『無銘鍛治』
解説:貴方の握る剣は天津功刀の炉を潜っている。
タイミング:判定最中
判定のダイス目のひとつを10に変更する。
シナリオ一回まで使用できる。
『遺産凍結保持者』
解説:林道華燐の副産物は間隙を突く方法に困らない。
タイミング:攻撃判定直前
対象:単体ではない攻撃を対象:単体に変更し、選び直させる。
シナリオ一回まで使用できる。
『邪眼の天使』
解説:更木鍬の眼差しは時空にすら及ぶ。
タイミング:セットアップ(同タイミングでエフェクトやアイテムは使用できない)
エンゲージを一つ指定する。そのエンゲージ内にいるキャラクターは次に受けるダメージを+10d10する。
シナリオ一回まで使用できる。
『従える者』
解説:与えられた名を使い、灰原新は正しき手段で貴方に尽くす。
タイミング:オート
貴方は即座に情報収集判定を行なう。この判定のダイスは+5される。戦闘中には使用出来ない。
シナリオ一回まで使用できる。
『雷鳴の牙』
解説:瞬きに合わせて、久々井克也は奔る。
タイミング:ダメージロール直前
そのダメージを+5d10か、-5d10する。
一戦闘につき一度使用できる。
『燃ゆる焚き木』
解説:貴方の風を、花病君影は焚きつける。
タイミング:ダメージロール直前
シーン中、貴方の攻撃は装甲を無視し、ダメージに2d10される。この効果は貴方が1点でもHPダメージを受けると終了する。
シナリオ一回まで使用できる。
『B市支部戦闘部隊』
解説:一人一人は貴方に遠く及ばなくとも、彼らは紛れもない守護者だ。
タイミング:イニシアチブ
シーン中のトループを一体戦闘不能にする。
ラウンド一回使用できる。
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Scene8・快刀乱麻
戦闘部隊に指示を出していき、笹原は決戦の地へと向かう。
行方を阻むのは“強欲の化身”の手でジャームにされた哀れなオーヴァード。
強い風に曝されながら、B市支部長は獣へ刃を向ける。
GM:ようやく、『あ、聞くなあ』って感じの四字熟語が出せました。
笹原:コンボ名になぞらえてもらってとても嬉しい。
GM:ふふふふふ(笑)さて、戦闘終了条件はジャームBの撃破。
ジャームB
| (5m)
“一切両断”
GM:エンゲージはこの通り。セットアッププロセスだね、こっちは行動値3なのでそっちから。
笹原:えー、『邪眼の天使』の効果を宣言。
『邪眼の天使』
解説:更木鍬の眼差しは時空にすら及ぶ。
タイミング:セットアップ(同タイミングでエフェクトやアイテムは使用できない)
エンゲージを一つ指定する。そのエンゲージ内にいるキャラクターは次に攻撃で受けるダメージを+10d10する。
シナリオ一回まで使用できる。
笹原慧や細宮夏樹と共に、先代マスターマモンの事件の対処にあたったUGNエージェントのNPCカードである。
GM:はい。どのエンゲージを指定しますか(震え声)
笹原:いろいろ考えたけど、ジャームBのいるエンゲージを指定しようかな。
GM:了解。じゃあ、次に与えられるダメージが10d10されます……(笑)
笹原:元データを忠実に再現しようとすると、ちょいちょいイカれるものが出来上がるんだよな。
GM:うん……。ジャームBのセットアッププロセスですね。Eロイスを宣言。
笹原:おっ。
GM:〈E:殺刃圏〉クリンナッププロセスに2d10のHPダメージを与えます。
ラウンド進行。笹原は長考の末、待機を宣言。
GM:なるほど。ジャームBはマイナーアクションで《滅びのかぎ爪》《完全獣化》を宣言。メジャーは伸縮腕で射程を伸ばしながら攻撃するよ。……37。ここでエネミーエフェクトを宣言するぜ!
笹原:はい。
GM:判定直後に使用。《危機回避》。判定の達成値にプラス5する。
笹原:42……! リアクションにコンボを宣言。
コンボ【空天・朔月】
《CR:ノイマン》+《コントロールソート》+《かまいたち》+《隼の爪》+《カウンター》
笹原:42かぁ。
GM:出してみろよ……!
笹原:いや、出るんだけど。
GM:うん。ふふふふふ、無常ね。
笹原:色々リソース切れば出る値ではあるんだけど。〈I:リーダーズマーク〉*1をここで切るかなんだよなぁ。
GM:ここで切れば、《勝利の女神》分侵蝕率が浮くね。
笹原:4点分浮く。うん、〈I:リーダーズマーク〉の宣言。達成値にプラス5。判定を振ります。
GM:はーい。……うわっ、待って? えぇ!?
笹原:83(笑)
GM:普通に回しててもあんま出てこないところ出てきたけど。マジかぁ……!ではカウンター成立。えー、こっちの攻撃は外れ。代わりにそちらの攻撃が当たります。ダメージをどうぞ。プラス10d10も忘れずにね。
笹原:このタイミングで『
GM:へへへへへ(笑)
『雷鳴の牙』
解説:瞬きに合わせて、久々井克也は奔る。
タイミング:ダメージロール直前
そのダメージを+5d10か、-5d10する。
一戦闘につき一度使用できる。
或る村へ駆け付け、その因縁に纏わる悲劇を止めて見せたヴィーグル使いのNPCカードだ。
笹原:『触媒:鏡花水月』の効果で全てのエフェクトレベルがプラス1されているので、火力がちょっと上がります。
GM:はい。
笹原:(24d10+23を振る)……147点。
GM:いやあーー、はぁぁぁ……(感嘆)えー、《生命増強》込みでHP91。
笹原:よしっ……!
血を過剰に回し、獣の力で大きく膨れ上がった右腕が、笹原を襲った。
重厚な一撃。触れれば一たまりもない存在感は、野生を備えた迅速さで地面を抉り取っていく。
だが、腕が伸び切ったところを見極め、彼は果敢に懐へもぐりこむ。
“一切両断”はその分厚い毛皮さえも両断し、ジャームは地に伏せた。
GM:蘇生札もないよ。戦闘終了。
笹原:蘇生札ないっ! よかったぁ。
GM:血だまりに雪が降り積もる中で貴方は何かを感じ取る。知覚判定をどうぞ。
笹原:知覚かぁ……。お、回った。17。
GM:では、貴方は街を覆う魔眼の気配が消えたことに気が付くよ。
笹原:「ふむ……」足は止めず、竜巻きの中心部に向かおう。
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Introduction
春から夏へと移り変わろうとしている頃の話だ。
なんでもない日だった。
退屈な一日が始まって。
学校に行けば昨日のアニメの話をする。そんな1日が始まる。筈だったのに。
朝起きてまず感じたのは、眩しさだった。目を開いて真っ先に飛び込んできたのは憎々しいほどの晴天だった。
家で寝ていたはずなのに、そんなことになるわけはない。
そう思って、家だったがれきの山から移動を始めた。
否応なしに冴えた頭は現実を認識し始めた。
あちこちから昇る黒煙と火の手。
1時間かけて家を掘り起こそうとした。
━━━━誰も生きていなかった。
3時間かけて自宅周辺の地域を歩き回った。
━━━━誰も生きていなかった。
半日かけて町の生存者を探した。
━━━━誰も生きてなどいなかった。
1日かけて歩き回った結果。
見つけたものは、通っている中学校の近くにあった近未来的な研究所らしき建物だった。
不気味なまでに沈黙したそれに入っていった。
地下にあったから、誰かは生きていないかと期待を膨らませて。
SFでしか見たことのない大きな水槽があった。
━━━誰もいない。
仮眠室らしき部屋があった。
━━━誰もいない。
資料庫らしき部屋があった。
━━━誰もいない。
傷だらけの大きな檻があった。
━━━誰もいない。
手術室らしき部屋があった。
━━━誰もいない。
そうして、誰もいない研究所を進んだ。
最奥らしき部屋の扉はひしゃげて、壊れていたから入る事が出来た。
そこにあったのは小さな宝石だった。
ひどく、それに魅了されたのを覚えている。
思わず手を伸ばして。触れるか触れないかの所まで届いた時に。
息を吹き返したらしき施設の防衛設備に撃ち殺された。らしい。
全身を焼けただれるような熱い痛みに襲われたのは覚えているし。
その場に倒れて、全身から何かがこぼれていくのを実感している。
次に、目を覚ましたのは清潔な屋内だった。
「Universal Guardians Network」と名乗る彼らに保護されたらしい。
レネゲイドとか、FHとか、賢者の石とか、いろんな話を聞いた。しかし、あの市の生存者が自分だけだと聞いた時から。
「自分はここに居ていいのか」と、無条件な不安が襲うようになったんだ。
――――笹原慧、精神鑑定時の独白より。
※
Introductionは笹原慧のキャラクターシートからの引用。(引用許可済み)