「るるちゃん、入れてあげるよ」
「リゼ様ありがとう」
るるちゃんとリゼさんは、ソファに座って2人でお酒を飲んでいる一方で、
「あっ!めるちとりかしぃ、そこ私の席!!」
「鏑木の席がないんだけど」
「光司さんの隣の席は私のだから早く退いてよ!」
僕の隣には、梨花と倉持さんが身体を押し付けてくるようにして座っている。所々に柔らかい物が当たってドキドキしている。
「光司さん、私の魅力に気づいちゃった?」
「光司〜私のおっぱいはどう〜?」
「本当に胸があるコンビはよ〜胸ナーフしろー!」
梨花が胸をやたらと強調していると、石神さんが後ろからそんな事を言っていた。
「そうだそうだー!私達にも席をよこせー!」
「りかしぃ、いつも一緒にいるんだから席交換しよ」
「嫌だ。ソフィアだけには譲らない」
と言って抱き締める力を強める。
「五十嵐って光司さんが絡むと人が変わるのか…」
ローレン君は、今の梨花を見て若干引いている。
「るるちゃんも参加しなくて良いのって私が言うのもおかしな話なんだけど…」
「私は旅行で楽しんだし、この後、光司君と一緒にお風呂に入るから今は大丈夫だよ〜リゼ様も一緒に入る〜?」
「えっ!?私はいいかな。流石に恥ずかしいし…」
「えーせっかくリゼ様に似合いそうな水着持ってきたのに」
「なんで、私の水着を持ってきてるのか気になるけど…私はいいよ」
「五十嵐も久しぶりに光司と一緒にお風呂に入ろうかな?」
「梨花まで便乗しなくていいから、それに一緒に入らないからね」
危ないるるちゃんの流れに持っていかれる所だった。
それにしても、この2人、腕から離れてくれないのだが
「倉持も一緒に入る〜」
「それじゃ、私達みんなで入ればいいのでは」
「ろこちゃんそれいい!」
「いやいや、風呂場そこまで広くないから入れないって!」
「て事は入っても良いって事だよ!」
しまったと思った時には遅かった。
「じゃ、僕が1番最初に入って後はお好きにしてください」
「ローレン君、もう投げやりになってない?」
「巻き込まれたくないので許してください光司さん」
まぁ、僕が諸悪の根源で、他の人は女性だから仕方ないか。
「じゃ、1番最初に入る人をくじ引きで決めるよ!」
「でも待って、るる先輩とリゼ先輩は水着あるからいいですけど、私達ないですんけど…」
「私はここに置いてあるから構わないけどね」
「本当なんですか光司さん?」
「あーその通りだよ。服ならまだしも下着まで置いて行ってる」
しかもタチが悪い事にハンカチと混ぜて置いてるからよく間違うんだよな。イタズラ好きもここまでくると考えようである。
「へぇ〜まぁ、とりあえずお風呂に入ってきますね」
「急がなくていいからね」
とローレン君は自分の服を持って浴槽室へと向かった。
「石神も置いておけば勝手に来て泊まること出来るよね…?」
「私も思った!」
「辞めてください」
「そうだよっ!それが出来るのは幼馴染である私だけの特権なんだから!」
「梨花ちゃんもなんで置いてるのって話なんだけどね」
「私も置いて置いた方がいいのかな?」
「るるちゃん!?」
「るるちゃんまでそんな事言わないでね…」
るるちゃんまで下着を置くとか言い始めた。
いや、るるちゃんなら同棲するとか言うと思う。
「るる先輩!先輩はいつも一緒に居るんですから、家くらいは私に譲ってくれてもいいじゃないですか!」
「梨花ちゃんには簡単には渡せないかなぁ〜」
「りかしぃも家では独占してるんでしょ?今ぐらいは私達に譲ってもいいんじゃないの?」
「だめ!倉持は特に!」
「だからなんで私はダメなの!?」
「お風呂上がりました〜光司さんお風呂ありがとうございました」
今にも戦争が始まりそうなタイミングでローレン君がお風呂から上がってきた。
「じゃ、入ってくるわ」
「それなら、私も一緒に〜」
「るるちゃん…辞めてね…?」
「水着来てるから大丈夫だよ?」
「そういう問題じゃないのよ…」
お風呂に入ろうとしたら、何気なくるるちゃんが付いてきたので止める。
それを見た倉持さんが引き止めてくれる。
「そうですよ、先輩はここで大人しくしててください」
「石神はりかしぃの借りて一緒に入るから」
「石神は何かとは言わないけどポロリすると思うけどね」
「確かに、りかしぃのサイズなら私しか無理だと思う」
「倉持には貸さないから、光司とは一緒には入れないね」
「鏑木とソフィア…どこに行くの?」
「私はお手洗いに…」
「鏑木はキッチンに…」
「2人ともここで私達と一緒に座っていようね」
「「はい…」」
「所で…りかしぃはどこに行ったの?」
「さっきまでそこに居たんだけど…まさか…」
「るるちゃんも居なくなってる」
2人が突然消え、残されたライバーは風呂場だと思い、風呂場に走って向かった。
*****
お風呂に入って、浴槽に入っていたら
「光司君〜梨花が身体を流してあげる〜」
「私は一緒に入ってあげる〜」
と梨花とるるちゃんが水着姿になって入ってきた。
「えっ!?なんで入ってきてるの!?」
「それは一緒に入りたいからだよ」
「えぇ…悪い事は言わないからみんなの元へと戻りなよ…」
「嫌だよ、光司君と一緒に居たいからね」
「どうかな?私の水着似合ってるかな?」
「梨花ちゃん〜それはずるいよ〜光司君私も似合ってるかな〜?」
抱きついて、胸を押し付けてきて感想を求めてくる梨花に、嫉妬なのかるるちゃんも感想を求めてきた。
「うん。2人とも似合ってるよ」
「じゃ、このまま一緒にいようね〜」
「梨花ちゃん〜それだとのぼせてしまうよ〜」
さっきまで争っていた2人はどこに行ったのかすっかり仲良くなっている。
すると、外が騒がしくなってきた。
「やっぱり!ここに居た!」
「2人ともずるいよ!」
「私も一緒に入る〜」
「ソフィアだめー!!」
「私だって一緒に入りたいもん!」
「それ言うなら、私と倉持だってそうだよ!」
とソフィアさんが服を急に脱ぎだして入ってこようとしたり、イディオスがいつものようにうるさくて大変だった1日だった。