「光司君〜」
「るるちゃん…本当に入ってきたの?」
「だって話しようとしたら寝ちゃうのが悪いんだよ?」
真夜中、寝ていた僕は何かが乗ってきた感覚で目が覚めた。
最初に目に入ってきたのはるるちゃんだった。
「疲れてたからつい…」
「それはいいの。光司君だって疲れたと思うし」
「だったら普通に寝かせてくれても…」
「それはダメ。私が納得してないから」
「だからね。光司君を癒してあげようと思って考えついたのがこれなの」
「だからって寝込みを襲うのは違う気が…」
「そう?でも、私と同じ考えの子いるよ?」
とるるちゃんは布団を捲った。
すると、気づかなかったが。左右に梨花と倉持さんが居た。
「なんで…」
「2人とも考えることは一緒だったみたい」
2人とも僕の腕を抱き枕じゃないけど、抱きついている為、胸の谷間の中に腕が埋もれている状態である。
「私はそういうのが出来ないから、2人は羨ましいなと思うなぁ〜」
「るるちゃん…」
「大丈夫。胸の大きさでは負けてるかもしれないけど、可愛さでは負けてないから」
「自分に自信があるのは良い事だけども」
「うん、分かってるよ」
「それで、るるちゃんは気づかれてしまった訳だけど…どうするの?」
「う〜ん、このまま光司君の上でもう1回寝るかな」
「寝苦しいんだけど…」
「嫌」
「ちょっとちょっと、2人だけの空気にしないで欲しいんですけど」
「そうだよっ!何の為にこんな事をしてると思ってるの」
るるちゃんと会話をしていたら、寝ていたはずの梨花と倉持さんが声をかけてきた。寝ていたと思っていたけど嘘寝だったか。
「うるさいけどどうしたの〜?」
「ソフィアまで起きちゃった…」
「う〜ん、なんで抱きしめてるの〜?」
「ソフィアちゃんも来る〜?」
「行く〜」
るるちゃんが言った事によって、ソフィアさんもやってきて僕に抱きついて来た。
「暑いんだけど…」
「それぐらい我慢してよ」
「それに私、光司さんに言いたい事があるんですよ」
「何?」
「私の事、めるとかめるちって呼んで欲しいです。石神と同じような感じで」
「私もそれがいい〜」
「えっと…」
「倉持…ソフィア…お前らもか…」
「いいね〜その方が燃えるね〜」
倉持さんとソフィアさんから呼び捨てに呼んで欲しいと言われた。
梨花は何かを察したかのように、るるちゃんは何か盛り上がっている。
「まぁ、いいんじゃない。呼び捨てで呼んでないのイディオスぐらいなんだし。なんやら、鏑木もろこちゃん呼びで呼んであげたら」
「りかしぃ、いいの?」
「うん。今更感あるでしょ。特別感は無くなっちゃうけど」
「私は君呼びで呼ぶね〜」
「私も」
「うん分かった。今から2人の言う通りに呼ぶね」
「じゃ、言ってみてくださいよ」
「えっと、めると、ソフィア…これでいい?」
2人に言われた通りに、彼女2人の名前を言ったのだが、2人から返事が返ってこない。
「2人とも大丈夫?」
「「光司君!」」
「えっ…何?」
「「私達と結婚してください!!」」
*****
夜中の事件から太陽の光が部屋の中に差し込む。
その中で起きてのぞみに異質な光景が目に入る。
「それで2人はなんでこうなってるの?」
「2人が光司に求婚したから縛ってる」
「えぇ…」
光司に求婚をした倉持とソフィアが縛られているという光景であった。
「石神〜助けて〜」
「助けなくていいよ。これは罰だから」
「それはいいんだけど…光司君はどこ?」
「光司なら事務所から呼ばれて、朝から出かけたよエリー先輩と一緒に」
「なんで先輩と?」
「それは知らない」
****
「高橋さんが、業務が増えますけどいいんですか?」
「自分で決めた事ですからね」
「上に話しておくよ」
「光司様はいいんですか?」
「さっきも言ったけど、自分で決めた事だからね」
事務所から呼ばれてやってきた訳ではある。
理由としては、大山が異動するからイディオスのメインマネージャーをどうするかという話をしたかったとの事だ。
その際にメインマネージャーをやるなら、今の担当をどうするかという話も出た。
結果としては、エリーの同期組が担当として入ってきた。
「でもいいんですか?イディオスの
るるちゃんとエリー、イディオス5人とエリーの同期2人にリゼさん、サラちゃんを加えての12人の担当になった。
「1期生のマネージャーさんも1期と2期のマネージャーやってるから大丈夫でしょ」
「因みに、ここちゃとぷてちゃは知り合いですか?」
「ラトナさんは話した事ないけど、あまみゃとはプライベートで会う事多いから大丈夫だと思う」
「えっ!?本当なのですか?」
「多分知ったら速攻で来ると思うよ」