自機・星野アイで実績『クイズ王』解除プレイ   作:海毛虫

9 / 12
9.殺人うさぎ

 

 

 

 はい、前回、まさかの交渉後の雑談でキチンとした話の帳尻があったところから再開です。

 

 いや〜、このゲーム、メイン交渉後の雑談で、物凄く大切な会話ログがサラッと発生する事もあるので、本当に油断なりません。イベントログや会話ログとかは、ウン百時間もこのゲームやってると大体見なくても内容分かるので、読まずに飛ばす事が多いんですよね。

 

 という訳で、そのイベントで手に入った

 

 星明・『ポラリス』

 

 名前の由来は、言わずと知れた北極星。

 

 これで星明スキルのスロット、こんなに早期に2枠とも埋まっちゃいましたね。早期に習得できてホクホクです。

 

 では、効果解説をば。

 

 彼女が回想で言っていた通り、この星は目標に向かって迷わずに進む為の導星。また、夜空の中心で輝く星、ある意味星空界の不動のセンターとも言えるでしょう。

 

 これを持つと、精神力と魅力・話題性にとんでもないレベルの補正がかかり、また自身に好意的なキャラクターの精神力の摩耗を保護します。(あくまで自身に好意的なキャラクターのみ、というのは見られない・信用されない道標は何の意味もないからでしょう)

 

 似たような効果の星明かりに、『シリウス』がありますが、あちらの意味は『焼き焦がすもの』

 

 出力自体は『ポラリス』より高いですが、味方キャラの精神力まですごい勢いですり減っていくハイリスクハイリターンの星明かり。加えて、星野アイプレイの場合、パッシブスキルの『星の瞳』も相まって、原作以上にB小町のグループメンバーやカミキヒカル、リョースケ君の脳味噌はこんがり焼けます。というか、対策しないとアクアやルビーまでちょっとヤバい状態になることも……。

 

 『シリウス』もキチンと精神力対策して取れば、相当凄い、というか理論上は最強の星明かりではあるので、私より上手い人は大体これと、ほぼ確定で起こるイベで手に入る『スピカ』入れて星野アイやってます。……私は、精神力管理がへたっぴなのでいつもは原作AIビルドの『アルネブ』『スピカ』をとってやってますね。

 

 話が逸れました、『ポラリス』の解説に戻ります。

 

『ラサルハグェ』に研究枠やら行動指針やら、特殊職業への補正があったように、『ポラリス』にも副次効果が色々ついているので述べていきましょう。

 

 まず、一つ目。ファンの民度がびっくりするくらい良くなります。安定感・安心感を与え、自分自身の人生に向き合う活力を与え、この子があんなに頑張ってるから、俺/私ももう少しだけ、頑張ろう。そう思える希望の星となる資質を与えるのです。星野アイの場合は、これによる女性ファン層の獲得という重大なファクターがあるのを忘れてはいけません。

 

 二つ目は、ラジオパーソナリティ、時代が進んだら雑談配信者としての適正を得られる事です。何というか、天上の彼方の遠く貴い星、というよりはふとした日常に寄り添うような、夜空を見上げた時にそこにいてくれるような、そんな存在感を持つことになります。大体、深夜作業(テスト勉強やトラック輸送などの少し大変な作業)のお供として好評のコンテンツを提供して、燃え上がるような人気、というよりは物凄く根強い固定ファンが付きます。

 

 三つ目は打って変わって、力強い効果。無駄に迷わない心を手に入れます。自我の確立、他者に惑わされ、穢れることのない心。分かりやすい所で言えば、SNSでエゴサして、一喜一憂しなくなったりします。100人に1人いるかいないかの心無い人間の戯言より、残りの99人の直接聞いた応援の声を。余程炎上して世間が非難一色にならない限り、正しくファンの支援を受け続けられます。

 

 そして四つ目。行動指針に『人を導く』ことが追加されます。迷っている人、道を失った人に行く先を示し、再び歩き出せるように、というような心理が追加されます。まぁ、教師、というか『先生』向きな思考ですね。『ラサルハグェ』の『人の救済』と合わせると『救い、導く』という一から十までケアばっちりの凄く助けてくれる子になりますね。

 

 

 という訳で、そんな希望の星を抱いて、苺プロにゴー。

 

 アイドル活動スタートです。

 

 現在12歳6月。

 

 状況としては、三ヶ月ほど前に設立されたアイドルグループ・B小町の最初の追加メンバーとして招聘されている、という感じ。元は女子中学生モデルの集まりで、正規のジュニアモデルのルートで入った三人が真の初期メンと設定されています。

 

 その初期メンバーとしているキャラクターは、高峯、ニノ、渡部。

 

 原作再現で、彼女らの初期ステータスは全員足し合わせても原作星野アイの足元にも及ばないようなものに設定されており、グループとして活動するにはどうしようもない程の構造的な歪みがあります。

 

 ……初期メンの名誉の為に記しておくと、彼女らも決して極度の弱小ステータスという訳ではありません、ただひたすらに相手が悪いだけなのです。

 

 そんな訳なので、そりゃもう見た瞬間、初対面のその瞬間からちょっと嫌われてしまうのです。関係値はマイナス値スタート固定です。

 

 これは彼女らの性格が悪い、というより人間として当然の防衛反応なので仕方がないという側面が強いです。

 

 凡人の世界、『普通』の人の世界、というか日常において、世界を変えるレベルの天才は正しく『侵略者(インヴェイダー)』でしかありません。

 

 『天才』は同じ土俵の凡人の努力の価値を零落させます。

 

 凡人自身の中の相対的な頑張りの自己肯定を、絶対的な成果で否定するのです。

 

 簡単に例えるなら、死ぬ程頑張って、自身の中のやる気や幸運、盤外戦術を全て使って、何とかテストで自己最高点の65点を取れた人の隣に、正統に努力して普通に毎回100点をとっている人を置くような感じでしょうか。

 

 やってらんねー、という話です。

 

 必死になる気力は、当然削がれていきますし、酸っぱいブドウ理論で彼我共にその成果を貶めなければ心が持ちません。

 

 また、その暴威は凡人の集合体である集団にも降りかかります。 

 

 集団には集団の世界観があり、その中でのパワーバランスというものがあります。

 

 これはゲームで例えればわかりやすいですかね。

 

 ゲーム序盤には、ゲーム序盤のパワーバランスがあり、そのバランスの中で強い敵や頼もしい味方がいて、お話というものが盛り上がっていきます。

 

 ですが、星野アイというユニットは、最初からゲーム後半のステータスを持つ強キャラ、というよりは過剰火力です。

 

 これは、たとえ味方であったとしても、ゲームバランスを崩して元々いるキャラクターの成長譚を破壊するものです。

 

 【推しの子】というお話の最序盤は、徹頭徹尾星野アイの物語であり、B小町の物語ではなかったのが、それを示しています。

 

 なので、パワーレベリングを経て、無事適正レベルのゲーム後半に到達しても、実質無理矢理パワーレベリングされたようなキャラクター達には当事者意識が欠落します。序盤の破壊のせいで、その後の栄光を自分達の成果として認識出来ず、虚しさと物語を奪われた怒りだけが心に燻り続けます。

 

 だから、凡人の集団に天才は不要なのです。

 

 それでも食らいつこうとする秀才や、同等の天才、そもそも価値基準が違う変人やその天才の才能を信奉している狂信者やパトロンがいなければ天才の運用など土台無理な話であります。

 

 そう、凡人達が天才を扱いきれないのは、歴史的にもよくある話。

 

 では、結局どうすれば良いのか。

 

 ……例によって、難易度・黒星であるためどうしようもありません。

 

 頑張ってメンバーの機嫌取りまくって和解したり、そもそもソロデビューしたりと、低・中難易度で使える手法は幾つかありますが、最高難易度では全て使えません。

 

 まず、メンバーの機嫌を取る手法が使えない理由は至極単純。そんなことをやってる間にアイドルとしての旬が終わるからです。確かに、難易度・黒星でも丁寧に、親切に、心を込めて対話し続ければ、彼女らと和解し、友達になることは出来ます。が、その為にはセンターを全て譲り、仕事をほぼ全て譲り、意図的に能力の出力を落としたりして、そもそもアイドルをやるのではなく彼女らの機嫌を取ることがメイン業務になります。やってることほぼ裏方スタッフです。その結果、和解できただけでB小町というアイドルユニットは万年地下アイドルというあまりにも本末転倒な話になってしまうのです。

 

 で、次はソロデビューに関して。これに関しては、完全に時流が悪いです。星野アイがアイドルやるのは2000年代のユニットアイドル文化の全盛期。業界は徹底的に成功パターンや黄金パターンを重用し、大手事務所同士が練り上げたグループ同士がぶつかり合い、そこから外れているソロアイドルとかいう異端はそもそも相手にもされません。あと単純に、ゲーム的には人数由来の圧倒的物量に負けます。コンテンツ供給量は正義なのです。……大手の48人を零細事務所の1人でしばき倒すとか無理すぎるッピ。

 

 なのでゲーム的には雑魚、足手纏い、何ならメンバー全員がアイに敵対的でもグループ売りという体裁は保つ必要があります。本当に嫌な現実の話をするなら、引き立て役がいた方が、優れているものがより優れて見えるという人間のどうしようもない性質もあります。人類は比較が大好きなのです。

 

 斎藤壱護もその辺よく分かっていたので、どれだけ歪な状態になったとしても目を瞑り、グループ売りを続けたのでしょう。合理と感情が噛み合わないことなんて社会に出てからはよく直面する問題です。

 

 という訳で、戦法は原作と同じ、アイを中心としたアイの為のユニットグループ運営。嫉妬や排斥は耐えて耐えて耐えまくります。

 

 では、早速初対面イベントをやっていきましょう。

 

 

 

『イベントログ 加入!B小町

 

 

 

"私はにこやかにグループメンバーと初対面の挨拶をした10秒後"

 

"───事務所の給湯室に引っ込み、笑顔で社長の胸倉を掴んでいた"

 

『お、おい、アイ!どうしたんだ。何が』

 

『どうしたもこうしたもないよ〜社長さん。私をあのグループに入れたら、どう考えてもあの子達の青春吹き飛んじゃうよね〜』

 

"私は、柄にもなく怒っていたのだ。正直に、冷静に俯瞰するならとんでもなく傲慢な被害妄想で"

 

『いや、そんなのやってみなきゃ……』

 

『"わかってる"よね、社長さん。顔に書いてあったよ。実際、私もそー思うし』

 

『……ぐっ、だがこれ以外に方法が……』

 

『うーん、それはそうなんだよね。私も昨日一晩でアイドル業界の事調べてきたけど、今のトレンドはグループアイドル。無理にでもテンプレートに当てはめないと書類選考落ちなのはそうだよ?』

 

『でもね、私のような歪みきった人間と違って、あの子達は夢を見ているの。アイドルものの成功譚のように、皆んなで力を合わせて、"普通"に成長していく夢を。私、アイドルって承認欲求が生まれつき壊れちゃっててそうするしか無い人、冷徹に仕事に徹するプロフェッショナル、または血に飢えて他人と戦い続ける修羅みたいな人の集まりだと思っていたから、ちょっとびっくりしちゃった』

 

『……お前の中のアイドル像どうなってんだよ』

 

『そう、ほんとにどうなってたんだ、って話だよね。……物語の読み過ぎかなぁ〜、特殊な仕事やってたら、特殊な精神性を持ってる筈だ、なんて、ほんとに身勝手な期待だったよ。結局、ここでも"普通"じゃないのは私しかいないんだ、って』

 

『だから、あのグループに私の居場所は無いの。あのグループの旅は、これから始まるんだから』

 

『社長さんが、あの子達を見殺しにしてでも私の力を取るのなら、私は絶対に力を貸さない。私のせいで不幸になる人、破滅する人は増やさせない』

 

"お母さんは、心がどうしようも無く弱ってるだけの普通の人だった。私が"普通"に生まれてあげられなかったから、お母さんの人生は輪にかけてめちゃくちゃになった"

 

"小学校のみんなだってそうだ。私は奇行である種の壁を作り、彼らを私のホントの狂気から守る必要があった。だから、私は分かりやすい変人を演じる術を身につけ、自身の危険性を外に訴え続けた"

 

『勿論、傲慢な話、っていうのも分かるよ。結局、自分が何かを成し遂げれば、必ずその裏で誰かは不幸になる。世の中って、ゼロサムゲームだからそんなこといちいち気にしても仕方なくない?って』

 

『でも、これは違う。最初から結果が見えてる八百長で、私という存在を神か何かにでもする為のカルト的生贄行為で、そっちの意味の偶像(アイドル)になるなんて話は聞いてなかったよ』

 

『……』

 

『だから、今回はご縁が無かった、という事で。どのみち、私はひとりでしかなにも出来ないし。今は勉強も仕事も芸能も集団戦の、即ち、絆・チームワークの時代。時代錯誤な私のような個人が座る席は何処にも無い』

 

"私は、きっぱりそう断言した。物語で最後に勝つべきなのは、いつだって平凡な人間達だ。みんなの力だ。決して、ひとりぼっちの怪物なんかじゃ無い"

 

『それは違う!間違いなく、……間違い無くおまえは本物なんだ。居場所が無い訳が無い、居場所が無い社会の方がおかしい、おかしいだろ、こんなすげー奴に、ただずっと我慢しろ、耐えろ、大人しくしろ、だなんて』

 

『ありがと、社長さん。そう言ってくれる人がいるだけで私のような人には十分だよ───』

 

 』

 

 はい、ここで一時停止です。

 

 単刀直入に言えば、現在非常にマズい状況です。完全に前回まで上手くいきすぎていて油断していました。このままじゃ芸能界入りが水の泡、てかさりなちゃんフラグが全部消し飛んで、完全にリセ案件レベルまで話が進みそうになっています。

 

 まさか彼女の心がここまで高潔に育っているとは。

 

 誰もが目を瞑る問題を、彼女だけは正面から見つめていたのです。

 

 "自分がすごすぎちゃって、他の子が可哀想"、というとても主張するのが難しい主張をきちんと成功させました。これは上部だけの優しさや謙虚さで為せる事ではありません。だってこの優しさは自分に対する見返りがありませんから。寧ろ、本人が思考していた通り、一歩間違えればとても酷い傲慢であります。

 

 はーい、そんな大天才星野アイの偉業の前に、凡夫ゲーム実況者の私の思惑はギッタンギッタンに打ちのめされました。どーしよ。

 

 うーむ、……もう、最終手段・手動操作しかありません。

 

 が、いつかも述べたように私の星野アイエミュレート率は10%以下。

 

 下手な事を言えば、最悪、即精神病棟。ここまでの上振れも彼女の人生も私の指先一つで即おじゃんです。

 

 何を言えばいいのか、どうやって今の彼女の主張を翻すか。

 

 私の無い脳味噌は過去最高に空転しています。

 

 ここで大切なのは、少なくとも彼女・星野アイの中に存在する気持ち、モチベーションを使用する事です。

 

 人間は一面的な生き物ではありません。どんな強い言葉の裏にも、必ずそれと反対の気持ちは存在しています。

 

 星野アイは自身のことを極度の異常者だと思い込んでいますが、星野ルビーが見出したように、その事を"普通"に悲しむ少女性を有していたように。

 

 だから、どれだけ確かなもう一つの本音を使えるかが、鍵になります。

 

 次はこの局面で最低限守り通さなければならないことを明確にすること。

 

 今回で言えば、天童寺さりなにアイドル・星野アイの声を届けること。今、何が何でも芸能界に入りたい理由は極度に絞ればこの一点のみであり、それ以外の全ては代替可能です。

 

 そして最後。斎藤壱護に隙を晒すこと。

 結局、結論を覆すのは彼です。自分で切った啖呵を自分で翻す事は不可能であるからです。

 

 で、あれば、私が星野アイとして言うべき事は───

 

 

 

『あっ、でも金欠なのはホントだから、普通にバイトはさせてよ、社長』emu71%

 

『───そうだ!それだ、その手があったか!よし、おまえはB小町の「研修生」だ!』

 

『どうしたの?社長、というか研修生って……』キャラクターAI-ON

 

『アイドルがデビューする前の下積みみたいなもんだ。大手事務所がやってる奴だな、レッスンするのはおんなじだが、そんな中で正規メンバーのバックダンサーしたり、なんやかんやの幅広い雑多な雑務を担う先輩への手伝い的な奴だ。雑多な雑務とかおまえ得意中の得意だろ』

 

『成る程、確かにそれならグループ活動という程でソロでお仕事出来る……考えたね、社長』

 

『そう、お前は「B小町研修生」という1/1のユニットで活動する事になる。で、一番大切な仕事が正規B小町の宣伝だ』

 

『だとしたら、研修中はお面とかつけた方が良いかも。結局、そのプランだけだと正規B小町を私が喰っちゃう可能性は存在しちゃうし。研修完了したらお面が取れる、とか言ったら物凄く話題性がありそうじゃない?人間、分かりやすく伏せられた秘密があると気になって暴きたくなるのが本能だし』

 

『じゃあ、あれか、お前は仮面付けた謎の変人研修生アイドルとして』

 

『そ、道化を演じる。下手したら中身実はおじさんなんじゃ、とか言われちゃうくらいに。絶対に正規の、正道の可愛さでB小町と競合しないように。これだったらダンスが妙にキレキレでも、パフォーマンスのクオリティが冗談みたいに高くなっても、「面白さ」として処理される』

 

『でも、いいのか?その、ルックスは、一切使えないんだぞ』

 

『"たった"それだけなら、モーマンタイ!昨日も言ったでしょ、私、可愛いだけの女じゃないんだよ』

 

『歌って、踊って、話せたら、私はそれで十分』

 

『何だったらそっちの才能が開花しすぎて、仮面外すに外せなくなっちゃうかも』

 

『いや、それはねぇ。絶対に外させる。お前のルックス腐らせるのは純粋に芸能界にとって損失だ』

 

『だが、まぁ、これで一先ず話は纏まったか。んじゃ、芸名決めとかないとなぁ』

 

『じゃあ、カルバノグ』

 

『1975年のイギリスのコメディ映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』に出てくる赤い瞳の殺人兎の名前だよ。弱そうな兎の見た目のまま、騎士達を皆殺しにしちゃうの』

 

『アイドルとしての名前にしちゃ、濁音入ってるし、ちょっと男っぽすぎないか?』

 

『そっち方面では、お面取るまでは売らないって話だったでしょ。いいじゃん、面白外国人枠みたいで』

 

『本当に徹底的にやるんだなぁ、少しは下心とか出ないのか?ほら、私の事も"愛して〜"的な』

 

『ん〜、"ない!"人を踏み潰してまでして、得るものじゃないでしょ、愛って』

 

『そうか、お前、ホントにアイドル向いてるけど向いてないよ』

 

 ─────

 ───

 ─』

 

 イベント・『加入!B小町』終了

 

 リザルト

 星野アイ→B小町研修生所属に

 芸名 『カルバノグ』を入手

 この芸名使用時、美貌・魅力が1になり、話題性・役者・バラエティは少し上昇する。

 ─────

 ───

 ─

 

 

 はい、何とか最小限のダメージで止めました。アイドル・美貌,魅力関連のスキル・ステが全て封印状態になっただけなら……正直、めっちゃ辛いですけど、ギリギリ上振れ分で勝ってます。

 

 封印状態の仕様はぴえヨンマスクを装備した時と同じですね。アクアとルビーで何度かやったので、立ち回り自体はギリできます。

 

 あと、さりなちゃんは、このゲームだと七夕のラジオで初対面だと思うので、たとえルックスが無くとも……多分、きっと、おそらく、アイを推してくれる筈……ふ、不安だ。

 

 くっそ、こうなったらB小町をとっととメジャーデビューさせて、封印解除を狙うしかありません。死ぬ程下積み期間長ければ、あの初期メン3人組のアイへの認識もめちゃくちゃ便利で面白い可愛がり甲斐のある後輩に……なる筈です。正直、私は、仮面取った瞬間に元の木阿弥になる可能性も高いと踏んでいます。いや、その為の『ポラリス』の精神保護か。

 

 というか何したら仮面取れるんでしょう。パッシブ見てもログ見てもさっぱりわからん。

 

 ……東京ドームとか言ったら私は即データリセット押しますよ。ゲームクリア後の使い所が特に無い隠しキャラみたいな扱いされたら困ります。

 

 ───いや、実績・『クイズ王』的にはカルバノグ名義のままでもいけるのか……、別にクイズ番組にルックスは関係ないし。

 

 うーむ、もう何が何だか分からないので本日はここまで。

 

 次回から、ルックス縛りのアイドルとかいう訳の分からない苦行が始まると思われます。

 

 正直、次回辺りで完全に詰んで最終回になる可能性もありますが、その時は動画タイトルのナンバリングで察してください。

 

 ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。