今日は珍しく仕事が休みだったので、家でゆったりとしていた。
その時だった。前日から僕の家に泊まっていた梨花が薄いパジャマを着て現れた。
寝起きだからか、梨花のパジャマは乱れており、隙間からは下着が見えていた。
「おはよー光司」
「うん、おはようだけど…しっかりと服は着ようね…」
僕がそう言うと、梨花は一瞬何を言っているのか分からないといった様子で、自身のパジャマを見る。そして
「下着、見たい?」
「…えっ?何言ってるの…?」
てっきり悲鳴をあげて、部屋に戻るものだと思っていたが、思っていた反応と違っていた事に困惑する。
「だって、工事にアピールするために買った物だし」
梨花はそう言って、乱れているパジャマを脱ごうとする。
僕は、脱ごうとしている梨花を止める。
「なんで止めるの」
「そういうのはだめだから」
「むぅ~!」
僕の言葉を聞いて、梨花は頬を膨らませていた。
そして、梨花は着替えをしてきたのはいいが、短いスカートを履いてきて、ずっとドキドキさせられた。
そんな状態が午前中続いて、昼になっていた。
「光司、私に構ってよ~」
遂に我慢出来なくなった梨花が、ソファに座る僕に乗っかってきた。
「はいはい…今日は休みだからほっといて欲しいんだけど…」
「むぅ~!そんな事言って、私の相手したくないだけでしょ!」
「その通り!」
梨花に向かってそう言うと、梨花は頬を膨らませて僕の事をポカポカと叩いてきた。
でも、優しく叩いてくれているからか、そこまで痛くは無かった。
「ごめんって…でも、構うって何をするの」
「光司と一緒に寝たい!」
梨花に何がしたいかを聞くと、彼女はそう返してきた。
まだ、時間にして昼の12時を回ったばかりだ。昼ご飯だって食べていない。
「待ってください!光司様と寝るのでしたら私も!」
梨花と話していたら、エリーがそう言いながら入ってきた。
余談だけど、るるりぜの二人は梨花が代わりにマンションを見つけて追い出していた。
でも、エリーはずっとこの家に居た。
「エリー先輩はいつも一緒に寝てるんですから、今日は私に譲ってくれてもいいじゃないですか!」
「まぁまぁ…」
「光司様、止めないでください」
「エリー…?」
何やら…二人の様子がおかしくなり始めた。
そんな雰囲気を感じて、止めようとしたのだが、エリーに止められる。
「女にとって負けられない戦いがあるのです」
エリーはそう言って、梨花に視線を送る。
梨花は一瞬、怯む事なくエリーに返す。
「先輩だとしても光司は、渡しませんからね!」
梨花はそう言って、僕に抱き着く。
薄い服なのもあって、梨花の肌の感触が伝わってくる。
「あーずるいですよ!光司様のお隣は私って決まってるのです!」
梨花とは反対側の腕に抱き着いてくるエリー。
「そうですよね?光司様?」
上目遣いでそう訴えてくる彼女。
一瞬、彼女の言葉に頷きそうになったが…首を縦に振る事はしなかった。
「それはいつかの話だからね」
「それって…!」
この時、言う言葉を間違えたと思った。
でも時すでに遅しだった。
「光司……?今の言葉ってどういう意味?」
明らかに怒っている梨花が目の前に居た。
「私と結婚するって約束したよね?」
「……してない……」
梨花の威圧のある言葉に、恐れながらもしっかりと言葉を返す。
「私は覚えているんだからね。ネットで言ってもいいんだよ?」
「辞めてね。それにそれをしたら梨花が炎上するだけだよ」
「大丈夫だよ。私と光司の関係はみんな知ってるし」
「そういう問題じゃ…」
前にもあったなこんな事と思いながら返す。
そう思っていると、梨花は自身のスマホを操作して。画面を見せてくる。
「これやるからね。逃げないでね」
そう言う梨花のスマホには
『光司と大事な報告をします』と書かれた投稿前の文章があった。
投稿ボタンを押されてしまうと、ネットの海にばら撒かれることになる。
「辞めてね」
「光司の態度次第かな?」
梨花はそう言うけど、何かプレゼントをするって事で手を打ったのは別の話である。
次はいつになるか分からないです。
ごめんなさい。