おめぇ、やったのか?」

 

「しらねぇよ」

 

「俺に嘘をつくんじゃねぇぞ」

 

「もちろんだ、オヤジ」

 

「ざけんなっ!お前の子飼いのやつだろうが!」

 

「だが、そいつから話をきけねぇだろ?だって、坊っちゃんが殺しちまったんだから」

 

「治崎!!」

 

「やめねぇかっ!!!吉宗、組のもん殺したんならオメェにもケジメつけさせねぇと、ならねぇ・・・・・・治崎お前の子飼いか?」

 

「だからしらねぇよ・・・・・・オヤジ」

 

「ならこの話はこれでしまいだ。吉宗・・・・・頭冷やしてこい、治崎お前は俺の用事に付き合え」

 

そう言い親父は治崎を連れて出ていく

 

その日からしばらく二人は帰ってこなかった

 

 

 

 

 

 

 

それから数年後

 

カリッ

 

俺は中学の入学式のため中学に来ていた

 

俺はシガレットを咥えジャンプを開く

 

「え〜っ!?心操君の個性って洗脳なのっ!?」

 

「ならさ、悪いことしほうだいじゃん」

 

「ははっ、良く言われるよ」

 

「私を洗脳して変なことしないでよ〜」

 

「ははは」

 

周囲では個性の話で盛り上がってる

 

隣でも同じで洗脳という個性の話で盛り上がっていたが不快感を感じる

 

「なぁ、君はどんな個性っ!」

 

隣で話していた連中が話掛けてくる

 

「・・・・・・・・・」

 

「なぁ、君だよ・・・・・えっと沢田君だっけ?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「おい、無視すんなよっ!」

 

「ぎゃあぎゃあ、ぎゃあぎゃあうるせぇよ。発情期か」

 

俺はそう言いジャンプのページを捲る

 

「なぁ、ただ話かけただけだろ・・・・・・そんな言い方ないんじゃないか」

 

「あ?」

 

俺に言ってきたのは紫の髪をした心操と呼ばれていた少年だ

 

「別に普通に個性について聞いただけだろ?」

 

「生憎、個性でなんだかんだ言う奴らは嫌いでね」

 

「何だよそれ、俺何も言ってねぇじゃん」

 

「個性に対する偏見が嫌いなんだよ・・・・・・自分の理解できねぇ特徴が気持ち悪いや異常だと言ってる偏見野郎どもが虫唾が走るほどもんでねぇ」

 

「は?俺いつ気持ち悪いっていったんだよ!言ってないだろ!」

 

話しかけてきた奴が怒鳴ってくるが俺は無視してジャンプを読む

 

「言ってねぇが、悪いことしほうだいとか決めつけてんだろ。洗脳なら人質事案で無血で解決したり避難時混乱させるのを防いだりできる、所詮使い方だろ・・・・・・・オメェら見てぇな偏見を普通だともってる奴ら見てると無性に腹が立つんだよ」

 

「そ、そりゃあ冗談で・・・・・・」

 

「なぁ、もういこうぜ・・・・・・こいつヤクザ子供って噂のやつだぜ、引っ越し前の小学校でこいつに女子が襲われたらしいぜ」ヒソヒソ

 

「あ、あぁ・・・・・またな心操」

 

「こわっ」

 

心操の周りにいた少年達は俺から逃げるように離れていき、ヒソヒソと周りが話す

 

「その・・・・・・ありがとうな」

 

「あ?・・・・・・俺は何にもしてねぇが?」

 

「いや、今までさ・・・・・・・個性の話をするとヴィラン向きだとか言われてたから、あんなふうに言われたの初めてで嬉しかった。俺の個性でもヒーローとしての在り方があるって言われたみたいで」

 

「・・・・・・・そうか」

 

「俺は心操人使。あんたは?」

 

「沢田吉宗」ポリポリ

 

「ありがとうな沢田、よかったら友達にならないか?」

 

「・・・・・・・友達になるならまず渡すもんがあるだろ」

 

「え?友達ってそう言うのなくない?」

 

「まずは・・・・・・・・好みのAV交換だろ」

 

「・・・・・・・ぷっ!あはははっ!まだ持ってないよそんなの!」

 

「なら、俺とのお友達ごっこには早いってことだ。オレなんかと友達なんかやめとけ」

 

そう言い俺はジャンプを読み進める

 

それから

 

「なぁ、沢田・・・・・今日クラスの奴とカラオケいくんだけど沢田も一緒にいかないか?」

 

「おことわりだね、俺に関わんなよ」カリッ

 

俺が席を立ち歩き出すと心操がついてくる

 

「だけど沢田は沢田だろ・・・・・・なぁ、沢田は将来の夢とかないのか?」

 

「あ?・・・・・・ハーレムかな、だから男はお断りだ」

 

「やっぱ沢田はそれなんだな・・・・・・・俺はみんなには言えてないけどさヒーローになりたいんだ」

 

「そうか・・・・・・まぁ頑張れ」

 

「沢田が言ってくれてさ!方向が決まっただよ、たしかに俺の個性なら人質事案で無血解放できたり非難を円滑にできたりするって思ってさ!だから今言語とか言葉とか非難に大切な事とか勉強してるんだぜ!」

 

「あぁ」

 

「えっと・・・・・・・迷惑だったか?」

 

その瞬間俺の直感が危険信号をあげる

 

俺は本能に従い周囲を見渡すと

 

一般人か

 

それとも身内か

 

ガラの悪い男がスマホを弄りながらみていた

 

「あぁ、迷惑だ・・・・・・・お前がヒーローを目指すなら俺はいずれお前に取り締まられる側だ。俺の育ての親は指定ヴィラン団体、住む世界がちがうだよ。それと・・・・・・・お前のその貧弱な身体じゃあヒーローなんざつとまらねぇよ」

 

「そ、そっか・・・・・・そう、だよな」

 

「・・・・・・」

 

尻すぼみに小さくなった声の方をみると心操は手を伸ばしていた

 

俺と目が合うとハハッと笑い頭をかく

 

「・・・・・・・ちっ」ガリッ

 

俺が咥えていたシガレットは噛み砕かれ地面に落ちてしまう

 

せっかく声を掛けてくれた彼の傷ついてなお笑顔でいる姿が胸にささる

 

今まで俺がカタギと仲良くなろうとすると治崎の手のものが手を回すの繰り返しだった

 

誰も自分に危害が加わってほしくないのだ

 

誰も自分の平穏が侵されてほしくないのだ

 

誰も自分の居場所を奪われたくないのだ

 

誰も自分に関わったせいで誰かがかってに傷つくのは不快なのだ

 

 

「じゃあな、ヒーロー」

 

「あ、あぁ」

 

俺が言えに帰ると

 

「おかえりなさい、坊っちゃん」

 

治崎が出迎える

 

「・・・・・・・ちっ、そのムカつく面みせんじゃねぇよ治崎」

 

「随分と染まったな、坊っちゃんどうだ?そろそろシノギの一つでも持たねぇか?」

 

「失せろ・・・・・殺すぞ」

 

「その殺意を組の為に向けりゃあ俺が言う事は何もないんだがなぁ」

 

心操は話しかけようとしてくるが俺が遠ざけ続けるウチにあっちも諦め、しばらくたったある日、俺は光に出会った

 

その子は白い髪に小さな角の生えた少女だった

 

俺と治崎が親父に呼び出される

 

親父に手を引かれた小さな少女は親父に隠れながら顔を出す

 

「・・・・・・・吉宗、丁度いい、女の扱いは得意だろ吉宗、エリの事で治崎と話があるエリの面倒を見ててくれねぇか?」

 

親父は真剣な顔で見てくる

 

「わかったよ」

 

俺は少女に近づくと

 

「お姫さま、俺は沢田吉宗・・・・・・君からしたらオジサンにあたるのかな?よろしく」

 

俺が手を差しだすと

 

「オジサン?」

 

「まぁ、そう見えないならお兄ちゃんでもいよ、お兄ちゃんと一緒に遊んでくれないかい?」

 

俺は笑みを向けると

 

「・・・・・・」コクッ

 

頷くとオズオズと手を出してくる手を俺はやさしく握ると

 

「お兄ちゃんのお友達を紹介してもいいかな?」

 

「お友達?」

 

「そう、ちょっと見た目は怖いかもだけどとってもいい子だよ」

 

「・・・・・・」コクッ

 

俺は虹色のリングに憤怒の炎を灯す

 

「わぁ・・・・・綺麗」

 

「ふっ、ありがとう」

 

ベルトの匣に押し当てると

 

「グルルルル」

 

デカいホワイトライガーが姿を現す

 

「ひっ!」

 

エリは恐怖に顔を歪めて俺の手をギュッと握り絞めるが

 

「ハク・・・・・おいで」

 

俺が言うとホワイトライガーのハクは俺の元によってきて手に頬を擦り寄せる

 

「ハク、このお姫様と友達になってくれないか?」

 

「グル」

 

ハクは軽く唸るとその場に伏せる

 

「さぁ、お姫様ハクと友達になってみよう」

 

「えっと、どうすればいいの?」

 

「ハクを撫でてみようか、俺がいるから襲ってくる事はないよ」

 

「うん」

 

「上からだと動物はビックリしちゃうから頬を撫でて慣れたら頭を撫でようか」

 

「うん」

 

エリは恐る恐るハクを撫でるがハクは微動だにしない

 

「わぁっ!ふかふか」

 

「よかったね」

 

「ねぇ、ライオンさんの毛燃えてるけど熱くないの?」

 

「この炎は触っても大丈夫だよ、火と違って熱くないから」

 

そう言いハクの鬣に触れる

 

「本当だ・・・・・綺麗」

 

エリの表情から恐怖が消えてキラキラしたものになる

 

「グルルルル」

 

ハクは立ち上がると背中へクイッと顔を動かす

 

「ん?」

 

「ハクがお姫様を乗せてくれるって」

 

「乗っていいの?」

 

「あぁ」

 

俺はエリを持ち上げるとハクの上に座らせる

 

「ふわぁぁぁっ」

 

「それじゃあ、行こうかお姫様」

 

「うんっ!」

 

エリはキラキラとした顔で笑う

 

「吉宗、エリの面倒頼んだぞ」

 

「あぁ」

 

俺はエリと庭にいく

 

縁側に俺が座ると

 

ハクはエリを乗せて庭を散歩しエリはそれを喜ぶ

 

一通りはしゃぎ終えるとハクを枕にして眠りにつく

 

「・・・・・・吉宗」

 

「・・・・・・なんだ、親父」

 

「お前にもエリの個性について話しておこう」

 

親父から聞いたのは個性の暴走により跡形もなく巻き戻ったエリの両親のことだった

 

「エリはお前と治崎で面倒みろ」

 

「俺だけで充分だ」

 

「オメェ、治崎とずっと険悪だろこれを気にあいつとの関係を修復したらどうだ・・・・・・・俺はお前が組みを継ぐ気があんならお前に譲りてぇと思ってる。そんときゃアイツが力になんだろ、それにエリをみてアイツも変わってくれると俺はおもってる」

 

「育ててくれた親父には感謝してるが俺はヤクザもんになるつもりも組を継ぐ気もねぇ」

 

「・・・・・・・そうか、エリの面倒たのんだぞ」

 

しばらく経ち

 

そして俺は学校休みエリの面倒をみていた

 

朝ご飯を作って、遊び、勉強を見て、昼食を作り、お昼寝して、遊び、夕ご飯を作り、共にお風呂に入り、共にねる

 

エリの笑顔を見ると渇いた心に恵みの雨が降るような、曇っていた空が澄み渡って晴れるような感覚が湧いてくる

 

俺の太陽のような存在になっていった

 

「お兄ちゃん!」

 

俺が買い物から帰るとエリは走って抱きついてくるようになり

 

俺はそれを抱き上げる

 

「はははっ!今日も元気いっぱいだな!エリ!ほれお兄ちゃん特製のぬいぐるみだ!」

 

「わぁ!ハクそっくりのぬいぐるみ!」

 

エリにぬいぐるみを渡すと服の袖から包帯が巻かれた腕が見える

 

「エリ、その腕どうした?」

 

「っ!・・・・・な、何でもないよ」

 

「・・・・・・・みせてくれ、エリ」

 

「坊っちゃん、その包帯はエリが遊んでる時に派手に転んでつけたんだ」

 

「っ!」ビクッ

 

「なぁ、エリ?」

 

「・・・・・うん」 

 

「・・・・・・・」

 

俺はリングに晴の炎を出すとエリの腕に当てる

 

「ふわぁ・・・・・いたくない」

 

「さ、これでハクと一緒にたくさん遊べるね」

 

俺は匣からハクを出す

 

「グルルルルっ!」

 

ハクはエリを隠すように位置どると兄弟に向かって唸る

 

「ハク・・・・・エリと遊んでこい」

 

「わわっ」

 

ハクはエリの服を噛んで持ち上げると背中に乗せて庭へと歩いていく

 

「・・・・・・・治崎てめぇ、何してんだ?」

 

「何の事だ?」

 

「とぼけようったってそうわ行かねぇぞ」

 

俺は懐からシガレットの箱を出すと一本咥える

 

「あの怯え方と治療の後・・・・・・気づかねぇ訳ねぇだろ」

 

「はぁ・・・・・・俺はオヤジの為にやってんだ。邪魔するな」

 

「人の道から外れることしてるわけじゃねぇよなぁ?もしそうなら親父の為にもなってねぇぞ」

 

「お前も病人に病気をうつされたか?オヤジになんの恩返しもしてねぇ乞食がくちだせることじゃないんだよ」スッ

 

治崎は手袋を外す

 

「それは外道に落ちたってことか?レオン、ガントレットだ」

 

リングが光ると虹色の指抜きガントレットが現れ、俺はガントレットに炎を灯す

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

濃厚な殺気が場を支配する

 

「やめねぇかっ!!」

 

「「・・・・・オヤジ」」

 

親父は俺達の元に来ると

 

「治崎テメェには後で話がある、吉宗・・・・・ここは俺の顔を立ててさがれ」

 

「オヤジ・・・・・・これは俺とエリの問題だ」

 

「ちょっとした喧嘩だよ親父」

 

「喧嘩にしちゃあオメェらあまりにも物騒なんじゃねぇか・・・・・それともオメェら俺の面子潰してぇのか?」

 

「「・・・・・・・ちっ」」

 

治崎は手袋をはめ

 

「吉宗、コイツには俺が話つけとく、から大人しくしとけ」

 

「・・・・・・・こいつがエリに何かしたのはエリを見りゃあわかんだろうが!朦朧したか!親父!!」

 

「そのエリが見てんだよ」

 

俺が庭の方を見るとハクに隠れて見てるエリの表情は怯えにつつまれていた

 

「お互い頭を冷やせ・・・・・・・こいつはこいつなりに組の為にやってんだ」

 

俺は喉まで来ている言葉を飲み込み

 

「・・・・・ちっ!もう、我慢ならねぇ!俺はエリを連れて出ていく!育てて貰った分の金はしっかりと置いてくからもう関わんな!」

 

「エリは俺の孫娘だ・・・・・・認めらんねぇな」

 

「どこまで朦朧してんだ!親父!!」

 

「お前、オヤジに何て口をききやがる。吉宗」

 

再び治崎は手袋をはめると俺に突っ込んでくる

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。