陰実世界でトリスタン・リオネスとして転生してきてしまった…だと……!?   作:ウイニングポスト中毒者

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初投稿故至らない点等が見受けられる場合がございますが、生暖かい目で見てください。お願いいたします。


さようなら現実世界、初めまして異世界。

 

 

僕、藤内 凪は生まれた頃から病弱だった。

生まれて数年で結構な頻度で咳が止まらなくなったり、それから5年くらい経てば複数の病気にかかったりして、もう本当に大変だった。

18歳になった頃にはもう余命宣告をされて、医者曰くあと3ヶ月くらいしか生きれないと言われた。

ホント、その時は絶望したよ。計り知れないくらい。でも、そんな時でも心を支えてくれたモノがある。アニメと漫画だ。その中でも『陰の実力者になりたくて!』という作品だ。漫画もアニメ化もされていて、僕はその主人公についつい憧れてしまった。

だって陰の実力者になるためにいかなる努力も惜しまないんだよ!?!?僕はそんな主人公に憧れて、そして同時に良いなぁ…という羨ましさもあった。

そして余命宣告をされて3ヶ月ちょうどの時、僕は死んだ。まぁ後悔や悔いは無いかと言われればある。陰実の続きを見たかった。

映画を見たかったし、アニメ3期も、漫画の続きも見たかった。

そうして僕、藤内 凪は生まれた時から不運まみれの人生に、来世は健康的な身体に生まれ変わらせてくださいって、神様に願おうかな………と思いながらその人生に幕を閉じた。

 

 

 

 

 

はずだった。

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

気が付けば、知らない空がお出迎えしてくれた。

あの、ここどこですか?僕死んだよね?って思いながら起き上がると異変に気付いた。

 

「あれ?」

 

手が小さいし…背も低い。しかも身体が自由に動くし、声がやたらと幼い。というか自分の声とは全く違う。しかもなんか聞き覚えのあるような声をしている。

でもこの声って別作品のキャラでこんな森みたいな場所に居るべきキャラではない。

このキャラが居るべきなのはリオネス城とかパーシバル達みたいな人達と居るべきキャラのはずだ。

 

「っ…!!」

 

まさか…と思いながら全速力で駆け出した。

水が溜まっている場所を探した。水の反射で顔が分かるからだ。

既におそらくではあるが母エリザベス由来であろう白い髪が見えるが顔を見ない事には確信を得ることが出来ない。

そうして無事に池を見つけることが出来て、水の反射で顔を確認する。そこには………

 

 

「んな……バカなっ…!?」

 

そこには綺麗なオッドアイと母由来であろう整った顔。そして白い長髪。

僕はそんなキャラは頭の中では1人しか居なかった。

 

「トリスタン……!?なんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええ!?!?!?!?」

 

拝啓、お母様、お父様…どうやら僕は転生してしまったようです。

それもトリスタン・リオネスという黙示録の四騎士のうちの1人になってしまいました。そして転生してきた世界がわからんし、食料の調達、水はあるにしても飲めるかどうかわからないし、家に季節とかその他諸々…………

 

 

 

 

どうやって生き残れって言うんだよこれ……!!!!!

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

転生してきてからおそらく3週間くらい経過した。家と季節の問題はまだまだ解決が見えないが、でも意外なことに食料と水の問題はあっさりと解決した。

トリスタンの身体になってからというもの、ある力の制御に苦しんでいた。

七つの大罪の作品内における『魔力』の力だ。トリスタンの『魔力』は新星(ノヴァ)という力。父メリオダスの魔神族の力と母エリザベスの女神族の力が合わさることにより発揮されるトリスタンの独自の『魔力』だ。

僕はトリスタンの身体になってからというもの、この『魔力』と制御に苦しんでいた。

 

「ぐぬぬぬ……女神族の力は原作パワーなのか意外にあっさりと感覚を掴むことは出来た…だが…」

 

そう、女神族の力は原作パワー!!!!!!のお陰が案外あっさりと感覚を掴むことは出来た。技の制御はまずまず。

だが、問題は魔神族の力だ。一歩でも制御を間違うと暴走して、暴走が収まる頃にはほぼ確で怪我している。

幸い、女神族の癒しの星(ヒール・スター)でなんとか助かってる。ホント、女神族の力様々だ。まだ技の制御はまずまずだけども……

そうした感じで、家を建築して、食料や水の調達の隙間時間があったら、こうしてトリスタンの『魔力』の制御に勤しんでいる。

 

「でも魔神族の力はゲームをやっていた身としてはなんとしてでも制御してみせる!!」

 

そう!!魔神族の力はゲームをやっていた身としてはロマンの塊だ!!なんとしてでも制御はしてみせる!!と力の制御をしていて早6時間が経過した頃……

 

ギュルルルルル~

 

「……お腹空いたな…今日はこのくらいにして、食料調達に行くか…」

 

力の制御に熱中し過ぎてたせいか、もうすっかり夜になっていた。

お腹もなっていることだし、今日はここで切り上げて、食料調達に行くことにした。

そう……この時の僕は予想だにしなかったのだ。まさかここが【陰の実力者になりたくて!】の世界であり…僕がシャドウに主人公キャラであると勘違いをされ、将来面倒な事になるなんて、この時の僕は知る由もなかった。






どうでしたでしょうか?良かった点などがありましたら是非とも感想に書いてくださると嬉しいかな、とは思います。
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