・C値
クリティカル値のこと。
下がれば下がるだけ、出目が良くなりやすい。
・〈D:○○〉
Dロイスのこと。
その個人が持つ、強力な力を表す。
・〈E:○○〉
Eロイスのこと。
そのジャームが持つ、強大な欲望を表す。
・〈I:○○〉
アイテムのこと。
中には組織に所属していなければ取得できない『エンブレムアイテム』も含む。
・エフェクト
オーヴァードが持つ異能の力。
本作においては《獣の力》と記載する。
・コンボ
本作においてはエフェクトを使用した必殺技のように扱う。
【獣爪撃】のように記載する。
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OPENING PHASE
Scene1・胸中成竹
『僕が大切な人を殺す前に、終わらせてほしい』
その後に続く吹雪の冷たさを未だ覚えている。
窓の外はほの暗く、積雪が白く地面を彩っていた。三月であれば珍しいで済むような雪模様だが、現在は五月の下旬、とうに愛でるような時期は過ぎていた。
雪かきに励む者や、レネゲイドとの関係を調べる者。異常気象に心がざわめくのも程々に、B市では原因解明にいそしんでいる最中だった。
隙間時間に休息を取った笹原はふと、思い出すようにそれを直感する。
GM:貴方は仮眠から目が覚め、過去……初めのシナリオ、黄金郷*1の出来事ですね。を思い、また自らのノイマンシンドロームの能力によって、“メデューサ”*2と相対した廃ビルへ向かう事で細宮夏樹がいるぞ、と直感が伝えてきています。
笹原:うんうん
GM:向かう事でシーン2が発生します。また、この段階でもう既に調達判定が可能です。
笹原:なるほどね。あれかな、〈I:強化素材〉を買いにいこうかな。
GM:難易度は15だったかな。
笹原:うん、15。まぁ手に入るかは大分ギリ。一回転すればって感じだ。振ります……お、ぴったり。
GM:ええ嘘! えらい、いいね。
笹原:即座に『
GM:了解です
笹原:じゃあ
GM:では彼は言葉は少ないものの確かに察したようで。短く見送ってくれます。それじゃあひとまず一人で、ってことになるのかな。
笹原:かな。多分
GM:なるほど。オープニングから調達判定させていましたが、一応これにて終了。次のシーン2に向かいましょうか。
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MIDDLE PHASE
Scene2・吐故納新
廃ビルに向かっている最中、近付くにつれて気温が下がっているのを感じた。
冷たい空気を辿り、笹原は中へ足を運ぶ。
所々に戦跡が遺されたコンクリートは、懐かしさと哀愁を漂わせていた。
GM:一層冷える空間に彼がいた。
風雪を操る灰色髪は“
だが、今は“
一人のUGN支部長は、その先達を見て言葉を飲み込む。
一人の元UGN支部長は、後輩の思慮を推し量る理性は残されていなかった。
GM:「来るのが随分と早かったね、笹原慧」
笹原:「まあ、支部長ですから(刀の柄に手を置きながら)」
GM:彼は目を細め、頬はまだ軽く緩んだまま「……懐かしいだろう、“メデューサ”と相対した場所だ」
笹原:「ええ、そうですね。二年ぶりですか」
GM:「ああ。二年、人を変えるには充分だったかな。あの日から僕は変わった。でも後悔はない、僕はここで『蒼い琥珀』を作る。ようやく実行出来るとなれば……らしくもないが、浮足立つものだよ。……だけどね、来るのが早過ぎる、全く。忌々しいものだよ、ノイマンシンドローム」
笹原:「そうですか。それは──よかった」
GM「悪いが、今相手をするわけにはいかない。ここは任せるよ。“スコープレス”」
ゆっくりと鯉口を切る笹原に対して、スコープレスと呼ばれた男が”強欲の化身”の前に立つ。
GM:「“
笹原:《かまいたち》*5の要領で“強欲の化身”に攻撃。
GM:“スコープレス”自身が手で斬撃を弾こう。
笹原:「駄目か」
GM:“
笹原:57あるなら充分!(笑)
GM:戦闘終了条件は以下の三つどれかの達成。
・全てのトループの戦闘不能
・”スコープレス”の戦闘不能
・3ラウンド経過
笹原:はーい
GM:エンゲージはこの通り。5m先にトループが3体と“スコープレス”。
“スコープレス”、トループA、B、C
| (5m)
“一切両断”
GM:じゃあセットアッププロセスですね
笹原:なーんもなし。……あ、一応宣言だけ。〈I:トレーサーズジャケット*6〉は常に装備してます。
GM:おっけー。では改めて“スコープレス”は、セットアップにコンボを宣言。
コンボ【火力集中】
《支配者の瞳Ⅱ》+《王者の威勢》+《戦闘陣形》
GM:このラウンド間、トループの攻撃力をプラス20、命中達成値をプラス10。そして戦闘移動。彼は小さく言葉で群衆に命令をすると、貴方に素早く襲い掛かって来る。
イニシアチブプロセスはお互いに無し。“一切両断”笹原慧の手番に移る。
笹原:ではマイナーで〈I:ツインシンク〉を宣言。シーン中精神のダイスの数がプラス2。懐から二つドローンが飛んでって、一つは支部に、もう一つはここを俯瞰するように。支部に行った方には戦闘部隊を呼びに行ってもらうよ。
GM:いいね。
笹原:で、メジャーアクションは“スコープレス”かな。オートアクションで『虚鏡』の装備と、コンボを宣言。
『虚鏡』
〈I:ブレインブレイド〉+『カスタマイズ:ネームド』+『カスタマイズ:エンチャント』
コンボ【望月】
《CR:ノイマン》+《コントロールソート》
笹原:《かまいたち》も噛ませます。達成値48。
GM:たっかいなー(笑) 彼は素手でガードを宣言。ガード宣言時に《暗黒螺旋》を宣言。ダメージをどうぞ。
笹原:はい。25点、ちょっと下振れ。
GM:では、“スコープレス”は先程と同じく素手で風を切り払おうとするけど、同時にバロールの空間屈折を使って、貴方にも一部反射をしてくる。15点のHPダメージ。
笹原:侵蝕率が伸びて、侵蝕率ボーナスが増えて、HPを減らして終わり。
GM:はい。“スコープレス”の手番。先ず彼は〈I:重力弓〉を装備。そのままメジャーアクションでコンボを宣言。
コンボ【高質量弾丸】
《CR:バロール》+《巨人の斧》+《瞬速の刃》+《コントロールソート》+《スキルフォーカス》
GM:達成値52。めっちゃ回った……。
笹原:めっちゃ回ってる……やめてほしい(笑)
コンボ【影月】
《切り払い》
笹原:〈白兵〉でドッジ。うーん、全然回らん、32。
GM:いやー、こんなに出るとは思わなんだ。ダメージは48点。装甲は適応されるけど……。
笹原:まぁ7点ぽっち。じゃあリザレクトを宣言。3、偉い。
GM:じゃ、彼はスナイパーライフルを腰だめで撃っていくかな。
“スコープレス”は、何処からともなくスナイパーライフルを取り出す。
黒と紫の配色、さらにスコープの存在しないそれは如何にもな禍々しさを醸し出していた。
続けざまに放たれる銃弾を弾いていくも、先の反射を皮切りに、執拗に体勢を崩された笹原は被弾していく。
とはいえ、並のエージェントならいざ知らず。笹原はすぐさま再生を始め、『虚鏡』を握り直した。
GM:「もう少し痛手を負わせているはずですがね……」
笹原:「流石にこのくらいはね」
GM:「構いません。元より私一人ではないので」と。ではトループが貴方を三回攻撃してきます。データはどれも一律。先ず一回目……一回転! 32。
笹原:おおー。では【影月】を宣言。ダイスを二個振って……あ、ヤバい……!(笑)
GM:1、2……!?
笹原:固定値込で28。ぐえーっ。
と、思わぬ被弾でリザレクトすることになるも、続いて二回目の攻撃は悠々と回避。
トループBの行動直後のイニシアチブプロセス。
GM:最後にCの手番……。
笹原:いや。このタイミングかな。戦闘部隊が到着したことにしてNPCカードを使おう。
『B市支部戦闘部隊』
解説:一人一人は貴方に遠く及ばなくとも、彼らは紛れもない守護者だ。
タイミング:イニシアチブ(同タイミングでエフェクトやアイテムは使用できない)
シーン中のトループを一体、戦闘不能にする。
ラウンド一回使用できる。
GM:では廃ビルの外が騒がしくなる。かと思えば、開いた窓枠から銃弾が飛び出し、貴方を襲っていた群衆の一部を迎撃していった。FHエージェントは他所からの介入に人手を取られ、トループCは戦闘不能になります。
笹原:「助かったよ」
GM:近接戦闘部隊は貴方の背後を護るように立つ。「遅くなってすみません」
笹原:「ま、一人で突っ込んだのはこっちだしね」と視線は“スコープレス”に向けたまま。
第2ラウンドで“スコープレス”は再び部下を強化。
イニシアチブプロセスに宣言は無く、白煙は長く思考した後、使用コンボを定めた。
笹原:えーマイナー放棄、特にやることがない。で、メジャー。
コンボ【弦月・百折不撓】
《CR:ノイマン》+《コントロールソート》+《かまいたち》+〈I:ダイドウェポン〉
GM:ダイドウェポン!*7 来るねえ。
笹原:対象は“スコープレス”、振りまーす。達成値は115点。
GM:嘘だろ? んんん嘘だろ!?
笹原:(笑)
GM:えーーっと素手でガードを宣言。《暗黒螺旋》じゃこの攻撃を止められないので、ダメージどうぞ。
笹原:(12d10+3を振る)76点。お、いいね。
GM:なんか、何もかも上振れていく。マジかぁ。すごいな(笑)
『虚鏡』の力を引き出し、空間屈折さえ上回る一太刀。
いつものように受ける“スコープレス”だが、迫るかまいたちに目を見開いた。
眼鏡の奥に映る驚愕。
風を叩くような音が遅れて聞こえた時、男は、半身から夥しい程の血液を流していた。
GM:《蘇生復活》を宣言。「ふん、もう少し時間を稼げると思ったのですが……仕方がありませんね。撤退します」
笹原:「(溜め息を吐き)ま、首を洗って待っていてよ」と、あまりここで止める理由もないんで、見送ろうかな。
GM:はい
笹原(無言でダイドウェポンの侵蝕率1d10を振る)(10が出る)
GM:たっっか!
笹原:まぁ代償代償。
GM:ふふふ(笑)では、戦闘終了条件を満たしました。貴方の周辺にいるFHエージェントは去ろうとする上司に向かって、ややざわめき始めますが、彼はそれに厭わず《瞬間退場》を宣言。この場から離脱、並びに戦闘終了です。
笹原:はーい。
GM:この部隊と笹原慧がいれば、残るトループはどうにでもなるだろうということでね。お疲れ様でした。
笹原:お疲れ様でした。