おっぱい揉み揉み大好きTS美少女ちゃん、金髪で巨乳なお姫様のおっぱいハーレムを作ろうとしたら、ついでに世界を救っちゃった!   作:丸尾裕作

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第5話 リィーネ攫われ中

 どうもリィーネです。

 

 ただいま、ミルコンドルのかぎづめにがっしりと体をつかまれて、お空の冒険中です。

 

 お空から地上の模様を実況中継させていただきたいと思います。

 

 顔を上げると、先だけボタンのように赤い突起がとんがったお城が見えたりします。外装は美しい白色だったんですが、長年の経過もあり少しくすんでいます。

 あそこは、世界の中心地であり、大魔王の本拠地。

 ニップルキャッスル。

 

 懐かしいなぁ、たぶん、97回ぐらいは連れていかれましたねぇ。

 おかげさまで、大魔王から「攫われ姫」と呼ばれるようになりました。

 しまいにはお父様お母さま、兵士の皆様もそう私のことを呼ぶんですよ!

 もう怒っちゃいます。

 ぷんぷん。

 

 さてさて、話は戻りまして、今回のプチ旅行の始まりは私の部屋の窓から飛びぬけたことが始まりです。

 結構高くて、地面を見ると人が豆粒ぐらいに見える高さですけど、うまく着地すれば、怪我しません。

 ぐきっと足首が変な方向に曲がったとしても回復魔法をすればそんなものはどうでもいいことなのです。

 とにかく外に出るには窓からジャンプするのが一番なのです。

 

 それにしても、今日はいいとこあったなぁー。

 勇者様の顔を思い出して、可愛かったなぁって楽しくなっちゃう。

 

 昼寝をしていたら、ミルクドラゴンの口の中にいたときもあったけど、洞窟だと思えば、すやすやと眠ることだってできた。

 その際、夢に出てきたメリティナ様のご神託が素敵だった。

 いてもたってもいられなくて、背伸びをしたら、ミルクドラゴンが怒って、私を吐き出してしまった。

 その後、ミルクドラゴンとの追っかけっこが始まったんですけど、そんなことより運命の出会いのほうが大事でした。

 私を追いかけてくるミルクドラゴンはでこぴんさえすれば、遠くの彼方にお星さまになるまで吹っ飛んでいくので怖くもありませんでしたし。

 

 でも、急いで勇者様に会いに行って正解でした。

 一回しか揉んでもらえなかったけど、とても気持ちがよかった。

 OPも増えました。

 確認できないけど、増えたことだけはわかる。

 

「やっほー」

 

 なんか叫んじゃう。

 やっぱり今日は勇者様と出会えたことでテンションが上がっているようだ。

 空から地上を見るのは楽しい。

 町も木も小さくて、指でつまめる気がしちゃう。

 のんびりと地上の景色を楽しんでるだけじゃなぁと思うので、ちらりと上を見る。

 ミルコンドルの鉤爪みたいな足に体をがっちり掴まれているから抜け出すのは大変そう。

 今回は私どこに連れてかれちゃうんだろう?

 残念ながら、ニップルキャッスルじゃないみたいだ。

 

「ティーナにまた怒られちゃうなぁ」

 

 妹のティーナのぷりぷりって音が鳴りそうなぐらいの怒り顔がとイメージが簡単にできる。

 心配してくれてるのはよく知ってる。

 すごく私にちっちゃい頃からベッタリだったから。

 世界一可愛い私の妹。

 妹の愛おしさで胸がいっぱいになっていると地上に近づいてきた。

 

「あれ?」

 

 まだ10分くらいしか経ってない。

 道すがらまっすぐ進むだけで多分20分も歩けば着くだろう。

 城みたいなところに降りるようだ。

 道の真ん中にあって、席所みたいな城だけど少しスケールが小さかった。

 気のせいかやたら小さくて、半分しか出来上がってないように見えた。

 なんでだろう?

 

「ミルンク〜」

 

 何かを叫び声を上げるミルコンドル。

 どこかの城の地面に着地した。

 べちゃ。

 私の体が雑に城の地面とごっつんこする。

 頬で感じる地面の温度は冷たい。

 

 すると、城の柱から魔物の影が見えた。

 

「へいへい、急かすなよ」

 

 オッパゴブリンが縄を持ってきて、私の元に現れた。

 ミルコンドルに掴まれたまんま、手に縄をかけられる。

 結構手慣れた手つきだったか、手足胴がぐるぐる巻きとなる。

 なかなかがっちりと縛られて、すぐに抜け出せそうにない。

 

「首尾よくやったかしら?」

 

 かつんかつん。

 今度は何か靴の音が聞こえる。

 赤いハイヒールの地面を打ち付ける音だ。

 私の元までやってきて、私を見下ろすように見てきた。

 やたら扇状的な格好をしている女性っぽい魔族がやってきた。

 ぺろりと唇をなめて、私を見てにやついた。

 

「ふっふっふっ、貴様がリィーネだな、私の名前は」

 

「私名前を聞いてもすぐ忘れちゃうのですぐ忘れちゃいます、大魔王の幹部さんなんだろうとは分かりますけど」

 

「貴様、名乗らせろよ!」 

 

 相手が名乗ろうとしたところで私がかぶせ気味で行ったら、かんかんに怒った。

 だって、魔王軍の名前って長いから覚えにくいですもん。

 別に魔王軍の幹部と名乗らなくてもそれぐらいはわかる。

 特徴がいくつかある。

 格好が派手。

 次に、胸を強調していて、露出が非常に多い服装だった。

 人間基準だとほとんど裸であると変わらないぐらい。

 あと、お胸がとんでもなく大きい。

 規格外といえる。

 Jカップ以下はド貧乳というとんでもないことを聞いたことがある。

 まさに魔乳族の幹部の特徴そのものだった。

 ちなみにこの魔王軍の幹部も胸の大きさももちろん私より全然大きい。

 

「貴様、名乗らせろよ! まぁいい。オッパゴブリン、こいつを監視しておくんだ」

 

「はっ、かしこまりました、この大役謹んでお受け致します」

 

 オッパゴブリンが両腕を上げて、口を奥歯まで見えるぐらいまで大きく開ける。

 姿を大きく見せて、威嚇をしているのだろう。

 にたにたと笑っていて、下卑た表情を浮かべている。

 

「貴様を囮に王国を脅すのだぁ、覚悟しやがれ」

 

「きゃあー、大変ですぅー」

 

 両手首が縄で何重にも縛られていて、体を揺らしてか弱い女の子アピールをする。

 

「無理無理、そこまで縄を縛りに縛って抜けられるものなんざ魔王様ぐらいだろうよ、もっとも魔王様にそんなことやったら俺の命はすでにないが」

 

 オッパゴブリンは縄できつく縛れたことをとても誇っていた。

 

「お金もたんまり稼げるぞ、これで王国も終わりだ、はっはっはっ」

 

「きゃあー、大変ですぅー」

 

 私は先ほどよりか弱い声で必死に辛いことをアピールする。

 くれぐれも、「もうそんなのお父様は慣れっこですよぉ〜」なんていってはいけない。

 弱いもののフリをしないといけない。

 

 

 「でも、こんなにリィーネ姫って捕まるっけ? 聞いてたのと違うなぁ」

 

 オッパゴブリンは一瞬だけいぶかしんだ。

 ぎくっ。

 私が逃げる可能性を疑われてはならない。

 

「ティーナ、助けてぇ、もう無理!」

 

「まぁいいか。わっはっはっ、これで俺の勝ちだぁ」

 

 オッパゴブリンにはもっと調子に乗ってもらうことにしよう。

 

「じゃあ、のんびり眠るとするか」

 

 オッパゴブリンは立ち去った。

 

 「さて」

 

 かちり。

 敵に気づかれないように縄を魔法で切った。

 

「それから、私が捕まっているふりもしておいて」

 

 私のダミーを作成して、私が縄で縛っておく。

 ついでに、本体の私は透明化している。

 

「さぁーて、楽しい冒険の始まりです♡」

 

 このまま、データ収集をするとしますか。

 敵のアジトほど情報を集めやすい場所はないのだ。

 

 私が攫われてきて身につけた特技。

 「物知り」

 私のスキルだ。

 あたりのスキャンを開始していく。

 

 敵を知り、己を知れば百戦して危うからず。

 戦いに勝つにはまず情報だ。

 私が攫われまくっても許されるのは、この情報収集スキルにより、魔王の動きがわかるからだ。 

 

 私がニップルキャッスルへと何度も攫われた………ではなく、潜入したのも故郷のためになったからなんです。

 結構頑張ったんですが、魔王軍の全貌はつかめていないんですよね。

 王国にはニップルキャッスルのは地図は9割程度しか知られていません。

 せいぜい、魔王軍の幹部が7人いることぐらいしかわかりません。

 レジェンドミルクの材料を持っているのは大魔王です。

 さらに幹部たちも持っています。

 どこの部隊がどのぐらいの戦力を持っているかも調べました。

 この辺の情報は全部私一人で集めました。

 えっへん。

 王国に結構貢献をしているから攫われているのが多いのは少し許してほしいです。

 攫われやすいのはわざとじゃないんです。

 潜入のためじゃないんです。

 勘違いしないでほしいですが、大魔王の領土をちょっとだけ観光を楽しみたいわけじゃないんです。

 国民の皆様にお役に立つ情報を手に入れたいだけなんです。

 そこは嘘じゃないんです。

 といわけで、全容をつかむまで何度もあの迷路みたいなニップルキャッスルに連れていかれたいものです。

 

 ここでのお城で一つだけ分かったことがある。

 レジェンドミルクのために必要な材料。

 ファイアーミルク。

 どうやら、あの幹部が持っていて、厳重に管理しているらしい。

 

 意外な面白いデータが手に入った。

 

 戦果としては十分だろう。

 このよくわからないお城をたっぷりと観光することとした。

 

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