個性把握テスト
【50m走】
2秒59で1位
【握力】
77kgw
540kgwの触手見たいな個性の奴が1位だった
【立ち幅跳び】
死ぬ気の炎で飛行
死ぬ気の炎が出る間飛べるため省略して測定不能で1位
【反復横跳び】
96回
ボールでバウンドしてる葡萄頭のちっこいのが1位になった
【ボール投げ】
俺はボールを壊す訳にも行かず
『77.7メートル』
俺が下がり何人かやっていくと
「・・・・・・個性が」
緑色のモサモサ少年が絶望と疑問が混ざった顔で自身の腕をみて、ボールは対して飛ばず転がる
「個性は消した。つくづくあの入試は合理性に欠ける。お前のような奴も入学できてしまう。」
「消した!?そうか!あのゴーグル、抹消ヒーロー・イレイザーヘッド!!」
モサモサ少年に担任が近づくと何かを話し、戻ってくる
そして少年が投げると
『705.3メートル』
「先生・・・・・・まだ、動けます!」
「・・・・・・・こいつ」
担任は面白そうなものを見つけた少年のような顔をする
「デクっ!てめぇーーーっ!」
手を爆発させながら悪人面の少年が突っ込んでいくが
まぁ、担任が動いてるしいいか
「んげぇっ!?」
悪人面少年に担任の首に巻いていた布が巻き付き止めている
「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器だ。たくっ、何度も個性使わすなよ・・・・・・俺はドライアイなんだ!」
個性凄いのにもったいねぇなぁ
「次、時間の無駄だから準備しろ」
そう言って担任は目薬をさし
モサモサ少年は戻ってくる
「ねぇ、治したげないの?」
「え?何で?耳郎」
「何でって、あれ指変色してんじゃん。大空の個性回復もできるんだし」
「でもまだテスト中だろ?現場で一人で戦ってるなら、そのデメリットを抱えて戦えない時点でアイツに待ってるのはヴィランにタコ殴りにされている未来だけだ・・・・・・それなら死ぬ前に除籍になった方がいいだろ。アイツの為にもアイツの家族の為にも」
「でもさ」
「大空の言う通りだ、一人助けてもヴィランが複数いて連戦になったとき動けませんだと死ぬのは緑谷自身だ。テストは最後まで受けてもらう」
「な?」
「う、うん」
それから個性把握テストは続き
【上体起こし】
69回
【長座体前屈】
44cm
【持久走】
死ぬ気の炎で飛んで1位
2位の八百万百は原付バイク出してやがった。すげぇ便利だな
そして個性把握テストが終わる
「んじゃ、パパっと結果発表」
【総合順位】
1.大空
2. 八百万
3. 轟
4. 爆豪
5. 飯田
6. 常闇
7. 障子
8. 尾白
9. 切島
10. 芦戸
11. 麗日
12. 口田
13. 蛙水
14. 青山
15. 瀬呂
16. 上鳴
17. 耳郎
18. 葉隠
19. 峰田
20. 緑谷
俺達の結果がホログラムで映し出される
「ちなみに除籍はウソな」
「「「は?」」」
「君達の本気を引き出す合理的虚偽」
『はーーーっ!?』
そう言うと担任は緑谷の保健室使用の書類を渡し歩いて行く
Side〜三人称〜
校長室
コンコン
「空いてるのさ!」
「失礼します」
「やぁ、どうしたのさ?例年通り個性把握テストをやったなら、結果をまとめてるころだと思ったのさ、それとも除籍者についてかな?」
相澤は校長の前に立つと一人の生徒の資料を出す
「大空虹夜、彼は何者ですか?」
「大空君か」
「彼の出身中学に電話してみましたが不登校で一切情報なし、担任ですら名前どころか容姿すら知らない、調べても彼の情報はすっぽりなく小学校も同じでした」
「・・・・・・・・」
校長は手を組、その上に顎を乗せる
「そして、何より彼の目と発言が気にかかります。」
「目と発言とは?」
「彼の目は人を殺した事のある者と似た目をしていました。そして雄英ヒーロー科やヒーローへの執着がまるで見えない」
「君は彼をヒーロー科にふさわしくないと考えるかい?」
「そう思う反面・・・・・・・奴にヒーローという鎖を付けない方が危険に感じました。能力は今のところ問題ありませんが、ただ大空虹夜という人間を理解するにはかなり時間がかかりそうです。あの年頃の子達は人間性が徐々に形造られ輪郭が見えてくるものですが」
「彼は分からないと」
「えぇ」
「その認識は間違いじゃないのさ、僕も預かる大切な生徒だからある程度知りたくて電話してもどこも知らなかったのさ、直接学校や家の近くに行ったけどまったくと言っていい程情報がなかったのさ」
「・・・・・・・・」
「彼の情報は戸籍や出身の情報はしっかりあるのにその実態は闇に包まれすぎている。それに彼の個性として申請されている死ぬ気の炎、それはかつて超常黎明期に台頭してきたとあるヴィジランテ集団の使用していた個性であのオール・フォア・ワンですら手を焼き手に入れたがったのに入れられなかったものこれがヴィランとなれば・・・・・・・・」
「えぇ、新たな脅威となります。故に俺は彼をヒーローにすべく育てます。その為に新たに許可が欲しいんですが」
「おや、それはなんだい?」
「彼をヒーローにする為に無関係の生徒を巻き込むこと、普通の者の疑似的死としての除籍が通じない今、彼の行いにより他の生徒の除籍許可をください。・・・・・・・・使うつもりはありませんが、おそらく彼に唯一効く死です。もちろん復学までこちらで補習等のバックアップは欠かしません。学校側としては書類上は除籍していないことにして欲しその生徒の経歴に傷がつかない様にしてほしいんです。何なら必要に応じてヒーローになった際の公表まで考えて欲しいとも」
「それは難しい選択なのさ・・・・・・彼一人の為に無実の生徒の人生を狂わせる、さすがに認められないのさ」
「しかし、このままでは彼への抑止力がありません」
「たしかに今唯一残された手段としては合理的なのさ、しかしここは彼だけのヒーローアカデミアではないのさ、ただ君がそこまで言うからには何かを感じたんだろうね」
「・・・・・彼の目を見た時、悪寒を感じました。人を殺した事のある者と似た目もそうですが、あれは凶悪ヴィランの目を見た時に感じたのと同じものです。思想なのか狂気なのか執着なのかわかりませんが深い闇が潜んでいました。もし、ここで育て方を間違えれば人生を狂わせるのは一人や二人ですまないと思いました」
校長は天上を仰ぐとため息を吐く
「彼の経歴の不気味さを説明するには二通りなのさ、何者かの悪意が絡んでいて何かを企んでいるのか、それともこんな芸当を許されている組織・・・・・・公安委員会か。何にしろ今判断するのは早急すぎるのさ、彼の将来がどうなるかは我々大人の手に掛かっている。責任重大なのは分かるのさ、だからこそ他の先生にも協力するように伝えるのさ、重い責任を負わせて申し訳ないが彼を頼むのさ相澤君・・・・・・」
「はい」
「こちらでも、もう少し調べて見るのさ!これでも知り合いは多いからね」
「よろしくお願いします」
Side〜OUT〜
俺は授業が終わると雄英内を直感に従って歩いていた
「ここは」
俺の直感が指し示しているのはサポート科の工房だった
俺がドアを開けようとふると
BoooooN!!!
扉が爆発し何かに押されて倒れる
「あたたた」
「こら!発目!入試初日なのにいきなり爆発させるな!!」
「あはは!すいません!」
俺は柔らかいものに顔を包まれる
あぁ、幸せな感触だ
「おや、どうしました?」
彼女は下敷きになってる俺を見てくる
俺の直感が示してるのはこいつか
しかもエロだけじゃない
絶対必要な人間と感じる
なるほど
そう言うことか
「サポート科に何か御用ですか?」
「モゴモゴ」
オッパイ最高
「おっと、すいません」
彼女は俺からどくと
「ごめんなさい、えっと・・・・・・誰ですか?」
俺に手を差し伸べてくる
「あぁ、俺は大空虹夜だ。見つけたよ俺の運命の人」
「へ?」
彼女は笑顔のまま首をかしげる
「どうしたんだい?発目と同じ初日から工房に来るなんて熱心な生徒だね」
そう言い重機見たいなコスチュームを来たヒーローが現れる
「サポート科の学生かな?」
「俺は大空虹夜、ヒーロー科1年A組の生徒です」
「1年A組っていうとイレイザーヘッドのところの、除籍でもされたのかい?」
「いえ、我が家の直感に従ってきたんですよ。最高のメカニックを求めてさまよってたんですが、今見つけました」
俺が発目と呼ばれた巨乳ピンク髪に視線を向けると
「何をお求めですか!」
「コラ!発目!まず自己紹介しなさい」
「すいません、私はサポート科の発目明!さっそくですが何処のサポートアイテムが欲しいんですか!?それとも私のドッカワベイビーを見に来たんですか!?」
「はぁ、すまないね君。それとまだ初日だからコスチュームやサポートアイテムもまだきていないんじゃないかい?少し早すぎると思うが」
「そんな事ありません!パワーローダー先生!思い立ったらベイビーを作れと同じです!」
「同じじゃないよ」
俺は苦笑しつつ
「実はあるアイテムを作って欲しいんだ」
「どんなアイテムですか?」
「俺の死んだ母親がリメイクした装備なんだが設計図とかが見ても分からなくてな」
「ほうほう!世に産まれる事ができなかった可哀想なベイビーがいるんですね!」
「まぁ、設計図は秘匿で頼みたい、もちろん申請が必要な資材等は必要があればこちらから提供しよう」
「秘匿は厳しいと思うよ、コスチュームは国に送って審査をしないといけないからね」
「それについてはこちらの書類を」
俺はカバンから封筒を出しパワーローダー先生にみせる
「これは」
「この書類に目を通した時点で守秘義務が発生します。同僚御家族等全ての人物が対象です。もちろん質問も禁止事項です。」
「・・・・・・・理解した」
そう言うとパワーローダー先生は口を閉じる
「早く見せてください!その眠れるベイビーの設計図を」
俺はカバンから一束の書類を取り出す
「これは!?」
彼女は書類をパラパラと目を通すと震える
「これ!あの伝説のイノチェンティの発明を正シリーズの方が進化させたものですか!?」
「正シリーズ?」
「正シリーズとは、またとんでもないものが出てきたね。君のお母さんは何者だい?」
「さぁ?モノゴコロつく前に死んでますので」
「正シリーズとは始まりは入江正一と言う科学者からはじまりその技術を子々孫々受け継いできたんです。正シリーズの特徴は作成者の名前に必ず正の字が入る事と現行の技術より常に先を行くところです!!しかも科学者の中では一度は効く名前!ヴェルデ、ケーニッヒ、イノチェンティの三人の天才のウチのイノチェンティの作品がベース!くふふふふっ!凄いですよ!!これは凄いですよ!大空さん!」
「もう一つ持ってきてるんだが」
そう言うと彼女はぐるんっ!とこっちをみる
「全て出してください!」
「あ、あぁ」
俺が出すと
シュパッと奪われる
「ぐふふふふふっ、これは何て凄い設計なんでしょうか時代が変わりますよ。あぁ、自分で生み出したかった。これは正シリーズの設計!これもまたドッカワベイビーになりそう、あぁ、私が産みたかった!先輩達から託されたベイビーは私が必ず産んで見せますよ」
「・・・・・・・」
彼女が一通り満足するまで見ると
「これを作るにはまず死ぬ気の炎?を理解しないといけません。サンプルを幾つか貰えますか?」
「あぁ、それと死ぬ気の炎の特性も説明しておく」
「よろしくお願いします!」