りかしぃの幼馴染マネージャーの話   作:桜紅月音

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6話 私の大事な人を紹介します。

 

『エリーの大事な人‥?』

 

『結婚発表?』

 

目の前にあるパソコンにはそう言った言葉が次々と流れていく。

そして、隣の椅子に座っているのはエリー

 

五十嵐梨花『先輩、変なマネはしないでくださいね』

 

『りかしぃいるやん』

 

『って事は…?』

 

なんで梨花おんねん。

勘づいてる人まで出てきてしまってる。

 

『えっ?何何、りかしぃと何か関係ある人?』

 

あーあ。梨花のコメントで思わぬ方向へと向かっていってるよ。

 

「それでは初めましょうか、光司様」

 

「そーだね…」

 

そして、僕はエリーの配信に顔を出すのだった。

 

 

 

 

*****

 

「という訳で、配信タイトルにもあるように、エリーの大事な人を紹介します」

 

「はーい、知ってる人は知ってると思いますが…梨花の幼馴染でーす。いえーい」

 

『りかしぃの幼馴染やんけwww』

 

『どういう繋がりなの!?』

 

『大事な人って事は、エリーちゃんと結婚したの?』

 

「えっと…結婚はおろか付き合ってもいませんからね」

 

「そうですよ皆さん!」

 

おー良かった。

エリーが直接言ってくれればこのコメント欄も落ち着くであろうと思った。しかし、それが間違いだった。

 

「私がアピールしても振り向いてくれないんですよ」

 

『ちょっと話を聞きたいな』

 

『りかしぃと幼馴染っていう関係なのに、エリーちゃんにも手を出したのか?』

 

「そういう訳じゃないですよ。エリーさんとはマネージャーとタレントっていう関係です」

 

『そういう事ね理解した』

 

『いや、分かってたよ。りかしぃがいるのにエリーちゃんと付き合う訳がないって』

 

『冗談ですやん』

 

冗談に聞こえないくらい強いコメントあったけどな…。

 

五十嵐梨花『そーだよ、私以外の女の子と付き合うなんて許さないんだから』

 

『梨花しぃまたきたww』

 

『スタッフさんも大変だね』

 

「いや…本当にそうですよ…事務所にいる時とか家にいる時も付き纏ってくるので…」

 

『僕たちからしたら羨ましいけど、スタッフさん的にはうざく感じてそう』

 

五十嵐梨花『家で会った時は覚悟してね』

 

『スタッフさん逃げてー!』

 

「大丈夫ですよ。皆さん、そうなったらエリーがお守りするだけですから」

 

『エリーちゃん、ガチでお付き合いして欲しいんだろうな』  

 

「そうです。デビューしてからの関係なので、もうそろそろ良いと私は思うのです!」

 

「えっ…何が…?」

 

「もういいですー私の気持ちを弄った罰を配信が終わった後受けてもらいますから」

 

「何をする気だ」

 

五十嵐梨花『先輩、間違っても私の幼馴染に手を出さないでくださいよ』

 

「梨花ちゃん大丈夫だよ。ちょっとだけだからね」

 

「いや怖いって…」

 

『これは…』

 

『スタッフさん、次会える事を願っておくよ』

 

「おいこら、勝手に◯すな」

 

と忙しい配信だったが、なんとか無事に終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

「じゃ、帰るわ」

 

「待ってください。まだ、罰ゲームは終わってないですよ光司様?」

 

「罰ゲームって何?」

 

「まぁいいですから、ほら、エリーの膝に顔を置いてください」

 

「膝枕…?」

 

「ええ、最近は仕事が増えてお疲れのようだったので、癒してあげたかったのです」

 

「じゃ、せっかくだから膝枕してもらおうかな」

 

とエリーに膝枕をしてもらうことになった。

気づけば寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「光司様は本当に良い人です。私の恋人になって欲しいのですけど…」

 

その時私はふと思いました。

この状況をツイートすればいいのではと

 

エリーコニファー『マネージャーさんを膝枕してあげてます。とても良い表情で寝てます』とツイートしました。

 

数分もすると、色んなライバーさん達から返信が来ました

 

笹木咲『ちょっと待て、私もしてあげたいからそこどいて』

 

五十嵐梨花『先輩、それは私のやる事なんです!』

 

石神のぞみ『先輩?何を言ってるんですか?』

 

倉持めると『今度会った時、私もしてあげようかな?』

 

などなどです。

他にもリゼ様やソフィア様などたくさんのライバーさんから返信が来ていましたが、私は返信する事なくスマホを閉じて、光司さんの事を見ます。

 

 

 

「光司さん、私はあなたの事を離す気なんてありません。是非、私を選んでくださいね」

 

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