まだまだ出来立てほやほやの小説ですが、楽しんでいただけると幸いです。
では第四話ご覧ください、ちょっと短いけど。
ガンガンガン!
ドアを叩く音が聞こえる。
その後微かに声がする、男の声だ。
「・・ろ!み・・・・・・!・と・・・・・だ!」
しかし男の声とは別に女の声が聞こえ、何か忘れてはならない感覚をもたらす。
手を伸ばせば届きそうな距離にいる顔の見えないダレカに声をかけようとするも声は出ない。
だがそれでも必死に手をかざす。
その手は届かぬと分かりきっているのに、伸ばす手を止めることは無い、止めたくない。
だが一拍もせずに凄まじい光が目の前を貫きそして・・・
「一夏?そろそろ起きたらどうだ?」
「んぁ?・・・父さん?」
突っ伏していた机から離れて自分の父の方へと目をやる。
「何だ一夏?寝ぼけてるのか?」
「んん”ーーー・・・そうかも。」
変な姿勢で寝たせいで伸びをすると体から不健康な音が鳴る。
「フフッ、まだまだ子供だな。」
「し、仕方ないよ父さん!ホームルームのあと山田先生に呼び止められてたんだから!」
「だから寝たと?」
「そっそれは~///」
「まあ、山田先生と有意義な時間を過ごせたからな。」
そう言い四季が首の動きで指さす方向には「忘れないで下さいよぉ・・・」とぼやく山田先生が見えた。
「あ、山田先生、わざわざ呼ぶだなんて・・・何用ですか?」
「あ!そうそう、一夏君、四季君、君たちは少し用事があって呼んだんです。」
「一夏君と四季君には今日から寮で生活してもらいます、これ鍵ですから無くさないように。」
その知らせに一夏は驚く。
「あれ?一週間は自宅通学じゃなかったですか?」
「それが政府の都合で早まっちゃって・・・すみません・・・」
まるで全部私が悪いんですみたいな感じで謝られるとこちらも申し訳なくなってくる。
「いや、いいんですよ!あ、でも荷物どうしよ。」
「それならここにある。」
「千・・・織斑先生、ちなみに中身は?」
織斑先生の手にはボストンバッグが一つ。
「着替えと充電器があればよかろう、ほれ。」
一夏に乱暴に投げ渡し足早に四季の方に向かう。
「腕輪の充電器だ、無くすなよ。」
「ありがとよ千冬、しばらくは起きていられそうだ。」
「ふん、礼には及ばん。」
(もっと褒めて!!!)
だが内心凄いうれしがっている千冬がいましたとさ。
そしてあっと言う間にクラス代表決定戦の当日になる
それまでの間に会ったことは箒が四季にシバかれたり、箒がボコボコにされたり、箒がズタズタにされたりと言った様に面白味がない。
「織斑先生・・・俺とか父さんの専用機の話はどうなるんだ?」
「むっ・・・そうだな、政府がよこしたISを使ってくれればいい。」
「分かった。」
一夏の思った疑問、それも当然だった、彼らはそれぞれ自分のISを持っている、だがそれは公には知られていない。
「来ましたよ!一夏君のIS!」
「では行くがいい。」
「分かったよ、千冬姉!」
「織斑先生だ・・・バカ者。」
「行くのか一夏。」
一夏は格納庫から取り出したIS白式に乗り込みカタパルトに乗った。
「ああ、父さんこそ、負けるなよ!」
「フフッ、まだ息子に勝ち星は譲らんぞ?」
一夏は大きく息を吸い込み吐き出す。
「織斑一夏、出ます!!!」
純白の翼がアリーナを覆った。