魔法少女リリカルなのはEins 覇王の記憶を受け継ぐ少女   作:ヒアデス

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第2話 自称《覇王イングヴァルト》

 PM21︰46

 クラナガン中央区繁華街。

 

 

「あんっ? どういうことだよ? もう会いたくないって」

 

 筋骨隆々の腕をむき出しにした男は端末を耳に当てたまま荒げた声を飛ばす。それを聞いて近くを歩いていた通行人は泡を食ったように男から離れる。それに構わず男は唾を飛ばし続けた。

 

「通行人に絡んだのを見て怖くなっただと? なにふざけたこと言ってやがる! あれはぶつかってきたあっちが悪いんだろうが!! ――ちっ、てめえみてえなアバズレこっちから願い下げだ。女ならいくらでもいるからな!!」

 

――あと少しでモノにできそうだったのに。

 

 内心でそう零しながら、男は地面に唾を吐き捨てる。それが通行人の足元にかかり文句を言われかけたが、男の形相と屈強そうな体格を見た瞬間、顔を青くしながら逃げ去った。

 

 格闘家を辞めて以来、いつもこうだ。少なからずいた彼女たちは手のひらを返したように逃げていき、ようやく捕まえた女も手をつけようとしたところで姿を消していく。

 もっとも、判定に不服を唱え審判を殴りつけて出場停止を喰らい、外でも似たような騒ぎを繰り返してジムから破門された彼の自業自得に他ならないのだが。

 それに気付かず怒りをぶつける相手、あるいは欲望を発散させてくれる新たな獲物を探していたところで――

 

 

「ディクライン・ルーザーさんですね?」

 

「――あんっ?」

 

 おもむろに名前を呼ばれ、ルーザーは不機嫌な声を漏らしながら顔を向ける。

 いつの間にいたのか、彼の横には変わった衣装を着た十代半ほどの女が立っていた。

 薄緑色の髪を左右に結び、鼻立ちは整っていて服の上からでもわかるほど胸も膨らんでいる。

 しかし、目元を覆う無機質なバイザーを見た瞬間、情欲より警戒心が沸き上がった。

 

「なんだてめえは? 俺は今ものすげえ機嫌が悪いんだ。舐めた口利いてるとぶっ飛ばすぞ!!」

 

 ルーザーは両腕を上げて威圧してくるも、女は動じず。

 

「今から一戦だけ私と闘っていただけないでしょうか? 格闘技で名を馳せたあなたの拳と私の拳、どちらが強いのかを確かめたい」

 

「なに……?」

 

 闘いを申し込まれルーザーは怪訝な声を返す。そして先ほど抱いた警戒心も忘れ、にやりと口を吊り上げた。

 

「あいにく俺は格闘家でよ。試合以外で闘っちゃいけねえ決まりになってんだ。俺と闘いたきゃ試合に出て勝ち上がってきな」

 

 言うまでもないが嘘である。先述した通りルーザーは格闘会から追放されており、とうに試合に出られる身ではない。そこでルーザーは情けをかける風を装って付け足した。

 

「だが、条件を呑んでくれりゃ特別に今から闘ってやってもいい」

 

「何でしょう?」

 

 わずかに顔を硬くしながら聞き返す女に、ルーザーは嗜虐心と期待のこもった笑みを向けながら答えた。

 

「俺が勝ったら今日一晩俺と付き合え。もちろんどこへ行くかも俺が決めさせてもらう」

 

 その言葉に女は考えるような、あるいは覚悟を固めるような沈黙を挟む。

 

――こんな男に負けるようでは“彼”の悲願を叶えることも《覇王流》の最強を証明することもできない。そんな生き恥を晒すぐらいなら――。

 

「構いません。私が負けたら煮るなり焼くなりお好きにしてください」

 

「へっ、煮たり焼いたりなんてもったいねえ真似しねえよ。バイザーを取るのは勝った後のお楽しみにしておくとして、名前ぐらい聞いておこうか。なんつう名だ?」

 

「……《覇王》イングヴァルト」

 

 その名を聞いて男は眉を寄せる。ジムで何度か聞いたことがあるような。

 だがすぐに、そんなことどうでもいいと思いなおし――

 

「さすがにここじゃまずい。ついてきな」

 

 ルーザーは背中を向け、人気(ひとけ)のない路地裏に足を進める。女は硬い顔のまま彼の背中を追った。

 

 

 

 

 

 数分後。

 

 

「お相手ありがとうございました」

 

 うめき声を漏らしながら倒れ伏すルーザーに対し、女は試合を終えた選手のように一礼する。その体にはかすり傷の一つもついていない。

 

「うぅ……なんだてめえは…………まさか、ほんとうに《覇王》……」

 

 ようやく《覇王》のことを思い出し訊ねるルーザーに応えず、彼女は背を向けその場から歩き去る。

 

 

――これで《覇王》の力が彼より(まさ)ると証明できた。

 

 だが、充実感は微塵も感じられない。この程度で『最強』を証明することなどできない。

 

「やはり、探し出すしかないようですね。《聖王》と《冥王》、他のベルカ王たちも……」

 

 彼らを倒し、《覇王イングヴァルト》が最強の王だと証明する。

 

 

 夜闇の中、《覇王》と名乗る少女は拳を握りあらためて決意を固めた。

 

 

 

 

 

 

 翌日。AM12:27。

 チンクとリインを引き連れてベルカ自治区最北に(そび)える『聖王教会本部』に足を踏み入れたところで、数人の女子と出くわした。

 

「あっ、健斗さん、リインさん、お久しぶりです!」

 

 俺に気付いた途端、10歳ほどの橙髪の女の子が長い揉み上げを揺らしながら頭を下げる。

 

「ようイクス。相変わらずよく働いてるな。教王と同格なんだから少しぐらい楽してもいいだろうに」

 

「そんなわけにいきませんよ。お世話になってる以上、働いて少しでもお返ししないと」

 

 片手を振って悪魔の誘惑を跳ね除ける彼女の名はイクスヴェリア。

 1000年ぐらい前から長期睡眠と短い覚醒を繰り返しながら生きている“ベルカ王”で、今は長い眠りから覚め、聖王教会の治療士として働いている。形の上では今も『ガレア王国』の国王ということになっているから、働かなくてもいい立場のはずだが。

 

「健斗様、イクス様におかしなことを吹き込もうとするのはやめてください」

 

「まぁまぁ、彼女の性格を知っての冗談だ。許してやってくれ」

 

 執事服を着た()()オットーに対し、チンクは両手を向けながら俺を庇う。

 一方、オットーに瓜二つのシスター、ディードは二人を見て微笑ましそうな笑みを漏らした。

 この二人も4年前に比べたら感情豊かになったもんだ。

 しかしディードはシスターなのに、なんでオットーは執事扱いなんだろうか? あの後見人、真面目に見えてたまに変な方向に走るところあるからなぁ。

 

 

「三人とも制服ということは、お仕事ですか?」

 

 オットーの問いに「ああ」と頷く。

 ここまで制服で来たのは管理局士官としての訪問であるため、そして“犯人”に対する威圧の意味もある。

 管理局の人間がここを出入りしているところを見たら、よからぬ企みを思いとどまるかもしれない。

 

「イクス、《覇王イングヴァルト》を名乗る奴と傷害事件の話は聞いているか?」

 

 気を改めて尋ねる俺にイクスは頷き。

 

「あっ、はい。強そうな人に闘いを挑んで倒していく事件が起きているんですよね。昨日、カリム様からお話を聞いて一人で出歩かないよう注意されました。オットーとディードも私につきっきりで」

 

 戦闘能力の高い元ナンバーズがイクスに付いているのは今に始まった事じゃないがな。

 

「まだクラナガンでしか起こってないが、今の時代ベルカ自治領だろうと聖王教会だろうと飛行機や転送ポートですぐに行ける。どんな奴か何が狙いなのかも分からない。十分気をつけてくれ」

 

 そう言うとイクスもオットーとディードも硬く頷く。

 そこでイクスから――

 

《あの……その《覇王》と名乗ってる人、クラウス様と関係ありませんよね? まさかと思いますけど》

 

 俺とたぶんリインにも思念通話が届き、思念で応える。

 

《それはまだわからん。歴史では奴に子孫はいなかったと記録されているが確かとは言えんし。それも含めてカリムさんと話すつもりだ。ベルカ王を名乗ってる以上、イクスとヴィヴィオが狙われてる可能性も否定できん。カリムさんの言う通り一人で出歩かず、怪しい奴に出くわしたらすぐに逃げろ》

 

 再三の忠告にイクスは《はい》と返事を返す。そこでオットーたちに顔を戻した。

 

「じゃあ騎士カリムに事件の報告と相談をしてくる。久しぶりの姉妹との再会だしチンクは残ってもいいが」

 

「いえ、私も仕事で来ていますから。司令たちが良ければ騎士カリムとの会談に同行させてください」

 

 そう言ってくれるチンクに頷く。そこで――

 

「おーい、イクスー、オットーたちー、陛下と他の姉妹が遊びに来たよーー!!」

 

 向こうからオレンジ髪の少女シスターが手を振りながら声を張り上げる。その後ろには『聖王陛下』などと呼ばれている我が姪とノーヴェ・ウェンディの姿もあった。

 

 

 

 

 

 

 それから少し経った執務室にて。

 部屋の主でもある長い金髪の女騎士――カリム・グラシアさんは紅茶を一口含み。

 

「なるほど、健斗さんとリインフォースさんも気にかかるわけですね。傷害事件と《覇王イングヴァルト》を自称する犯人について」

 

「ええ。髪の色や服装など似ている所もありますから一応。それに友人の名前が襲撃事件に利用されて不愉快にも思っています」

 

 憤りを零す俺にカリムさんとシャッハさんは苦笑を零し、リインはまぁまぁとなだめる。

 そこでチンクが口を開いた。

 

「犯人が自称している《覇王イングヴァルト》について、私もひととおり調べたのですが……古代ベルカの戦乱期、『諸王時代』に存在していた王の名前ですよね?」

 

 その問いに俺とリイン、カリムさんも頷く。

 

「そうだ。《聖王連合》の有力国だった『シュトゥラ王国』の王で、《聖王》とともに敵国を平定した《覇王》として恐れられていたらしい。(愚王)が生きていた時はまだ王子で、そんな二つ名で呼ばれてもいなかったがな」

 

「我々《聖王教会》の信仰対象である『最後のゆりかごの聖王』にしてヴィヴィオのオリジナル、オリヴィエ・U・X・ゼーゲブレヒト陛下や、こちらで保護しているイクスヴェリア陛下とも無縁ではありません。お二人との関係については諸説あって、それぞれ生きた時代が違うという説が有力だったのですが」

 

「実際はオリヴィエとは兄妹のように過ごし、イクスともわずかながら交友を深めていた。もちろん無二の親友でもある《愚王ケント》ともな」

 

 俺たちの話にチンクは感嘆と戸惑いが混じった声を漏らす。付き合いが長いとはいえ、300年前の話をいきなり頭から信じるのは難しいようだ。

 チンクは誤魔化すように、

 

「とにかく、ヴィヴィオとイクスが狙われている可能性もゼロではありません。《聖王オリヴィエ》も《冥王イクスヴェリア》も、《覇王イングヴァルト》に並ぶ優れた“王”として名を残していますから……《ケント》もお三方に劣らないとは思いますが……」

 

 言葉を選びながら付け足すチンクに、俺はため息を吐き出しながら片手を振った。

 

「いいよいいよ。《愚王ケント》は聖王様に真正面から喧嘩売って、なすすべなくゆりかごの餌食になった愚か者扱いされてるのは知ってるから。そういう意味じゃ俺は安全だ」

 

 ふてくされる俺にリインは笑みを漏らし、カリムさんは「そんなことありませんよ」と慰めの言葉をかける。

 俺はゴホンと咳ばらいをして気をあらため……

 

「現時点ではどこぞの中二病か喧嘩馬鹿が覇王を騙っているだけの可能性が大きいでしょう。《覇王イングヴァルト》が出てくる物語も多いですしね」

 

 俺の言葉にカリムさんもシャッハさんも頷く。が――

 

「ですが念のため、教会の方々にはイクスの警戒を強化してもらえるようお願いします」

 

「元よりそのつもりです。傷害事件が解決するまでの間、セインやオットーたちについててもらいましょう。本音を言えば“聖王陛下”も我々に任せていただきたいのですが」

 

 冗談めかして要求するカリムさんに俺は笑みを零し。

 

「だったら本人と両親を説得してください。前者は難しいと思いますが。ヴィヴィオのことはチンクと彼女の姉妹たちに任せるつもりです。――両親といえば、“息子さん”の方は元気ですか?」

 

「ああ、あの子なら――」

 

 言いかけながらカリムさんは窓に目をやる。その向こうには……。

 

 

 

 

 

「へいか~~!」

 

 舌足らずな声とトテトテと弾むような足音が響き、小さな男の子がヴィヴィオの方に駆けてくる。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「リオン! おいでおいで〜♪」

 

 少年を見つけた瞬間、ヴィヴィオは椅子から降り破顔しながら両手を広げる。リオンという少年は真っすぐヴィヴィオの腕の中に飛び込んできて抱きしめられる形になった。

 

 母親譲りの金髪と紫目を持つ、彼の名はリオン・グラシア。

 カリムの一人息子で今年で3歳になる。

 

「ちょうどオットーがビスケット焼いてくれたんだ。リオンも食べる?」

 

「たべる〜!!」

 

 目を輝かせながら頷くリオンにヴィヴィオはますます気を良くし、「はいリオン、あ〜ん」などと言いながら二つに割ったビスケットを食べさせる。

 それを見てノーヴェは貰い笑いと呟きを漏らした。

 

「たく、相変わらずリオンに甘いな。またカリムさんから甘やかしすぎだって怒られるぞ」

 

「身の回りで数少ない年下の子ですから。母性本能が働くのでしょう。妹様とほぼ同じ歳ですし」

 

「リオンが来てから『陛下』呼びにも文句言わなくなったぐらいっスからね。ゆずはちゃんがいない時限定っスけど」

 

 ウェンディの言葉にオットーとディードは苦笑を返す。そこで数人の足音が届いてきた――

 

「あっ、ママー!」

 

 母親を見つけて、リオンはヴィヴィオから離れ彼女の元へ駆ける。

 残念そうにするヴィヴィオに苦笑を零しながら、ディードも上司たちに声をかけた。

 

「騎士カリム、お疲れ様です。健斗様たちもお帰りですか?」

 

「ああ、話したいことは話したしこれ以上は仕事の邪魔になるからな。お前らもそろそろ帰った方がいいんじゃないか。今日も“ストライク”やりに行くんだろ?」

 

 そう言うと、ノーヴェは端末の画面を見――

 

「あっ、そうだった! ヴィヴィオ、あたしらも帰るぞー! コロナとリオが待ってるかもしれねえ!」

 

「あっ、うん。じゃあリオン、イクス、今日はもう帰るね」

 

「はい。また遊びに来てください」

 

 別れを告げるヴィヴィオと俺たちに、イクスは右手を振りながら、オットーたちは頭を下げながら挨拶を返す。

 一方、リオンはカリムさんの隣で小首をかしげて「すとらいく?」と呟いていた。

 

 

 

 

 

 

 『ノーヴェ・ナカジマ』

 『ストライクアーツ』二段の段位と指導員資格を保有。ただし、“体質の問題”で公式試合には出場不可。

 

――出場記録はありませんが、相手として不足はなさそうですね。昨年の事件で《冥王》とも関わっているみたいですし。

 

 資料にひととおり目を通し、“今日の相手”は彼女にしようと決めかける。

 しかし、電源を切るつもりが誤って動画サイトのアイコンを押してしまい――

 

『御神陸上指令、ミッド政府がまたMWATの拡充を決定したそうですが、地上部隊幹部としてどのようにお考えでしょうか?』

『ロズベルグ学園の件ですが、執行猶予が付いたとはいえいじめで生徒逮捕はやりすぎではないかという声が上がっていますが』

 

 地上本部近くで複数人の記者に囲まれ、黒髪オッドアイの士官は面倒そうな顔をしながらも口を開く。

 

『MWATについては管理局もまだ詳しく知らされておりません。ロズベルグ学園の一件は“傷害事件”ととらえており、加害者たちに対する処遇も誤ったものではありません。異論があるなら弁護士など専門家に聞いてみてください。仕事がありますのでこれで』

 

 その答えに満足せず更なるコメントを求める記者たちを無視し、士官は補佐二人とともに本部へと入っていく。

 それが映る端末を見て、私は目を見張る。

 

 “()”はまさか…………。

 

 

 

 

 

 

 PM20:37

 今日の仕事を終え、八神家に戻るリインやオーリスと別れ、一人駐車場に向かう。

 

――あの記者どもめ。職場まで押し掛けた挙句面白くない事を思い出させやがって。

 

 内心で愚痴りながら車まで足を進めようとした――直後。

 

「――っ!」

 

 突然現れた異質な気配に気付き、そちらを見る。

 そこから――

 

「時空管理局・陸上治安部指令、御神健斗一等空佐ですね?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 高台の上に一人の女が立っていた。

 二つ結びにした薄緑色の髪、“奴”が着ていたものにそっくりな白い格闘着、そして目元につけている黒いバイザー。歳はおそらく17から19。

 奴から伝わる闘気、隙のない物腰、バイザーを付けてても感じられる面影、まさか――。

 

貴方(あなた)にいくつか伺いたい事と確かめたい事があって来ました。少しだけお時間いただけないでしょうか?」

 

 《覇王イングヴァルト(友の名)》を称する“犯人”は澄んだ声を放ちながらまっすぐ俺を見下ろす。俺もある確信を抱き、じっと彼女を眺めた。




当シリーズではカリムの予言能力は血統によって受け継がれる設定になっており、彼女の年齢的にそろそろ後継者がいないとまずいんじゃないかと思い、息子を出すことにしました。
SSX編でカリムが登場しなかったのは育児休暇を取っていたため。

母親同様予知能力を持っていて、成長したら少し先の未来を読みながら戦う騎士になると思います(そこまで未来の話を書く予定はありませんが)。
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