るるちゃんとの話し合い…直近のにじさんじについて教えていただけだけど…が終わって、気づけば夕方になっていた。
「それじゃ、光司君、るるの事送ってください」
「えっと…まだ仕事が残ってるんだけど…」
るるちゃんが一緒に帰ろうと声をかけてくれたのだが、るるちゃんが乱入してきたのもあって、仕事が片付いていないのだ。
「鈴原ちゃん送っていきなさいよ。急ぎの仕事ではないんでしょ?」
さっきは逃走を図った坂本さんがそう声をかけてきた。
「まぁ、期限はないので急ぎではないといえばそうですけど…」
「なら、いいじゃない。送っていくついでにご飯でも行ったら?」
「それいいですね、久しぶりに光司君と一緒にご飯食べたいです」
「…帰宅する準備だけしてきます…るるちゃん、ちょっと待ってて」
「はい!坂本さんと会話して待ってます」
というるるちゃんに手を振って、帰宅準備に向かった。
*****
「鈴原ちゃんって、光司君の事まだ好き?」
「もちろんですよ。結婚するまで離れる事もないですから」
「そうだよねぇ~鈴原ちゃん、彼の事を好きな女の子多いから、早くしないと取れられてしまうわよ」
「その事なんですけど、さっき言ってた幼馴染の事を聞きたいんですけど…」
「その事なんだけどね、さっきの会話を聞いてた誰かが彼女に言ったみたいでもうすぐ来るみたいよ」
「そうなんですか。楽しみです」
「先に言っておくけど、後輩だからね、変な事だけはしたらだめよ」
「分かってますって。何もしないですって」
「るる先輩が私の光司を取ろうとしてるって本当なの!のんちゃん!」
「来たわよ、彼女がって鈴原ちゃん!?」
坂本の言葉を聞かずに、大声でのぞみの事を探す梨花の目の前に姿を現す鈴原。
そして、
「先に言っておくね。光司君は私の結婚相手だからね」
「るる先輩でも、光司君は渡しませんから」
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「で…なんでこうなったんですか…」
僕が帰宅準備を終わらせて、るるちゃんの元に帰ってくると。さっきよりも元気になっているるるちゃんと何故か泣いている梨花を慰めるのぞめるの光景だった。
「私は止めたんだけどね。鈴原ちゃんがちょっとだけ暴走してしまったのよ
と坂本さんから聞かされた。
るるちゃん何をしたのか分からないけど。やった事はある程度想像できてしまう。
「あっ、光司君それじゃ行こっか」
「うん、梨花とのぞめる送っ…」
「私と二人きりでね」
梨花とのぞめるの事を呼ぼうとしたらるるちゃんに口を塞がれてしまった。
「じゃ…坂本さん、あの三人の事頼んでいいですか…?」
「分かってるわよ、鈴原ちゃんの事を頼むわね」
「坂本さんありがとうございます」
と言ってるるちゃんに手を握られて、僕の車の元へと連れて行かれた。
なんで車を知ってるんだと聞いたら、エリーが教えてくれたとか。
「光司はどこに行ったの…?」
「梨花ちゃん、光司君なら鈴原ちゃんに連れられて帰ったわよ」
「帰ったら光司を問い詰めないと…」
「まぁ…光司君も仕方なくだからね。あんまり強くは言ったらだめだからね」
と坂本は言うが、梨花の頭の中には何も入っていなかった。