りかしぃの幼馴染マネージャーの話   作:桜紅月音

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9話 にじさんじ野球部

にじさんじには、にじさんじ野球部なるものがある。

自分も野球好きな人間であるためよく顔を出している。

梨花とは違う関西球団のファンであるけど…

その為、野球好きな梨花を誘ってみたけど、イディオスのみんなと買い物に行くらしく居ない。

 

「光司君も来てたんか〜」

 

「咲ちゃん…書類…期限ギリギリだから早く出して」

 

と言うと咲ちゃんは、何も言わずに去っていった。

いや、本当に書類は出してください。

 

「光司君、一回休憩しよう」

 

「舞元さんがそう言うならそうしますか」

 

舞元さんとキャッチボールを開始して、約5分。

休憩を取る事になった。

 

「私はまだやりたいんですけど!」

 

そんな中で大声でまだやりたいと叫んでいる人がいた。

確か、栞葉るりさんだったかな。

僕と関わりはない人である。

 

「光司君、まだ元気があるなら相手してあげて」

 

「確かに元気はあるけど…」

 

「光司君が相手するよ!」

 

「ちょっと!?」

 

「光司さん…?」

 

舞元さんによって呼ばれた栞葉さんは、僕の目の前までやってきて

 

「あっ!鈴原さんのマネージャーさんじゃん!」

 

「そうだよ、るるちゃんのマネージャーの人。会いたいって行ってたもんね」

 

舞元さんがそう言うと、栞葉さんは僕の手を握ってきて

 

「一度会って、話がしてみたかったんです!この後、一緒に喫茶店に行きませんか!私のお勧めの店なんです!」

 

「分かりましたって!そんなガツガツこなくてもいいですから」

 

「ありがとうございます!」

 

「いいのか?りかしぃもだけどるるちゃんも怒ると思うよ」

 

「あの勢いでこられたら断りにくい…」

 

「光司さん!私とキャッチボールの相手してください!」

 

「とりあえず行ってきます!」

 

「怪我だけはしないようにね」

 

と舞元さんに言って、栞葉さんの相手をするのだが、その後もずっと相手をしていた。途中に舞元さんや笹木さんが入ってきて楽しかった。

 

「舞元さん、誘ってくれてありがとうね」

 

「最近忙しそうだったから、誘ってみて良かったよ」

 

「また次もあれば誘ってください。梨花とかも行きたがっていたので」

 

「うんうん、人が多い方が楽しいからな」

 

とだけ言って、舞元さんは笑顔で手を振りながら歩いていった。

 

「光司さん!時間を頂いてありがとうございます」

 

「栞葉さんだっけ?全然問題ないですよ」

 

これは嘘。

帰るのが遅くなると梨花に連絡したら、

 

『ふ〜ん、また先輩達を誑かしてるんだ。私を放置して』

 

というすねているラインが来ていたけど

 

『違うって、話がしたいって言われたから話を聞くだけだよ』

 

『因みに誰?』

 

『栞葉さん』

 

『分かった。家に帰ったら詳しく話してね』

 

とだけ言われた。

一応、許可はしてくれたみたいだった。

そのまま栞葉さんと彼女がお勧めという喫茶店まで移動して、

 

「光司さん時間を取ってもらってありがとうございます」

 

「全然構いませんよ。ライバーさんの話を聞くのも仕事なので」

 

「そうみたいですね。光司さんと話した先輩方、人が変わったような気がするくらい変わってますし」

 

そんな事ありますかね…、一部例外な人がいるのも事実だけど、全員が全員ではないはず…

 

「ろこちゃんも変わりましたし、貴方の影響だったんですね」

 

「ろこちゃんとはそこまで関わってはいない筈なんですけどね…」

 

「イディオスの皆さんと鈴原さんが暴れた配信見ましたよ。とても面白かったです」

 

「面白かったのでしたら良いですけど、今後はやめて欲しい所ですね…」

 

「そういえば、鈴原先輩から求婚されてるんですよね?」

 

「今のところは結婚する気も彼女を作る気もないので断ってますけど…」

 

「そうだったんすか、通りで私達の誘惑に靡かない訳だ」

 

聞いた声がするかと思ったらそこには、鏑木さんが居た。

 

「ろこちゃんどうしてここに?」

 

「外から光司さんが見えて、1人で居ると思って入ってきたんすよ、そしたら、るりドックがいてびっくり」

 

と言いながらさりげなく隣に座ってくるろこちゃん。

なんなら、身体を付けてきているような…

 

「そういう事かー」

 

「で、2人はどういう関係?」

 

「さっきまで野球部ってあるでしょ?あれに参加してたの」

 

「それに光司さんも?」

 

「そうですね。楽しかったですよ」

 

「私も参加すれば良かったーー」

 

「私誘ったよね?」

 

「光司さんがいるんなら行ったって!」

 

「光司さんがいるとねぇ〜?」

 

「なんだよ?」

 

「いや、なんでもないよ。ただライバルが多そうだなと思っただけ」

 

 

 

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