ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 〜ド派手なユニバース戦士〜 作:通りすがりのヒーロー
「あの、えっと…」
「どうした、願いが無いのか?」
「いえ、あるにはあるんですが…。って普通に会話してるけど違うのよ!」
「?何が違うと言うのだ」
「いや、まずここどこ?ってのとあんたcv:梶○貴のテガソードだったよね?何これなんかのドッキリ?それとも夢?」
「これは夢でも何でもない。現実だ」
「そっかー、現実なのかー、っってそんな簡単に受け入れられる訳無いでしょうがぁぁぁ!!」
「落ち着け!一体どうしたと言うのだ。悪いが少し記憶を覗かせてもらう」
混乱中の俺の頭に光に包まれて、一瞬気を失った。
「そういう事だったのか、通りで話が噛み合わなかった訳か」
「は?え?今何したの?」
正気を取り戻したが、以前困惑はしている。
「すまない、事が事だった故、貴様の記憶を見させてもらった。どうやら貴様は別の次元からこちらに転移してきた人間のようだな」
「…は?次元?転移?って言われても意味分かんねーよ!そんな非現実的な事を信じろってか!?」
「無理もない、その様子を見るに自身の意思で来た訳では無い様だ。事故か誰かが仕組んだのかは分からないが、全ての指輪を集めれば道は開けるだろう」
「…未だに釈然としないが、まとめるとここはテガソード…つまりスーパー戦隊(細かく言うとゴジュウジャー)が存在する世界で、どういう訳か俺は異世界転移して指輪争奪戦に巻き込まれたって事ね。元の世界に戻るには指輪を全部集めて願いを叶えるしか無いって事。……はぁぁぁぁ、しゃーないやってやるよ。契約だ!俺の願いは元の平穏な暮らしに戻ることだ!」
「契約成立だ。その指輪の力は
テガソードがそう言うと周りが突然光りだした。
「ちょっと待てよ!まだ聞きたい事がっ…!!」
「あー戻された!」
気が付くと部屋に戻っていた。
「レンジャーキーに変えるったって言われてもなぁ」
正直物体って言ってもどこまでOKとか分からないし生き物にやって戻らなかったら怖いんですけど…
「物は試しでやってみるか」
とりあえず近くにあったティッシュ箱で試してみる。
「いけ!
するとティッシュ箱がレンジャーキーに変わった。
「おぉ、出来た。一応戦隊の力じゃないからマネキンみたいな見た目になるのか。とりあえずブランクレンジャーキーとでも呼ぶか。よし今度は逆に戻れ!」
そういうと元のティッシュ箱に戻った。
「任意のタイミングで戻せんのね、良き良き。これってセンタイリングでも出来んのか?やってみっか!
指にはめていたゴーカイジャーリングに向かって能力を発動させると予想通りゴーカイレッドのレンジャーキーに変わった。
「よっしゃ、リングも対象なら戦術がだいぶ広がるぞ!…その為にも多く指輪集めなきゃな。いや、てかまだ変身してないぞ?確か手を叩いて変身するんだよな。どーせなら本家の動き取り入れたいな。ちと練習するか」
〜1時間後〜
「よし、最後の練習だ!」
「エンゲージ!」
『センタイリング!』
まず右手を顔の右側に持ってくる。ここでクラップ1回。
次にそのまま両手を左腰、右腰の順番に持っていく。それぞれで1回ずつクラップ。その後右1度両手を離してそれぞれの腰に戻すその後すぐ右手を体側に引いて左手は突き出してすぐに右手と左手を逆にする。この時両手が重なる瞬間にクラップ1回。最後に顔の左側に右手を持ってきてクラップ2回する。その時1回目は手を合わせる形で、2回目は右手を時計回りに90度曲げてクラップ。それと同時にグリップのボタンを押す。その後右手をテガソードの刃が前を向くように体側に引き、左手は手のひらが見えるように前に突き出す。
『ゴーカイジャー!』
『ゴーーーカイジャー!』
「おぉ!出来た出来た!ついでにあの謎の応援の時のセリフも少し考えたし、これでとりあえず何とかなるかな」
とは言ったものの、これからどうすれば良いか皆目見当もつかない。せめてゴジュウジャー見終わった後なら何とかなったかも…
「ん?てか今って何月だ?は、1月?」
周りにあったカレンダーやスマホで確認したら時間が約1ヶ月程逆行していた。
「まじかよ、放送日が本編と同じ日付と仮に仮定すれば2週間近くしかないのかよ…」
正直ゴジュウジャーを敵に回したくはない。主人公補正入ってるだろうから戦ったら基本負ける。一応ゴジュウジャー側も同盟を組んでただけで最終的には指輪をかけて戦うんだろうけど、それまでは協力体制を求めるしかない…
「とりあえずそれまでは指輪集めに専念した方が良さそうだな。っってもどうやったら巡り会えるのかねぇ…」
とりあえず今後は無意味でも外に出るか…
あれから数日外をうろつくが、指輪持ちと一向に出会わない。
「やっぱ指輪をはめといた方が良いのか?でも超強い指輪持ちと出会うとダルいんだよなぁ…」
今日も無理と切り上げて帰ろうかと思ったその時…
ドッカーン!!
「キャー!誰か助けてー!」
叫び声と爆発音!?まさか敵組織のブライダン?だっけ、そいつらの仕業か!
「考えるのは後にして、とりあえず向かおう!」
音の発生源に向かってる最中に逃げていた人に話を聞くと「いきなり爆発して大パニックな状態」になっているらしい。そんなこんなで、発生源に無事たどり着いた。
「居た。あんたがこの騒動を起こしたやつか?」
周りが爆発した後があるのにも関わらず逃げずに余裕そうに突っ立ってるやつが居た。流石にこの流れで人違いは無いであろうと信じたい。
「ん?あぁその通り。俺がこの騒ぎを起こしたが何か?」
「あっさりと教えてくれてどーも。なんでこんな事した?」
「説教か?嫌だねぇ、正義のヒーロー気取りってのは」
「そんなヒーロー気取りのやつでもこんな事しちゃ良くないって事ぐらい分かるんだけど?」
「うっせーな、俺が
いちいち癇に障る野郎だな。しかも勝手に独り身扱いしやがって!だけどあいつ分かりやすく指輪見せつけてんな…
「あっそ、ならこれでも関係ねーって言えんの?」
俺は持っていた指輪を見せつけた。
「!?なんだ指輪持ちか。そんなら勝負してやる!そいつは頂くぞ!エンゲージ!」
『センタイリング!』
『ダイナマン!』
指輪を悪用する奴も居るってことか。実践未経験で不安だらけだけど、負ければその時点で終わり…
「結局何もしなくてもやられる!なら一か八かやるしかない!エンゲージ!」
『センタイリング!』
『ゴーカイジャー!』
『ゴーーーカイジャー!』
「いざ掴め、ナンバーワァーーーーンッ!!」
「ゴー!ゴー!ユニバース!!」
「爆発最高!炎上上等!派手さナンバーワン!ダイナレッド!世の中全部ぶっ壊してやる!」
「フレーーー!」
「俺はヒーローじゃない。自由な海賊さ。お前の事は気に入らないから倒させてもらう!派手に行くぜ!ゴーカイレッド!これがほんとの初航海だ!」
「No.1 Battle!ReadyGo!!」
「冥土の土産に教えてやる!俺の能力は
俺の頭の上に爆弾が生成され落ちてくる。
「っ!!マジかよ!」
咄嗟に避けたが、反応が遅れてたらひとたまりも無かった。
「てかその能力、まんまボン○ーマンじゃねーか!」
「んな事知らねぇよ!
「あっ!能力乱用しやがって!」
とにかく避け続けるしか無い!
「いつまで耐えられるかな?
あいつ調子乗りやがって!これじゃこっちだけジリ貧だ!こうなりゃ、賭けに出るか…
「ふざけるのも大概にしろ!」
ゴーカイサーベルを携え一気にダイナレッドに近づく。
「遊んでやってたんだよ!だが遊びもこれで終わりだ!
俺の周りを囲うように爆弾が生成される。
「サンキュー、思惑通りに動いてくれて」
「は?」
「このときを待ってたんだよ!
俺は一回転して生成された爆弾を全てブランクレンジャーキーに変換した。
「なんだとぉ!?」
あいつが驚いてるうちにレンジャーキーをひとつ拾いサーベルに差し込み、一気に懐まで近づいた。
「しまっ!!」
『ファーイナルウェーブ!』
「これで終いだ!」
「ゴーカイスラッシュ!!」
勢いをつけた一閃で奴を切りつけた。
「ふざ、けんな…」ドサッ
「この俺こそが、派手さ…いやド派手さナンバーワンだ!」
「WINNER!GOKAI RED!!」
カンカンカンカーン!
『ウーウーウーウー』
「それじゃあ、後はお願いします」
「はい、ご協力感謝致します!」
「クソッ、こんなはずじゃ!」
「黙って歩け!」
あの後警察に連絡して連行して貰うことになった。指輪の力で起こした事だったとはいえ、多くの人に迷惑をかけたのは事実だからな。ちなみにブランクレンジャーキーに変えてた爆弾は勝敗付いた後消滅した。多分指輪の能力が消えた事が影響してるんじゃないかと思う。
「因果報応だな。…なんにせよ、指輪をゲット出来たのはデカイな」
手に入れたダイナマンの指輪を見つめながら思う。やっと2個目なんだ。全ての指輪を集めるまでの戦いは長い。もっともっと強くなる必要がある。その為にも同盟を組まないと…
「さて、これから忙しくなるぞ…!」
〜Next No.1 Battle〜
「あれってブライダン!?」
遂に始まる本編の物語!
「その指輪は頂きます」
三五に襲いかかる敵襲!
「コイツを使ってやる!」
そして会合する…
「アォォォォォン!!」
第2話 目覚めた巨神!はぐれ者との出会い
Rady Go!