「光司様、お待ちしておりました」
上司との話を終え、帰ろうとするとエリーが居た。
言葉的に待っていてくれていたのだろう。
「今まで待っていてくれてたの?」
「そうです、光司様がまだ帰ってないと聞きましたので」
「それは待たせてごめんね。送っていくよ」
「光司様、ありがとうございます」
と言ってくるエリーはとても可愛い。
「あっ、光司君だ〜」
エリーを送って行こうと駐車場に向かおうとすると誰かから声をかけられた。
「石神さんと倉持さんも今まで収録ですか?お疲れ様です」
「「お疲れ様です」」
声をかけてきたのは石神のぞみさんと倉持めるとさん
梨花と同じイディオスのメンバーの人達。
「そういえば、私達のマネージャーさんが変わるって話を聞いたんですけど…光司さんは次のマネージャーって知ってます?」
「聞いてはいるけど、当日まで楽しみに待っててと釘を刺されてるから、言えないね…ごめんね…」
「そうですね。石神は光司さんがマネージャーになってくれたら嬉しいんですけど…エリー先輩が居るので厳しいですよね。それになるとしてもりかしぃだと思うし…」
「そうですよ!光司様はエリーの物なので誰にも渡しません!」
「おおー流石先輩」
何に感激してるんだ…。
というか僕は誰のものでもないのだが…。
「エリー先輩から取るつもりはないんですけど、私の専属マネージャーになったら独占出来るから嬉しいなぁって思います」
「倉持さん、それはどういう事かしら?」
「ごめんなさい!そういった意味で言った訳では…」
倉持さん…完全にエリーに火をつけてしまったねこれ
というか2人が僕に好意を持っていたのは事実だったのか。
「まぁまぁエリーもそこまでにしてね」
「光司様が私から離れる訳がないのでそこは安心してますが、さっきの発言は許せません」
「エリーに関してはマネージャー継続だから。というか直談判したんだって?」
「そうですよ。光司様以外にマネージャーなんて考えられないのです」
「あーやっぱりかー」
「光司さんはエリー先輩の専属マネージャーみたいな感じですもんね」
エリーのマネージャーが僕だという事は言っていいと言われてたので伝えると、エリーは喜び、2人はどこか悲しみのような表情をしていた。
言いたいんだけど…止められているからね…本当にごめんね…
「良ければ2人も送っていくけど、どうする?」
「いいんですか!?」
「うん。梨花と仲良くやってくれてるし。そのお礼という訳ではないけど」
「ありがとうございます」
「む〜光司様は誰にでも優しいのは良いんですのですが、何故かイライラします」
その後、石神さんと倉持さんは道を聞きながら送って、エリーを無事に家まで送り届けた。
*****
「おかえり〜帰ってくるの遅かったね」
家に帰ると梨花がリビングが出てきた。
「石神さんと倉持さんに捕まったからね…」
「石神とめるち…」
「まぁまぁ…一緒にマイクラしようねって約束してたから、時間が取られてイライラするのも分かるけど、落ち着いて」
と言って梨花の頭を撫でる。
「撫でられるの嬉しい、夜ご飯食べたらすぐにマイクラしようね、準備してるから」
「はいよ」
梨花はそう言って、家を出ていく。
なるべく早く食べ終わって、梨花とさっさと合流する事にした。
「梨花、待たせた」
「全然待ってないよ」
「何を手伝えばいいの?」
「ここを整地して欲しい」
「オッケー」
と梨花に頼まれて、整地を終わらした時には時計の針は0時を回っていた。