連載化するかどうかのアンケートの結果、連載化する事にしました。
投票して頂いた皆様ありがとうございました。
ではご覧ください。
あ、下手になってても知らないよ?
「明けない夜は無い・・・ほら一夏、日の出だ。」
「何だよぉ・・・父さんこれを見せるためだけにここに連れて来たのか!?」
驚愕の真実(笑)を知り驚きを隠せない一夏。
「ああ、それの何が悪い?」
だがそれに悪びれもしない四季。
「何が悪いって・・・そりゃあ・・・今日は入試があるんだぜ!?ちゃんと寝てたかったよ!」
割とましな理由で反論した一夏に少し四季は少し反省した。
「そう言えばそうだったな、最近は時間が経つのが早いものだ。だがな一夏。」
「何だよ?父さん。」
「この景色を見て少しはやる気が出たんじゃないか?」
「・・・ああ、ありがとうな父さん。」
「ふふ、分かればよろしい。」
高度13000m雲よりも高い、空での会話だった。
「ふぁぁぁ・・・」
ところ変わって電車の中で一夏は大欠伸をしていた。
「夜中の3時から外に出るのは無いよな・・・」
それもそのはず、この日の朝に父に成層圏まで半ば引きずられる形で連れていかれあまり眠れていなかったのだ。
(まあ、いいや、父さんのおかげでやる気が出たのは事実だし、帰る間で何かを買ってあげようかな。)
少し時間を進めよう。
「え~と藍江学園の試験会場は~・・・ここかな?」
ドアを開けて中に入ると何やらざわざわしていた生徒達はこぞって試験に使うテレビを見ていた。
「なあ。何があったんだよ?」
「あ、今来た人?みなよ、なんかすごいことがあったらしいよ?」
興奮した様子で話す他の受験者の言うようにテレビに視線を向ける。
「え?」
テレビはこう告げていた。
『世界初の男性操縦者現る!操縦者は○○県出身の鈴木ロイド君です!』
「ええええええええええええ!!!」
この事件の所為で試験は中止になった。
織斑家で
「ただいまぁ・・・・」
「一夏お帰り。」
何時もの様に元気一杯で帰って来た訳ではなく何処かしょんぼりとした足取りで帰って来た一夏。
「千冬姉聞いてよぉ・・・」
「ああ、言いたいことは分かる、あれだろ?男性操縦者が出たんだろ?」
「うぅうううう・・・」
「あれは私でも面倒くさいな。」
「え?千冬姉でもめんどくさいのか!?」
「ああ。すこし仕事の用事であいつに出会ったが、正に自己中心的性格だったよ。」
どうやらすでに接触していたようだ。
「嫌だぁ・・・」
「今は束が何とかしてくれているがそのうちボロが出るだろう、覚悟するんだな。」
「・・・待ってくれ千冬姉!それだと父さんはどうなるんだ!?成人してる人も生徒にするのか?」
所でどうしてこの様な会話が出ているのかというと彼らがISを動かせるからである。
それに千冬が仕事をしている仕事場『IS学園』文字通りISを学ぶ場である。
以上のことから必然的に一夏と四季が第二、第三の男性操縦者だということが世間にばれてしまうと色々な面倒が起きることは目に見えていた。
一方そのころ、四季はというと
「一夏が苦悶してるな・・・まあ試験だから何もしてやれないが・・・」
ちなみに試験だと思ってなければ仕事を放り出して一夏のもとに向かっていただろう、こいつはどうしようもない親バカだ。
一週間後。
国が男性操縦者が他にもいないかどうかということで全国的に男性のIS適性検査を実施した。
「束さん!どうにかできないの!?」
『こればっかりは束さんでも無理だよいっくん、諦めるんだね。』
「そんな!」
「まあまあ一夏、父さんも一緒に行ってやるから、手でも繋ぐか?」
「まだいいよ!」
そんなこんなで何とか難を逃れる方法を考える一夏だったが、タイムリミットが来たようだ。
「次、3042番と3043番!」
「ほら、行くぞ?」
「い、いやだぁ・・・」
逃げようにもしっかり手を握られているため、逃げられない。
「男なら腹をくくれ、一夏、面倒でもやらねばならぬのだ。」
「うう・・・」
「じゃあ、ISに適当に触ってください。」
何とも適当な感じで言われてISに触れる。
キィン!
ISに触れたとたん一気に流れ込んできた情報に少しふらつくがすぐに後ろにいる四季が支える。
「大丈夫か?一夏?」
「うん・・・大丈夫。」
「なっ・・・!!男性操縦者発見!!!」
これから襲い掛かる様々な面倒に一夏は頭を悩ませていた。