「すぅ〜・・・・すぅ〜・・・・・」
俺は目を覚ますと柔らかい感触が顔にありそれに顔を擦りつける
「ん〜〜〜」
「コラっ!」
俺の頭に衝撃と痛みが走る
「いだっ!?」
「ふがっ!?」
俺が目を開けると目の前は布が半分と肌色の中に可愛らしいピンクのポッチが目に入った
「大空はすぐに起きろ、発明は今すぐ服を直せ」
俺が顔をはなすとどうやら発明の胸に顔をうずめて寝ていたようで片乳が丸出しになっていた
「ふぁ〜・・・・・あっ!おはようございます。パワーローダー先生、大空さん」
「おはよう、発目。エロい乳が丸出しなってるぞ」
「ん?よいしょ」
彼女は自分の体をみると溢れている片乳を色気もへったくれもなくしまうと
「さぁ!大空さん!さっそく次のサンプルを」ゴン
パワーローダー先生は軽く発目の頭を殴る
「発目、君も女の子なんだから羞恥心を持ちなさい。それと思春期の男女が同衾するのは教師として苦言を呈さなければならないんだが」
「くぁ〜、何もありませんでしたよ」
「はぁ、今度から君達を残して帰るのはやめるとしよう。遅くなる前に帰りなさいといったのに」
「あははははっ!ごめんなさい!」
「すんませんでした」カリッ
「あっ、大空さん。私にも一つください」
「ん」
「それでは、作成が早いほうから作り始めますね」ポリポリ
「はぁ、とりあえず君達はお菓子を食べる前に歯磨きをして着替えて朝ご飯を食べて来なさい。まだ朝も早いし、たまたま心配して早く出てきたから良かったものの他の先生なら大事になっていたよ」
「いえ、私はここで大空さんのアイテムを作りますので」
「発目、飯作ってくるけど何か食いたいものとかあるか?」
「何でもいいです!しいて言うなら片手で食べられるものでしょうか」
「あいよ」
俺は工房から出ると家に夜の炎でワープし、シャワーと歯磨きをして朝食をつくる
おにぎりでいいか、後は適当に卵焼きとウィンナー炒めてと
ワープを出して戻る
「発目、飯できたぞ〜」
俺が戻ると発目は寝起き姿のままで何かを作っていた
「あ、そこに置いといてください。今手が離せないので」
「大空、無理やり食べさせろ、さっき工房から追い出すと言って無理やり歯磨きさせた」
そう言うとパワーローダー先生も何かやり始めた
いや、もう一回強権つかえよ
「発目、おにぎりにしたから食え」
「すみません、今手が離せないので無理です!」
「パワーローダー先生に追い出されるぞ」
「なら、大空さんが食べさせてください」
そう言うと口を開く
「ん」
おにぎりを差し出すと一口パクリと食べる
「・・・・・・」モグモグ
「・・・・・・」モグモグ
俺は発目に一通り餌付けを終えると
「発目、コーヒー飲むけどいるか?」
「お願いします」
「パワーローダー先生はいります?」
「あぁ、頼むよ」
俺はコーヒー3人分淹れ朝のコーヒーブレイクを楽しみつつパソコンを開き株価をチェックしながら新聞を読み時間を潰していると
「大空君、君はそろそろヒーロー科の授業が始まる頃だろ?」
「ん?」
俺が時計を見るとホームルームの時間が近づいていた
「お邪魔しましたパワーローダー先生」
「あぁ、コーヒー美味しかったよ」
「ありがとうございます。発目、頼んだぞ」
「はい!任せてください!」
「発目、お前もホームルームと授業に出なさい」
「今は依頼の最中なので無理です!」
マイペースな娘だな
まぁ可愛いからいいか
俺が教室に行くと
「大空君!ギリギリだぞ!」
「あぁ、悪い悪い」カリッ
「服装も乱れ過ぎだ!シャツもしわしわじゃないか!ボタンをとめて、裾をズボンに入れ、ネクタイをしっかり締めるんだ!」
「ホームルーム始まるぞ〜」
「ホームルームの前に身だしなみを整えたまへ!!」
俺は席につくと
午前は必修科目などの普通の授業
昼は食堂で安価で上手い飯が食える
まぁ、俺も負けないが
たぶん
そして、午後はヒーロー基礎学の授業となっていた
「わーたーしーがーー!普通にドアから来た!」
オールマイトがコスチューム姿で現れるとクラスが盛り上げる
「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る様々な訓練を行う科目だ!!さっそくだが今日はこれ!!」
そう言いオールマイトがみんなに見せたのは
Battle
と書かれたカードだ
「戦闘訓練だ!」
そしてオールマイトがリモコンを操作すると壁がひらく
「そして、それに伴ってこちら!入学前に送ってもらった個性届けと要望に沿ってあつらえたコスチューム!!着替えたらグラウンドβに集合!」
『はーーい!』
そして俺達は着替えてグラウンドβに向かう
俺はコスチュームを着てグラウンドにでる
漆黒の高級感のあるスーツと革靴にワインレッドのシャツ、に黒いネクタイ、そして匣兵器をつけた特殊な形をしたベルトを付け歩き出す
「あら、コスチュームではしっかりと着こなされていらっしゃるのですわね」
「まぁ、決めるときは決めねぇとな」カリッ
「お似合いですわ」
俺が声の主のほうを見ると
「なっ!?・・・・・その、え・・・・・凄いコスチュームだな八百万・・・・・・うん、似合ってるぞ」
彼女はレオタードのような格好に太いベルトを巻いたような格好だ
端的に言うと痴女だ
「ありがとうございます。私は個性の都合上肌の露出が必要なのですがこれでも要望より布面積が多かったんですの」
「これでか・・・・・・」
俺は拳を握りしめ
「「最高かよ雄英ヒーロー科」」
誰かと声がかぶる
「「ん?」」
俺と声の主は目が合う
ちっこい葡萄頭と俺はお互いに本能に従うように手を差し伸べると
「まさか、ここで同志に会えるとはな」
「あぁ、まるで生き別れの兄弟に会ったような気分だぜ」
ガシッ
「雄英ヒーロー科最高だよな」
「あぁ」
「?・・・・何してますの?」
熱い握手を躱すと
「オイラは峰田実、座右の銘はエロに国境と差別なしだ。」
「俺は大空虹夜、座右の銘は乳に貴賤無しだ」
「「いい言葉だ。兄弟」」
ぐっ!
俺の生涯で一番熱い握手だったであろう
俺達が握手してると
「さぁ!始めようか、有精卵共!!」
オールマイトの声で全員が集まる
「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」
全身白アーマーが、ガシャン!と音を立てながら前に出て手を上げた。
ナイスリスナーメガネ君か
「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!敵ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪敵ヴィラン出現率は高いんだ!監禁、軟禁、裏商売…このヒーロー飽和社会!ゲフン、真に賢しい敵ヴィランは屋内やみに潜む!君らにはこれから、敵ヴィラン組とヒーロー組に分かれて二対二の屋内戦を行ってもらう!」
「基礎訓練も無しに?」
「その基礎を知る為の実戦さ!ただし今度は、ブッ壊せばOKなロボじゃないのがミソだ!」
黒髪の緑谷のピチピチスーツを来た少女の言葉にオールマイトは返す
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…?」
「分かれるとはどの様な分かれ方をすればよろしいですか!」
「このマントヤバくない?」
年相応に一気に騒がしくなる
「んんん〜〜聖徳太子ィィ!!!」
先生って大変だなぁ
「いいかい!?状況設定は敵ヴィランがアジトの何処かに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている!ヒーローは時間内に敵ヴィランを捕まえるか、核兵器を回収する事。敵ヴィランは制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえる事」
オールマイトはどこからかカンペを取り出してそれを読み始めた。
カンペ用意してるとは素晴らしいな
こういうのって地味に大切なんだよ
「コンビ及び対戦相手はクジだ!」
「適当なのですか!?」
オールマイトが冷や汗を流しつまっていると、緑のモサモサ頭が疑問に答える。
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いしそういう事じゃないかな…」
「そうか…!先を見据えた計らい…失礼致しました!!」
「いいよ!!早くやろ!!!」
俺もグダグダ説明されるよりこっちの方がありがたい
そしてチームが決まった
Aチーム:麗日お茶子&緑谷出久
Bチーム:障子目蔵&轟焦凍
Cチーム:峰田実&大空虹夜
Dチーム:飯田天哉&爆豪勝己
Eチーム:青山優雅&芦戸三奈
Fチーム:口田甲司&尾白猿尾
Gチーム:耳郎響香&上鳴電気
Hチーム:蛙吹梅雨&常闇踏陰
Iチーム:八百万百&葉隠透
Jチーム:切島鋭児郎&瀬呂範太
結果が発表されると
「よろしくな兄弟!」
「おう!」
そしてオールマイトが箱をだし手を入れると
「まず最初の対戦相手はこいつらだ!!」
そう言って出されたのは
【ヴィランDチーム】VS【ヒーローAチーム】
俺達は会場地下のビルに移動する
「さぁ、君達も考えてみるんだぞ」
そして地下のモニターでビル内と周辺が映し出されると授業が始まる
戦闘が始まると爆豪、緑谷、麗日が動きだし飯田は核を守る
「・・・・・・・」
悪くないな
「うわっ!さっそく奇襲かよ!?」
通路の角からいきなり爆豪が現れ
ボンッ!
緑谷は爆豪の爆破をギリギリで避ける
「うわっ!爆破ズッケー!奇襲なんて男らしくねぇ!」
「今の攻撃、緑君良く避けられたよね!」
「うわぁ、エゲツねぇぜ。なぁ兄弟もそう思うだろ?」
「なにがだ?・・・・・・奇襲は効率的に敵戦力を削るいい作戦だ、ヒーローなら敵アジトに襲撃かけてる時点で想定しないといけないことだろ」
「そうですわね、奇襲から戦闘までの流れはお見事ですわ」
しかしそこから緑谷は爆豪相手に近接戦闘でシノギ
爆豪は徐々にイライラし始める
「・・・・・・もったいねぇな」
「何がもったいないんですの?」
そして、戦闘行為の後は爆豪を巻き、緑谷は隠れ麗日は核を探しにいく
そして再度爆豪と緑谷が接敵すると何か話たあと
手榴弾のような手甲のピンに手をかける
「爆豪少年!ストップだ!殺す気か!!」
オールマイトの言葉が終わる前にピンが抜かれると
巨大な爆破がビルを破壊する
直撃していれば殺していてもおかしくない威力
故にもったいない
「本当にもったいないな」
「ねぇ、大空、さっきも言ってたけど何がもったいないの?」
俺の呟きに近くにいた奴らが俺を見てくる
カリッ
「あの個性だ。負けた経験も、悔しさを噛み締めた経験もなく、周りにチヤホヤされ続けたんだろうな、しかもあの性格からしておそらく周りに正してくれる大人がいなかった。それが奴の自尊心を肥大化させた、自尊心がある事は悪いことじゃねぇ。確たる自分をもってるってことだ、だが今のアイツはその膨れ上がった自尊心が裏目に出てやがる。」
俺が話す間に爆豪と緑谷の闘いは爆豪優勢で苛烈化していく、爆破で加速、軌道修正、攻撃を器用にこなしていく
「あんなに個性の使い方が上手いのに緑のモサモサに執着してやがる」
「何かしらの私怨でもあるのかしら、私怨丸出しなのはヒーローとして褒められませんわね」
そこから緑谷は爆豪の右の大振りを防ぐとアッパーで天井に大穴をあけ、麗日が破片を柱で打ち、視界を奪うと核に飛びついて勝利を得ていた
「・・・・・・・」
オールマイトがビルの中に戦闘していた4人を回収にいき、3人を連れて戻ってくると
「今回のベストは飯田少年だけどな!」
「ななっ!?」
「勝ったお茶子ちゃん達じゃないの?」
「何でかな〜・・・・・・分かる人!」
「はい、オールマイト先生」
八百万は手をあげるとツラツラとそれぞれの評価を告げていく
あぁ、可哀想に
全部言われて少し寂しそうな顔をしてる
そうだよな
先生なったら教えてあげたいよな
そんな事を思っていると
次の対戦が発表された