「光司さん、私と一緒にご飯食べに行きませんか?」
とある日、イディオスの1人の小清水透さんに声をかけられた。
「小清水さん…今日は梨花との予定がありまして…」
梨花と一緒に飲む約束をしていた僕は渋々であるが彼女の誘いを断る事にした。
「一緒にご飯を食べ行くくらいなら問題ないのでは?」
「う〜ん…まぁ、今からすぐに行けば大丈夫だと思いますけど…」
「それなら今すぐ行きましょ!ほらほら!」
小清水さんがそう言って手を引っ張って行こうとしたその時、前から走ってくる栞葉さんが見えた。それもそれなりのスピードを持って…
「光司さん!」
「ぐへっ…栞葉さん…抱きついてこないでください」
そのままのスピードで体当たりをしてきた。
その勢いをもろに受けてしまった。
「え〜光司さん、良い匂いがするので〜」
「えっと…僕も小清水さんと一緒にご飯行く事になったので離れてもらっていいですか」
栞葉さんをなんとか離すべくここは利用させてもらうことにした。
僕がそう言うと、栞葉さんは小清水さんの事をチラッと見て
「私も着いていきます〜」
と何かドヤっとした顔でそう言い放った。
「えぇ…」
「ダメです。今日の光司さんは私の物なので」
「先輩こそ、私に譲ってくれてもいいじゃないですか」
小清水さんと栞葉さんの間にバチバチとした雷が見える…ような気がした。
そんな時、撮影をしていたイディオスのみんなが現れた。
「しーちゃん、どこに行ったんだよ」
「まさかだけど…光司さんの所に行ってないよね…」
と石神さんと倉持さんの声が聞こえてきた。
「光司さんって…しーちゃんとるりドッグ何してるの…」
「鏑木さん…2人が離してくれないんですよ…」
良いタイミングで鏑木さんがやってきた。
すると栞葉さんは…
「嫌だーろこちゃんはいつでも一緒に居るんでしょ!今だけは私に譲ってよぉー!」
「鏑木だって、一緒に居る訳じゃないよ」
それはそうだけど…
最近は、るるちゃんか梨花といる日が多い。
「光司さん〜私にも構って〜」
厄介な事は1回起こると続いて起こるもので…今日、収録で来ていたソフィアさんが後ろから抱きついてきた。
「あっ!ソフィアもずるい!」
「光司さん〜石神と一緒にって…」
「あっ!ソフィアが抱きついてる!私も抱きつく!」
続いて同じく収録に来ていた石神さんと倉持さんも合流し、倉持さんに至っては抱きついてきたのである。
現在、倉持さんの立派な物が、抱きついている2人とは違って、しっかりと主張している物がしっかりと当たっている。
「鏑木も抱きつきたいのに!」
鏑木さんは抱きつきたいけど、抱きつく場所が気付けば無くなっていたようで文句しか言えない状況に陥っていた。
「皆さん…用事があるんで離れてもらっていいですか?」
「無理だよーこのままずっと抱きしめていたいもん」
「そうです!」
「光司さん、良い匂い〜」
「私の場所が…」
栞葉さん、ソフィアさん、倉持さんが抱き着いた事で小清水さんが追い出されるような形で離れてしまい、そう小さな声でそう言っていった。
「鏑木…どうするこれ…」
「私だって抱きつきたいのに…」
四人とは違い、石神さんと鏑木さんは2人で話し合っていた。
そこで話すのなら助けて貰いたい…
すると僕の携帯に連絡が入った。
梨花『光司、まだ帰ってこないの?あかりと先に始めるよ~』
光司『2人以外のイディオスのメンバーに囲まれて…帰れないんだよ…』
梨花『はぁ?何やってんの?さっさと帰ってきたらいいじゃん』
光司『それはそうなんだけど…』
梨花とのやり取りに気を取られていた僕は背後に居た石神さんに気づけなかった。
「へぇ~りかしぃとあかぴゃと飲むつもりだったんですか…」
「うん…」
表情の怖い石神さんの質問に素直にそう返す。
「私達も混ざっていいですか?」
「梨花に許可取らないと…」
「りかしぃなら大丈夫」
と言って僕のスマホを奪い何かを打ち始める鏑木さん
「ほら」
と言ってスマホの画面を見せてくる。
梨花『ねぇ!なんで鏑木が光司のスマホを使ってるの!?』
と帰って来ていた。
「後は対応お願いします」
「鏑木さん…」
めんどくさい事だけは避けよった…この子…
梨花『イディオスのみんなで飲むのは分かったし、許可を出すけど、光司後でじっくりと話は聞くからね?』
「良いって帰ってきました」
「よし!それなら私は行く!」
「石神も行くかー」
と言った感じでみんなが行くと言った事でオフコラボが決まった。
「ねぇ…私は行っていいの?」
「るりドッグはダメ」
と鏑木さんにそう言われた栞葉さんはしょぼんとしていた。