"街の通りでしか嗅いだ事の無い匂いがする"
"お腹の減る香り"
"私には関係無い、無かった、匂いだけのご馳走様"
『出来たぞー、適当ジェノベーゼ』
"皿から立ち上る湯気が、もわもわと顔に当たる感覚は、なれるのに時間がかかりそうだなぁ、なんて"
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はい、では星野アイが医者の道を立志した前回の続きからです。
虐待/ネグレクトを受けている家に、雨宮吾郎ともあろうロリコン聖人がいたいげな少女を返す訳もなく、何かと理由をつけて家にお持ち帰りされました。
事案ですね。
……いえ、実際にはそのような事にはなっておらず、吾郎は女を助ける時にだけ発揮される手際の良さで星野アイの心の外堀を埋めていっているのです。
この時点で、吾郎は信頼のおける教授に連絡を回しており、まぁ彼の大学の教授は医学博士である為、何かと精神も含めて傷だらけな我が身は救済されるでしょう。黒星・母捨てのデバフでいつ死んでもおかしく無いんで、医者に囲って欲しいっす。
星野アイのようなわかりにくいタイプは、予兆なく普通に生活していて、本当にある日突然、まぁいいや、となって何の未練もなく死ぬタイプであり、ヘラったり引き籠ったりする予備動作があまり無いのです。
この点は、精神構造が似ている黒川あかねとの明確な違いであり、育ちの地金による人間関係の質の差の影響の部分です。
自身の精神ダメージを態度に表現することが生存にとって有利に働く黒川あかねと不利に働く星野アイ、その程度の違いですが、ゲームプレイとしては全く別の対策を要求されます。まぁ、それは今後またアイのメンタルが逝きかけた時においおい話していきます。
一先ず安全確保は完了したので(母のあゆみは、アイが家出した時全く気にしないか、突然熱心な親面をし始めて連れ戻すかの二択、これは難易度・黒星では基本制御不能、毒親って虐待一辺倒じゃなくこういう猫可愛がり、否、猫被り可愛がりがあるから厄介なのですよね)、ここからは長期の生存に必要なスキル育成を始めます。
そう、動画でも再三述べた通り、先ずは『飯』。
完璧で究極のアイドルも食わねば生きられぬ。
原作アイで完璧な体型だったのなら、勝手に食生活改善したら、体型が崩れる?
まぁ、それはそうです。
難易度・ご当地アイドルまでなら星野アイは何をどれだけ食べてもボディラインは崩れませんが、それ以上の難易度ならば食事による影響は気にしなければならない事項であります。
幼少期の食生活による影響が大きい部分は『身長・骨格強度・頭脳発達』の部分で、『身長』だけ原作通り低めに抑えたいところ。
アイや思春期カミキ(カミキはアイと出会って身長伸びた)を見ていれば分かりますが、推しの子という作品において家庭環境の悪い人物は明らかに身長の伸びが悪く描かれており、有馬かなに至っては子供であり続けるように親どころか、芸能界全体に仕組まれてあの有様です。
逆説的にそこが恵まれると、身長は伸びます。ルビーはアイより7cm程身長高いです。
まぁ、ぶっちゃけ160cmまでならそこまで致命的な問題にならないのですが、原作身長である151cmでステータス補正が最高値になる関係で、その前後を狙いたいところです。
ここで今までとってきた人生方針と教養重視傾向が光ります。
以下に影響のありそうな項目を並べていきます。
『母からの脱却と憎悪』にて、発症した拒食症の完全治癒にかかる時間により、成長にデバフ。これオンリーだと身長は147〜8cm。
余談ですが、原作ルート星野アイは、これとは対照的に驚く程何でもしっかり食べます。母の美味しくもなく二酸化珪素アモルファスが隠し味の料理を残すことにより、母の機嫌を損ねる事、母に見放される事を極度に恐れていた為か、料理を残す事=激しい恐怖となっています。黒川あかねに食べ方が歪んでいると指摘されたのは、恐らく口に入れるのも気持ち悪い料理を口の中を怪我しながら、何時間もかけて口に運んでいた為で、長時間の食事で変な癖がついたのでしょう。彼女が減量する時は、何も食べない、以外の選択肢が無いのです。
閑話休題、次は吾郎の手製料理について。
驚く程栄養価が高く、驚異的にまで栄養バランスが取れている、おまけに味も見た目もバリエーションも良し、ちょっと気の使い方が気持ち悪い料理です。
吾郎/アクアプレイをすると判るのですが、奴の料理スキルは他人に、それも女に食わせるときのみ、とんでもないバフがかかります。一人だと『適当飯』・『栄養ブロック食』とかになるんで、その極端さは常軌を逸しています。
こんなもの毎日、おかわりし放題で食ってたらぶくぶく太りますし、身長が伸びすぎます。ここからの飯が全て吾郎飯になった場合、(拒食症などの特殊補正を抜きにすると)成長が終わる15歳には身長が167cm程に。これでは可愛い系・小動物系のアイとはミスマッチです。
最後は、『教養重視』による影響に関して。
脳味噌という部位は、馬鹿みたいに消費量が重い臓器です。
基礎代謝の20%を占めていますからね。
しかも兎に角、ブドウ糖、ブドウ糖、ブドウ糖、と究極の偏食野郎です。
脳の発育・成長・運用の為には、1日3食、しっかり米かパンを貪りたいところです。
このゲームにおいても、頭脳を使用する行為は食事不足により、大幅な制限を受けます。
アイドルは糖質制限コマンドよく打つんですが、あれ脳味噌にもデバフかかってSNSで不用意なこと言ったり、イライラしてグループ内不和が生じたりするんでいい事無しです。
B小町内でアイのみ、ギスギスから浮いていたのも、栄養失調への慣れの差なのかもしれません。
まぁ、そんな大食漢な脳みそ君の話は置いておいて、もう一つの影響として『夜更かし』があります。そもアイは先天的なショートスリーパーの資質があり、おおよそ2〜3時間睡眠で充分、基本的に眠たくないのでベッドの中で悶々と過去を顧みて、愛に関する考察をしています。
これ、何処から開発が生やした設定なのかな?と原作を読み返したのですが、一応、それらしきものはありました。
カミキとのベッドシーンです。
奴とやる事ヤった後、カミキの方は早々に果てて、ぐっすりと彼女の胸に抱かれていますが、アイは月明かりに照らされながら目をぱっちり開けています。
まぁ、この辺りで『愛を知らなかった似たもの同士の二人』はズレていったのでしょう。カミキだけ安心出来ているように、自身は彼の愛に安心を感じられていないように、アイの心は感じてしまった可能性があります。
まぁ、この辺りの話はカミキと付き合い始めたらまたお話する機会もあるでしょう。
兎に角、折角のショートスリーパー体質。ただ夜中に鬱々と悩む為に使用する気は毛頭ありません。吾郎にその資質の性質と使用の仕方を啓蒙してもらい、ガンガン夜更かしして、身長に歯止めをかけましょう。
一応、私の計算では、これらの要素が全部衝突すると
『拒食症治療中の馬鹿みたいに栄養価が高い食事をちょこっとだけ食べる、ショートスリーパー少女』となり、原作身長の151cmを狙いながら頭脳をぶん回し続けられる筈です。
という訳で、吾郎、飯と飯のレシピ寄越せ。
『星野アイ⇄雨宮吾郎
相手の贈り物
食事(ジェノベーゼ)・レシピ付き』
キタキタ、承諾承諾っと。
『パッシブスキル
・拒食症
が消失しました』
……は?
いや、まだ発症してから一回も食事拒んでいないのだが?
拒食症の定義よ。
ぐっ、カス乱数引きました。……難易度・黒星だからデバフ取れにくい筈なのに。
このままじゃ身長が伸びてしまいます。
リカバリーどうしましょう……うーむ、部屋篭りのでの学習に少しフィールドワークを足して、消費栄養を調整しましょう。
生物図鑑を大きなブックショルダーでぶら下げて、望遠鏡と釣竿を手に山に突貫する感じになるのでしょうか。
天才外科医の幼少期の絵面としては凄まじくカッコいいのですが、アイドル志望の少女の過去としては少々、インパクトが強すぎますね。
男性のオタクやファンの心がぽっきりいってしまいます。
というのも、原作でも一部言及されていた事ですが、芸能界は女性タレントに『強さ』を求めていません。
不知火フリルがボケさせて貰えない理由に、『可愛い・清楚系で売り出している人が、自分より面白いと、視聴者の男性の対抗意識が云々』とかがあったように、兎に角、『か弱く、愚鈍で、潔白、そして庇護欲を唆る』ことが容姿を売る女性タレントの条件。今日もみんな頑張って、簡単な漢字が読めないフリをして、男が馬鹿にするような馬鹿の振りをしています。
これ、折角芸能界とは別口になれたVチューバーや配信者も形は少し変わったものの、結局この原理から逃れられていないので、弱者男性に夢を見せて搾り取るビジネスの根の深さやその繊細さを改めて感じますね。
あちらを立てれば、こちらが立たず、改めて原作アイの完璧っぷりに感服いたす次第です。
まぁこの冒険野郎な過去は、まぁアイの十八番の嘘でちょちょいと誤魔化しますかね、結構先の話になると思います。
───という訳で、有意義な、結構運命を変える一日になりました。
パラノイアゲージが溢れたバッドイベントから始まったこの日ですが、身長の件を含めてもまだちょい上振れで進行中。
ここからは、また時間を加速しながらのプレイングになるのでもう少し派手なゲーム操作・展開を期待出来るでしょう。
では、今回はここまで。
ご視聴ありがとうございました。
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思考ログ 星野アイ
"彼から色々な事を聞いた"
"パスタをくるくる巻いて食べるやり方"
"お料理の基本と心構え"
"私が夜更かししちゃうのも、私のせいじゃなく、そもそも悪い事でもないらしい"
"聞いた、見た、触った、味わった"
"知ることは、食べることよりも、満たされることのように私は思える"
"世界は、こんなにも満ち足りていて未知で満ちている"
"思うところが、無い訳じゃない"
"私は、自分が不幸な人だと、不幸であると知ってしまった"
"今まで食べてきたモノが、不味い、と知ってしまった"
"本の一冊だって、貰えなかったと、知ってしまった"
"───お母さんが、酷い人だと、知ってしまった"
"もう、無知な私には戻れない。知らなかった私には戻れない"
"『知ること』を知った私は"
"愛を知ることは、とても恐ろしく、取り返しのつかないことかもしれないって、気付いてしまった"